青山美智子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
不器用な人達の明日への一歩を踏み出す物語。
6人の不器用な男女が心身共に押し潰されそうになりながらも、九官鳥のハッチの言葉に導かれるように明日への一歩を踏み出していく姿に共感します。
一章の日本語教室の先生(臨時)、二章の芸歴10年の声優、三章の右腕を故障しているプロバスケ選手、四章の50歳ストリップ劇場のダンサー、五章のピアノを弾くのが好きな高校生、エピローグは十六夜駅の駅員…皆さん何かを葛藤しながら日々を生きている感じが伝わります。
九官鳥のハッチの由来もエピローグで明かされていて、一つひとつの物語の繋がりを感じられます!
物語は「つづく!」で、読み終わりの涼感を味わって欲しい作品です。 -
Posted by ブクログ
名古屋駅の青山さんのイベントブースで購入した。
読んでいて3話目くらいから、サンライズクリーニングがカバ並みにキーマンだなと感じ、クリーニングオーナーの話が出てくるかなと予想しながら読んだ。最終話にそのストーリーが展開されてて、しかも感動的だった。
クリーニングのお母さんは息子と疎遠だったが、息子が普段使っていたシャツは20年以上母親がきれいにしてくれたシャツだと分かったシーンは目がウルっときた。
日常の幸せを、リカバリーカバヒコをマイルストーンとして感じるストーリー。何かをきっかけで幸せになるストーリーは他の青山さんらしさのある書き方だった。