青山美智子のレビュー一覧
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私の小さい頃の公園にもあったなぁ…ゾウやカバやウサギのアニマルライドが。リカバリー伝説はなかったが、撫でたり、叩いたり、八つ当たりしたりと結構乱暴に扱っていたような気がするけれど、何気ない癒やしになっていたかもしれません。
そんなアニマルライドの癒しが、近くに住むそれぞれの悩みを持つ人たちをリカバリーしていく。アニマルライドのカバヒコは当然だが何かするわけではないのだが…
そこで私はふと気づいた。誰かの相談事に何かしなければ…、何とかしてあげたい…とか思うのだが、只々傾聴することでその存在だけで、リカバリーしていくことが確かにあることに。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ人魚が逃げた
また読みたいな
言葉なしで相手の気持ちを理解するなんて、とても難しいことです。
でもたがらこそ、目や仕草が表しているその人の想いを見逃しては行けないのかもしれません。
「毎日を、毎日作ってくれたよ」私は戸惑った。毎日を、毎日作る?
「お母さんって、小さな観葉植物をていねいに手をかけて育てるようなところあるじゃない。買ってきたままじゃなくて、わざわざきれいな色のに植え替えたりとばそのシャツワンピだってさ、白い服を白いままキープするのってけっこう・きちんと手入れして大事に長く着てるでしょ。とっても似合ってるよ」
私は自分の着ているワンピースに目をやる。
そんなふうに思ってくれていたのか。
「私やお父さんに対しても、お母さんが手をかけてくれるひとつひとつに、優しい想いがふめられていて。お弁当に旬の野菜が入っていたり、掛布団からお日様のいい匂いがしたり、り、家族写真のフォトフレームに可愛い飾りがつけられてたりね。そういうのって、ちょっとしたことなんだけど、大きなことなんだよ」菜緒は、今度は照れもせずにっこりと笑った。
「私ね、お金とかじゃなくて、豊かさってこういうことなんだなあって、子ども心にずっと思ってた。・・・・・・お母さん、ありがとう」
ぽろぽろと、私の目にも二度目の涙がこぼれて、止まらなかった。
王子に差し出したかったハンカチで、私は自分の顔をぬぐう。
人が見ていないときに、やってしまうこと。それが本当にやりたいこと。 -
Posted by ブクログ
いい話なのに、不幸な事は一つもないのになんでこうもキュッと胸が切なくなるのかな。
各主人公達の中盤が苦しくて「ああ、わかるな」って感じて。どんな人達だって、皆それぞれ悩んで一生懸命生きてるんだなぁ。今私も気分が落ち込んでるからこそそう思うのか。暖かさはあるのに主人公達に入り込んでしまって途中苦しくなったり、。そんな苦しい話じゃないのに、、笑
人と人の繋がりって本当、目に見えてないけどあるんだな。自分は価値がない、孤独と感じていてもきっとそんな事なくて。自分のやってる事は形にならなくても誰かの何かになって残ってる、見たいな。
、、私もお仕事、頑張るかぁ、、笑 -
Posted by ブクログ
ネタバレ
ほおおおお、ほわっとしたぁー!
王子ってどこかの人物の人って思ってたけど本当におとぎ話の王子様だった!しっかりファンタジーの人物だったー!人魚が逃げたのタイトルも人魚が逃げたんじゃなくて。
人魚がいない世界が辛くて、王子が物語から逃げてきたのかー!はぁー!って声出た笑
そして紗奈ちゃん、よかったねぇ!自分の好きな人の想い人は姉だって思い込んでたけど、相手はちゃんと紗奈ちゃんの事が好きだったんだよー!
きっと無事に結婚式もあげれたし、ほわあああってなったなぁ。36歳の理世さんの話も年齢が近いからわからなぁ。ひとまわり年下の男性と付き合うからプロテクターを張る、自分の傷が浅く済むようにってきっとそうするよね、わかる。でもお互いにきっと腹を割って話せば幸せな方向に向くしまさに今からその段階でって所で話が終わるのも想像に任せれていい。よかった。いい話だ。 -
Posted by ブクログ
初めの甘酸っぱさ、その後の暖かさ、いつもの青山美智子さんの温かい話達だって読んで、読んで、読み進めて。
「、、、えっ?え、え!?」ってめっちゃ声出てまたページ戻って。
最後まで読んで、ほろりとないとまたちょっと戻って。
「、、、こんなん、、人生やん、、!!!!」
って声に出して飼い犬にめっちゃ見られた笑
青山美智子さんの作品はあったかいって思い切ってて、勿論これも暖かいんだけど、ちょっと泣いてしまった。
この作品は各章短編だけど今までよりもガッツリ繋がってる感じ。いやー、、、余韻が、、残るし、残したいというか。すぐ他の本読まずに漂いたいというか、、