青山美智子のレビュー一覧
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『木曜日にはココアを』から続く続編の本作を手に取ったのは、久しぶりに青山さんが紡ぐ「ご縁」の物語に心癒されたかったから、といったところか。
前作同様、マーブルカフェが起点となって、人から人(時には動物)へとご縁が繋がっていくのだが、本作で印象に残ったのはそれだけではなかった。
繋がったご縁とは実は儚いものでもある。どちらかがぞんざいな扱いをしたら、あっけなくちぎれてしまうもの。その人に対してちゃんと誇れる自分でいたらまた会える…という述懐の部分。
確かに作中に登場する人物たちは皆、何かに真剣に真正面からひたむきに取り組む人が多かったように思う。そういう人にはその人にとってかけがえのないご縁が巡ってくるものなのだと。
癒されるどころか、何やら励まされるような読後感を味わっている。 -
Posted by ブクログ
目次
*青山美智子
「サロンエプロン」
*朱野帰子
「痛い人生設計を作る、ルノアールで」
*斎藤千輪
「究極のホットケーキと紅茶占い」
*竹岡葉月
「不純喫茶まぁぶる」
*織守きょうや
「彼と彼女の秘密と彼」
*小川糸
「イルフロッタント」
ちょっと気分が沈んでいたり、迷ったり、悩んだり…
喫茶店で過ごすひとときは、そんな私たちの心を癒してくれる。
6人の作家さんによるアンソロジー✡。:*.゚
最初は青山美智子さん『サロンエプロン』
うんと短いお話だけど、この一冊のプロローグって感じがしてトップバッターにぴったりだと思う。
私が好きだったのは、朱野帰子さん
『痛い人生設計を作る、ルノアールで』
もうタイトルがいいでしょ?
〝痛い人生設計〟だよ?
期待通り面白かった。
竹岡葉月さん『不純喫茶まぁぶる』
も好き
なんせ〝不純〟だからね(*´艸`*)
予想もしなかった展開で、そうきたか!と思った。
そして無性に太麺のナポリタンが食べたくなっちゃった。
アンソロジーって気軽に読めて楽しいですね。
前向きになれる一冊でした( *^^人)♬*
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Posted by ブクログ
この本のキャッチコピーをつけるとすると‥
心が透明になる、大人の絵本かな?
児童文学や絵本のような可愛らしい、優しい言葉で綴られています。
だからなのか、友情や仕事など個人的な話だと、すんなり読めるのですが、男女の話になると、それが初デートでも夫婦間の話でも、ストレートで可愛すぎて、やめてー、恥ずかしいー、と照れてしまうような気持ちになってしまい、逆に、ちょっと引いてしまいました。
だけど、最後まで読むと、そういう思いもどこへらやら、全てが、サイダーを飲んだ後のような爽快感、スッキリした気持ちです。
こういうのを、デトックスというのでしょうね。
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Posted by ブクログ
鎌倉というフレーズに惹かれて手にしてみたらなんと青山美智子さん!
期待を裏切らず、ファンタジーでありながら日々のお悩みを希望に変えてくれる要素満載でした。
うずまきがキーワードであり、蚊取り線香から始まってつむじ、巻き寿司、ト音記号、花丸、ソフトクリームとすべての章がうずまき模様のものがお助けアイテム。
うずまきのパワーってなんだろう…と思ったけれど、クロソイド曲線の図を見た時ピンときた。
これって勾玉のカーブ…ホントにパワーありそう
普段うずまきを意識することはないけれど、たくさんのうずまき模様に色々な意味があるのだなぁとしみじみしてしまった。
何より、平成という時代を逆行しながら、様々な人と人が絡み合い影響を受けたり与えたりして「今」があるという展開が面白い。
一章の蚊取り線香で登場した人物達の過去の姿や出会いが章を進むごとに明らかになる。
あれっ、この人ってどこかの章に出てきたあの人?
と何度もページをめくって確かめながら、行ったり来たりの読書はまた楽しかった。
そして、平成という時代に学生から社会や家族という環境の変化を歩んだ人には、その当時を思い出すアイテムが盛りだくさん。懐かしさでいっぱいになるはず。
巻末の平成史特別年表は、最後まで読んだ後のお楽しみ。あの人がここで登場してたんかーい!と間違え探しの答え合わせのよう。もう一度読みたくなることが間違いなしですぞ。