青山美智子のレビュー一覧

  • リカバリー・カバヒコ

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    感想が前後していますが今年1番最初に読み終えた本。2024年の本屋大賞ノミネート作品。公園に設置してあるアニマルライドを通して繰り広げられる5つのお話。登場人物は子供から大人まで様々、自分の治したい部分と同じ部分を触ると回復する(人呼んでリカバリーカバヒコ、カバだけに)と言う。
    どのお話も読後感が良く温かい気持ちになれる。瀬尾まいこさんが好きな人は青山さんの本も好きなのでは?なんとなく感じが似ている気がします。他の本も手に取ってみたいと思います。

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    2026年02月19日
  • リカバリー・カバヒコ

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    良い話だったなぁ。

    公園にぽつんと置かれたカバのアニマルライド。
    カバヒコと呼ばれている。
    自分の体の治したい部分、カバヒコの体を撫でると、自分の体が良くなるという都市伝説あり。
    リカバリーカバヒコ。カバだけに。

    この公園の近くに住む、生きづらさを抱えたり、不安や悩みを抱えている人たちにスポットをあてる連作小説。
    この話全編通じて感じるのは、私が周囲を変えることはできない。私が変えられるのは私自身だ。ということ。
    自分の人生、自分で乗り越えて、自分で変わっていくしかないのだなぁ。
    この本に出てくる人たちの、そんな変化が描かれていて、さわやかな温かい気持ちになれた。

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    2026年02月19日
  • 赤と青とエスキース

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    何故か心に訴えてくる。
    なぜか自然と感情が溢れて涙目になる。
    本てこんなに情緒的な感情を揺さぶられたっけ?
    という戸惑いがあり、
    ただ、この本に対するみんなの評価が高すぎるような?と途中までは感じていたのに。

    最後、赤鬼と青鬼?を読んで、え!ってなって
    最後のエピローグを読んで、え!ってなって
    何度も前のページに戻っては物語を反芻した。

    またあの快感というか、反芻と言いたくなる気持ちになりたい。また読みたくなるような、お気に入りの本になるかもって思った。

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    2026年02月18日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    舞台は、通称「ぐるぐるめ」の名前で知られている遊園地での1日、
    8章あって、それぞれの章での登場人物(視点)は交代する構成、同じ日に同じ場所にいるので、それぞれの章の主役通しがすれ違ってたり会話したりも。

    その章の視点となっている方が、ちょっと悩んでたり、踏み出せなかったり、みたいなことを、この場に来て、偶然や奇跡みたいな出逢い?によって自分の中で昇華できる瞬間が来て、、、的な

    最後の8章目は、それまでの7章までの主役の、例えば隣にいる人とか、さっき話した人だとかが主役に切り替わって、総まとめ、じゃないけど、こっちにはこっちの悩みだったり、あの時のことを思い出して考えたり、みたいな別視点で

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    2026年02月18日
  • 木曜日にはココアを

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    赤い糸。それは、小指と小指をつなぐ頼りない1本の糸ではなく、互いのからだの中を駆け巡る血のことなんじゃないだろうか。あらかじめ結ばれた線を手繰り寄せるのではなく、色んな出来事を重ねながら、それぞれの中で脈々と流れるたくさんの赤い糸を共鳴し合っていく。そんなスペシャルな相手を、人はみな探し続けているのかもしれない。

    正しい謙虚さというのは正しい自信だし、本当のやさしさは本当のたくましさじゃないかしら。
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    2026年02月18日
  • 木曜日にはココアを

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    人がつながっていく…青山美智子さんらしい小説でした。
    半世紀ロマンスのお話しが素敵でしたが、最後まで読んだら、ココアが1番暖かくて素敵でした。

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    2026年02月17日
  • 月の立つ林で

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    何が理由かわからないながら、疲れてしまって足も気持ちも前に踏み出せないときは、誰にでもある。
    そんな世代も性別も違う5人がたまたま耳にしたポッドキャスト「ツキない話」
    月に関する話しを聞く中で、自分の心の満ち欠けを感じながら、新しい気持ちになるきっかけをもとにじわじわと人から与えられている愛情、幸せに向き合っていく。
    5人は直接関わり合いがないが、「ツキない話」を中心に円を描くようにどこかで重なっている。
    「環境が大事だと思うことは、周りの人たちと豊かに関係し合っていくこと。そのときのお互いにとっていい距離で、いい角度で」
    自分ひとりで生きているんだと感じていたら、このコトバにはずっと気付かず

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    2026年02月17日
  • 猫のお告げは樹の下で

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    最近江戸時代近辺の本を読んでいたから脳内に登場する人たちがみんな和服で、なかなか現代の衣装に戻らなかった。

    お猫さまが悩む人にお告げの葉っぱを落としてくれる短編集。
    最後の短編を読み終えた後にエピローグがあるんだけど、エピローグの最初の一文がまるでその寸前までの短編を見ていたかのような始まりで「うんうん本当ほんとそうだよねぇ」と思って次の文を読んだらあれ?なんか違う?となったのは内緒。

    「マンナカ」って短編がよかったな。
    他人軸と自分軸っていうのを久しぶりに思い出した。
    忘れた頃にこうやって本とか何かで思い出させてくれる。
    私に必要なのは自分軸。

    あの人もこの人も親近感を覚える。
    人の悩

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    2026年02月17日
  • 人魚が逃げた

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    人魚が逃げた
    登場人物1人1人に焦点が当たる度に自分以外にも人生があるんだと再確認させられた
    恋人とか兄弟姉妹とかみんな血が繋がってても親密な関係でもお互いが思っていることの核心は誰も理解できていない
    この本を読んでみんなの本心をみれたけど、王子に焦点が当たってないから王子の正体とか本心とか今の気持ちとかの核心は読者である自分にも王子と出会った人たちもはたまた人魚姫もわかってあげることはできないんだろうな
    結局言いたいことはみんなに人生や物語があるし王子の有名な物語にも王子の人生があるんだね
    王子に幸あれ

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    2026年02月17日
  • チョコレート・ピース

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    短編で読みやすい。
    だけど登場人物が繋がっていて、色んな人が色んな角度からモノを見て描かれている姿が魅力的で、優しい気持ちになる一冊。

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    2026年02月16日
  • 人魚が逃げた

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    何度もページを元に戻して読み直す青山さん流の流れですね。「なるほど!」が今までよりも少し少ない気がして、初めは「うーん?」という感じでした。でも、『人魚姫』という童話をいろいろな視点で眺める登場人物の気付きに、読み手も気付かされて引き込まれていきました。ホッコリですねー。

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    2026年02月16日
  • お探し物は図書室まで

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    青山美智子先生!
    本当に、普通の人の普通の生き様を、心の内を、優しく描き出す天才だなと思う。
    性別も年齢も環境も違う5人が、小さな図書室で司書を務める小町さゆりに選書された本を読むことで、悩みや苦しみ、葛藤と向き合えるように導かれていく。
    本の付録、私だったら何がもらえるんだろう。
    いや、なんでも構わないのか。
    とにかく、ささくれだった心をそれこそ羊毛フェルトのように整えてもらった気がした。

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    2026年02月16日
  • 赤と青とエスキース

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    赤と青で描かれたエスキースが
    色々な人に人生に少し
    触れ合っていく話
    最初は色々な人の話が描かれており
    まぁよくあるような話だと感じたが
    読み進めていくうちに繋がりを感じて
    すごく面白かった
    エスキースは昔から変わらない道標的なもの
    なのかなと思った

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    2026年02月16日
  • 人魚が逃げた

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    青山さんの世界観にほっこり♡
    最初は不思議な感覚で読み進めたけれど、張り巡らされている伏線とその回収が読み進めるうちにおもしろかった^_^

    王子と人魚姫、その他童話の登場人物…
    銀座ならば…こんな不思議なことも起きてしまうかも!なんて思うと、すこしワクワクする。

    理世さんと友治くんのところは、もう一つストーリーとして読みたかったなぁ〜〜〜。

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    2026年02月16日
  • 本の話はどこまでも 青山美智子さんが答える33の質問

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    青山美智子先生の本は心が少し疲れたなと、思うときに手にすることが多いです
    「あの本、読みました?」で青山美智子さん回を見てからますます素敵な方だなと、思うようになりました
    小説を読んでいるとき、作家さんのお顔を思い浮かべることってなかなかありませんが、青山さんの本を読むと何故かお顔を思い浮かべてしまいます
    そんな素敵な青山美智子さんのステキ!が、いっぱい詰まった本でした

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    2026年02月16日
  • 赤と青とエスキース

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    ブーとレイの物語。1度目はストーリーに引き込まれてどんどん読み進んでしまった。
     2度目は、結末が分かってるので伏線回収しながら細かい描写も丁寧に読んでみた。
     3度目は、時間を空けてじっくり復習しながら読んだ。
     青山さんの本は、隅々まで見落とせないストーリーなので、どの本も毎回何度も読み返してます

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    2026年02月15日
  • 月の立つ林で

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    普段は見えないけれど誰かが繋がっていてくれることをもっと頻繁に思い出せたら、自分の周りの世界は広がりつづけるね 宇宙だね

    追記
    いつも感想にいいねを押してくれる方々、ありがとうございます
    わたしの誕生日も月が立つ日です
    みなさまが新たな循環を迎えられますように

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    2026年02月15日
  • 人魚が逃げた

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    伏線回収が好きなタイプだった!
    気づいてないところがあると思うから、もう一回最初から読み直したいな。
    一番よかったのは、お姉ちゃんが、花の冠を渡した時の言葉。

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    2026年02月14日
  • お探し物は図書室まで

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    ネタバレ

    久しぶりに本を読んだので、珍しい苗字のサブ役の登場人物が多いな〜となんとなく違和感を感じながら読み進めていた。本を読み終えた後、登場人物の繋がりを知りスッキリした。四十歳編集者の話では感情移入で涙が出て、六十五歳定年退職の話は父のことを思い目頭があつくなった。"残り"の人生のことをちゃんと考てみようと思える良い本でした。読んで良かった。

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    2026年02月14日
  • リカバリー・カバヒコ

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    リカバリー・カバヒコを中心に、ご近所に住む人たちの人生模様が垣間見られます。

    別の話でも前の話で出てきた人の影があったりして、こういうのって少し嬉しくなります。

    ほっこりじんわり温まる作品でした。
    同著者の『木曜日にはココアを』は読んだことがあって、同じく優しくふわぁっと癒されました。

    5話入ってますが、最初の「奏斗の頭」が一番好きでした。

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    2026年02月14日