青山美智子のレビュー一覧

  • 月曜日の抹茶カフェ

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    人間は未来が見えなくて不安になったり、上手くいかなくて苦しくもなる。自分だけでは解決出来ない気持ちも意図していない素敵なご縁から、もう少し頑張ってみよう、これでいいんだと思える。
    涙が出るくらい暖かくて、心が晴れやかになるご縁の物語。

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    2026年06月08日
  • 月曜日の抹茶カフェ

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    この本を読んで、人でも物でも「ご縁」があるというお話が、とても好きでした。

    なりゆきとか偶然とか、たまたまそうなったことの積み重ねで今の自分がいる。そう考えると、日常のすべてが奇跡みたいな偶然でつながっているんだなって思えます。これからは、その偶然をもっと楽しんでいきたいです。一回切りの縁にも、ちゃんと意味があるんだなと思えるようになりました。たとえ一度きりでも、あれは「ひまわりの種」だったんだと思えば、すごく優しいイメージに変わります。

    無数の手がどこまでも繋がっていく光景を想像すると、なんだか心がじんわり温かくなりました。自分がどこかで誰かを幸せにできているかもしれないし、そうありたいな。未完成ながらもマイナーチェンジを繰り返して、自分らしく誇れるように生きていきたいです。

    同時に、いろんな人に助けられて生きている感謝を忘れてはいけないな、とも強く思いました。

    読むと心がじんわり温かくなります。
    自分らしく好きなことをして楽しみながら、面白がって生きていこうと、とても前向きな気持ちになれる一冊です。

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    2026年06月06日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    のんびり読める、喫茶店が舞台のアンソロジー短編集。
    それぞれの作家さんの個性があり、設定もさまざま。
    どの作品も読みやすくて面白かった。

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    2026年06月02日
  • 月曜日の抹茶カフェ

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    備忘録
    ・自分が1番大事だって感じることをちゃんと大事にできたんだから、それでいいんだよ。思ったようにしていい。これからもずっと。(光都の言葉)
    ・スマホは最初から最後まで未完成。どんどん変化していく環境に適応していくために、マイナーチェンジする必要がある。
    アップデートしたことで不具合が生じたりもするけど、そういう失敗を重ねて少しずつスマホの存在自体が改良される。本体を替えなくても、そのままの姿で新しいことにトライしたり、できることが広がったりしていくことって素敵
    ・あたしは先のことに興味はないし、今のままこのま、与えられた体ひとつがすべてだもの。聞こえづらい片耳も、額の傷も、悲しかった経験も。幸福とか不幸とかではなく、ぜんぶ、あたしだけの堂々とした生涯。
    何かを持ったことなんて一度もないし、これからだって何も持つ気はないわ。(シロ)
    ・人が輝く場所もタイミングも、それぞれやと思うで(実篤)
    ・望み通り想定したままのことを手に入れたとしても、それだけじゃ夢が叶ったとは言えないんだよ。どんどん自分の予想を超えた展開になって、それをちゃんとモノにしていくっていうのが、本当に夢を実現するってことなんじゃないかな。(マスター)
    ・確実にいるんだ。さかのぼっていくと、繋がってる手がどこまでも無数に増えていくんだ。どの手がひとつでも離れていたら、ここにはたどりつけなかった。どんな出会いも、顔も分からない人たちが脈々と繋いできた手の先なんだよ。でも1番素晴らしいのは、遠いところで手を繋いできた人たちが、自分がどこかで誰かを幸せにしてるかもしれないなんてまったくわかってないことだよね。それがいいんだ。自分の身の回りのことに取り組んだ産物が、あずかり知らぬ他人を動かしたってことが。(マスター)
    ・生きているものはすべてひとしく、お父さんとお母さんにかぎらず、みんなみんなに育てられておおきくなるんですよ。わたしもね、今だって、みんなに育ててもらっています。みんなっていうのは、もちろんあなたたちもです。(宮司)
    ・縁って、実はとても脆弱なものだと思うんです。どちらかが一度でもぞんさいな扱いをしたら、あっけなくちぎれてしまうくらいに。ひとつひとつ交わす言葉や、わずかでも顔を合わせる時間や、相手へのそのつどの思いやりや…丹誠込めて手をかけて、続いていくものなんですよ。国籍や母国語の違う私たちを長い間繋げてくれているのは、この1枚1枚の膨大な積み重ねなんだと思います。その人に対してちゃんと誇れる自分でいたらまた会えるって、私は信じています。(ココアさん)

    木曜日にはココアをに続いて名作。最後の若旦那の思いが通じて涙。

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    2026年05月31日
  • いつもの木曜日

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    大好きな作品のスピンオフ。まるで絵本のよう。登場人物がそれぞれの場所で頑張ってて、温かい気持ちになりました。

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    2026年05月30日
  • いつもの木曜日

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    ネタバレ

    【こういう幸せ、いいよね。】
    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
    おすすめ頂いて、読んでみました。
    『木曜日にはココアを』よりもさらに短いお話の中に、少し前向きになれるエッセンスが散りばめられていて、心がじわっと温かくなりました。

    特別ゴージャスな場所は一つも出てこないのに、「ああ、いいなあ。私もこんな日々を送りたいなあ」と思えるお話が並んでいました。

    特に、朝美さんご家族のお話がお気に入りです。拓海君と輝也さんの温かい気遣いに私まで目頭が熱くなりました。

    おすすめありがとうございました!

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    2026年06月01日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    青山美智子さんの六冊目。
    田中さんの作品をみて作品をかいた、とあるが、遊園地の一日で色々な人々の人生を感じられ、またその人たちの同士の少しの関わり合い。いつもながらのほっこり、最高!

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    2026年05月28日
  • ただいま神様当番

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    私を楽しませるのは私。
    順番なんて、もう待たない。
    自分から世界に参加していこう。腕を伸ばして、この手でしっかりとつかんで。

    この文章が大好き!
    すごく共感した。
    私も、誰かを待たない、自分の人生を楽しむために自分で道を選びたい。

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    2026年05月26日
  • いつもの木曜日

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    青山美智子さんの大ファンです。
    全シリーズ読み終えた上で、この作品を読みました。カラーでイラスト付きに特別感があります。
    また会いたいと思っていた登場人物にここで再会できて嬉しい。笑
    青山さん!これからも作品楽しみにしていますとお伝えしたいです。^ ^

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    2026年05月17日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    通勤時に読むのにぴったりな短編集。

    登場人物は世代も立場もさまざまなので、幅広い層におすすめ。

    どれも同じ遊園地が舞台で、ピエロがキーパーソンになっていて、そのピエロの話もあり、「テーマパーク」ではなく「遊園地」に行ってみたくなります。

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    2026年05月15日
  • 鎌倉うずまき案内所

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    鎌倉で「はぐれた」人が案内所に行き着き、人生を見つめ直す連作短編集

    各話は平成という時代を6年ずつ遡って展開していく
    それが物語にいい効果を齎していると思うけど、過去からの順番でもそれはそれで成り立つし、その方が人と人の繋がりを知る喜びもあるかもしれない
    最後まで読むと、また最初から読みたくなるというキャッチコピーではあるけど、逆もいいと思う


    心に残った文章
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    親は、子どもたちのことを何も決められないんだ。ただ見守ることしか。私が、私たちが、決めることを許されたものがあるとしたらたったひとつ、名前ぐらいだ。
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    この歳になって娘たちがある程度育つと、この感覚はよくわかる
    確かに私の影響を受けた部分はあるだろうけど、結局は娘達自身で決めてきた事で構成されるし、それは今後も変わらないんだよね
    親としては子の幸せを願うくらいしかない



    そして、一番衝撃的だったセリフ
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    「あなたに向けて書いたんです」
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    私にも、「これは私向けの小説だ!」と思う作品は何作かある
    私だけと思うほど傲慢ではないけど、私みたいな人向けという意味でね
    作家さんにこんな事言われたらめちゃくちゃ嬉しいだろうなぁ

    多分、青山美智子さんも読者一人ひとりに「あなたに向けて書いている」気がする
    「お探しものは図書室まで」にしたって、読んだ人はそう思ったという事が大事と言ってたし
    読者がどう解釈したかは読者のものというメッセージ性を感じる



    私が読んだ青山美智子作品の中で、様々な登場人物の関係が繋がってる数が一番多い気がする
    青山さんの作品は連作短編ではなく、実は長編というのが一番感じられると思う

    巻末に登場人物達と平成の年表が載っているので、関係性を把握するのに便利

    各話を通して登場する二人
    SF作家として賞を穫る黒祖ロイド(クロソロイド)  
    大御所女優になる紅珊瑚(くれないさんご) 

    黒祖ロイドの仕掛けにはやられた
    流石は青山さんと言った感じ
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    古ぼけた時計屋の地下にある「鎌倉うずまき案内所」。
    旋階段を下りた先には、双子のおじいさんとなぜかアンモナイトが待っていて……。

    「はぐれましたか」

    会社を辞めたい20代男子。ユーチューバーを目指す息子を改心させたい母親。
    結婚に悩む女性司書。クラスで孤立したくない中学生。
    いつしか40歳を過ぎてしまった売れない劇団の脚本家。ひっそりと暮らす古書店の店主。
    平成時代を6年ごとにさかのぼりながら、6人の悩める人びとが「気づくこと」でやさしく強くなっていく――。

    うずまきが巻き起こす、ほんの少しの奇跡の物語。


    読み終えたあと、必ず最初に戻りたくなります。

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    2026年05月11日
  • 猫のお告げは樹の下で

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    文字が書けるハガキの葉、タラヨウ。
    以前この本で知ってから探していたタラヨウの木に先日偶然、出会えました。「ミクジ‥‥!?」
    これも何かのご縁かもしれないと思って、一気に再読。

    心に残ったのはこの2つの言葉です。
    一つは『ポイント』。
    仕事や人生の選択肢に迷うと、つい「目的地」ばかりを必死に探してしまう。けれど、主人公の慎が気づいた「まず知るべきは現在地だったんだ」という言葉に、思わず手が止まりました。小さな好奇心、やってみようという気持ち。そこが原点。なのだと。ポイントカードも素敵で、ギターの話が一番好きです。

    もう一つは『マンナカ』。
    転校生の和也くんが周囲に馴染めない姿には、読んでいていたたまれない気持ちに…。だからこそ、彼が苔を通して「自分のいるところが真ん中」と気づく場面は本当に素敵でした。周りに合わせるんじゃなく、自分の「好き」を世界の中心に置いていいんだよって、背中を押してもらった気分です。「ワクワクを大切に」がよかった。

    物語の最後、すべての「たまたま」が愛おしくなるあの感覚、たまりません。道に迷いそうになったら、またここに戻ってきたい。
    『木曜日にはココアを』との繋がりを見つけた瞬間は、思わず「えっ!」と声が出るほどの驚きと喜びでした。本当に素敵な一冊です。

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    2026年05月04日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    やばすぎ、めちゃくちゃ良かった、良すぎ、泣いた、感動、なんでこんなにも心温まるんだろう、本当にどの物語もすごく素敵で、だけど素敵なだけじゃなくて、勉強になるような言葉もあったり、思わずメモしたくなるような言葉が、沢山散りばめられていて、本当にだいすき。何度も読み返したくなるような作品だった。もちろんそれぞれ一つ一つの物語がとっても良くて、それぞれ主人公が居て、その方達の視点で進んでいくのも、とても面白くて、本当に、みんながみんな主人公だということが、よく分かる。最後の観覧車はもう本当に良かったです。僕がめちゃくちゃ大好きな構成で、鳥肌とか、色々凄かった、超感動。青山先生大好き

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    2026年04月30日
  • ただいま神様当番

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    現状にもやもやしている人々が不思議な神様と出会い、本来自分がしたかったことに気付いていく物語。
    青山美智子さん安定の癒される本です^^
    神様可愛かったな〜。私の所にも来てほしい(笑)。

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    2026年04月30日
  • 鎌倉うずまき案内所

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    鎌倉にあるうずまき案内所にたどり着ければ、はぐれた人生の軌道修正が出来る短編集。

    時代と世代が見事に螺旋で構成されてるのがイメージできました。
    1つ1つの設定も細かい。
    なにより、今現在の私自身が読むべき一冊でした。
    小説は不思議。
    自身の状態と手に取った一冊がカチリと嵌まると痺れる。

    私にとってのうずまきキャンディ。


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    2026年04月30日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    どんなときでも「喫茶店」でのひと休みと「物語」が、
    私たちを癒してくれる。
    いま最注目の作家陣が、
    お茶の時間に交錯する人間ドラマを紡ぐ、
    心をやさしく潤す短編集。

    ●作品紹介
    憧れのカフェでバイトをはじめた僕。
    店員として足りないものがあるのでは、と悩む僕に先輩は言う。
    「カフェっていうのはね、恋にあふれたファンタジーワ―ルドなんだよ」
    ――青山美智子「サロンエプロン」

    仕事に疲弊する私のもとに届いた、
    高校時代の親友からの15年ぶりのメッセージ。
    思い出のルノアールで、ウィンナーコーヒーを飲みながら作るのは、
    大谷翔平の人生設計ばりのプランニングシート?
    ――朱野帰子「痛い人生設計を作る、ルノアールで」

    昭和初期に建てられた洋館で週末の夜だけ
    イブニング・ティーが楽しめる「ミント邸」。
    名物は極上のホットケーキとマダムが提供する紅茶占いで……。
    ――斎藤千輪「究極のホットケーキと紅茶占い」

    神保町のレトロ喫茶に迷い込んだ女子高生の千紗。
    ケチャップ色のナポリタンに、こだわりのコーヒーを供してくれるそこは、
    まさに夢のワンダーランド!
    ――竹岡葉月「不純喫茶まあぶる」


    気になる同級生の秘密を偶然知ってしまった高校生の映史は、
    マスターがあらゆる「告白」をただ受け入れてくれる喫茶店
    「キルシェ」のカウンターに座るが……。
    ――織守きょうや「彼と彼女の秘密と彼」

    こちらとあちらの「中間生」にあるナカマ茶屋。
    ヒミコさんたちが最後に食べたいものを提供しながら、
    わたしはツレを待っているのです。
    ――小川糸「浮島 イルフロッタント」


    【個人的な感想】
    ● 朱野帰子「痛い人生設計を作る、ルノアールで」
    →人生いつからだってやり直せる!自分のやりたいことをやっていい!と思わせてくれる作品だった。

    ● 竹岡葉月「不純喫茶まあぶる」
    →食べ物の描写が丁寧で、喫茶店のナポリタンが食べたくなった。

    ● 織守きょうや「彼と彼女の秘密と彼」
    →最後にマスターの秘密が分かるとき、そういうことだったのか...と余韻が残る

    ● 小川糸「浮島 イルフロッタント」
    →亡くなった後もツレを想う姿に泣きそうになった。

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    2026年04月30日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    ――どんなときでも「喫茶店」でのひと休みと「物語」が私たちを癒してくれる。
    お茶の時間に交錯する人間ドラマを紡ぐ短編集。(ポプラ社HPより)

    力量の確かな作家陣が並んでいるだけに安定感のあるアンソロジー。
    個人的に好きだったのは織守きょうやさんの「彼と彼女の秘密と彼」。

    青山美智子さんの短編が作品のイントロのような短短編だったことが唯一残念だったポイント。

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    2026年04月11日
  • ただいま神様当番

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    読みながら、ハッピーエンドである事は予想できたが、それでも全くつまらなくない。 読んでいてずっと楽しかった。
    神様が自分の中に住み込んだことで、勝手に手が動いて普段ならしない行動をとってしまったり、普段しないところに飛び込んでみたり、意外なところで友達ができたり、嫌いな人の素敵なところに気づいたりする。

    私自身も似たような経験があるな〜と思った。行きたくなかった飲み会に行ってみたら意外と楽しかったり、面倒で嫌々行ったスーパーで偶然セールをやっていたり。

    同じことをするのが楽ではあるけれど、ちょっと勇気を出していつもはしないことにチャレンジしてみると人生が少しずつ楽しくなっていくものなのかもしれないと思えた。外に出て、何か新しいことをやってみようという気持ちになった。
    そういう大事なものを思い出させてくれる物語だった。また読みたい。


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    2026年04月06日
  • ただいま神様当番

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    ネタバレ

    めっちゃ良かった〜。
    「坂下」のバス停に毎朝並ぶ5人を、それぞれ主人公にしたオムニバス。
    みんな、ある朝バス停で見つけた落とし物(自分が欲しがっているもの)を見つけ持ち帰る。すると翌朝腕にデカデカと「神様当番」という文字が書かれて、高橋留美子の漫画に出てきそうなちっちゃいお爺さん(自称神様)が「お当番さんみつけた」と現れて、お願い事を言ってくる。
    神様の願い事は、ひいては主人公の願い事で、それが叶うと「神様当番」の文字も神様も消えていなくなる。
    現状に満足していない主人公たちが、神様のお願いをきこうとするうちに、すてきな未来を手にしていく。
    素敵な素敵なお話ばかりでした。

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    2026年04月04日
  • 本の話はどこまでも 青山美智子さんが答える33の質問

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    優しさに溢れていました。コンスタントに新作を発表されていて、すごいなあと思っていたけれど、そのための努力と今までの土壌と、何より書くことが大好きだという気持ちがあるからこそなのですね。小説家ってすごいなぁ。

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    2026年03月29日