青山美智子のレビュー一覧
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「お探しものは図書室まで」
帯の仕事に悩んだら!!という文字に目が惹かれて、手に取っていた。仕事に対して病むほどに悩んでいたわけでもない、でもたぶん仕事について考えるきっかけが欲しかったように思う。
読み始めは短編小説かと思ったけど、出てくる登場人物がそれぞれ主人公になっていただけで、図書室のさゆりさんから自分をのことを考えるきっかけをもらっていることは変わりなかった。毎話、違うきっかけではあるがその図書室にみんな足を運ぶ。導かれるように。
決してさゆりさんがそれぞれの人たちの、悩みの答えを出していたわけではない。考えるきっかけの本を渡していただけ。でもそれが何人を救うことになったのだろう、 -
Posted by ブクログ
この本のキャッチコピーをつけるとすると‥
心が透明になる、大人の絵本かな?
児童文学や絵本のような可愛らしい、優しい言葉で綴られています。
だからなのか、友情や仕事など個人的な話だと、すんなり読めるのですが、男女の話になると、それが初デートでも夫婦間の話でも、ストレートで可愛すぎて、やめてー、恥ずかしいー、と照れてしまうような気持ちになってしまい、逆に、ちょっと引いてしまいました。
だけど、最後まで読むと、そういう思いもどこへらやら、全てが、サイダーを飲んだ後のような爽快感、スッキリした気持ちです。
こういうのを、デトックスというのでしょうね。
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Posted by ブクログ
『リカバリー・カバヒコ』を読み終えて、心がじんわりと温まりました。物語の舞台となる日の出公園に佇むカバの遊具「カバヒコ」。自分の痛む場所と同じところに触れると治るという都市伝説は、一見不思議な話ですが、読み進めるうちに、それが単なる体調の悩みではなく、それぞれが抱える「心の痛み」と向き合う物語であることに気づかされます。
成績や人間関係、家庭の悩み。誰にも言えない孤独を抱えた5人の主人公たちが、カバヒコを通じて少しずつ自分の傷と対峙し、癒やされていく姿には胸を打たれました。体の不調は、心の SOS なのかもしれません。読み終えた後、自分の心にも「カバヒコ」がいて、優しく寄り添ってくれているよ