青山美智子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレヒューマンドラマとファンタジーを行き来する世界観がさすが青山さん!と感動した1冊。オーディブルで聴いたけど、紙の本で再読したいほどエピローグでの細かいポイントまでを含む伏線回収が素晴らしい!
2025年に出版された「遊園地ぐるぐるめ」をきっかけに青山美智子さんの小説にハマってから、ずっと気になっていた小説。
でもタイトルにある「人形」とカバーの「銀座の街並み」がなんだかピンとこないからと…他の過去作を優先してこちらは後回しにしてたけど、そんな自分が恥ずかしくなるくらい素晴らしい物語だった。
特に第2章の親子のやりとりにグッときた!
↓ここからネタバレあり
第2章では、カバーデザインを担当 -
Posted by ブクログ
ネタバレ再読。2,3年前に読んだ。『木曜日にはココアを』を読んだらまた読み返したくなってしまった。
青山美智子さんの本を電車の中で読んではいけない。なぜならボロボロと泣いてしまい、満足に涙を拭けないままに読み進めることになるから。(でも今後も電車の中で読み続けます。大好き)
本当に全ての話が大好きで全部涙を流しながら毎朝読んでいたのですが、特に今の私に刺さったのは二枚目のチケットかなあ。父親と娘の物語。娘が推し活で会ったこともないテレビやCD上での"推し"に熱狂している姿を見て最初は否定的だが、最後にはこういう感情に変わって終わる。
「お父さんもそうだった。忘れてた。お母さんの -
Posted by ブクログ
ネタバレ人の悩みはつきない。誰かに解決するヒントを貰いたい。そう思う事がある。この本は主人公が違う短編集であるが、悩みを持った主人公が図書室へ行き、ズバリ悩みを解決してくれる本(手作り付録付き)を勧められ明るさを見出すストーリー展開。このズバリヒントをくれる人物は一遍を通して変わらない。ふくよかな女性の描写でドシっと構えていて安心感をもたらす。『何故悩みが分かるのか』と終盤の主人公が聞くと、女性は『てきとう』と答える。『自らに紐付けて考えて、それぞれが何かを得ている』のだそう。結局悩みの解決策は動くこと、なのだろう。そのきっかけは色んなところに落ちているのだと気付かされた。