青山美智子のレビュー一覧
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ネタバレ今まだ読んでる途中。
ほっこり系の連続短編集。ココア飲みながら読みたくなる1冊。
絶妙に嫌な人が出てきたりしても最後ほっこりで着地できるの凄い。
一つ一つにリアリティもあり、良い。
今の所一番印象深いのはオーストラリアでりさが出会ったご夫婦。血縁関係がないのが信じられないほど見た目も中身も似た夫婦。世界中の誰よりも血が濃いんじゃないかと思うって素敵だなーと。そして運命の赤い糸は血なんじゃないかという考察にも魅了された。
あと経営してるマスターのお話。画廊を持っていてあなたは絵を描かないの?という問いに対し、「俺の役割はすごい力があるのに埋もれてるヤツを引っ張り出して世に広めることだから。 -
Posted by ブクログ
青山美智子さんのショート・ショート。第一部はいろいろな世代の女性(と子供)が主人公で、それぞれチョコレートのタイトルがついている。anan連載だけあって、おしゃれ。
良い意味でも悪い意味でも特にひっかかる所なく、さらっと読んでいたら…。あー、そういうことなんだ!と驚きが。これは毎月の連載ではなく、一気に読まないとね。
そして第二部は、第一部の各章のアンサーストーリーになっていて、これまたステキ。その時相手はどう思っていたのか、ほほえましいものもあり、ほろ苦いものもあり、深みを感じる。
女性の成長の歩みを一緒にたどるようで、
まさにanan世代が共感できそう。わたしも幸せな気持ちになれた。 -
Posted by ブクログ
人魚と言えば、やっぱりアンデルセンですよね。良質な2次創作で楽しく読ませていただきましたが、エピローグは蛇足かな。こういうお話は余白と余韻を残して欲しいです。
男女(もしくは母娘)の勝手な思い込みによるすれ違いがテーマかと思います。
5話の初恋の話がお気に入り。ちょっと都合良すぎですが、この物語にはこれくらいのゆるふわ感がぴったりだと思います。1話で気になっていた2人の再登場もうれしいです。
似たような感想(エピローグが蛇足)を書いたことがあると思って調べたら、同じく青山美智子先生の「赤と青のエスキース」でした。相性が良くないのかな。でも、エピローグ前まではたいへん面白く読ませていただきま -
Posted by ブクログ
円環だった。
短編集という形を取りながら、一つひとつの物語が少しずつ繋がり、最後には大きな輪になっていく構成が美しかった。
タイトルの通り、ココアのように心がじんわり温まる作品。派手な出来事が起こるわけではないけれど、誰かの何気ない優しさが別の誰かへと受け継がれ、その温もりが巡っていく。
某SNSを開けば、男女の対立や誰かを叩く言葉、しょうもない揉め事ばかりが目に入って、つい世界はそんなものなのかと思ってしまう。
だがこの作品を読んでいると、「この世界って案外悪くないのかも」と思えた。人の温かさや優しさを、もう少し信じてみてもいいのかな、と。
青山美智子さん、素敵な物語をありがとうござい