青山美智子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ今まで読んだ本の中で1番好きな作品になりました。
司書の小町さんを中心にお話が進んでいく構成。各章で主人公が違っていて、各主人公は年代も性別もばらばらで人生の岐路に立ったタイミングで小町さんと出会って、その人に合った本を教えてくれて、その本をきっかけに背中を押してくれる温かい物語。一見、なぜこの本を?という本を紹介してくれるのだが、ここに繋がるんだという展開も面白かった。
特に好きだったフレーズ
「まず俺に必要なのは、目の前のことにひたむきに取り組んでいくことなんだと思った。そうしているうち、過去のがんばりが思いがけず役に立ったり、いい縁ができたりね。正直、転職して、これから先のことをはっき -
Posted by ブクログ
青山さんの作品は、100%必ず、ほっこりしあわせな気持ちにさせてくれるっていう安心感があるから、本当に大好きなんです。だから、どんな人にも絶対の自信を持って薦められます。
登場人物は基本的にみんないい人。ちょっと嫌な感じの人だなと思うことがあっても、後で実はそこにはちゃんと理由があって、実はめちゃいい人じゃん!てなることがほとんど、というか私が読んだ中では必ずそうなるし、この本もそうでした。
連作短編なのだけど、各話の主人公は性別も年齢もバラバラだし、それぞれに話のイメージカラーがあるのはもちろん、さらには一人称や三人称や視点が変わっていくのも面白い。だから読みやすいのはもちろん、まったく -
Posted by ブクログ
ネタバレ一枚の絵が見つめる時の流れと、その絵を見つめる人たちのご縁と愛の物語。
じんわりと心に響き、読み終わった後、心が優しく満たされた。
青山美智子さんの本はこれで3冊目だが、どの本も共通して「言葉で直接伝えることが全てではない」心の中の想いをどんな方法で形にして相手に伝えるかがとても温かく繊細に描かれていてそこがとても好きで、自分の感性にはとても響いた。青山さんの本を読むと、愛しい気持ちを相手に伝えることって、好きって言葉にするのが実は一番簡単なんじゃないかと思う。言葉にすることは難しく感じるが簡単でもある、読み解くことが実は一番難しい。そんなことを読んだ後で考えてしまった。 -
Posted by ブクログ
今年読んだ本でナンバーワンかも!今の私に寄り添ってくれるような優しい本。
5章からなる短編。
章ごとに切り取られている人物が変わるんだけど、
みんな繋がっていて、ラストに集約されるような構成。
こういうの、好き!
なんでもない日常のひとコマも
主人公がいる。
そう、誰もが人生の主人公なのだから。
そのひとコマで起きている事象も、
人と人との関係も、俯瞰で見たら
事実はひとつなんだけど、
自分というフィルターを通してしか
見ることができない。
「ツキない話」というPodcastを聴いている、というのが、5章全ての主人公の共通点。
月に関する話を若い男性タケトリオキナさんが語る10分の番組だ