青山美智子のレビュー一覧

  • 猫のお告げは樹の下で

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    ネタバレ

    神社で出会った不思議な猫ミクジからお告げをもらったことで、日常が明るい方向に動いていく人々を描いた物語。でもこのお告げは魔法の言葉ではない。お告げはなんだろうと思うことで、今まで気づけなかったことに気づいていく。
    7枚目『タマタマ』での月の話や女性が伝えたかったこと、『あなたはこんなにも素晴らしいのだと、すべての人に、ただそれだけを』ここはとても好きだった。
    青山美智子さんの話らしく、ほわっと心があたたまる、前向きになれる物語だった。

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    2026年08月24日
  • 赤と青とエスキース

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    1章が「この後どうなるの!?」と気になるところで終わり、2章を読み始めた途端、主人公が変わり少し戸惑ってしまった。

    しかも1章で出てきた『エスキース』や『ジャック」 』も出てきて、「どう繋がってるの…?」と困惑とワクワクが入り混じった感情になった。

    3章では、賞を取った漫画家が主人公。
    雑誌の記者との対談場所である喫茶店に、2章で出てきた額縁に収められた『エスキース』が登場する。
    けれども絵は店内に飾ってあるだけで、3章のメインは漫画家の師匠と弟子の愛の物語である。

    ここまで『エスキース』は各章に登場はするものの、これといった繋がりは見えず、わくわくは先延ばしになった。

    4章。50代の女性とその元彼が、1章の主人公レイとブーだと知った瞬間、身体がゾワッとした。

    そして衝撃のエピローグ。
    ここまで散りばめられた伏線が次々と回収されていき、読みながら鳥肌が立ったし、読んでいて高揚感にあふれていた。
    1章の主人公レイとブーが、4章だけでなく2章3章にも登場していたのには驚かされ、思わず声が出た。

    『エスキース』をジャックが描き、その絵を蒼と茜が人生に置き換えて完成させていく物語。

    身近にいる人の大切さにも気付かされる素敵な本だった。

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    2026年08月23日
  • 月曜日の抹茶カフェ

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    濃茶を先に飲めば苦く感じるのが、お菓子を食べた後に飲めばお互いが引き立つ 
    一方的に思うのでなくてお互いが、存在を確かめあえば、ここに「ある」という気持ちになれるのはとても優しい気持ちになるし、前を向いていけるんだろう 

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    2026年08月22日
  • 赤と青とエスキース

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    1章から4章までの各話単体でもそれぞれの登場人物の成長と温かな人間関係が描かれ、そしてエピローグによってより大きな物語に開かれるところが素敵だった。
    また、各話、常に赤と青とエスキースが存在するところや章題のオシャレさも良かった。

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    2026年08月22日
  • 鎌倉うずまき案内所

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    ネタバレ

    今まで読んだ青山さんの作品の中でかなり好きな作品。
    連作短編集なので登場人物が繋がって出てくるのだが
    今回は前に出てた人が重要な人物で出てきて内容が濃い。
    特にノギくんの学生時代のお話と大人になってからのノギくんがとても良かった。つむじの巻のおかあさんのキャラクターも好きだった。色々のところでちょこちょこ登場していた黒祖ロイドの最後の種明かしも良かった。

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    2026年08月22日
  • 月の立つ林で

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    短編集だけど、全て少しずつ繋がっていて、読みながらドキドキしたり、ワクワクしたり、時には切なくまた感動して涙した。
    とても心を揺さぶられた作品達だった。

    何度でも忘れて一から読み直したいと思える作品。
    とにかく良かった。
    自分の中では今まで読んだ中でトップ3に入る。

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    2026年08月21日
  • 猫のお告げは樹の下で

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    青山美智子さんの作品が大好きで、今回もほっこりさせてもらいとても良かったです。
    時おり涙ぐみそうなシーンもあり、通勤中に読むのがしんどかったです。笑

    短編なので読みやすくオススメです。

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    2026年08月20日
  • 月の立つ林で

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    家族におすすめされて読みました。
    まず、装丁がとても可愛くて素敵です。
    連作短編です。

    青山美智子さんの文章は
    どれも読みやすくて一気読みしました。
    ポッドキャスト「ツキない話」を登場人物たちは
    聞いているのですが、月に関する話も面白いですし
    それぞれ色んな立場から見える悩みや迷いが
    とてもリアルで共感できました。

    周囲の環境や人を大切にしようと思えました。

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    2026年08月22日
  • チョコレート・ピース

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    ネタバレ

    今回の小説は超短編小説で気軽に読めるな
    始まらない恋の感じ懐かしいなー
    と気楽な気持ちで読んでいたら最後の方で「そう繋がってたのか!」となって2章を読んで反対側の心情も分かってさすが青山先生の作品!となりました。
    最後のエッセイでも始まらない恋の感じに昔の自分のはじまらなかった恋もこんなもんかと思え、浄化できた気持ちになりました。

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    2026年08月16日
  • 月曜日の抹茶カフェ

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    小説なのに甘い抹茶を飲んだあとのように心が温まった。短編だけど繋がっていて、それは本だけじゃなくて我々みんなもそうなんだって思わせてくれた。ほろ苦くそして甘い物語。

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    2026年08月13日
  • 赤と青とエスキース

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    青山美智子さんの本は全てのピースがしっかりと最後にハマる本ばっかり。でも、今回の赤と青とエスキースはいつピースがハマるのか楽しみに読み進めていたら、4章とエピローグで全てのピースがハマった!とてもいい話だった。

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    2026年08月11日
  • 赤と青とエスキース

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    読み終えたと同時に「ヤバ、この本」と声が出たのは初めてだった。
    絵画のことのみならず、人間の持つモヤモヤとした部分に、病の表現。
    青山さんの作品は毎回伏線回収が素晴らしい。が、今回はその要素が秀逸している。なんだこの本。

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    2026年08月11日
  • ただいま神様当番

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    自分なんて…と思ってしまう人におすすめしたいなぁと思った。順番を待つ人生から一歩踏み出す勇気をもらえる作品でした。

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    2026年08月10日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    青山美智子さんの多くの著書のカバーを手がけるミニチュア作家の田中さんとの素敵なコラボレーションがふんだんに活かされた作品でした。

    ちょっと古びた、地域に密着した遊園地を訪れた老若男女のちょっとした日常を章ごとに描いた素敵な物語でした。
    そして、章の始まりを飾るミニチュアの中表紙。

    色んな角度から楽しめて、心温まる素敵な作品でした。

    私の一番のお気に入りは、3章のフードコートかな^^;
    どれも素敵でしたが。

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    2026年08月09日
  • チョコレート・ピース

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    チョコに纏わる短編作。
    読みやすくて気持ちの良い作品たちで (文字も大きく)、サクサクっと読み終わりました。

    短編でしたけど、ひとつの物語りでもあって、おもしろいつくりでした。

    チョコ食べたくなります。

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    2026年08月09日
  • 月曜日の抹茶カフェ

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    心温まるお話。誰かの思いが、別の誰かのストーリーに繋がっていて。そのおかげで、次のストーリーが始まる。泣きたくなる気持ち。誰にも言えなかった気持ちを、どうしてここまでわかってくれてるんだろうって思う。

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    2026年08月09日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    青山美智子さんの物語と田中達也さんのアートがぐるぐると混ざり合って、とても素敵な一冊でした。
    特にプールのお話と、ピザの観覧車アートがお気に入りです。

    夢と現実
    日常と非日常
    仕事と生活
    自分と他人

    私たちは、さまざまなものとバランスをとりながら日々過ごしています。

    どちらか一方だけになっても、つまらなくなってしまうし、苦しくなってしまうこともあります。

    現実や日常で心がいっぱいいっぱいになっているときは、まったく違う環境に身を置いて少し離れることで、普段は気づかなかったことが見えてくることもありますよね。

    遊園地も読書も夢や非日常であり、現実や日常をきっと豊かにしてくれる魔法の時間なのかもしれません。

    日常に追われてただ過ごしている日々の中にも、時間を作って魔法の時間を入れてみたいなと思った一冊でした。

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    2026年08月09日
  • 鎌倉うずまき案内所

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    「こんなに恵まれていたのに、すぐ近くに宝物がたくさんあったのに、すべて無駄にしていたのは僕自身だ」 1章で心に残った言葉。自分のやりたい事をしたくなったり、現状に不満を抱くと転職など環境を変える事に意識がいきがちだが、環境を変えずに近くの宝物に気付いて今の環境で頑張る——これも一つの素敵な選択肢だと気付かされた。

    2章は高校生の息子を持つ母の話で。同じ母として寄り添い方を間違ってはいけないと考えさせられる内容だった。

    3章では結婚する前の悩みに共感したり、4章では「中学生の時って確かにこんな感じだったな。同調圧力みたいなのを感じてたな」と懐かしく感じて大人になってからの方が気持ちがだいぶ楽になってきたことに気付いたりと今回も共感や発見が多い内容でした。


    最後に年表がついてて登場人物の繋がりに感動!
    次は最後の章から読んでも面白いかも!と思いました!

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    2026年08月09日
  • チョコレート・ピース

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    短編集だと思ってたら、前半は1人の女性の話。記憶ってバラバラで曖昧な時があるけど、あの感じが文章になっていて凄い。少し「赤と青とエスキース」の構成に似てる。
    後半は前半に登場する人物達の目線から描いた話。

    すべてのお話にチョコレートが絡められてる。
    チョコレート食べたい!って気持ちになる。

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    2026年08月08日
  • 鎌倉うずまき案内所

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    ネタバレ

    読み終わった後に、全ての登場人物が繋がっていたことに気づき、
    もう一度読み直したいと思える本だった。
    個人的には、女子高生の話が好き。将来の乃木くんと結ばれないかなと期待しましたが、そのことは書かれていなかったので、ちょっと残念。

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    2026年08月08日