青山美智子のレビュー一覧
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ネタバレなんて素敵なの!!!
青山さんの物語にはいつも泣かされてる( ; ; )
一人じゃないよ〜って言ってもらえてるみたいで、ものすごく落ち着ける作品ばかり。
リカバリー・カバヒコってなに?てかカバヒコってなに?って感じで、文庫化する前からずっと気になっていたんだけれど、ようやく文庫化してそれを知ることができて嬉しい。
表紙のカバ、どういうことって思ってたけど、ほんとにそのまま公園のカバのお話で、こんなものも物語にしちゃう青山さんすごいなと思った。
どのお話も大好きで一つとか選べないけど、ちはるさんと勇哉くんのお話はつい泣いちゃった。
つい不安になってしまうことを想像力が豊かだと言ってくれたり、 -
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2026年出会えて良かった本ランキング1位
学生時代、自分は恵まれていて、努力した分だけ報われきた。ところどころ小さな挫折はあったけど、概ね自分の思い通りの人生を歩めてきたと思っていた。
社会人になって、同期で唯一、配属希望が通らず、なんで自分だけ?って、頑張っても思い通りにならないことがあるって初めて知った。
それでも目の前の仕事も一生懸命頑張ってきたつもりだったし、異動希望もずっと出しているけど、なにもかもうまくいかず、深い深い暗闇から抜け出せない感覚でいた。
まだ仕事は楽しくなれていないけど、この配属だったからこそ、出会えて良かったと思える人や、こんな声かけができる人になりたいと -
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キャッチーなタイトルに惹かれて一気読みしました。
5章からなる物語の主人公は、それぞれ理由があって、土曜日の銀座に集まった人々。
前の章で出てきた人物が次のお話の主人公になっていくパターンです。脇役みたいな人も別の章に出てくるのに加えて、エピローグを読んだ後にもう一度きちんと読み直したくなる仕掛けもあって、とても楽しめました。
それぞれが王子を励ましたり励まされたり、人魚姫のお話をベースに、みんながこれまでの自分を振り返って前向きになっていく様に、微笑ましかったり、ほろりときたり、とても温かい気持ちになれます。
作中に田中達也さんのお名前が出てきたので、慌てて表紙を見返しました。フィクションと -
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読むと心がリカバリーされる。少しの勇気と希望と温かさを感じられる、愛おしい物語。
印象的だったのが雫田一家とスグル君です。
カバヒコの由来はサンライズクリーニングのおばあちゃんですが、彼らは登場人物たちをカバヒコに導いたり、サポートする役割を担っています。
作中、スグル君の名字は出てきません。でも、私は彼が雫田家の一員だと思っています。
だって、三人揃ったら『秘密の花園』で主人公たちを手助けするメイドのマーサ、弟のディコン、おっかさんになるんですよ。
雫田家とスグル君も、人の悪意を受け取らず、純粋に相手のことを思いやって世話を焼いてくれます。そんなところがマーサ一家と似ているんですよね -
Posted by ブクログ
鎌倉で「はぐれた」人が案内所に行き着き、人生を見つめ直す連作短編集
各話は平成という時代を6年ずつ遡って展開していく
それが物語にいい効果を齎していると思うけど、過去からの順番でもそれはそれで成り立つし、その方が人と人の繋がりを知る喜びもあるかもしれない
最後まで読むと、また最初から読みたくなるというキャッチコピーではあるけど、逆もいいと思う
心に残った文章
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親は、子どもたちのことを何も決められないんだ。ただ見守ることしか。私が、私たちが、決めることを許されたものがあるとしたらたったひとつ、名前ぐらいだ。
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この歳になって娘た -
Posted by ブクログ
コミュニティハウスの図書室に訪れる5人の(短編の)物語で、それぞれが今の状況に行き詰まりを感じている。そんな彼らが、司書の元を尋ねるとカンファレンスして渡された本と付録を渡され、それらがきっかけとなり、行き詰まりを解決していく。この物語で好きなところは、カンファレンスして渡される本が実在の本であるところです。だからそれぞれの主人公がどんな内容の本を読んで、いろんなことを考えたのかを追体験することも可能でしょう。今度、読んでみたいと思います。実在の本が小説に出てきて、それが物語の進行に関与しているのは、あとは三上延さんの『ビブリア古書堂の事件手帖』ぐらいでしょうか。こちらも大好きなシリーズです。