青山美智子のレビュー一覧

  • 泣きたい午後のご褒美

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    カフェで、喫茶店で、茶屋で。
    様々な悩みを抱えた人達が、ほっと一息つける場所。
    そこには心を温めてくれる、美味しい料理や飲み物がある。

    6つの短編、どれも素敵でしたが、織守きょうやさんのお話が一番お気に入りです。

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    2025年08月13日
  • ほろよい読書 おかわり

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    お酒は詳しくないけど、
    どの話も楽しんで読めた!

    お気に入りはオイスターウォーズ!
    対岸の家事の作家さんだったのね...!

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    2025年08月12日
  • ほろよい読書 おかわり

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    お酒にまつわるアンソロジー第二弾。

    ほとんどお酒が飲めないけれど、美味しく飲めたらいいなぁと常々思っている私。なんとなくほろ酔い気分になる読書時間。

    青山さんの、下戸なのにバーへ通うライターさんの話、一穂さんの、ベトナム人の継母との話、が好きだったな。
    奥田さんの、高校生の姪っ子の話もよかった(メキシカン作れる親戚なんて最高!)。

    私も美味しい料理を堪能したい〜!

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    2025年08月12日
  • 鎌倉うずまき案内所

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    未来に向かっていく、または過去と未来が錯綜するパターンに慣れていると、「過去に向かって」いく連作短編は非常に読みにくかった。そして、非常に面白かった。「見終わったあと、何日も思い出してつららが溶けるのをまた楽しむような」面白さを感じる作品。単に章のつながりを追う、人物の年表を辿りながら伏線を回収するという、仕掛けを楽しむのではなく、章ごとのテーマもずっしりくるので読みごたえもある。自分自身を投影してしまうからか、「花丸」の茂吉さん、「ト音記号」のいちかちゃんにもっとも苦しさを感じた。

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    2025年07月24日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    喫茶店を舞台にした短編集。アンソロジーで、お気に入りの作家さんから新しい出会いまで。素敵な場所が多くて、喫茶店巡りをしたくなりました。隙間時間にササっと読めた一冊。青山さんの話が読みたくて手にしましたが、すごく短くて、もっと読みたかったな。

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    2025年07月23日
  • もの語る一手

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    将棋をテーマに書いた作家さんのアンソロジー。
    それぞれ違ったタイプの世界観に入り込めてよかったです。貴志祐介さんの作品は謎解きみたいで好きでした。

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    2025年07月12日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    全部ではないけど、ほぼほぼ喫茶店を題材とした良質の短編集。読んだことのない作家のかたもいましたが、その方の作風もわかってよかったかも。楽しめます。

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    2025年07月09日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    今回も止まらず一気読み 明日も生きよう
    きっとこの小説のように、暖かくて穏やかでいい1日になるはず

    「だけどあなたが私にどんなふうに幸せをくれているのかは、私が決める。」

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    2025年09月28日
  • もの語る一手

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    将棋をテーマにしたアンソロジーです。
    地味な表紙に反して、作者陣は華やかです‼️
    ガッツリ将棋の作品もあれば、エッセンスとして取り入れているものもあり、作風もバラバラ。なかなか贅沢な1冊です。
    橋本長道「なれなかった人」
    綾崎隼「女の戦い」
    が好きです。好みの作品も別れそう…。

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    2025年07月06日
  • 鎌倉うずまき案内所

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    鎌倉という土地の魅力とともに、登場人物たちの悩みや、恋愛、家族、仕事、夢など、様々な人生の岐路が描かれた作品です。
    誰もが一度は経験するささいな迷いであり、だからこそ共感しやすいものでした。

    物語全体に柔らかい雰囲気が流れています。
    短編構成で同じ様なパターンで展開するため単調な感じも受けますが、心を整える様な読書体験をさせて頂いた本です。

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    2025年07月04日
  • いつもの木曜日

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    ページをめくる楽しさを改めて教えてくれた一冊。絵本のようで、表紙も目次も全てで一つの作品でした。シリーズ3作そろえたくなった。

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    2025年06月30日
  • 鎌倉うずまき案内所

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    ⭐︎4.0
    『はぐれましたか』
    今回は鎌倉うずまき案内所に登場人物が迷い込んだのち、人生の困りごとについて解決していくお話。
    1989〜2019年の間でそれぞれの人物が交差し、現在から過去へ話が移っていく。
    人生というのは、時代や人からの影響、環境によって自身の考え方が遷移していき、いつの間にか本当の自分を忘れてしまい、人生に行き詰まることが多々あると思う。
    初心に戻ることの大切さや、昔のことを良く知っている人物を大切にしたいと思う。きっと大事なことを思い出させてくれる。
    自分が自分で無くなった時に、もう一度読み返したい本書かと思った。
    2001年のト音記号の巻が話の中ではグッときた。
    乃木君

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    2025年06月22日
  • 人魚が逃げた

    ネタバレ 購入済み

    やっぱり銀座は素敵な街

    幸福度最高値の傑作小説!という紹介文に惹かれて読みました。
    自分が知っている銀座が散りばめられている短編にワクワクしながら、あっという間に読了。
    ちょっと不思議なエピソードが、銀座にいる人たちの間で繋がっていくのが、気持ちよかった。
    和光の下で王子に会ってみたいし、地下のギャラリーの扉を開けてみたい。
    自分はその時どんな自分になるんだろう。

    #スカッとする #癒やされる

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    2025年06月17日
  • もの語る一手

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    ネタバレ

    将棋ほとんど知らないけど惹き込まれる。将棋に魅せられた人たち。子どもの成長。賭け将棋。子どもの頃は天才。それて世界は厳しい。かーくん。千代倉。なれなかった人。なれなかった人はやっぱりなれなかった人。天才は天才。おまえレベルの話はしてない。やめ時。女。

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    2025年06月13日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    読んだ人がそれぞれのライフステージに応じて何かしら前向きになれる物語が詰まってる感じ。
    登場人物がみんな前向いてるから。
    私の今に刺さったのは彼と彼女の秘密と夜だったけど、もうちょっと歳をとったら、浮島 イルフロッタントを読んで救われる日が来るような気がするし、究極のホットケーキと紅茶占いは頭の中で映像化できてこのシリーズもっと読みたいって思った。

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    2025年06月10日
  • もの語る一手

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    ネタバレ

    将棋がテーマのアンソロジー。

    お気に入りは青山さん「授かり物」

    有名な棋士と、同じ年で同じ誕生日の息子を持つ松原芳枝。シングルマザーとして息子を育てていたが、20歳になった歳に漫画家のアシスタントになると言い出し…

    ひょんなことから出会った将棋を指す老人と出会い、将棋の奥深さにハマっていく芳枝。これまでの人生と将棋を掛けた描写にじんわりきました。

    綾崎さんの「女の戰い」

    あくまで棋士を目指す朱莉。女流棋士とは違い狭き門で、保険で東大へ入学できるのも凄いです。
    ライバルだけど、友達以上恋人未満な関係の京介が心地よく、認めてくれる人がいるだけで強くなれる関係がまた更に朱莉を上へ連れてって

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    2025年06月09日
  • ただいま神様当番

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    ネタバレ

    いつも同じバスに乗り合わせる5人のお話。
    それぞれが「神様当番」になり、わがままな神様のお願いを叶えることになる。
    神様は読んだイメージではゆるキャラみたいな可愛さなのかな?と思ったけど裏表紙を見てたら想像と違ったwwおじいちゃんがジャージ着てる(笑)

    そして各話繋がっている!!
    1番目のOLさんの話ではドキっとさせられた。私もどちらかといえば待ってばかりで自分から行動するのは得意ではないから、、。やっぱり現状を変えたいなら自分で掴みにいかないとですよね。
    「私を楽しませるのは私。」めっちゃ良い言葉!
    2番目の小学生の姉弟の話に号泣してしまった(;ᴗ;)私も弟がいるから余計に思ったのかもしれ

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    2025年06月08日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    おもしろい作品が多くて、よかった。朱野帰子さんの『痛い人生設計を作る、ルノアールで』は、偏見に満ちた編集者をギャフンと言わせるパートが超気持ちよかった。痛いと言われようと、最高よ!竹岡葉月さんの『不純喫茶まぁぶる』もとても面白かった。作品中作品なのかな?変わった構成だったけど、一味も二味も楽しめる作品だった!

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    2025年06月04日
  • ほろよい読書 おかわり

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    audible98冊目。

    前作が良かったので、わたしも「おかわり」しました。

    お酒も本も好きな身に、ピッタリしっくり、おすすめします。
    子どもの頃大好きだった「読書」が、大人になるにつれて「課題」のための読書になったり、読み始めるとすぐに爆睡してしまうになったりと、わたしの中では紆余曲折を経てきましたが。

    やっぱり、読書はたのしい。
    お酒もおいしくて、たのしい。
    大人になってから楽しむ読書も、とても良い。

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    2025年06月03日
  • いつもの木曜日

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    『木曜日はココアを』の続編。

    4杯目の泰子先生の話と、5杯目の理沙さんの話が個人的に好きだった。どっちも信号機の話。

    7杯目の優さんの話のページが綺麗な緑で、すごく綺麗だった。

    登場人物それぞれの色があって、読んでも見ても楽しい。

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    2025年05月28日