青山美智子のレビュー一覧

  • 元カレの名前なんて忘れた

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    元カレにまつわるショートストーリー✖️4作品。
    青山美智子さん、町田その子さん、一木けいさん、山内マリコさんという贅沢な一冊。
    どのストーリーも好きだけど、山内マリコさんの二つ年上…は着物の世界も知れて私の中では1番好きな作品かな。
    新しいことに出会って、お客様のことや一緒に働く人の気持ちを考えるようになったからこそ元カレの気持ちを慮り、消化できた、昇華させられた過去。
    前に進むためのプロセスをわかりやすく表現してくれている作品だと思った。
    まぁこちとら、はるか昔の自分に重ねることすら困難でしたが…というより思い出せない。
    本気で忘れている…元カレの名前…(悲しいかな歳月の流れ…)
    ということで、無理に忘れようとしなくても時が解決してくれるよ!というのはあながち嘘じゃ無いということをお伝えしておきましょう。

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    2026年09月21日
  • 鎌倉うずまき案内所

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    「お探しものは図書室まで」が良かったので、同じ作者で、住んでいる場所に近いところが舞台と思われる本書を読んでみた。 話としては良かったと思うのだけれど、テイストが「図書室まで」と似ていて、続けて読むとやや気持ちがダレてしまった。そういう点では、もったいない読み方をしてしまった。

    同調圧力への抵抗、自己肯定感の欠如や疑心暗鬼の克服、自分にはこういう話が響くんだな、と自分の中のツボが分かってきた。

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    2026年09月21日
  • 月の立つ林で

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    とっても優しくて温かい話
    綺麗すぎて私にはハマらなかったのですが、新月を機に一歩踏み出すのはどう?って、遠くから背中を押してくれるような本でした
    タケトリ・オキナの月の豆知識はもっともっと聴きたかったな

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    2026年09月20日
  • リカバリー・カバヒコ

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    奏斗の頭、紗羽の口、ちはるの耳
    勇哉の足、和彦の目。

    それぞれの体の部位に、物理的または心理的に抱えた悩みをアニマルライドの「カバヒコ」に打ち明ける登場人物たち。
    結局は自分の心の持ちようだったり、ほんの少しの勇気を出してみることだったり、自分の中で「欠けていたこと・見落としていたこと」に気がついて、みんなそれぞれ前を向き始める。

    本当はカバヒコなんていなくても大丈夫のはずだが、人は窮地に立たされると何かに縋らずにはいられない。

    私は、公園の遊具に興味を持つ子供ではなかったけど、これから先アニマルライドを見かけたら、ふと悩みをこぼしてしまうこともあるかもしれない。

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    2026年09月19日
  • 木曜日にはココアを

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    一気読みしました。
    カフェ「マーブル・カフェ」のマスターとココアさんをはじめ、12編の小さな物語がバトンリレーのように繋がっていく構成がとても素敵でした。
    自分では気づかないところで、自分も誰かの救いになったり、優しさを巡らせたりしているのかもしれないと思わせてくれます。
    登場人物たちの温かな関係性にほっこりし、読後はやわらかな余韻に包まれました。

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    2026年09月19日
  • 元カレの名前なんて忘れた

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    読み終えてから少し経っており、うろ覚えと印象的だったことのみの記載となります。本作を手に取ったのは好きな作家さんが多かったことと、アンソロジーのタイトルが面白そうという理由からです。

    本作を読み進めてみると、主題が元カレというだけあり、構成が少し似てしまう印象を受けました。というのも、元カレを描くには、元カレとの過去の出来事、それを語る現在の視点といった時間軸的な制約が多く短編として成立させるには物語構造が類似してしまうのかなと考察しました。

    それもあり、本作の魅力としては、作家さんの豊かな表現力かなと思います。特に元カレとの関係性やエピソードを表す比喩は作家さんによって全然違う印象があったかなと感じました。個人的には一木さんの表現が好みだったかなと思います。

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    2026年09月19日
  • チョコレート・ピース

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    ネタバレ

    チョコレートは
    甘い、苦い、固い、脆い、カジュアル、スペシャル
    毒、薬、健気、傲慢

    ほんとそうだなって思った。


    寄り添う人生の瞬間瞬間で
    チョコレートの味も、チョコレートへの想いも変わるんだろうな。

    人生とチョコレートの話。




    知っているのと、わかっているのは少し違う。
    それま激しく同感。

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    2026年09月18日
  • 木曜日にはココアを

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    登場人物が、それぞれの物語でつながっていく。じんわりと心温まる。
    摩訶不思議なストーリーもあるけれど、そんなこともあるかもなと思わせてしまうのが作者の力量なんだろう。
    緑色の話が好き。

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    2026年09月18日
  • 人魚が逃げた

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    うまい。特に、5章「君は確か」の理世と友治の思い違い。おたがいの誤解から気持ちがすれ違ってしまっているのがやがて読者にはわかるが、それは理世が歌舞伎役者・喜代助の「芝居はね、観客席からが一番よく見えるものだよ。舞台に立っている我々演者には、まったく見えないことばかりだ」という言葉を思い起こし、後輩・紗奈の状況に共感するのと同じ構造。また、それぞれに希望のある結末もよかった。エピローグもいい。ところどころに出てきたモブ的な扱いの人物たちの正体が明かされて、おもしろい。
    余談。中年女性の台詞だから「ドラマチック」と表記したのかと思いきや、地の文でもそうで、その一方「ロマンティック」という表記が。「チ」と「ティ」でブレてるのが気になる。

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    2026年09月18日
  • リカバリー・カバヒコ

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    ネタバレ

    傷ついた後、変わりたいと願いながらカバヒコを撫でる各話の登場人物たちはどのお話でも、周りの人たちの助けを借りながらも、人任せではなく自分の力でリカバリーしていると感じた。
    彼らのスイッチは神社へのお参りみたいな仰々しいものではなく「身近でどこか親近感のあるカバヒコの前で自分を省みること」というのがかわいらしく、自分も身の回りのアニマルライドを探すようになってしまった。

    第4話に登場する、整体師の伊勢崎さんのセリフ

    p.174〜175 「ちょっと違うかな。人間の体はね、回復したあと、前とまったく同じ状態に戻るというわけじゃないんだ」
    「病気や怪我をしたっていう、その経験と記憶がつく。体にも心にも頭にもね。回復したあと、前とは違う自分になってるんだよ」

    これがどのお話にも通じて染みているように思う。
    変化は以前の自分を失うことじゃない、と言ってもらえているようで、柔らかく、変化を恐れずに今の自分を見つめていきたいと思わされる一冊だった。

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    2026年09月17日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    青山さんとミニチュア作家さんのコラボ
    お野菜でミニチュア作るのすごい
    可愛くて、ストーリーとも合ってた

    ほっこりする物語
    最初のカップルはその後どうなるのかな

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    2026年09月14日
  • 人魚が逃げた

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    期待して読んだものの、今回は少し物足りなさが残った。
    青山美智子さんらしい、温かみのある世界観や人々がどこかでつながっていく丁寧なストーリー展開は健在。
    ​ただ、今回はその「整いすぎた優しさ」やストーリーの先回りできてしまう感覚が強く、個人的にはあまり刺さらなかった。
    ​心温まる物語を求めている時にはぴったりな作品だと思うけれど、読書のタイミングや求める熱量によって受け止め方が変わりそうな一冊。

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    2026年09月12日
  • リカバリー・カバヒコ

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    どの登場人物にも共感できる部分があって、ベタかもしれないけどスグルくんの生き方にものすごく学ばされた…
    この世界はみんなそれぞれの物語の主人公であって、誰かの物語に登場するサブキャラでもあって…
    誰もが何か背負って生きてる事を改めて感じたし、自分にも他人にも愛を与えられる人でありたいなと思った。

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    2026年09月11日
  • 元カレの名前なんて忘れた

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    良いか悪いかは人それぞれですが、個人的には人気作家さん達による短編集だったので楽しみにしていました。
    読んでみると重ためなものもあったり軽めのものもあったりして、人それぞれ好みが分かれていきそうだなと思いました。

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    2026年09月09日
  • リカバリー・カバヒコ

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    自分で「ここが悪い」と分かる人は強い。そこから立ち直るきっかけに気が付ける人は更に強いと感じた。なかなか出来ることじゃないなと読みながら思ってしまう。
    誰もが抱きそうな日々の悩みが書かれているので、読むと、ひとつ気持ちを楽にさせてくれる。これもリカバリーといえるのかも。

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    2026年09月11日
  • 人魚が逃げた

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    ネタバレ

    青山さんのお話はどれも好き。
    理世ちゃんと友治くんのお話、もっと欲しかったなあ。取り繕ってた自分じゃない部分をお互いちゃんと好きになってて、取り繕っちゃうから辛い思いしちゃったんだね〜〜報われてね〜〜って思った。
    王子は必要だったのか?とか思いつつ、まあいいか!

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    2026年09月08日
  • チョコレート・ピース

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    チョコレートのアソートボックスのような短編集。
    読んでて、今の自分は精神的に参ってるんだなーと感じる。
    心に余裕のある人が楽しめるお話。

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    2026年09月07日
  • 月曜日の抹茶カフェ

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    そこにいる人たちみんなにそれぞれのいろんな毎日があり、エピソードがあり、
    関係しあって心うごいていくのが面白かった。

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    2026年09月06日
  • 人魚が逃げた

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    確り
    あとは確かに自分を保てばいい。
    喜与助さんのセリフ(多分海老蔵みたいな歌舞伎役者)

    人魚を追いかける王子が、各章に出てきて、最後は王子の話なんだろうなーって想像していたが、良い意味で裏切られた。

    小説家の話が良かった。
    何でこんな自分と結婚したんだろう。
    何となく面白そうだったから。

    結婚なんて、それで十分なんだと思う。
    性格が合わないとか、趣味が合わないとか。

    男女のすれ違いが上手く描かれていて、ステキな話だなと思った。

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    2026年09月06日
  • 元カレの名前なんて忘れた

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    失恋について語った短編集でした。重たい内容から軽いものまで、それぞれの作家の個性が出ている内容かなと思います。どちらかというと女性目線の強い内容のものが多かった印象です。
    星3つといたしました。

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    2026年09月06日