青山美智子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2026.01.22
月にまつわるエピソードを絡めながら、5人の登場人物それぞれの心の変化を綴るハートフルな作品。
言ってしまえば短編集ぽくはあるものの、それぞれ5人が交差し合い、作用し合って物語が進んでいく。
5人たちと同様、わたし自身も『ツキない話』に惹かれ、次はどんな月の話だろう?と楽しみに前のめりになって読んだ。
また、きっとこの中の誰かがタケトリ・オキナなんだろうなと思い、誰なのか想像しながら読み進められたのも楽しく読めた理由の一つ。
わたしの中で1番印象に残ったのは
アクセサリー作家のminaの章。
ありがたいと思っていたことっていつのまにか
あたりまえになっていって、
ぞ -
Posted by ブクログ
大好きな青山美智子さんの新刊。
読み始めてすぐ「あれ?これで終わり?」と思うぐらいの短い一小節で、読みやすいけど日常の「一コマ」だけが書かれたストーリーで、なんとなく拍子抜けしたような感じでした。
が!
中盤くらいから、点と点が線になる瞬間があって、何度も前のページを行ったり来たりしました。
それに、その短い一小節でも元気づけられるエピソードが散りばめられてるのは青山美智子さんだなぁと思います。
特に書き下ろしとなる中盤以降は、同じエピソードでも別の人の視点から書かれていて、その時その人がなぜそんな言葉を言ったのか、行動をとったのかの理由がわかって、コミュニケーションの難しさも感じました。
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Posted by ブクログ
かぐや姫を模したつきない話というポッドキャストを軸に、色んな人物の日常から、あの人はこういう人だと思っていたのが、実はこうだった、とその人を知り、親密になったりとほっこりする短編集。
どの話も、己の視野の狭さに気づかされて、人付き合いの難しさと共に、人と関わることの良さを感じる。
ポッドキャストの話が毎回月に因んでいるのがおしゃれで面白い。「竹林からお送りしています、タケトリ・オキナです。かぐや姫は元気かな」というのを毎回挨拶のように使っているのがちょっと気障ったらしい。
第1章誰かの朔
アクセサリーと運命的な出会いを果たしたのが羨ましい。弟の配慮
第2章レゴリス
他人の芝は青い
第3章お