青山美智子のレビュー一覧
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ネタバレ読み終わったあとの心のなかが、
マシュマロマンみたいに、
ベイマックスみたいに、
鏡餅みたいに、
ほわぁってあったかくなりました。
そして、とにかく外の世界へ、
一歩だけ、踏み出してみたくなりました。
一家に一台、いち小町さんがほしい。
「独身の人が結婚してる人をいいなあって思って、結婚してる人が子どものいる人をいいなあって思って。そして子どものいる人が、独身の人をいいなあって思うの。ぐるぐる回るメリーゴーランド。おもしろいわよね、それぞれが目の前にいる人のおしりだけ追いかけて、先頭もビリもないの。つまり、幸せに優劣も完成形もないってことよ」みづえ先生 -
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ネタバレ私は今まで、自分をなんて粗末にしてきたんだろう。口に入れるものや身の回りのものをていねいに扱わないって、自分を雑にするってことだ。(P、48)
「少数派かもしれないけど、酢豚のパイナップルを好きな人はいて、その人たちはちょっと好きってレベルじゃなくて、ものすっごい好きなんだと思うんです。好きの熱量の問題っていうか。たとえ多数に受け入れられないとしても、その人たちがいる限り存在が守られるんだと思うんです」(P、217)
わたしが生まれた日と、ここに立っている今日、そしてこれから来るたくさんの明日。どの日だって、一日の大切さになんの違いもない。(P、295)
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猫のミクジの不思議な御告げによって、それぞれの登場人物が生き方を見つめ直し、前向きに歩み出す物語。御告げの言葉がその後の物語のなかで、どの様に結び付いて行くのかが、興味深い。
印象に残った言葉は、「タネマキ」の「種って本来は勝手に飛んでいって、親の知らないところで、勝手に咲くもんでしょう。……意図しないところで回って行くのかも知れない。……どこかで勝手に咲く花を知ることはなくても……」ひたすらにひたむきに愛することを続ける事は、いつの間にか誰かの心に種をまいているのかもしれないと励まされました。
アイディアが舞い降りる瞬間について、ぽかーんとして「神様が入るスペースを作る」という「スペース」の -
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ずっと気になっていた作品です。
やっと読みました。
青山美智子さんの作品にはちょっと現実離れしたキャラクターが登場しますね。
今作はお尻に星マークのついた猫、ミクジ。そして、小道具がお告げの書かれたタラヨウの葉っぱ。
短編集の共通の舞台が小さな神社。
猫のミクジがお告げの葉っぱを渡す?シーンは「ちびくろサンボ」を思い出しました。
登場人物たちは日常生活でのちょっとした負の感情を抱いている。何とか抜け出したいのだけれど…。
そこにミクジからのお告げの書かれた葉っぱ。きっかけをもらった人たちは、色々と考え想像して自分らしいを一歩踏み出して行く。
とても温かくて可愛らしくて、ちょっぴりの勇気も貰