青山美智子のレビュー一覧
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クラスの明るい子たちは、互いの輝きがわかりやすいから、すぐに合図を送り合うことができるのだろう。だけど私たちの灯りはあまりにもほのかで、同志がどこにいるのか見つけるのに時間がかかるのだ。
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自分は今も昔も友達が多いタイプではないけど、思いがけないきっかけで親しくなった相手とは不思議と長い付き合いになることが多い。一方そういう相手と出会うまでは時間がかかり、1人でいることも少なくない。友達ができないなんて、自分は少し変なのかな、と思うこともあったけれど、この一節を読んで腑に落ちた気がした。時間をかけて出会えた人との縁を、これからも大切にしたい。
青山美智子さんの小説 -
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ネタバレそれぞれの短編の登場人物に悩みがあり、少し重い気持ちになってしまいそうなところを、双子のおじいさんがいる不思議な案内所というファンタジー要素が入ってくるので読みやすいです。外巻さんと内巻きさんのキャラが好き!
だんだん巻き戻っていく時代風景も面白かったです。
そして読み進めるうちに、おっこの人ってもしかして。。?となり何度も戻ってしまいます。じっくり、かつ忘れないうちに一気に読むのがおすすめです。
どのお話も最後にはじんわり心があたたかくなりました。
登場人物が色んな年代の人で様々な悩みを持っているので、どの人が読んでも共感出来るお話がありそう。
ロイド先生の「あなたに向けて、書いたんです -
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5章編成から成る。
一つの女性肖像画を軸に様々な視点から描かれているのは容易に読み取れたが、繋がりが見えないままラストへ。
タイトルの意味、各章の主人公の立ち位置と繋がり、絵画の存在意義…伏線回収された瞬間、「え」と声が出そうで、しばらく呆然としてしまった。
時間も場所も超え、変わらない絵画と変わる環境が描かれる中で、人生って無限大だなと思うし、人って素敵だなとも思う。
それぞれの人生がエスキースで、白いキャンバスに何を描いてもいいんだって、思えた。
わたしは自らの自由意志でこの道を選んでるんだなとも思ったし、他の道を選んでいいんだとも思えた。
飛行機で読んだからか、海外を飛び回りたいと夢を描 -
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ネタバレ同著者の小説4作品目。学生時代はミステリーばっかり読んで刺激を求めていたが、今の自分はこんなお話を求めているんだと確信、、、またもや素晴らしい読後感で星5です。こんな心が温まる小説を書ける著者はどんな方なんだろうと思ってしまうくらい毎回心の栄養ドリンクのような小説をありがとうございます。
ハラハラドキドキ感もなく悪人も出てこないが、つまらないとかではなく、明日への活力となるようなセリフも多く、ストーリーも良い。一つのマンションの住人のそれぞれの短編集で所々繋がっていて面白い。点数を書き足しちゃうとか、走りたくないからズルしちゃうとか自分も似たようなことしたなぁ笑と思いながら読めた。彼らはちゃ -
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安定の青山美智子さんだわ♪
なんかのんびり読みたい時に青山さんの本ってホント最高。
3章の「嘘は遥か」が良かった。
離婚した50代の男の話。絵が好きで退職してから買い漁っていた。ついに夫婦の貯金にまで手を出して。
今までの事も積もり積もって妻は爆発。
色々あったけど運命を受け入れるって、反発して苦しむより楽だなと再確認した。
あたしもこの世は縁だと思ってる。良いことも悪い事も何か意味があって起こっている事だからと思って受け入れるようにしてる。
でも決めるのは結局自分なんだよね。
だから結局何でもこの世は自分次第☆
4章「夢は静か」
あまり売れてない小説家の話。妻は登山好き、フットサル好き本 -
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「見えにくい揺らぎを抱えた繊細なあなたに、この本をおすすめします」と、職場の後輩がおすすめしてくれた本。
全5章の連作短編集で、年代や性別もバラバラな主人公達は皆、何かしらの生きづらさや、自分の不完全さに悩んでいる。
彼らが公園の遊具であるカバヒコを通じて自身と向き合うことで、ただ強い人間になるのではなく、「自分の弱さを認めることの強さ」を伝えてくれている気がした。
読後は、ありのままの自分を少しでも愛せるようにと、少し背中を後押しされたような感覚になった。
そして、BUNKITSU TOKYOでポップアップをしていて、リアル(?)カバヒコに会えたのも嬉しい思い出(´-`*)※6/30ま -
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『どんな本もそうだけど、書物そのものに力があるというよりは、あなたがそういう読み方をしたっていう、そこに価値があるんだよ。』
ミステリーも恋愛小説も、家族愛の本でも全ての本を私は、登場人物を通してより良い人生を生きるための方法を見つけ出す、生きる指針を再確認するようなそんな本の読み方をしてるのに気付きました。我ながら変な読み方してるなと思ったけど、小町さんの言葉がこれでいいんだと思わせてくれました。
すべての登場人物が過去-現在-未来のいつかの自分に当てはまりそうな、多くの人が登場人物の誰かと同じ経験をしていそうな、とても身近に感じる物語でした。ハラハラドキドキは無かったですが、とても読みやす