青山美智子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ほのぼの系の小説で思ったよりもファンタジー要素が多めな本だった。
これといった主人公はいないけど共通して銀座で突如現れた人魚姫の王子と名乗る人がテレビのインタビューを受けて『人魚姫が逃げた』と訴えてから銀座にいる人たちの間で話題に。
俳優の卵だった大学生で一目惚れしたひと回り上の元ホステスさんへ猛アタックの末、付き合うことになるが、お互いに勘違いしたり、見栄を張ってしまったりして素直になることを王子が間接的に教える。
また最愛の娘が海外留学へ行ってしまって娘立ちしないといけないお母さん。
仕事に没頭してしまい突然離婚を切り出されて未練を感じながらも結婚できたことに感謝する男性。
様々なモヤモヤに対して考え方を見直すきっかけを王子が与えてポジティブに変換できるようになる。
自分に正直に。というメッセージを感じた。
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Posted by ブクログ
「いつも通りの青山美智子さん。」
って感じ。
友人とも話になったが、
読書量が多過ぎて、さらっと読めてしまう短編を楽しめなくなってしまったんかなー
分かりやすすぎる伏線に気づいてしまうし、
短編1つ1つの主人公も、今までの青山美智子さんの作品にも出てきてんじゃない?
みんな、よくある人生のターニングポイントを迎えて悩んでたりして。
キーとなる(今回は王子)エッセンスを通して、
何か人生の大事なことに気づいていく。
いつも通りだったなー
本屋大賞にノミネートされてるから、
読まない訳にもいかないかなーと思ったけども。
こう言う本はaudiobookとかで聞いたりしたら、ええんかなー -
Posted by ブクログ
ネタバレ長年勤務していた病院を辞めた看護師、日の目を見ないお笑い芸人、突然一人娘に妊娠&結婚を告げられるバイク整備工場のオヤジ、家族友人誰にも心を開くことができない女子高生、アクセサリー作りに没頭するあまり夫との距離が徐々に離れていっている女性、
いずれも、人生土砂降りとまでは言いませんが、どよーんと曇り模様の人物が、月に関する話を毎日10分ほど配信されるポッドキャスト「ツキない話」を聞くことで、曇り模様の人生から一歩、良い?方向へ足を踏み出す話。
一話一話は独立していますが、例えば、一話の主人公が購入するアクセサリを四話の主人公が製造販売し、二話の主人公のSNSのフォロワーが四話の主人公で、三話のオヤジの家に宅配便運んでるのが二話の主人公で、さらには四話の女子高生がコケて壊したベスパ(スクーターとは書きたくない(笑))を三話のオヤジが修理したり、五話の主人公に病院紹介するのが一話の主人公であったり、みたいな感じで、各話の登場人物(主人公以外の登場人物も絡むよ)がそれぞれの話にちょこちょこ出てきたりと、知らず知らずに絡んでいます。
四話中に出てきた、竹林が根っこで全て繋がっているんだと教えてもらう件は、本作の登場人物の関係性を暗に示しているのかと思いました。
気になったのは2点
先にも書きましたが、登場人物が知らず知らずのうちに絡んでいるのは、良い(むしろこういうの大好き!!)んですが、距離的に近場で収まりすぎじゃない?と思いました。
せっかく全世界の人間が聞くことのできるポッドキャストというツールを使っているのですから、もっと広い世界の中で繋がる様だったら世界の広さも感じられよかったんじゃないのかな?
もう一つは、各話の登場人物が前向きに動き出すきっかけとなる月の話が、全て新月の話だったところはもうちょっと工夫が欲しかったかな?月には満月も三日月も半月もあるわけで、他の月の形にまつわる話で、各話の主人公が何かに気づき前向きになる・・・・って内容であった方が、話がより深くなったのでは?
それとも、作者さんが新月にこだわっているというか意図を持って新月の話ばかりにしていたというのであれば、月にまつわる話ではなく、新月にまつわる話のポッドキャストにしたらよかったのに・・・・なんてことを考えてしましました。
まあ、細かいことガチャガチャ書きましたが、そんなことは関係なしに、読み手の心がどよ~んとしているときに読むと癒しというかほっこりするのは間違いなしな作品。。
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Posted by ブクログ
文が難しくないのですぐに読み終わった。
連作短編集は各話がしつこいくらい関係していて読みにくかったりリアリティに欠ける本も多いけれど、この作品はちょうどいい具合で良かった。
40代で子供が巣立ちの時を迎える、今まで母であり妻であった自分には何もなかったのか、これからどうすればいいのか、という話はまさに私も同じ立場。家を整えるのも好きだからやってたし、目にははっきり見えなくてもそれがいい影響を周りに与えていたと思いたい。
人魚姫の話、王子がでてくるとこ、エピローグを読むとおとぎ話のような少し現実離れしたような物語。おとぎ話と現実を生きる人の話がバランス良い。 -
Posted by ブクログ
町田そのこの何かの本が好きだったから、表紙を見て読んでみた。
結果、2作目の一木けいさんの文章が好みだった。
恋の初期の末期は見間違いで、恋の終わりのはじまりは虚無らしい。
脚本家という設定に合った感性と語彙で恋の始まりから終わりまでの感情が細かく描かれていた。男に非がある(浮気)のにどうしてここまで傷つかないといけないんだ。その後男が美談として話してたのもふざけんな、と思う感性も自分と一致していた。
一作目は「姉ちゃん」の用法をうまく使った短編ミステリーみたい。
三作目は、主人公もアベサチも男性からひどい扱いを経験した2人で、トピックに馴染みがなく(あってはいけないが)受け入れがたかった。男キモすぎるな、くらいしか思えなかった。
四作目は、淡々と進んでいく。着物用語が多くて少し読み進めにくかったのと、良い話だけど元カレ描写が少なくてこれで終わり??となった。