青山美智子のレビュー一覧

  • 月曜日の抹茶カフェ

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    今回もとても深いお話だった。
    自分にも何か問いかけられているような諭されているような不思議な感覚。
    優しいお話だけど心に響きすぎてずっと読んでいたい。

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    2025年10月24日
  • 月の立つ林で

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    五章編成の小説でした。普段この系統の本を読まないので新鮮で楽しかった。
    どの話も主人公は違うが、どの話もつながっていた。誰かの日常が誰かにとって特別で、誰かの特別が誰かにとっての日常で、人の思いは繋がっていて素敵なお話だった。また読み直そうと思った。

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    2025年10月23日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    ネタバレ

    大好き青山さん♡
    ページを捲ると紙が厚くてしっかりしていて絵本を読んでいるんじゃないかと思えてきた!田中さんのミニチュアもおなじみですね(*^^*)⟡.·

    遊園地を訪れたお客さんのお話が書かれている!
    (仕事で来ている人もいたけれど!)
    短編集なんだけど、青山さんの作品に良くあるのですが前後の人々が繋がっていてそこも面白い!
    この人達にはこう見えてるんだなとか知れる。

    「ぐるぐるめ」というのはこの遊園地の愛称。
    私はこの名前を見てグルメ?食べ物?とまた食い意地が張っているのですが(笑)
    登場人物の人々もいろんな捉え方をしていて、いろんな「ぐるぐるめ」があるんだなとしみじみ。

    1話に出てき

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    2025年10月23日
  • 月の立つ林で

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    穏やかであたたかくて、ありのままの貴方でいいんだよって包み込んで優しく背中を押してくれるような作品。デトックス効果すごい。
    なにか壮大な出来事が起きる訳ではないけれど、読み終わった頃にはなんだか自分の悩みや生きづらさが良い意味でちっぽけなものに思えてくる。テーマである「月」は、物理的にも時間的にもスケールの大きな世界にいながら、どこかいつも静かに私たちの傍に寄り添ってくれているように感じる存在。その二面性が、ほっと息をつけるような安心感と同時に前向きな気持ちにさせてくれるのかもしれない。
    この本に出てくる5人、この本を読んだ何万人、そして私、この地球の80億の中ではありきたりでちっぽけな存在と

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    2025年10月23日
  • 月曜日の抹茶カフェ

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    木曜日を読んだらなんと月曜日もあるじゃないか!
    って事で一瞬で読み終わりました。
    読み終わるのが寂しかった...

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    2025年10月21日
  • 赤と青とエスキース

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    こんなにも綺麗に重なり合う連作短編は初めてで感動した。

    一章を読み終えてからずっと早くブーとレイの行く末を見たくて、エピローグにきっと答えがあるはず――そんな気持ちを片隅に留めたまま各章を追っていたが、「2人はずっとそこにいた」と気づいた瞬間、もう一度最初から読み直さずにはいられなかった。

    人生の方向性を決定づけるような出会いって、日常のどこに転がっているかわからない。その時には気づけない。けれど真摯に向き合うことで時間を経て特別な出会いになっていく。ただの偶然を輝かせるのは自分次第だ。

    「運命」という言葉はどこか“選ばれた人に起きる特別なこと”のような響きを持つけれど、それが“丁寧に向

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    2025年10月21日
  • リカバリー・カバヒコ

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    青山さんの優しさから琴線に触れる文章、登場人物に出会えた。
    カバヒコにリカバリーしてもらえた。
    この本を読んだことで大切な人の気持ちがわかった気がした。

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    2025年10月20日
  • 赤と青とエスキース

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    会うべきして出会い、縁は巡り巡って
    誰かを勇気付けたり、元気にしたり、、
    不思議なものだなと感じさせてくれた

    青山さんの作品は
    人間として生きていく中で
    うまくいったり、いかなかったり、
    そんな人間らしい葛藤を温かく描いている
    作品だなと毎回感じる

    芸術の分野にはかなり疎い私でも、
    人間の縁の巡りで、
    色んな人の視点でみた、一枚の絵の感想を見て、
    正解はないのだと感じた
    美術へのハードルが下がり、
    色々な芸術に触れてみたいと自分の視野が広がった

    立ち止まった時にふと感じる
    「生きるのはなんて大変なことなんだろう。今まで何度も、そう思ったことはある。
    日々のあわただしさにごまかされていると

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    2025年10月19日
  • お探し物は図書室まで

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    どれもいい物語でした。
    勉強になりました。
    しばらくは青山美智子さんの
    本を読んでみようと思いました。

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    2025年10月19日
  • お探し物は図書室まで

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    ネタバレ

    読み終わったあとの心のなかが、
    マシュマロマンみたいに、
    ベイマックスみたいに、
    鏡餅みたいに、
    ほわぁってあったかくなりました。

    そして、とにかく外の世界へ、
    一歩だけ、踏み出してみたくなりました。

    一家に一台、いち小町さんがほしい。

    「独身の人が結婚してる人をいいなあって思って、結婚してる人が子どものいる人をいいなあって思って。そして子どものいる人が、独身の人をいいなあって思うの。ぐるぐる回るメリーゴーランド。おもしろいわよね、それぞれが目の前にいる人のおしりだけ追いかけて、先頭もビリもないの。つまり、幸せに優劣も完成形もないってことよ」みづえ先生

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    2025年10月19日
  • 赤と青とエスキース

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    ネタバレ

    繋がる話だと知っていたから注意しながら読んでたけど最後はやっぱり、え、この人あの人だったの??と思わされることがたくさんあり、とても面白かった。青山先生の他の作品も読んでみたいと思った。

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    2025年10月19日
  • 月曜日の抹茶カフェ

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    縁、それは繋ぐもの

    運命より明確で

    偶然より自分の意思に左右される

    針で刺した指のような
    金木犀の香りのような

    無意識に通り過ぎこができない

    縁のお話

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    2025年10月18日
  • リカバリー・カバヒコ

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    ほんの少し
    モノの見方を変えてみる
    考え方を変えてみる
    気持ちの置き方を変えてみる
    素敵なきっかけを与えてくれる青山さん
    また、今回も心のリカバリーが出来ました

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    2025年10月18日
  • 月の立つ林で

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    連作短編集は私が1番好きな形式の小説なんですよね。この小説もびっくりするような伏線回収はなかったけれどどこか物語同士に繋がりがあって面白かったです。どの短編も前向きになれるような小説でした。人生では必ずつまづいてしまうところもあるけどそれを乗り越えて頑張ろうと思える作品でした。

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    2025年10月18日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    青山美智子先生の本の心惹かれるところは同じ空間にいる人たちがほんの少し交わって、それぞれのストーリーが紡がれていくところ。
    今回のストーリーもあの時出てきたあの人が次の話の主人公⁉︎みたいなことがたくさんあり、心が躍った!

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    2025年10月18日
  • お探し物は図書室まで

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    独立した短編5話だか、それぞれの登場人物たちがどこかでつながる群像劇で読んでいて楽しい。

    何かに迷っている人が、小町さんにすすめられた本に導かれるように答えを見つけていく。
    それぞれの場所で、頑張って努力して道が拓けていく様子が読んでいて心地よい。

    私も小町さんから本をおすすめされたい。
    そして、呉宮堂のハニードームを食べてみたいなぁ。

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    2025年10月18日
  • お探し物は図書室まで

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    読んでるあいだずーっと私の脳内ではマツコ・デラックスさんがキャラ設定されてた。映像で観たいな。癒された。

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    2025年10月17日
  • お探し物は図書室まで

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    ネタバレ

    私は今まで、自分をなんて粗末にしてきたんだろう。口に入れるものや身の回りのものをていねいに扱わないって、自分を雑にするってことだ。(P、48)

    「少数派かもしれないけど、酢豚のパイナップルを好きな人はいて、その人たちはちょっと好きってレベルじゃなくて、ものすっごい好きなんだと思うんです。好きの熱量の問題っていうか。たとえ多数に受け入れられないとしても、その人たちがいる限り存在が守られるんだと思うんです」(P、217)

    わたしが生まれた日と、ここに立っている今日、そしてこれから来るたくさんの明日。どの日だって、一日の大切さになんの違いもない。(P、295)

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    2025年10月17日
  • 赤と青とエスキース

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    人や作品のつながりが感じられる心温まる本。

    題名にある、青色と赤色で描かれたエスキースが各章に登場する。各章を終えるごとに時代が少しずつ進んで、エスキースもいろんな人びとの心に残る作品になっていく。結末もほんとに素敵だった。

    人との出会いを一つ一つ大切にしようと思った

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    2025年10月16日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    青山美智子さんの作品は、読み終わった後にほっこりした気持ちと少しの希望・勇気をくれる。
    そこが好き。

    田中達也さんのミニチュアも、各章を読み終わったときに「あれ?!この人達はあの話に出てきた人達だ!」って発見出来て楽しい。
    皆んな各章の扉絵?で各自の楽しみ方をしていて面白い。みんな同じミニチュアなはずなのにそれぞれの性格が出てる。すごい!

    あと青山美智子さんの遊び心も入っていて、また過去作を読み返したくなりました!

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    2025年10月16日