青山美智子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
実際に書店に並んでいる本が物語の中に登場し、それがストーリーと絡んでいく設定にワクワクしました。
本は読む人によってさまざまな捉え方ができ、そのどれもが正解です。
私も、本を読んだ後に皆さんの感想を読みながら新たな発見に出会えるのを、とても楽しみにしています。
人はどこかで繋がっていて、相手が見えていなくても、何かしらの影響を与え合っています。
たとえば、今手元にある一冊の本には、
――執筆に繋がる著者の経験やきっかけに関わった人たち→ 著者
→ 出版社の人たち
→ 印刷会社の人たち
→ 配送会社の人たち
→ 書店の人たち
→ その本を勧めてくれた人たち
→ そして自分
と、想像するだけ -
Posted by ブクログ
ネタバレ連作短編でありつつ、大きな物語だった。
陳腐な言い方だけど、運命的で大きな愛の。
絵から始まって絵で終わる。
エスキースの誕生から、エスキースと共にあった男女との時の流れ、最後はジャックの元に戻るから、エスキースの旅のようでもある。
タイトルも調和している。
読後、胸がいっぱいになった。
途中から人物関係とか展開とか、そんな気はしてたけど、すごく良かった。
そして、力強いメッセージ。
「今、私から言える大事なことは」からのオーナーとのやりとりが沁みる。
とにかく生き延びよう。
幸あれかし。
レイとブー
日本人の耳はやっかいねー
昔、ネイティブの先生の「new」をヌーとしか聞き取れなくて、 -
Posted by ブクログ
ネタバレめーっちゃくちゃいい本だった。
登場人物の中にいわゆるすごい人は1人もいない。
小町さんも含めて。
だけど人の温かい部分がどんどん連鎖して、悩みや不安な心が薄然とほぐされていくような、そんな感覚だった。
「本も、そうなの。作り手の願いとは関係のないところで、そこに事かれた幾ばくかの言葉を、読んだ人が自分自身に組づけてその人だけの何かを得るんです。」
この言葉は、私が本を読む理由がここに集約されてると思えるくらいしっくりきた。
本当に良い本だった。赤と青のエスキースもお気に入りだし、青山さんの本をもっと読んでみよう。
出会えてよかったと思える本です。