青山美智子のレビュー一覧

  • 元カレの名前なんて忘れた

    Posted by ブクログ

    女性の恋愛は、上書き保存。男性な恋愛は、名前を付けて保存。
    という言葉を昔よく聞いてたけど、この本を読んでいると、女性も名前を付けて保存はすると思えてくる。
    その元カレ自身と戻りたいとは思わなくても、その時の感情であったり、思い出は残っているものなんだろう。

    引きずるのではなくて、思い出としてしまっておく感覚。
    4つの物語は中身が全く違うけど、人生を濃くするなら失恋も必要なひとつの栄養なのだろう。

    0
    2026年10月23日
  • 木曜日にはココアを

    Posted by ブクログ

    東京とシドニーで暮らす人々の日常をあたたかく描いた群像劇。12色をテーマにそれぞれの短編が少しずつ繋がっている。
    誰かに本をプレゼントする機会があったら、この本を選ぶくらい優しさに溢れた一冊。
    嫌なことは何一つなく、あたたかくて優しい世界が広がっているから、どんな人にでも読んでもらえそう。誰かを傷つけることがない内容で、かつ心を癒すことにすべてを懸けているような本だから、安心して誰かにプレゼントできると思う。

    0
    2026年10月23日
  • 元カレの名前なんて忘れた

    Posted by ブクログ

    面白かった!
    すごく読みやすいし、女性は高確率で共感できそう。
    4人の作家さん、どのお話もリアルで、歪で、だけど愛しかった。

    主人公たちが自分の過去を見つめながら、決意して次に進む、
    前向きなお話で読後も爽やか。

    感情描写も丁寧で、丁寧すぎるくらいでフワフワと読めた。

    0
    2026年10月21日
  • お探し物は図書室まで

    Posted by ブクログ

    小学校の図書室で働く司書、小町さゆりの「何をお探し?」という質問に対して主人公たちが自分が本当に探しているもの、求めているものを自問自答しているのがよかった。

    0
    2026年10月20日
  • チョコレート・ピース

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1話1話が短くて、おや、これまで読んだ青山さんの作品と違うなと思ったら、連載されていたものだったんですね。
    BOX2は目次を見た段階で、これはきっと…と思っていましたが、BOX1もやっぱりしっかりと青山さんだった!笑

    何度もすっ転んだけど、起き上がるたび少し進んでいる気がする。きっと前に向かって転んだのね、ああ、よかった、というショコラティエさんの考えが素敵だったな。

    0
    2026年10月20日
  • 海辺のエール

    Posted by ブクログ

    うまくいかなくてもいい。
    褒められなくてもいい。
    私は、私を信じよう。
    声を高らかに、紡ごう。
    「つづく!」と。

    0
    2026年10月20日
  • 赤と青とエスキース

    Posted by ブクログ

    二章が泣けた。
    最後で伏線回収が一気に来て、そういうことだったのかと思ったけど、あまりにも全部説明され過ぎというか、全部がきれいに繋がりすぎてて、もうちょっとなんというかふわっとしてても良かったような気がした。
    でも、雰囲気は好き。青山美智子さん作品読んだの2作目。他の作品も読んでみたい。

    0
    2026年10月20日
  • 海辺のエール

    Posted by ブクログ

    青山美智子さんの作品ということで本作も、早速手に取り読みました。今回の舞台が神奈川県ということで、馴染みのある土地ということもあり、情景を思い浮かべながら読むことができたかなと思います。

    本作は神奈川の鎌倉を舞台にした作品で、連作短編集です。悩みをなかなか打ち明けられず悶々とした日々を送る人たちが不意のきっかけを掴み、人生を前向きに生きる糧とするといった内容。

    本作も青山美智子さんワールド満載でとてもホッコリし、希望がもらえるような作品でした。個人的には、連作短編が数珠繋ぎとなっているのがおすすめポイントかなと思います。誰かが誰かの希望になることができるということや、人との見えない繋がりなんかを上手く表現しているような数珠繋ぎだったかなと思います。

    全体を通して、声を上げることを意味することが語源である「エール」という言葉が、語源的にも意味的にも本作にはピッタリな言葉だなぁと思いました。

    0
    2026年10月19日
  • リカバリー・カバヒコ

    Posted by ブクログ

    短編集だし読みやすい
    少し仕事で悩んでたからヒントないかなって思って読んだけど、ちょっと私の身近な感じではなかった

    0
    2026年10月19日
  • 鎌倉うずまき案内所

    Posted by ブクログ

    2019年蚊取り線香の巻から1989年ソフトクリームの巻に戻っていくお話し

    年代が戻っていくんだな〜と思いながら読み進めてると、繋がる繋がる…
    次の巻では誰がどう繋がるのかなとワクワクしながら読みました。

    全部巻き戻ってからもう一度最初から読みたくなる本でした。

    0
    2026年10月19日
  • 赤と青とエスキース

    Posted by ブクログ

    幾重もの伏線が見事。こころの繊細な揺れ動く描写と時間の移り変わりがが 物語となる。青と赤の色や異国の風景が見えてくるような小説。

    0
    2026年10月19日
  • 元カレの名前なんて忘れた

    Posted by ブクログ

    4人の作家による4つの終わった恋とその後の物語。元カレの名前は誰も忘れていない。忘れてはいないけれど、忘れた。もういらないという訣別の宣言だから。

    ▷以下一部内容に触れます

    姉ちゃん
    テレビドラマに出て有名になった姉ちゃんの周囲に元カレが増えた。なのに姉ちゃんが会いたい元カレは連絡もしてこない。でも僕はその元カレの今を知っている。姉ちゃんはその元カレに思いを残しているわけではなく、かつての同志として会いたいと思っているということも。僕と姉ちゃんのちょっとイレギュラーな関係。でも僕は。
    青山美智子さんらしい明るい展開が心地良い。

    三月なんて前世
    物語は琴をずっとフォローしてきた気の合ういとこ(のようなものの)瑞月が買ってきた米粉パンを食べるところから始まる。恋の始まりから終わりまで、そしてその後まで丹念に描かれる。
    元カレは二股男で、琴のためだったはずの米粉パンを利用され、おまけになんだかキレイなストーリーを勝手に作って自己陶酔しつつPR。
    そんな元カレをすっぱり断ち切って前世にしてしまうまで。元カレの米粉パンをまた買って、バリバリもりもり食べて、新しい現世を生きることができるといいなと思う。
    瑞月が最高の親友、だ。

    すべてはカーテンの中
    別れを告げてきた彼が無傷で去ることが許せず、セフレとしてとどまることを選択してしまった美加。その選択もどうかと思うが、別れた後まで最低なクソ特盛男。高校の同級生サチと出会い、彼女の壮絶な過去を知った美加が手にしたもの。美加の出す答えは?何か一撃を加えて欲しいと思ってしまう。犯罪でなくていいから一生忘れられないようなことが起きないかな(←犯罪者の思考かもしれない)
    短編だが町田そのこさんパワー全開。サチに会えて良かったね。

    二つ歳上
    大学生の19歳から27歳まで過ごした彼と別れて着物屋で働き始めた沙良。着物との出会い、そしてひかりさんを初めとする同僚たちとの関わりの一方で、別れた元カレとの日々を見つめ直す。2歳歳下にただ甘えて過ごしてきたことにも気付く。
    着物屋さんで働く仲間がみんな気持ちの良い人たちで、とても良い職場だ。着物を好きになり、今の自分を楽しんで生きる沙良の成長にエールを送りたい。

    0
    2026年10月20日
  • 人魚が逃げた

    Posted by ブクログ

    そのままの自分で人を愛するということ。銀座で逃げた人魚姫を探す王子の周りで、様々な人のショートストーリーが交錯していく。相手に好かれたいがために背伸びした自分で好きな人と関わることはありがちだが、それは息苦しく、どこかで破綻する。登場人物は基本的に良い人で相手を思いやる心をちゃんと持っているので、ストーリーが絡み合い心温まる結末を迎える。欲を言うならば人間にはもっと黒い面もあるはずであり、人魚姫が王子を刺すか逡巡する場面も嫉妬、憎悪、後悔などの負の感情があったと思われる。そういう面を掘り下げてほしかった。

    0
    2026年10月17日
  • 木曜日にはココアを

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かったかな。
    連作短編ですが登場人物が多すぎてなかなか掴みずらかったですね。戻りながら理解しながら読みましたが。とても読みやすく、それぞれがほっこりさせてくれるのですが、読んでるときのリズム感は微妙でした。
    最後の余韻でまー満足の作品でしたね。

    0
    2026年10月16日
  • お探し物は図書室まで

    Posted by ブクログ

    温かい気持ちで、読むとほっこりする。だけど、ほっこりするだけじゃなくて、パワーもわく。一歩踏み出そうと思えるお話。人からどう見えるかじゃなくて、自分が何を大切にするか、何に心が動くのか、それを大事にして生きていきたい、力を抜いて、しなやかに。

    0
    2026年10月15日
  • 木曜日にはココアを

    Posted by ブクログ

    読みやすい短編集。それぞれの章の登場人物が、次の章で出てきて少しずつ繋がっているのがとても楽しい。大きな展開はないけれど読み終わった後に心がホッとする大切な一冊になった。

    0
    2026年10月15日
  • 月の立つ林で

    Posted by ブクログ

    日常でつまずく5人が、タケトリ・オキナのポッドキャスト『ツキない話』に心を寄せ、傷つきながらも前へと歩みを進めていく…。

    今作も"人との繋がり"を軸に、単に事態が解決するのではなく、見方を変えるヒントによってひらめきを得るような、青山先生らしい連作短編です。
    「竹林からお送りしております。タケトリ・オキナです。かぐや姫は元気かな」の挨拶で始まるツキない話。
    月についての豆知識やエピソードが穏やかな声で語られ、ラジオ好きとしては興味をそそられます。

    仕事、夢、人間関係、様々な悩みが描かれる中、私は結婚したばかりの娘とその夫(娘婿)との距離感に迷う、父親のお話が印象に残りました。
    近くにいると見えなくなってしまう優しさや愛情は、離れることで初めて気付いたり受け止められたりする。
    各章にわたる月や太陽の小話が『見えなくても確かにそこにある繋がり』を照らし、自分自身を見つめ直すきっかけをくれます。

    登場人物みんな人柄が良すぎて、自分を省みるとちょっと卑屈になりそうですが…そこは優しさを強要しない、青山先生の温かさで踏み止どまりました。笑
    タケトリ・オキナとかぐや姫がまた再会できますように…。
    秋の夜長にぴったりの一冊です。

    0
    2026年10月15日
  • 鎌倉うずまき案内所

    Posted by ブクログ

    現実と非現実が入り混じっていて、一つ一つ面白い。
    読んでいくうちに過去に遡っていき、登場人物達の過去を知れるようになっていて、一冊が完成する。
    読み終わった後に何度も読み返したくなる作品。

    0
    2026年10月15日
  • チョコレート・ピース

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    チョコレートにまつわる短編集。BOX1の話がまさかひとりの人物の話だとは思わなくて、12を読んだときびっくりしました!まとめ方がうまい。その人のいろんな時代のエピソードがチョコレートとともに語られる。甘かったり苦かったり、バリエーションが豊富でおもしろかったです。チョコレートが食べたくなりました。
    BOX2を読むとBOX1の各話に登場した人たちと主人公の関わり方がわかる。片方から見ただけではわからないことがわかる瞬間が楽しいですね。
    間に挟まる写真がきれいでお話にも合っててすてきでした!

    0
    2026年10月14日
  • ただいま神様当番

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読みやすかった。
    他の人から見たらこの人はこういた方が生きやすそうだなとか、本当にやりたいことを自分では中々気が付かないから、神様が気がつけるようにしてくれてたと思う。上手くいくかは分からないけど、その方がずっと生き生きした暮らしが送れると思う。

    0
    2026年10月14日