青山美智子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最近なんだか疲れていて、癒されたくて手にとりました。
青山美智子さんっていったい人生何周目なんでしょうか?
うんうんと共感したり、はっと気づかされたり、日々に忙殺されて忘れていたことを思い出させてくれたり、優しく導いてくれる、そんな作品が多いように思います。
連作短編集ですが、すべてが少しずつ繋がっていて、そこに気づくのも嬉しくなります。
あらすじは本紹介にありますので、割愛するとして、司書の「小町さゆり」さんのキャラがすごいたってる笑
図書室に訪れるそれぞれの心の声が、ベイマックスみたいだとか、らんま1/2のパンダ早乙女玄馬みたいだとか。
レファレンスコーナーのL字カウンターに埋まるくらいとあるように、恰幅のよい姿が目に浮かびます。
趣味は羊毛フェルトで、白のざっくりしたカーディガンを羽織り、ひっつめお団子には白いお花のかんざしを刺していたり、どこか可愛らしい。
どのお話も良かったですが、個人的には3章のお話がいちばん心に残ったというか、刺さりました。
あ〜〜わかるなぁ、と共感の嵐。
ここのお話で出てくる『月のとびら』いつか読みたいなと思いました。
――――私たちは大きなことから小さなことまで
「どんなに努力しても、思いどおりにはできないこと」に囲まれて生きています。
本当に、ままならないことばかり、でもそれが思いもよらない方向に進んだり、人生って何が起こるか分からない。
またいつか再読したい本のひとつです。 -
Posted by ブクログ
『木曜日にはココアを』から続く続編の本作を手に取ったのは、久しぶりに青山さんが紡ぐ「ご縁」の物語に心癒されたかったから、といったところか。
前作同様、マーブルカフェが起点となって、人から人(時には動物)へとご縁が繋がっていくのだが、本作で印象に残ったのはそれだけではなかった。
繋がったご縁とは実は儚いものでもある。どちらかがぞんざいな扱いをしたら、あっけなくちぎれてしまうもの。その人に対してちゃんと誇れる自分でいたらまた会える…という述懐の部分。
確かに作中に登場する人物たちは皆、何かに真剣に真正面からひたむきに取り組む人が多かったように思う。そういう人にはその人にとってかけがえのないご縁が巡ってくるものなのだと。
癒されるどころか、何やら励まされるような読後感を味わっている。 -
Posted by ブクログ
目次
*青山美智子
「サロンエプロン」
*朱野帰子
「痛い人生設計を作る、ルノアールで」
*斎藤千輪
「究極のホットケーキと紅茶占い」
*竹岡葉月
「不純喫茶まぁぶる」
*織守きょうや
「彼と彼女の秘密と彼」
*小川糸
「イルフロッタント」
ちょっと気分が沈んでいたり、迷ったり、悩んだり…
喫茶店で過ごすひとときは、そんな私たちの心を癒してくれる。
6人の作家さんによるアンソロジー✡。:*.゚
最初は青山美智子さん『サロンエプロン』
うんと短いお話だけど、この一冊のプロローグって感じがしてトップバッターにぴったりだと思う。
私が好きだったのは、朱野帰子さん
『痛い人生設計を作る、ルノアールで』
もうタイトルがいいでしょ?
〝痛い人生設計〟だよ?
期待通り面白かった。
竹岡葉月さん『不純喫茶まぁぶる』
も好き
なんせ〝不純〟だからね(*´艸`*)
予想もしなかった展開で、そうきたか!と思った。
そして無性に太麺のナポリタンが食べたくなっちゃった。
アンソロジーって気軽に読めて楽しいですね。
前向きになれる一冊でした( *^^人)♬*