青山美智子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『赤と青とエスキース』
これは決して、
『赤と青のエスキース』ではない。
もしこれが『の』だったら、また違った読書体験になったはず。そして私は『と』で読めたことに感謝したい。
これが初めての青山美智子なら、きっと一番面白いと思ったかもしれない。
一点だけ。
どうしても『彼女』のことを好きになれない。
明るく、前向きで、人生を切り開くヒトに惹かれる自分としては、彼女の行動や選択がどうしても受け入れられなかった。
でも、もしかしたら、それが現実的なのかもしれない。誰もが自分の選択にいつも自信を持つことができるわけじゃないし、人の好意を素直に完全に受け入れるのも簡単じゃない。
彼女が彼女だからこその『赤と青とエスキース』。
また彼女に会いたいとは思えない。
でも、彼とエスキースにまた会うためにすでに読み返そうかなと思っている。
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Posted by ブクログ
いつも心を優しくしてくれる青山さん作品。
その中で、私も一歩踏み出してみようと思えるそんな作品でした。
タケトリ・オキナという名でポッドキャストを配信している人物を通して誰かが何かを感じ、一歩動き出していきます。
仕事を変えたいと思っていたタイミングで読んだので、最初のストーリーでなんだか勇気をもらいました。
実は読んでいる途中で、他の青山さんの作品は超えないかもと思ったりもしたんですが…いい意味で裏切られました!
最後のストーリーの主人公が、自分のおかげで1人の家族に大きな奇跡をもたらしたことに気づいていないところがまたちょっとリアルで、知ってほしいー!!ともどかしく思いながらもそれがまた良かったと感じます。
やっぱり青山さんは、優しく温かい読後感に浸らせてくださる素敵な作家さんです。
読書の苦手な人にも読みやすいのではと思います。 -
Posted by ブクログ
『姉ちゃん』青山美智子
有名俳優になった"姉ちゃん"との話。青山美智子さんらしい言葉と、優しい雰囲気が素敵な話。
「あの頃の私を知っていて、愛してくれた人って、すごく特別なポジションなんだよね。」
『三月なんて前世』一木けい
「人生をあらすじにされるって厭なものだね」
元カレが、自分をきっかけに米粉パン職人になったことを知る。自分との出会いをプラスの経験に変えられるの嫌だなと思った。出会わなければ良かったと思われている方がいい。いい経験にするなよ。
『すべてはカーテンの中』町田そのこ
「恋人って、カーテンの中の関係なんだよね。」
本当にそうだと思う。周りは好きなように解釈するけれど、本人たちにしか分からないことばかり。そしてそれらは、人には説明できても理解は不可能。
『二つ年上』山内マリコ
二つ年上の恋人に頼り切って、道を整備してもらうことが当たり前になっていたことに気づく。対等な立場でいること、そうでないと長くは続かないこと、わかるなぁと思った。