斜線堂有紀のレビュー一覧

  • 名探偵と学ぶミステリ 推理小説アンソロジー&ガイド

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    ネタバレ

    【収録作品】
    楠谷 佑「パブリック・スクールの怪事件」…ホームズ&ワトソン
    ガイド第1回 ミステリのおもしろさ。
    辻 真先「アルセーヌ・ルパンのお引っ越し」
    ガイド第2回 名探偵とは誰でしょう?
    斜線堂 有紀「キャロル・ハートネル大いに憤慨す」…ポアロ
    ガイド第3回 トリックとは何か?
    水生 大海「一つの石で二羽の鳥を殺す―To kill two birds with one stone.」…ミス・マープル
    ガイド第4回 推理とは何か?
    青崎 有吾「シチリアオレンジジュースの謎」…エラリイ・クイーン
    ガイド第5回 どんでん返しとはなんでしょうか。
    阿津川 辰海「オムレツは知っていた」…ネロ・ウ

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    2025年06月10日
  • キネマ探偵カレイドミステリー~会縁奇縁のリエナクトメント~

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    ネタバレ

    【収録作品】
    作為改変のコンティニュイティ
    懐古所以のオデッセイ
    断崖空壁の劇場落下
    水没錯誤の幽霊譚
    一生一会のカーテンレイス
    会縁奇縁のリエナクトメント

    引きこもりの名探偵・嗄井戸と、ワトソン役の奈緒崎のコンビ……だが、今作では、それぞれが相手に必要とされる人間になろうと奮闘する様が描かれる。
    最終話がきれいに決まって頰が緩む。

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    2025年06月10日
  • 禁断の罠

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    個人的に好きなのは『大代行時代』と『ハングマン─雛鵜─』のふたつ。
    ハングマンはとても設定が好きなのでせっかくならこの短編よりも長尺で読んでみたいと思った。大代行時代はまとまりが綺麗で満足感がある。
    1人の作家目当てで購入した本だが、どの話もそれぞれの面白さがあった!

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    2025年06月04日
  • ゴールデンタイムの消費期限

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    AIって本当にすごいですよね。
    何かするときに、人間である必要があるのかと思うけど、「人間らしい矛盾さとか、弱さとか、感情はAIには表現できないでしょ!」
    と、以前の私は思ってたし、信じてたけど

    今は、そういう不完全な人間らしさも、コピーできてしまうAI…恐ろしいですね。
    AIが作った小説、レシピ、音楽…
    言われなきゃ分からないんだろうなーと私は思います。


    そして。才能って、怖い贈り物ですね。
    私にはそんなものなくて、小説の中の彼らと比べるとずいぶん身軽な人生だと思うんだけど

    それでも「ずっと続けてきたものや頑張ってきたことを辞める勇気」とかは、私でも分かる。
    好きで居続けなきゃいけな

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    2025年05月28日
  • 百合小説コレクション wiz

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    今回のアンソロジーに可愛い百合はいない。
    全体的にビターテイスト。
    一発目の『選挙に絶対行きたくない家のソファーで食べて寝て映画観たい』から刺しに来てて呻きそうだった。
    『パンと蜜月』や『悪い奴』で描かれる愛は歪で、『運命』の二人には苦難が待ち受けている。
    ああでも『魔術師の恋その他の物語』は少し酷くて悲劇的だけど、ドラマティックだったな。

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    2025年05月25日
  • 禁断の罠

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    時代を感じさせる内容のものがいくつかあったけれど意外性という点では物足りなかった。それでも1作目のラストや4作目の動機の切なさは個人的には好みのものだった。

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    2025年05月04日
  • キネマ探偵カレイドミステリー~会縁奇縁のリエナクトメント~

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    2025年。お初作家。
    デビュー作がキネマ探偵らしい。引きこもり大学生のカレイドは、アパートに2Fを映画観賞用に改造して、そこで映画を見てばかりいる。1Fに住んでる大学生奈緒崎をワトソン役にして探偵したり。
    カレイドが引きこもりから復帰していく様子と、大学を卒業した奈緒崎がカメラマンになるまで。

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    2025年05月12日
  • キネマ探偵カレイドミステリー~会縁奇縁のリエナクトメント~

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    ネタバレ

    前作を読んだことはなかったのですが、
    今作からでも楽しめる内容で安心しました。

    "カレイドミステリー"ってなんだろう…
    そんなミステリーのジャンルがあるのか〜
    と思いながら読み始めたらあっ名前か!と最初にふふっとひと笑いしてしまいました。
    よく知る名作から、名前は知ってるけど読んだことない作品まで出てきて、どんな映画が出てくるのか楽しみながら読むことができました。
    圧倒的な映画の知識で事件を解いていく、
    すごい才能だと思いました。

    前作を読んでいないのでカレイドがどれだけ
    部屋から出てこなかったのかがわからないのですが、事件を通して少しずつ変化し前向きに変わっていったの

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    2025年08月07日
  • 君に贈る15ページ

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    15頁じゃ物足りないと思っていたけど、全然そんな事なかった。
    むしろ初めての作家さんに挑戦するには丁度良い長さ。
    『超能力者じゃなくたって』と『世界が十五になる前に。』が可愛くて好きだなあ。
    でも『息継ぎもできない夜に』や『初恋灯籠』のような切なげな雰囲気の短篇も良い。
    『朝の読書だ nyan』はあまりにも微笑ましすぎて、アンソロジーの締めにして大正解だわ。

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    2025年04月20日
  • 斬新 THE どんでん返し

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    どの作品も正統派とは言い難いので、“斬新”という表現がピッタリだと感じた。
    アンソロジーは初めましての作家さんに出会えるから良い。
    芦沢さんの「踏み台」がイチオシ。
    ストーリーだけでなく登場人物や相関関係にも興味が湧く。
    多分私、この人の描く人間が好きなんだろうなあ。

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    2025年04月19日
  • 廃遊園地の殺人

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    内容は面白い。

    舞台設定もロマンがあって素敵だけど、廃遊園地の描写が物足りない気がした。廃墟らしい仄暗さとか不気味さを期待してたけど、あまりそうではない。

    登場人物も全体的に特徴が掴みづらく、誰かが死んでも「あっ、死んだんだ」みたいな感じ。

    トリックは良かったがリアリティを感じきれず、のめり込めなかった。もう少しスリルや、物語の緩急が欲しかった。

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    2025年04月09日
  • 貴女。

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    初めて百合小説というジャンルを読みました。
    時代設定や環境の違い、人への想い方が表現の仕方で全く違う百合小説を感じました。

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    2025年04月09日
  • 名探偵と学ぶミステリ 推理小説アンソロジー&ガイド

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    若年層のミステリの初読者を念頭に、ホームズやルパンといった古典的名探偵たちを紹介しつつ、日本の人気作家による彼ら彼女らの新作パスティーシュ短編までも掲載しているというなんとも贅沢なミステリ入門書。
    自分が子どもの頃に学校の図書室にこの本があればもっと古典ミステリをがっつり読んでいただろうに…

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    2025年04月09日
  • キネマ探偵カレイドミステリー

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    映画を使った謎解き物語ということで、読む。

    まぁ、確かに映画が柱となっているのだが、ラノベであることに変わりはなかった。やっぱ、もう、ラノベは私には合わくなっている。

    キャラクターだけで読むのは、しんどい。

    お話に魅力がないんだよなー。

    星は3.3くらいか。
    続きもあるようだが、積極的に読みたいとは思わない。

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    2025年04月09日
  • さよならに取られた傷だらけ 不純文学

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    ほぼ「先輩」と「私」しか登場しないが、1話が1ページで綴られて、あらゆる可能性を感じます。様々な世界で出会い、理不尽なことにもけっこう巻き込まれる話が多いけど、「先輩」と一緒にいたら何があっても大丈夫なんじゃないかというような不思議な安心感を感じた。

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    2025年04月06日
  • 廃遊園地の殺人

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    ネタバレ

    廃墟となった遊園地に集められたメンバーが殺され、謎を解くことになる主人公たちを描いたミステリー。 そもそもの発端となった遊園地での無差別テロが起きた理由が明かされた時は、これまでのミステリーではあまり見たことがないかもと思うくらいには新鮮だったけど、他にやりようがあっただろと思わずツッコみたくなった。本筋と関係ないけど「走屋」という登場人物が主人公にやたら突っかかってた理由が明かされないままフェードアウトしてたのは一体…?

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    2025年04月03日
  • 禁断の罠

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    それぞれの思惑が違う短編集。初めての作家さんもいて、それなりに楽しめたが、表題の『禁断の罠』に期待を持ち過ぎたかな。

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    2025年03月26日
  • ミステリ・トランスミッター 謎解きはメッセージの中に

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    不思議な世界観。この作者さんの本はこれで2冊目だが、とにかく現実のようで現実でない世界観が得意な方なのかな?という印象。

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    2025年03月20日
  • ミステリ・トランスミッター 謎解きはメッセージの中に

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    5本入ってましたが全体にミステリというよりSFみが強かった気がします。「ある女王の死」が特に好きでした。「妹の夫」の最後は思わずにっこりして胸がスッとしました。「ゴールデン〜」は和製シャーロックホームズがいいキャラしてて長編とかで見てみたいと思いました。

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    2025年03月08日
  • 廃遊園地の殺人

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    「廃墟探偵」というのが珍しくて手に取りました。
    廃墟マニアのフリーター眞上永太郎が、二十年前に銃乱射事件が起きた廃遊園地で謎を解くミステリ。
    犯人が考えたトリックがなかなか大掛かりで、素人がそんなに上手く実行できるのかモヤモヤはしましたが面白かったです。
    登場人物の会話が不自然というか、いやに攻撃的だったりそんなこと言うかなと思うものだったり(後から実は…と明かされるのもありますが)読んでて引っ掛かる箇所がちょこちょこあったのは気になりました。

    第二弾も眞上くんと十嶋の対決?っぽいですね。眞上くんが何者なのかもいつか分かるのかな。

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    2025年03月03日