青山美智子のレビュー一覧

  • 赤と青とエスキース

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    作中のあらゆる部分で描かれる、赤と青の対比が美しい。
    各話には赤もしくは青の役割を持つ人物が登場し、赤と青は真逆だからこそ反発し合い、時に自分にない物を求めて強く惹かれ合うのだろう。

    赤と青の人間関係を味わう物語かと思っていたら、全話を通した仕掛けがあって驚いた。
    一話で描かれた絵画「エスキース」が本作のもう一つのキーパーソンだ。
    ラストの一言で、エスキースの旅の軌跡を振り返りたくなる。

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    2026年09月05日
  • 月の立つ林で

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    ネタバレ

    5つの短編が連作になっていて、登場人物が少しずつ関連しているのが面白い点。

    帯に記載の『月の満ち欠けのように揺れ動く心と新しい自分へと踏み出す希望』が描かれていて、新年度に差し掛かる今まさにぴったり〜

    最後2章は1時間で100Pのペースで読んだ。それくらい引き込まれる面白さ。

    裏表紙のあらすじ的なものをまとめると、『月に関する語りを聴く中で、登場人物達の心も満ち欠けしながら毎日を紡いでいく』という感じ。

    きゅんっとか感動とかミステリーとかとは違う。ハートウォーミングが近いかな?

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    2026年09月04日
  • 月の立つ林で

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    那智とジンくんの話が心に残った。2人は恋してるのか同情なのか友情なのか分からないけど、近く抱きしめ合ったってとこが何か心に沁みた。

    登場人物たちが繋がっていく感じが嬉しくて一気読み。

    そしてタケトリ・オキナが意外な人でびっくりした!

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    2026年09月04日
  • 赤と青とエスキース

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    めちゃくちゃおもしろい。やっぱりこの作者さんは短編みたいな形であたたかい話を繋げていくのがうますぎる。1枚のエスキースを中心に、章ごとに年月が経過していきながら話が進んでいく。ブーとレイ、素敵な関係すぎる。最後がめちゃくちゃ良くて、その状況をもう一度理解したくて最後の章は2回読んだ。

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    2026年09月04日
  • 赤と青とエスキース

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    一枚のエスキースが巡る物語
    体の奥から押されるように気持ちが正しいところに置かれていくような感覚になるのは青山先生の凄いところ 
    [エスキース] ブーがそれについて話す場面に感嘆

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    2026年09月03日
  • 月曜日の抹茶カフェ

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    茶道を習っている私に抹茶という言葉がひっかかり、『木曜日にはココアを』の続編でもあるとのことで選択。

    読後感がいい。今テレビで『ひよっこ』の再放送を見ているのだけれど、人と人の縁が次につながっていく、そんなところがこの本の内容と似ているように思った。自分のちょっとした言動がもしかしたら誰かの人生に影響を与えているのかもしれない。

    「人でも物でも、一度でも出会ったらご縁があったってことだ。縁っていうのはさ、種みたいなもんなんだよ。小さくても地味でも、育っていくとあでやかな花が咲いたりうまい実がなったりするんだ。種のときは想像もつかないような」マスターのこの言葉が心に残った。

    文体がとても読みやすく、すっと入ってくる。

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    2026年09月01日
  • いつもの木曜日

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    ネタバレ

    可愛い挿絵と超短編小説で絵本のように気軽に読めました。
    仕事で疲れた夜や憂鬱な月曜日の朝にマーブルカフェのような所でのんびり読みたい。
    嫌なことがあってもそのお陰で良いことが起こる、ちょっとしたことに幸せを感じられる、、、
    慌ただしい日常生活と丁寧に自分の気持ちと向き合って暮らせば幸せは感じられるのかもと思えた作品でした。

    ✴︎印象に残った言葉✴︎
    マスターのひとりごと
    楽しいことより楽しみなことがたくさんあるほうが、人生は幸せなんじゃないか

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    2026年09月01日
  • 赤と青とエスキース

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    一枚の絵を巡った連作短編になっており、
    絵の知識が無くても楽しめた!

    絵画はもっと日常的にあるべきものだと
    今回の作品を通して、認識した。

    目に見えない病についても共感…

    それに、そことも繋がってたの?!
    という部分が多々あって面白かった!

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    2026年08月31日
  • 赤と青とエスキース

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    レイとブー、茜と蒼、立花さんと円城寺さん。
    どんどん繋がっていって衝撃。
    普段は読み終わった本ををもう一度読むことはないけれど、この本は最初から読みなおそう。
    最初から、もう一度、この物語をたどりたい。

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    2026年08月30日
  • 赤と青とエスキース

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    冒頭からあまりにも自分と同じ状況でひきこまれた。連作小説ってやっぱり面白いな〜。最後まで展開が読めなくて、理想と現実が渦巻いてて、でも文体が優しくて、ちょっとハラハラしながらも安心して読めた。それと美術館に行きたくなる。世の中には自分の知らない素敵な仕事がたくさんあるんだ。

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    2026年08月30日
  • 月の立つ林で

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    かなり好きなジャンルの本。出てくる人それぞれが今の生き方に不満があって、現実的だった。特に終盤は伏線回収してきて一気読みしてしまったくらい面白いかった。今日1日嫌なことがあっても、明日は必ず来る。新月も必ずくる。新月の意味を知って、また明日から頑張ろう、リスタートだという気持ちを持てた一冊でした。

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    2026年08月29日
  • 赤と青とエスキース

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    1回目読んだ時ももちろん素敵な物語だけど、2度3度と何度も楽しめて、読む度に違う読み方ができるんだろうな
    最後のエピローグで綺麗に、全部のエピソードの主人公たちが出てきて、この人はこの人で、この関わりがあって、ってこの本一冊を全て思い返しながらもう一回ページを戻りながら読んだ
    物語の構成、アイデアにあっぱれ、、
    自分に刺さる言葉、大事にしたい言葉もたくさんあった
    絵のモデル、絵にふさわしい額縁を作る職人、絵が飾られているカフェ、画廊で働く人、それを描いた画家、一つの絵を介してこんなにたくさんの人々が関わっていて、その人たちのそれぞれの人生、そして、この絵が見てきた物語
    画家が亡くなったとしても、この絵が大切にされている限り、この絵はずっとその周りの人たちの物語を見守もっていくんだろうな
    自分以外の人の物語や背景って会話しないと見えてこない部分ではあるけど、自分と関わりのない人もそれぞれが抱えている物語があるんだなと思ったし、その人たちへ前より思いを馳せることができるようになった気がする
    私と関わりがない人も、みんなしあわせでいれますように!

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    2026年08月29日
  • 月の立つ林で

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    月を見上げたくなる秋の始めにぴったり

    それぞれに悩みを抱えながら生きている人たちが、ポッドキャストの語り手『タケトリ・オキナ』に出会って少し人生を動かしていく。

    青山美智子さんらしい繋がる物語
    元看護師の朔ケ崎怜花が猫を預かる話が一番好きだった

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    2026年08月29日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    青山美智子とポプラ社、これ以上の組み合わせは、なかなかお目にかかれるものではないと、勝手に思っています。
    今作でも得意の連作短編がズバリと決まり、読む者をいつの間にか青山美智子ワールドに惹き込んでいきます。
    そしてその世界を田中達也氏のミニチュア作品が鮮やかに彩ります。

    今作はゆっくりと始まり、中盤から一気に加速したように感じました。
    ちょうど、老夫婦と姪孫が主役となるフードコートでのお話あたりから。

    優しさに浸りたくなったら、この本を手に取ることを強くおすすめします。

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    2026年08月28日
  • 月の立つ林で

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    青山さんの作品は、読むと心が暖かくなり、穏やかになるから大好き。ほっとする。

    世界中の人がこの作品を読めば世界平和なのになあ、と思う。

    それぞれの話も楽しいし、最後に伏線のように繋がるところが読んでいて心地がいい。

    精神が荒れてきたら必ず戻って読む。

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    2026年08月27日
  • お探し物は図書室まで

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    ネタバレ

    青山さんの著書の中で一番好き。悩み事や元気のないときにそっと寄り添ってくれるような作品。

    司書の小町さんが銭天堂の紅子さんそっくりだな。姿形はもちろん、お客様にぴったりの駄菓子を見つけてくれるところと似ている。小町さんの方が付かず離れずの距離感でさりげなく伝えてくれているのだけれど。私にはどんな本を選んでもらえるのかな?

    心に残った文章を抜粋

    P194〜
    「百人につきひとり、と考えると、百分の一で、一パーセントだな」
    「でも、自分のやりたいことをやるのは自分なんだから、自分につきひとり。となれば、
    1分の1で、百パーセント」
    「ん?」
    「百パーセントの可能性がある」

    P293
    人と人が関わるのならそれはすべて社会だと思うんです。接点を持つことによって起こる何かが、過去でも未来でも。
    会社だけじゃない。親子の間にもちゃんと「社会」があったのではないか。
    わたしはこれまでずっと、前へ前へと歩いてきた。人生は縦に伸びているものだと思っていた。
    でも今、横歩きの景色には何が見えるだろう。

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    2026年08月26日
  • 月の立つ林で

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    一人一人の主人公たちが、色々な縁で繋がっていて、ドキッとしたり、あ〜そういうことか!と思ったり、読んでいて本当に面白い。人というのは1人では生きていないんだなぁ、と、改めて思う。なかなか自分の思いを相手に伝えないので、お互いに誤解することも多いけれど、それも相手を思って黙っていることもあり、難しい。青山美智子先生の作品は、心が温かくなるものが多く、読んでいて、とても幸せな気持ちになる。(再読)

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    2026年08月26日
  • 赤と青とエスキース

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    赤と青とエスキース、題名にあるそれになぞらえ散りばめられてきたシーン。この本が伝えたかったことは何だろうと。きっとそれは受け取った読者それぞれに回答があるんだと思います。

    人生をちょっぴり救ってくれて、
    これからを考えるきっかけとなるような
    まさにエスキースとなる本なのかもしれません。

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    2026年08月25日
  • 猫のお告げは樹の下で

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    安定の青山さん
    7つの短編、共通項はなんらかの悩みを抱えた方々が神社でハチワレでお尻に白⭐️マークの黒猫ミクジに会う事、ハチヨウの葉っぱに出会った方しか見えないキーワード、お告げ?が書いてあるものを拾う事。
    現状を変えたい…諦めないで前に進む力のきっかけ、背中を押してくれるものとしての黒猫、ハチヨウ葉っぱのお告げであるが、なりたい自分になれたのはやはり自分の変わろうと努力した結果である…
    青山さんさんの短編は、年齢性別問わず、ちょっとしたきっかけと行動で人生楽しくなるからの諦めないで…というメッセージ性を感じるものが多く前向きになれる効果あり…

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    2026年08月28日
  • チョコレート・ピース

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    思わず涙…゚(゚´Д`゚)゚。
    くさくさしたワタシの心はとっても癒されました

    ひとつひとつの物語がひと粒ずつのおいしいチョコレートのように思っていたら、私だけに用意されたとってもとっても特別なチョコレートスイーツのよう(◍︎´꒳`◍︎)

    ブックデザイン、完璧すぎる✨
    作中の増田彩来さんの写真も
    作中のフラワーディレクションされている井上樹さんの作品も…
    最高、たまりません♡
    作品をさらに美しくつつみ込んでます

    チョコレートを食べるときに起こる感情、、
    癒される、そっと背中を押してくれる、、しあわせ♡
    という物語かと思いきや
    人と人とのつながりをとってもあったかく描かれていて、すてきな作品

    今まで出逢ってきたひとたちに想いを馳せ
    大好きだけど何年も会えてない友人に会いたくなりました

    さすがは、青山美智子さんです

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    2026年08月25日