青山美智子のレビュー一覧

  • リカバリー・カバヒコ

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    日常の中のちょっとした困難に立ち止まってしまう人々は、公園に古くからあり寂れたカバのアニマルライドをなでる。そのカバはリカバリー・カバヒコと呼ばれ、直したいところをなでると回復するという噂なのだ。カバだけに。

    青山さんの連作短編らしく、それぞれの話に少しずつ登場人物が絡み合う。そして少しの戸惑いや躓きで日常生活がうまくいかない人を優しく包み込むように支えてくれる。そんな物語。新築分譲マンションに住む人々の今時ながらの悩みと、公園にある古びたカバのギャップがまたいとおしく、現代の苦しさと物語の柔らかさにつらくなるも、物語を読み進めると心温まる。

    現在休職中の私にはどの話も強く心に刺さるものだ

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    2026年06月26日
  • いつもの木曜日

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    それぞれの人物での小さな物語。
    なんとなく繫がりがあって、うんうんと思う節もあったり。
    各人物のテーマに合わせた背景やイラストがとても優しく
    読んでいて癒された。

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    2026年06月26日
  • リカバリー・カバヒコ

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    公園にひっそりと佇むカバのアニマルライド。身体の悪い箇所を撫でると治るらしい。
    その公園の近くにできた新築マンションに住む5人の連続短編集。
    優しくて前向きになれる文章に、今回も癒され元気をもらいました。
    「ちはるの耳」が良かった。

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    2026年06月26日
  • 赤と青とエスキース

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    伏線がお見事な作品。読み終わった後、私は頁を戻してパズルのピースを埋めるように答え合わせをしました。エスキースとは下絵のこと。ここに登場する人たちもいろんなことを経験して、人生を作り上げている。温かい愛の物語です。

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    2026年06月26日
  • 木曜日にはココアを

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    誰かのちょっとした何かが、
    次の誰かにつながって影響していく

    短編のようだけれど、
    読み進めていくと次の誰かにつながって最後は丸くなっていく感じがとても暖かい作品

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    2026年06月25日
  • お探し物は図書室まで

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    人生に迷いを抱えた人たちが図書室を訪れ、
    司書の小町さんとの出会いを通して、
    自分の進む道を少しずつ見つけていく連作短編集。

    この作品を読んでまず感じたのは、
    「変わるきっかけは意外と身近にある」ということ。
    登場人物たちは、
    特別な才能や大きな出来事によって
    人生が好転するわけではない。

    ただ、図書室で紹介された本や、
    何気ない一言をきっかけに、
    自分の考え方を少しだけ変えていく。

    その“少しの変化”が、結果的に前に進む力になっているところが
    とても印象的でした。

    小町さんが勧める本は、
    必ずしも直接的な解決策ではない。

    しかし、その本を読むことで
    登場人物自身が意味を見つけ、

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    2026年06月25日
  • リカバリー・カバヒコ

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    何かにあやかることって悪くないなと最近思うようになった。だから、リカバリー・カバヒコのご利益は不思議と自分の中にすっと入ってきた。人は誰でもリカバリーしたいことがあって、心とか身体とかいろいろあるけど、1番は人間関係ではないだろうか。そのためには他人任せにすることなく、自ら一歩を踏み出すことが大事。カバヒコはどこかの公園ではなく、心の中にいて、自分を後押ししてくれるかもしれない。青山美智子さんの作品は心温まるものが多い。カバヒコ、ありがとう!

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    2026年06月25日
  • リカバリー・カバヒコ

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    カバヒコに魔法は使えない、奇跡も起きない!
    変わりたい自分の気持ちを振り返り、少し前向きになってリカバリーしていく姿は、自分と重なり読み手が穏やかにかつ嬉しくなれる物語だった。
    文章も読みやすくスラスラ入っていき、場面や心情も想像し易かった。

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    2026年06月24日
  • ただいま神様当番

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    心の隙間を埋めるように神様が現れる。
    大切なことを教えてくれる五つの短編集。
    小学生、教師、社長など、立場が違う登場人物達が彩りを添える。ここで言うところの神様は自身の本当の気持ちを具現化したものだ。完読です。

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    2026年06月24日
  • 赤と青とエスキース

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    最後の伏線がすごい
    内容なかなか覚えられない私でも、
    エピローグだけはスラスラと読めた
    もう一回最初から読みたくなる話
    読まなかったけど(笑)

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    2026年06月23日
  • お探し物は図書室まで

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    とにかく心温まる短編小説達でした。
    若者から老人までの悩み、葛藤を解消していくという物語でしたが、意外にも各章の登場人物全員に共感しながら読むこと事が出来ました。
    司書の小町さんがバッタバッタと悩みを解決するお話かと思っていたのですが、登場人物がそれぞれの解釈をもって課題と向き合っていく姿にとても勇気づけられました。優しく肯定してくれるような物語でした。

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    2026年06月24日
  • リカバリー・カバヒコ

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    いい話系の小説はあまり読まないが、たまに読むとほっこりする。
    人は見たいものに焦点を合わせて、見たいものを見ている。脳が選択している。
    結局は気持ちの持ちようみたいなところがある。

    荒かざしの悪いところばかり見るのでは無く、良いところに目を向けたい。

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    2026年06月22日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    ネタバレ

    『遊園地ぐるぐるめ』は、アートと物語が互いに刺激し合いながら生まれた、まさに“二人の合作”ならではの魅力に満ちた作品だった。
    田中さんのアート作品を見て青山さんが物語を書き、その物語を読んで田中さんがさらにアートを作る――この創作の往復運動を知ったうえで作品を眺めると、視覚的な楽しさに加えて「この作品からどんな物語が広がるのだろう」という想像が自然と膨らんでいく。

    最初に登場する、ハンバーガーをメリーゴーランドに見立てたアート作品は、その発想の可愛らしさと柔らかい色合いに心がほぐれた。
    食べ物が遊園地の乗り物へと変身する世界観は、見ているだけで癒される。
    そこから物語が始まるという構成も、ま

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    2026年06月21日
  • 木曜日にはココアを

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    どれもほっこりした気持ちになれる短編集
    全てが繋がってるオムニバス形式ですごく好みだった
    「好きなところにいるだけで、元気になることもあると思います」なんて温かい言葉なんだろうと思った…

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    2026年06月21日
  • 木曜日にはココアを

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    短編集だったのと、その前の章に出てくる人が次の章の主役なので、他の人から見ての雰囲気と、次の章での当人の気持ちとが分かって楽しかった。
    スキマ時間にスラスラと読めた。

    とにかくマスターのキャラと先見の明がとてつもないことだと思った。
    こういう人が周りに1人いるだけで、誰しもが幸せになるんだろうなと感じた。

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    2026年06月20日
  • 人魚が逃げた

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    ある日突然現れた王子、人魚が逃げたがトレンド入り。
    個人の人生を紡ぐ短編集かと思っていたけど、
    エピローグで口角が自然と上がるような
    伏線回収に心温まった。
    エピローグが最高です。そこまで、楽しんで読んでほしい。

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    2026年06月20日
  • リカバリー・カバヒコ

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    とても心が和むストーリー。通勤電車の中で読みましたが何度か涙が出そうになり、その度、一旦本を閉じてひっしにこらえました。作者の他の作品も是非読みたいと感じた1冊でした。

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    2026年06月20日
  • 人魚が逃げた

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    ネタバレ

    私が好きなタイプの、章によって視点が変わる物語。(と思ったら、『木曜日にはココアを』と同じ作者さんだった…!そして連作短編集というらしい)
    そしてひとりひとりが様々な出来事を介して、そして銀座の地で繋がっている。

    『人魚が逃げた』なんて、どういうことだろうと思ったけど、この現実世界に逃げてきたのは王子の方でした。
    そんな王子も、銀座で過ごす様々な人たちとの出会いで心を動かされる。
    そして他の登場人物も、王子と出会って大切なことを想う。


    私がこの本を読んで特に感じたのは、

    □大切な人と過ごす時間の尊さ

    □素直な言葉で伝えない、そんな些細なことがすれ違いの原因となってしまう哀しさ

    □言

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    2026年06月18日
  • チョコレート・ピース

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    よかった。
    青山さんらしいどの話も優しくて憂憂しくて、キュンキュンした。
    特に「失ってどこも痛くないなんて、そんな恋じゃなくてよかった。」という言葉にはドキっとした。
    本当に心に残る恋は楽しさも傷も全てを私に残してくれるんだと思った。
    「転ばない人なんていない。そんな人生なんて、ない。そのたび起き上がって、きっとそのたび少し前進している。そんな失敗の回り道の中で、導かれるようにした新しい扉が開いていくのだ。」
    この言葉もよかった。誰しも経験して、感じてそして前に進んでいくんだと改めて思えた。
    中でも一番好きな言葉が
    「起きぬなら、起こしてみせよう、ドラマチック」だ。これは名言だ。素晴らしい。こ

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    2026年06月18日
  • 月の立つ林で

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    ポッドキャスト「ツキない話」を配信するタケトリオキナを聴く5人のそれぞれの物語。

    このお話のようにそれぞれが優しく絡んでいく物語が好きです。
    かぐや姫は元気かな

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    2026年06月18日