青山美智子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
鎌倉で「はぐれた」人が案内所に行き着き、人生を見つめ直す連作短編集
各話は平成という時代を6年ずつ遡って展開していく
それが物語にいい効果を齎していると思うけど、過去からの順番でもそれはそれで成り立つし、その方が人と人の繋がりを知る喜びもあるかもしれない
最後まで読むと、また最初から読みたくなるというキャッチコピーではあるけど、逆もいいと思う
心に残った文章
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親は、子どもたちのことを何も決められないんだ。ただ見守ることしか。私が、私たちが、決めることを許されたものがあるとしたらたったひとつ、名前ぐらいだ。
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この歳になって娘た -
Posted by ブクログ
今年読んだ本でナンバーワンかも!今の私に寄り添ってくれるような優しい本。
5章からなる短編。
章ごとに切り取られている人物が変わるんだけど、
みんな繋がっていて、ラストに集約されるような構成。
こういうの、好き!
なんでもない日常のひとコマも
主人公がいる。
そう、誰もが人生の主人公なのだから。
そのひとコマで起きている事象も、
人と人との関係も、俯瞰で見たら
事実はひとつなんだけど、
自分というフィルターを通してしか
見ることができない。
「ツキない話」というPodcastを聴いている、というのが、5章全ての主人公の共通点。
月に関する話を若い男性タケトリオキナさんが語る10分の番組だ -
Posted by ブクログ
文字が書ける葉っぱ、タラヨウ。
以前この本で知ってから探していたその樹に、先日偶然出会えました。「もしかして、ミクジ…?」
うれしくてこれも何かのご縁かもしれないと思って、そのまま一気に再読。
心に残ったのはこの2つの言葉です。
一つは『ポイント』。
仕事や人生の選択肢に迷うと、つい「目的地」ばかりを必死に探してしまう。けれど、主人公の慎が気づいた「まず知るべきは現在地だったんだ」という言葉に、思わず手が止まりました。小さな好奇心、やってみようという気持ち。そこが原点。なのだと。ポイントカードも素敵で、ギターの話が一番好きです。
もう一つは『マンナカ』。
転校生の和也くんが周囲に馴染めな