青山美智子のレビュー一覧

  • 赤と青とエスキース

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    ネタバレ

    交換留学で知り合った"レイ"と"ブー"の甘く切ない恋物語を描いた第一章から始まる。レイをモデルとする絵画"エスキース"、第二章でこの絵を飾る額縁を制作する物語が語られ、この時点では"エスキース"を中心に進んでいくのだと思っていた。第三章ではとあるカフェに"エスキース"が飾られていて、その絵をバックに作品の愛を語る漫画家たち、第四章で別れた恋人と向き合うことで自分に正直になれたパートナー。どの話も赤と青の対比がされていて、胸がギュッとなる素敵な話だった。
    特に第四章の後半とエピローグでは、本の中で

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    2025年12月27日
  • 赤と青とエスキース

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    青山さんの本は、心身疲れた時に読もうと思っていた。激務が続いた12月、疲労が蓄積しているのだが、残り数日を乗り切るエネルギーをもらうために、このタイミングで手に取った。
    オーストラリアに留学したレイと現地で知り合ったブーの「期間限定の恋(お遊び)」だった関係が、新進気鋭の画家によって1枚の絵に描かれ、こんなに壮大な物語になるとは。。。
    今回も見事にカラクリが仕掛けられていて、それぞれの中編が繋がっていました。カンの良い人は途中で気づくかも知れません。静かなクリスマスの夜にホッとさせられる、感動のフィナーレでした。

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    2025年12月27日
  • 木曜日にはココアを

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    『月の立つ林で』に続き、青山美智子さん2作目!
    2作読み終えて、既刊全て読みたい気持ちになったくらい青山美智子さんが好きな作家さんに!連作短編集、好きだな。

    どの話も読んでてホッコリ温かい気持ちになった中で、1番好きだったのは「きまじめな卵焼き」次に「半世紀ロマンス」
    この物語の登場人物たちみたいに、自分も知らないうちに誰かを救っているのかな…自分も誰かにとってそういう存在になってるのかな…と思うと、より優しい気持ちで生きていけそう。

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    2025年12月27日
  • 月の立つ林で

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    12月の2025年も残すところわずかのこの時に、本書を読もうと決めていた。結果的に、その判断は間違っていなかった。この一年、わたしは心が疲れていた。一年前に思い描いた2025年のなりたい自分になれていないと感じていたのもある。
    『お天道様』は、そんなわたしの胸にすぅーっと入りこんだ。仕事納めのその日の電車内で込み上げる。目を真っ赤にしていたのだろう。ちらちらと周囲の視線を感じた。こんなに人の目が気にならない日はない。いつもより職場の人へも優しくなれた。

    「来年はもっと楽していいよ」

    そう自分につぶやいてみる。

    『ウミガメ』にある、下記の表現が気に入った。
    [人は出会うとすぐ水滴がくっつく

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    2025年12月26日
  • リカバリー・カバヒコ

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    日の出公園にいるアニマルライドのカバ。通称「リカバリー・カバヒコ」は、自分の治したい身体の部分に触れるとたちまち回復してくれる伝説の遊具として親しまれている。そんなカバヒコを中心に5人の登場人物たちが少しずつ前を向いて生きていく話。

    「人間って結構、見たいものだけを見たいように見てるんですよ」
    「なにもかも全部はっきり見てやろうなんてそのほうが傲慢ですよ」

    人間の身体はまったく同じようには戻らないけど、経験と記憶がついて、心も体も頭も以前とは違う自分になる。それはマイナスではないんだと。そう勇気づけられるのはカバヒコのリカバリー効果のおかげかも。「カバ」だけにね。

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    2025年12月26日
  • リカバリー・カバヒコ

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    好きな話でした。カバヒコが近くにいたら私はどこを撫でようかな?と思いながら読みました。結局は自分の気持ち次第、ですね。

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    2025年12月25日
  • 月の立つ林で

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    短編集です。
    内容は、ポットキャストの「ツキない話」を聞いているリスナー達のお話なんですが…(話を言語化が難しい…)
    少し辛い、なんだか寂しいような気持ちの方におすすめの本です。
    いろいろな人の優しさがどこかで繋がって、巡ってるんだなみたいな気持ちになります。
    夜1話ずつ読むのがおすすめです。

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    2025年12月25日
  • チョコレート・ピース

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    ネタバレ

    青山美智子さんの本は、読むたびに
    『今までで一番好き』
    って思わせてくれます。

    今回のは、いろんな世代の人達の
    苦しかったり切なかったり…
    その時々の気持ちを『物語』というよりは
    『詩』のような軽い感じで読み進めることができました。

    いろんな世代の人達の話し…
    だと思っていたのに実は一人の女性のお話し。
    これには、びっくり!笑

    そして、後の章(BOX2)では、アナザーストーリーが
    控えていました。
    この構成は私の大好物!

    途中に入る写真も抒情的でとても素敵。
    また大事にしたい本に出会えました。

    ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…
    『転ばない人なんていない。そんな人生なんてな

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    2025年12月25日
  • 木曜日にはココアを

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    数年前にすごく話題になっていて、それ以来とても気になっていた本書をようやく読みました。

    なるほど! こういうのだったのか。
    うん、話題になったのも大いに頷ける!!

    まったく毒のない物語です。
    そして勇気と元気と安心をもらえます。
    バタフライエフェクトとか「風が吹けば桶屋が儲かる」とか、そんな言葉を思い浮かべました。
    最初の短編の二人の人物が最後の話で、なるほど、こうつながったかあ~(ほっこり)で脱帽です。

    それぞれの短編の登場人物たちに思いを寄せて読みましたが、私はとくに「めぐりあい」と「半世紀のロマンス」のご夫婦がお気に入りになりました。

    いろんな年代の方が読んで愉しめる良書です。

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    2025年12月24日
  • 月曜日の抹茶カフェ

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    もちろんどの月も好きだけど、この辺りが特に印象に残った。

    8 抜け巻探し
    9 デルタの松の樹の下で

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    2025年12月24日
  • 木曜日にはココアを

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    どの話も心がほっと温まるような話でとてもよかった。人と人との繋がりの尊さみたいなものも感じられた。また一息つきたい時に再読したい。
    マスター手広すぎだよ。

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    2025年12月23日
  • お探し物は図書室まで

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    私も小町さんがいる図書室に行ってみたいなあと思った。人生の探し物を手伝ってくれる、でも自分で探し出してもいる、どれも強くて温かい話だった。全部読み終えた後にまた表紙を見てほっこりした気持ちになった。

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    2025年12月22日
  • チョコレート・ピース

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    「失ってどこも痛くないなんて、そんな恋じゃなくてよかった」「でも起き上がるたび、いつの間にか少し進んでる気がするんです。きっと前に向かって転んだのね、ああ、よかったって思うの。」

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    2025年12月22日
  • 人魚が逃げた

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    世界は物語でできている。
    これほどぴたりと言い当てる帯の言葉があるとは!
    うますぎる、とつぶやきたくなるくらいひとつひとつのストーリーがうまくできていました。
    自信をもってひとに薦められるというのはこういう本のことをいうのかもしれません!

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    2025年12月22日
  • 人魚が逃げた

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    銀座の街がこんなにロマンチックな物語の舞台になるなんて。それだけじゃなくて、人生の応援歌のような物語りの数々にすっかり魅せられました。私だったら王子様に何を言ってあげられるかな。なんて思ったりしました。
    エピローグも素敵で、あれ?あの人?ともう一周読まずにいられませんでした。

    大好きな一冊です。

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    2025年12月22日
  • いつもの木曜日

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    心に響く言葉がたくさんあってとても満たされた。
    1番響いたのは『楽しいことより楽しみなこと』
    世界観が本当に大好き。

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    2025年12月22日
  • 月の立つ林で

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    ツキない話というポッドキャストでの配信を聴く人たちを主人公にした連作短編集。誰もが悩みを抱えていて、ポッドキャストを聴くことがきっかけの一つとなり、前向きになり、新しい人間関係が生まれていく。一人一人が知らず知らずのうちに他の力になっている、そんなあたたかい気持ちになれた。

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    2025年12月21日
  • お探し物は図書室まで

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    20代〜60代までの男女それぞれのリアリティのあるエピソードと本に助けられる共通点がじんわりと心に染み入る1冊。
    本が好きな人はもちろん、ふだんはあまり読まない(活字が苦手で読めない)人もきっとハマるだろうな〜と思う!
    個人的には自分の過去の経験と感情がリンクした第3章のワーキングマザーのエピソードがすごく刺さった!3回くらい涙が出た。。
    人間関係や働くことに悩んだ時には再読したい。

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    2025年12月21日
  • 赤と青とエスキース

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    ままならない日常を生きる人達。その人たちに起こる素敵な出来事。奇跡というほど立派はものではない、でも確実に一歩を進める出来事が読んでいる私にもそっと勇気をくれる。そんな素敵な一冊に出会えて、心がじわっと温かくなりました。
    個人的には、同年代の時をえがいている『赤鬼と青鬼』が印象的だった。『これからも、この身ひとつでいろんなことがずっと続いていくのだ。』大切にしなくちゃ。

    エピローグで明かされるブーとレイのその後。短編を読みながらも「この2人かな?」と思いながらも確信が持てずにいたけれど、最後に答え合わせができてスッキリ。

    また、心が疲れた時に読み返したい一冊です。

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    2025年12月21日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    大好きな青山さんの新作!
    カバーが相変わらず可愛くて買ってしまった…

    エピソードがひとつひとつとっても読みやすくて、読書を始めたいという人にはぴったりだと思う。
    遊園地を舞台にいろんな人の人生がちょっとだけ変わっていくシーンがたくさんで、心が温かくなるし、なんとなく小さな遊園地に行きたくなる☺︎︎
    また読みたい〜!

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    2025年12月21日