青山美智子のレビュー一覧
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物語の舞台となる日の出公園には古くから設置されているカバのアニマルライド(カバヒコ)があり、自分の体の治したいところと同じ箇所を触ると、そこが回復するという伝説がある。人呼んで、「リカバリー・カバヒコ(カバだけに…)」
日の出公園近くに建てられた、新築分譲マンション「アドヴァンス・ヒル」に住む悩みを抱えた住人たちが、カバヒコと出会い成長していく、心温まる連作短篇集。
子供の頃に住んでいた家の近くに、ゾウとカメのアニマルライドがあったなぁと懐かしくなりながら読ませて頂きました❁⃘*.゚
物語に登場する「サンライズ・クリーニング」の店主のおばあさんの言葉がどれも素敵で、私も悩みを抱えた登場人物 -
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ネタバレ短いながら読後の満足感がしっかり残る、大変まとまった構成が素晴らしい。
短編のように見える各章の出来事が交錯し、それぞれの物語により深みを与える。
始めは物足りなさを感じていたが、読み進めるに従い、面白さが加速していった。
「王子は新郎で、この姿は衣装!この手があったか!」と感心した矢先、「やっぱフィクションかい!」とツッコミ。
これもまた現実と創作の境界線を揺らす仕掛けだったのだろうか。
明日を良い日にするのは自分以外にほかならない。
それでも、この本から感じる多幸感は、仕事の忙しさで荒れた気持ちを少し整えてくれたように思う。
でもウェディングドレスで走るのはやめとけ。 -
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ネタバレ一章 金魚とカワセミ
レイ
去年の一月に交換留学生としてメルボルンに来た。一年間過ごし、日本に帰る。シティにある免税店でアルバイトをしていた。
ブー
ユリに誘われたパーベキューでレイと出会う。一歳のときに、画商である両親が永住権を取り、オーストラリアに来た。デザインスクールに通っている。
ジャック・ジャクソン
ブーの画家の卵の友達。二十歳。
ユリ
免税店で働いている日本人。ワーキングホリデーでメルボルンに来ている。レイの九歳年上の女性。
ポニーテールの女の子
三カ月の短期留学で来ている。
二章 東京タワーとアーツ・センター
ジャック・ジャクソン
画家。
僕
空知。三十歳。美大の四 -
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ネタバレチョコレートにまつわる、短編集で読みやすかったです。青山美智子さんの言い回しが本当に大好きです。
素敵な作品に出逢えて、感謝です。ありがとうございます。
気に入ったフレーズ↓
紗希先輩「特別な日はちゃんと特別に楽しむっていう、それだけよ。時間も体もお金も、大切なことには惜しまないのが好き」 P41
転ばない人なんていない。そんな人生なんて、ない。そのたび起き上がって、きっとそのたび少し前進している。そんな失敗の回り道の中で、導かれるようにして新しい扉が開いていくのだ。P95
別れ話はいつだって胸を痛ませるけど、何ひとつ後悔はない、だってあの記憶は今、私を幸せな気持ちにさせてくれている -
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田中達也さんのミニチュア作品が好きで手に取った短編集。
美味しそうなご飯といきいきとしたミニチュア人形たちの作る遊園地の1日を記した作品。
一つの作品をテーマに繋がっている短編なので読みやすかった。いろんな人生を送ってきた人たちがその1日だけを楽しむためにやってくる場所。そこが遊園地なのだなと。
全ての短編と収録されている全ての写真に出てくるピエロのお話がとても良かった。別の日のピエロの1日も見てみたい。
"猫はいいな、とピエロは思いました。
だけど、猫になりたいのではありませんでした。
あこがれるのと、なりたいのとは、違うのでした。"
この愛おしいピエロが迎えてくれ -
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青山美智子さんお得意の?
短編物語で、それぞれの物語の主人公が
重なり合って各物語に登場する。
今回は、丘の上に建つ
アドヴァンス・ヒルという新築マンションに
引っ越してきた人たちが、それぞれ悩みを
抱えながら近所の公園にひっそりと佇む
アニマルライドのカバに悩みを解決してもらう
というもの。
そのカバに悩んでいる体の部分をなでると、
たちまちよくなるという噂があった。
人呼んで、リカバリー・カバヒコ。
塗装も剥げかけて、涙目に見えるリカバリー・カバヒコが、なんとも愛くるしい。
どの物語も心温まるストーリーで、最後はリカバリー・カバヒコの名付け親であるクリーニング屋のおばあちゃんの物語で完