青山美智子のレビュー一覧
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茶道を習っている私に抹茶という言葉がひっかかり、『木曜日にはココアを』の続編でもあるとのことで選択。
読後感がいい。今テレビで『ひよっこ』の再放送を見ているのだけれど、人と人の縁が次につながっていく、そんなところがこの本の内容と似ているように思った。自分のちょっとした言動がもしかしたら誰かの人生に影響を与えているのかもしれない。
「人でも物でも、一度でも出会ったらご縁があったってことだ。縁っていうのはさ、種みたいなもんなんだよ。小さくても地味でも、育っていくとあでやかな花が咲いたりうまい実がなったりするんだ。種のときは想像もつかないような」マスターのこの言葉が心に残った。
文体がとても読みやすく、すっと入ってくる。 -
Posted by ブクログ
1回目読んだ時ももちろん素敵な物語だけど、2度3度と何度も楽しめて、読む度に違う読み方ができるんだろうな
最後のエピローグで綺麗に、全部のエピソードの主人公たちが出てきて、この人はこの人で、この関わりがあって、ってこの本一冊を全て思い返しながらもう一回ページを戻りながら読んだ
物語の構成、アイデアにあっぱれ、、
自分に刺さる言葉、大事にしたい言葉もたくさんあった
絵のモデル、絵にふさわしい額縁を作る職人、絵が飾られているカフェ、画廊で働く人、それを描いた画家、一つの絵を介してこんなにたくさんの人々が関わっていて、その人たちのそれぞれの人生、そして、この絵が見てきた物語
画家が亡くなったとしても、この絵が大切にされている限り、この絵はずっとその周りの人たちの物語を見守もっていくんだろうな
自分以外の人の物語や背景って会話しないと見えてこない部分ではあるけど、自分と関わりのない人もそれぞれが抱えている物語があるんだなと思ったし、その人たちへ前より思いを馳せることができるようになった気がする
私と関わりがない人も、みんなしあわせでいれますように!
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Posted by ブクログ
ネタバレ青山さんの著書の中で一番好き。悩み事や元気のないときにそっと寄り添ってくれるような作品。
司書の小町さんが銭天堂の紅子さんそっくりだな。姿形はもちろん、お客様にぴったりの駄菓子を見つけてくれるところと似ている。小町さんの方が付かず離れずの距離感でさりげなく伝えてくれているのだけれど。私にはどんな本を選んでもらえるのかな?
心に残った文章を抜粋
P194〜
「百人につきひとり、と考えると、百分の一で、一パーセントだな」
「でも、自分のやりたいことをやるのは自分なんだから、自分につきひとり。となれば、
1分の1で、百パーセント」
「ん?」
「百パーセントの可能性がある」
P293
人と人が関わるのならそれはすべて社会だと思うんです。接点を持つことによって起こる何かが、過去でも未来でも。
会社だけじゃない。親子の間にもちゃんと「社会」があったのではないか。
わたしはこれまでずっと、前へ前へと歩いてきた。人生は縦に伸びているものだと思っていた。
でも今、横歩きの景色には何が見えるだろう。 -
Posted by ブクログ
安定の青山さん
7つの短編、共通項はなんらかの悩みを抱えた方々が神社でハチワレでお尻に白⭐️マークの黒猫ミクジに会う事、ハチヨウの葉っぱに出会った方しか見えないキーワード、お告げ?が書いてあるものを拾う事。
現状を変えたい…諦めないで前に進む力のきっかけ、背中を押してくれるものとしての黒猫、ハチヨウ葉っぱのお告げであるが、なりたい自分になれたのはやはり自分の変わろうと努力した結果である…
青山さんさんの短編は、年齢性別問わず、ちょっとしたきっかけと行動で人生楽しくなるからの諦めないで…というメッセージ性を感じるものが多く前向きになれる効果あり… -
Posted by ブクログ
思わず涙…゚(゚´Д`゚)゚。
くさくさしたワタシの心はとっても癒されました
ひとつひとつの物語がひと粒ずつのおいしいチョコレートのように思っていたら、私だけに用意されたとってもとっても特別なチョコレートスイーツのよう(◍︎´꒳`◍︎)
ブックデザイン、完璧すぎる✨
作中の増田彩来さんの写真も
作中のフラワーディレクションされている井上樹さんの作品も…
最高、たまりません♡
作品をさらに美しくつつみ込んでます
チョコレートを食べるときに起こる感情、、
癒される、そっと背中を押してくれる、、しあわせ♡
という物語かと思いきや
人と人とのつながりをとってもあったかく描かれていて、すてきな作品
今まで出逢ってきたひとたちに想いを馳せ
大好きだけど何年も会えてない友人に会いたくなりました
さすがは、青山美智子さんです