青山美智子のレビュー一覧
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山中青田遊園地。この町に昔からあるアミューズメントパークだ。
全国的に知られた大きな遊園地のような最新の乗り物があるわけではないけれど、町の人たちには心和む憩いの施設になっている。
人々は親しみをこめ、この施設を「遊園地ぐるぐるめ」と呼ぶ。
青山美智子さんと田中達也さんが贈るアートファンタジー。
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開園前の遊園地がキラキラして見える。今日は僕の隣に結乃ちゃんがいるからだ。
他愛ない会話に柔らかく微笑んでくれる結乃ちゃんを見て、僕の心臓がドクンと鳴る。
勇気を出して誘った初めてのデート。快くOKしてくれたけれど、彼女は本当のところ僕のことをどう思ってい -
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ネタバレ【あらすじ】
7人の悩める人々が神社で出会ったハチワレ模様の猫=ミクジ(左側のお尻に白い星マークがある)にお告げの言葉をタラヨウの葉で一枚もらう。その言葉を参考にしてより良い人生をおくれるようになる短編集。
一枚目:ニシムキ
上司佐久間さんに21歳で初めての失恋をした美容師のミハル。ランニング中に神社でミクジに「ニシムキ」という言葉をもらう。母親の妹でフリーのグラフィックデザイナーをしている45歳の時子の新居(こだわりの西向き)に遊びに行き、時子の色んな面を知って親しくなっていき、失恋の痛みも無理に忘れようとせず待とうと考えられるようになる。
二枚目:チケット
耕介には手芸店でパートしている美 -
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ネタバレグッときたところ
三章 トマトジュースとバタフライピー
・俺はなんでも、わかりやすく表に出ているものだけで判断していたかもしれない。こいつのこと、今までどれだけちゃんと見ていたのだろう。
四章 赤鬼と青鬼
・するとオーナーは、少女みたいに楽しそうに笑った。
「もちろん思いっきり生きてるわよ。でも私はね、人生は何度でもあるって、そう思うの。どこからでも、どんなふうにでも、新しく始めることができるって。そっちの考え方のほうが好き」
私は納得する。それなら彼女らしい。とても。
オーナーは自分を抱くようなしぐさで両腕をつかむ。
「ただ、人生は何度でもあるけど、それを経験できるこの体はひとつしかない -
購入済み
ふと読みたくなる
青山さんの作品はそんな存在
他に派手なエンタメ小説や泣ける小説も
笑える小説も読むけれど、そのどれでもなく
ほっとする内容で落ち着くお話し
今作はあとがきが1番しみました
ベタですがチョコが食べたくなる
ビターチョコ -
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ネタバレとてもハッとさせられる言葉がたくさん載ってました。優しくて温かい本です。
気になった言葉が結構あったので載せます。
良いなと思ったら読んでみてください。
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「大げさかもしれないけど、人生って、単に楽しいからやるって、それが1番の決め手だよ。意味があるとか、お金になるとかはその次でさ。自分自身に何かの取柄や才能があるかどうかもあんまり関係なくて、この世を面白がれる力のほうがうんと大事だと思う。」
(56ページ)
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「私を楽しませるのは私。
順番なんて、もう待たない。
自分から世界に参加していこう。腕を伸ばして、この手でしっかりとつかんで。」(64ページ)
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「私、最近思うんだよ -
Posted by ブクログ
青山美智子さん、なんでこんなに納得感のある柔らかな希望を書くのが上手いんだろう。
設定が自分と似てるわけでは全然ないのに、読みながら主人公たちに感情移入して、なぜか自分が今悩んでることとかが自然と思い浮かぶ。
だからか読んでると、涙が喉の奥で留まってるような、少し泣きそうな気持ちになるんだけど、読んだ後は自然と現状の自分や環境を受け入れて肯定できるようになってる。
もちろんフィクションとして上手くできすぎてる感はあるんだけど、一つ一つの物語が無理に前を向かそうとするんじゃなくて寄り添ってくれるような言葉選びなんだよなぁ。
登場人物たちの年齢が比較的幅広いのもあるかもしれない。
仕事や人間関係