青山美智子のレビュー一覧
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良い話だったなぁ。
公園にぽつんと置かれたカバのアニマルライド。
カバヒコと呼ばれている。
自分の体の治したい部分、カバヒコの体を撫でると、自分の体が良くなるという都市伝説あり。
リカバリーカバヒコ。カバだけに。
この公園の近くに住む、生きづらさを抱えたり、不安や悩みを抱えている人たちにスポットをあてる連作小説。
この話全編通じて感じるのは、私が周囲を変えることはできない。私が変えられるのは私自身だ。ということ。
自分の人生、自分で乗り越えて、自分で変わっていくしかないのだなぁ。
この本に出てくる人たちの、そんな変化が描かれていて、さわやかな温かい気持ちになれた。 -
Posted by ブクログ
舞台は、通称「ぐるぐるめ」の名前で知られている遊園地での1日、
8章あって、それぞれの章での登場人物(視点)は交代する構成、同じ日に同じ場所にいるので、それぞれの章の主役通しがすれ違ってたり会話したりも。
その章の視点となっている方が、ちょっと悩んでたり、踏み出せなかったり、みたいなことを、この場に来て、偶然や奇跡みたいな出逢い?によって自分の中で昇華できる瞬間が来て、、、的な
最後の8章目は、それまでの7章までの主役の、例えば隣にいる人とか、さっき話した人だとかが主役に切り替わって、総まとめ、じゃないけど、こっちにはこっちの悩みだったり、あの時のことを思い出して考えたり、みたいな別視点で -
Posted by ブクログ
何が理由かわからないながら、疲れてしまって足も気持ちも前に踏み出せないときは、誰にでもある。
そんな世代も性別も違う5人がたまたま耳にしたポッドキャスト「ツキない話」
月に関する話しを聞く中で、自分の心の満ち欠けを感じながら、新しい気持ちになるきっかけをもとにじわじわと人から与えられている愛情、幸せに向き合っていく。
5人は直接関わり合いがないが、「ツキない話」を中心に円を描くようにどこかで重なっている。
「環境が大事だと思うことは、周りの人たちと豊かに関係し合っていくこと。そのときのお互いにとっていい距離で、いい角度で」
自分ひとりで生きているんだと感じていたら、このコトバにはずっと気付かず -
Posted by ブクログ
最近江戸時代近辺の本を読んでいたから脳内に登場する人たちがみんな和服で、なかなか現代の衣装に戻らなかった。
お猫さまが悩む人にお告げの葉っぱを落としてくれる短編集。
最後の短編を読み終えた後にエピローグがあるんだけど、エピローグの最初の一文がまるでその寸前までの短編を見ていたかのような始まりで「うんうん本当ほんとそうだよねぇ」と思って次の文を読んだらあれ?なんか違う?となったのは内緒。
「マンナカ」って短編がよかったな。
他人軸と自分軸っていうのを久しぶりに思い出した。
忘れた頃にこうやって本とか何かで思い出させてくれる。
私に必要なのは自分軸。
あの人もこの人も親近感を覚える。
人の悩