青山美智子のレビュー一覧

  • 月の立つ林で

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    元看護師、売れない芸人、バイク整備士、女子高生、アクセサリー作家など、いろいろ登場人物たちが、あるポッドキャスト「ツキない話」を通して一歩踏み出し成長していく話し。
    気付かないような当たり前のことが実は大切だと気づかせてくれる良い本だと思えました。

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    2025年12月07日
  • 木曜日にはココアを

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    4.1

    すべての話がちょっとずつ繋がって、最後にまた戻ってくるのが、読んでいてとても楽しい。

    装丁のミニチュアもしっかりと本を表現していて可愛らしい。

    ホットココアを飲んでいるような気分にさせてくれる一冊です。

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    2025年12月07日
  • 赤と青とエスキース

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    ネタバレ

    文章がとにかく綺麗だった。最後、ジャックで話を締めるのがよかったし、今までの物語が全部回収されて読んでて気持ちよかった。

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    2025年12月07日
  • チョコレート・ピース

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    ショートストーリーだけど、チョコを味わっているかのような、キュンとする甘さだったり、ほろ苦さだったり、物語によって味が違って次はどんな物語かなとチョコが溶けるように、ゆっくり味わいながらページをめくっていた。
    素敵な本だった。

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    2025年12月06日
  • 月の立つ林で

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    すごく好き。
    人を大切にしたいって気持ちになる
    今ある適切な距離、関係、がある
    こうしなきゃ、こうあるべき、は無い
    すごくすき

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    2025年12月06日
  • 木曜日にはココアを

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    タイトル通り、短編のひとつひとつがあったかいココアを飲んだように心が温かくなる物語で、一気に読み進めるのはもったいない気がして、ゆっくり味わうように読み進めた。
    心の奥に頑張って押し込んで蓋をしてる弱い部分を温かく包み込んでくれるような、無理して自分じゃない自分になろうとしなくていいんだな、と思える作品だった。

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    2025年12月06日
  • チョコレート・ピース

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    BSテレビで紹介されていて読んでみた。Audibleで短編がたくさんあるんだと聞いていたが、最後に、ヘェー!と。良かった。

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    2025年12月05日
  • チョコレート・ピース

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    ネタバレ

    甘くてほろ苦かった〜。
    安心・安定の青山美智子さん作品。BOX1とBOX2を交互に読んできゅんきゅんしたり切なかったり。最後に全部繋がるストーリーはやっぱりさすが。ピースがひとつひとつはまったり外れたりしながら人生は続いていくのかな?
    個人的にはチョコバナナの彼が初々しくて好き。

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    2025年12月05日
  • 人魚が逃げた

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    面白かった。題名から惹きつけられ、プロローグも面白くついつい本を手に取って読んでみた。
    王子って誰?人魚は本当にいるの?と思いながら読み進め、1つ1つの話も王子に会いながらも、それぞれ自分の人生と結びつけているところが面白い。

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    2025年12月05日
  • チョコレート・ピース

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    初めは、雑誌のワンコーナーの短編とあったし、軽い気持ちで読み進めていたら…12ピース目、全てのピースがつながって、そこからの書き下ろしBOX2は、BOX1の裏側が描かれていて、お見事でした!!
    雑誌のワンコーナーだから、一話完結でも楽しめる作品にはなっているけど、でも、これは全て続けて読むべき作品だなぁと強く感じた作品でした。やっぱり青山美智子さんって、すごい!!

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    2025年12月04日
  • 赤と青とエスキース

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    章毎に登場人物が違うので短編集かと思ったが、一つの絵画が毎回出てくるなと感じながら読み進めた。最後のエピローグで今までの話がひとつに繋がり、見事に美しくまとまっていた。読みやすくてきれいな作品でした。

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    2025年12月04日
  • 月の立つ林で

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    登場人物はそれぞれの立場、属性の人たちなのに全員に対して不思議と「わかる」って感覚が湧いた。
    竹林の根はひとつに繋がってるって話が出て来たけど、表面的には全然違っても人間をふかぼっていくと根底に同じものを抱えてることも多々あるんだろうな。それを柔らかな文章で示してもらった感じで、だからこそ登場人物に対して「わかる」って感情が湧いたのかなと。
    新月のように表に見えないって成長とともにあえて見せないようにしてみんな踏ん張って日常を送ってる部分なんだろうな。けど、そこを見せてもいいんだと自分を許せること、それと同時にふと相手はどうだろう?と思い遣ることが大事なのかなと、感じた

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    2025年12月04日
  • お探し物は図書室まで

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    「人生なんて、いつも大狂いよ。思い通りには行かない。」
    共感出来る所もあり、感動する場面もあった。
    カバーにある5つのフェルト…あれは…
    読んでからのお楽しみ!

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    2025年12月03日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    ネタバレ

    8編からなる連作短編集なのですが、1つの章の始まりに田中さんのアートがあり、それに関連した青山さんの物語が、そして物語の終わりにその物語を締めくくる田中さんのアートが。物語はピエロの主導で、遊園地の中をぐるぐるとめぐってゆく、人それぞれの人生をめぐるように。優しさと切なさと愛おしさをかみしめながら。各章で書かれていた伏線も最後でやさしくかみ合ってゆく。青山さんの他の本ついて想像できるような描写もあり、今までの作品との繋がりも。遊園地に行きたくなってくるようなお話でした。

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    2025年12月03日
  • 月の立つ林で

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    神様当番から読みはじめて同じふうに書かれる文体ですがより洗練されて、ため息出るほど上手ですね。でもやっぱり神様当番好きかも。ポッドキャストの主もやっぱりそうなのかとか minaにすぐにリリカに教えてあげてとか、余計なことばかり浮かぶ今日この頃

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    2025年12月03日
  • お探し物は図書室まで

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    自分が世界と感じているのはほんの小さな部分のみ。さまざまな視点を持って日々を過ごしていきたい。生きていく上での応援団のような本だった。温かな気持ちになれる本

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    2025年12月03日
  • 木曜日にはココアを

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    12編の連作短編。心があったまる素敵な本だった。マーブルカフェ行ってみたいな〜…「好きな場所にいること、それが元気をくれる」いい言葉。国や言語関係なく、いろんなところで人と人は繋がってるんだなぁと感じた。緑が好きな子のお話、老夫婦のお話、オレンジさんのお話がお気に入り!

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    2025年12月03日
  • 月の立つ林で

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    ネタバレ

    小熊みたいで可愛いと思ってたんだという不器用な親父さんの話はたまらなく愛おしかった。
    車内で鼻がツンとなって我慢するのに苦労するくらいでした。青山さんの描くお話は、いつも読みやすく自分の今の人生と重ねながら寄り添ってくれる読書体験を与えてくれます。

    帰宅後すぐに娘に大切だよって伝えました。

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    2025年12月03日
  • 人魚が逃げた

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    ん?あんまり好みでは無いなあと思いながら薄ぼんやり読み進めていたのですが、中盤〜後半に掛けて一気に引き込まれました。ハートフルでビューティホーな素敵な物語ですこれ。ジャックジャクソン出てきますよ!

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    2025年12月01日
  • 人魚が逃げた

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    銀座に現れた人魚を探す王子様。その周りにいる人々のストーリーが短編で綴られていく。

    年上の彼女に恋をする元俳優
    娘が明日旅立つ母親
    アートを買い漁るバツイチ男性
    陽キャの妻を持つ小説家
    年下の彼に恋をする銀座のママ


    小説家の話が好きだった。物語を編み出して届ける人はこんな気持ちで作ってるのかなと思うと胸が熱くなった。

    「たった一行で誰かの人生を変えるかもしれない」
    わたしもふと読んだ小説で忘れられないフレーズがある。小説の作者やタイトルすら忘れてしまったけれど、なぜかフレーズだけ残っている。

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    2025年11月30日