青山美智子のレビュー一覧
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購入済み
温かい手でそっと背中をさすってもらっているような、そんな優しさを感じる本でした。
弱った時に読みたい一冊です。
著者の他の作品も読んでみたいと思いました。 -
購入済み
日常に元気をくれる
バタバタと忙しくて癒されたかったのか、あらすじを読んで即決。
ひとつひとつの物語の主人公は自分と重なるところはないのに、なぜかとても共感できました。
彼らが図書室で出会った本とその「付録」に、自分なりの意味を見つけていく中で、生きるという大袈裟なものではなく、日常に元気をもらった感じがしました。
人と人との繋がりの大切さを、これを書きながらこの本に教えてもらったんだと、改めて…
繋がっていく物語です。 -
Posted by ブクログ
ある日突然、若年性アルツハイマー病と診断される父親とその父親をひたむきに支えていく幼い娘の純粋な親子愛を描く。
『ビューティフルレイン』は、ある日突然、若年性アルツハイマー病と診断される父親とその父 親をひたむきに支えていく幼い娘の純粋な親子愛を描くドラマ。
木下圭介は、妻と死別して以来、工場の離れで幼い娘とふたり暮らし。
下町の金属加工工場を支える腕のいい職人であり、少年野球チームの監督も務めている。
圭介は、人情あふれる下町の仲間に囲まれて、娘と一緒に楽しく暮らしてきたが、ここ最近物忘れ が激しくなり、ある日突然、その原因は“若年性アルツハイマー"だと診断されてしまう。
一方、木下美雨は、しっかりしているが、中身はまだまだ子ども。
母を亡くした寂しさを父ゆずりの明るい性格ではね除けていた。
しかし、父と仲良く2人3脚で過ごしてきた日々が、彼の突然の病によって一変することに…。
幼い娘をずっと守りながら育ててきた父と、お母さんがいなくてもお父さんと一緒なら大丈夫と信じてきた娘
――強い絆で結ばれた父娘は、この現実とどのように向き合い、どう乗り越えていくのか?
子どもにとっては親はとても大切。どんなことがあってもそばにいたい。子どもと父親の深い絆がみえた。子どもを守るために1度は離れたけど、その子の本当の幸せとは大好きなパパのずっとそばにいること。
美雨が大きくなって、父親のアルツハイマーはどうなったのか、何年後の2人の話も描いてほしかったなと思った。 -
Posted by ブクログ
【生きづらさを抱えている全ての人】向け
行きにくい世の中だからこそ、この手の小説が本当に今多い。
自分が生きづらさを感じているから、こういったテーマに惹かれるのだろうけど、
現代人本当に生きるのに疲れているのだろう。
そんな中、生き続けるためには、自分の好きを大事にする必要があって、それが自分だけでなくて、誰かの背中を押すのかもしれなくて。
だからまずは自分の心を気持ちも大切にすることが大事なのだと、改めて思わされるお話たちでした。
◾️心に残った文章
誰かに気に入られるためじゃない、嫌われるようにするためじゃない。
私の中の好きをずっと大切にしていこう。
それが私にとって何よりも確かなものだった。 -
Posted by ブクログ
「元カレ」をテーマに描いた、人気女性作家に
よる4編のアンソロジー
それぞれの作家さんらしい物語を堪能できた。
〈姉ちゃん・青山美智子〉
読後感が爽やか。最後の意外性が良かった。
〈三月なんて前世・一木けい〉
小麦アレルギーの脚本家、琴と自分勝手で
ろくでもない元カレとの過去の記憶が描かれる
〈全てはカーテンの中・町田そのこ〉
さすが町田さん!というようなストーリーだった。あの小刀、バッグに忍ばせていたら銃刀法違反に
なりそう
〈二つ年上・山内マリコ〉
着物店に就職した主人公の成長を描くストーリー
主人公のそれぞれが、元カレに対して、未練や
後悔、憎しみを持ち続けながら生きている。
そんな厄介な気持ちを持ち続けながら生きることは苦しみが伴い、なかなか忘れることさえできない。
更に元カレとの記憶は常に美化されがち。
そんな元カレとの過去を自分なりに区切りをつけようとする主人公たち。元カレと過去の気持ちに区切りをつけ、次の一歩を踏み出そうとする彼女たちを思わず応援したくなる、そんな物語だった。