青山美智子のレビュー一覧

  • 遊園地ぐるぐるめ

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    2025.11.26
    青山さんの文章はもちろん、田中さんの作品もすごく楽しんだ。遊園地に食べ物が融合していて、よく見ると発見があってかわいい!
    どの短編もあたたかくてとても良かった〜
    青山さんの本を読むといつも心に染み渡る。

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    2025年11月27日
  • リカバリー・カバヒコ

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    ネタバレ

    リカバリーの名の通り、元の状態に戻りたい人々がカバヒコという他者に己を託しながら考えていく物語集!人生を生きる上で挫折やらトラブルやら自他の事情やら何やらでいつもの自分でいられない時がある。そしてそういう時こそ再出発と再建が必要なのだ。
     だが元の戻ることは不可能なのも注意すべき点である。その過程の記憶と経験があるが故に元通りではなく立ち上った別の状態になるのだ。だがそれは逆により強く良くともなれるというこ。それをさらに改善にしていくことが重要なのだ。こうした再建・再生・変貌・羽化の物語が、ずっと出てきたクリーニングのおかみさんの物語にまで連なっていくのだ。
     こうした再建による変化とは、聞く

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    2025年11月27日
  • 赤と青とエスキース

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    どうしてこんなにもここまで積んだままにしていたのか、と後悔してしまうほど良い作品だった。
    最後まで読みきってから間を置かずもう一度再読した。
    二周目で謎解きがされていく感じがあまりにも心地よかった。

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    2025年11月26日
  • お探し物は図書室まで

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    青山美智子さんの作品
    とても温かい気持ちになってすっかりハマってしまった 次は何読もうかな楽しみ

    羊毛フェルト欲しいなぁ

    ぐりとぐら 好きな絵本
    カステラ作りに挑戦してみようかな

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    2025年11月27日
  • 月の立つ林で

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    青山美智子さん作品は初。
    タイトルと装丁がきれいで手に取りました。
    本の紙質も厚めでなんだかいい感じです。

    5章からなる連作短編小説。

    人の役に立ちたいと生きてきた看護師。
    夢を追う売れない芸人。
    娘の相手に腹を立てながらも温かく見守る整備士。
    親から自立したい女子高生。
    仕事と家庭の両立に悩むアクセサリー作家。

    みな、身近にある日常の悩みを抱えながらも
    しっかりと人生を送っている。

    それぞれの登場人物が
    皆つながっていて相関図が頭の中でぐるぐる…。
    そしてみな温かくて良い。

    彼らはみな、ちょっとしたきっかけで
    ポッドキャスト「ツキない話」を聞くようになる。
    月の話を聞いていくことで

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    2025年11月26日
  • 赤と青とエスキース

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    『気高い生命力』ってことばが素敵だった
    気高い=媚びがなくて清潔なこと
    生命力=生きようとする力のこと
    エスキースは下絵のことで、オーストリアで過ごした2人の関係を表してる
    50歳を過ぎた女子の身体の変化や
    老いなのか成長なのか、微妙な部分もよくわかる。章のつながりがいい。

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    2025年11月26日
  • ほろよい読書 おかわり

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    ネタバレ

    どのお話も読みやすくて、すぐに完読。
    オイスター・ウォーズとホンサイホンベーが特に印象に残っていて、最後の結末にはひっくり返った。お酒は飲めても飲めなくても人生のエピソードの一つになる存在だなあって思った、そしてウイスキーや日本酒が飲みたくなった。

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    2025年11月26日
  • 木曜日にはココアを

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    “頑張っている姿”を見てくれている人が必ずいます!

    自分では気づきにくい”自分だけの魅力”を
    教えてくれる人もいると思います!

    当たり前のことかもですが、
    色んなことがある毎日で
    ついつい忘れてしまいます、、、

    『頑張っても意味ないんじゃないか?』って
    勘違いしてしまうとき、
    『周りに見守ってくれる人がいること』を忘れてしまいそうなときはこの本を思いだしたい笑

    どんなときでも頑張れそう!
    前向きな気持ちになれる作品です!!

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    2025年11月25日
  • お探し物は図書室まで

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    ここ数年で1番心打たれる小説でした。
    キーパーソンは、教えてくれるのではなく「気づかせてくれる」存在。
    悩める人に対して人は色々アドバイスしがちだけど、的を得た言葉で、本質を気づかせてくれる。こんな司書さんが身近にいたら、私はどんな言葉をもらっていたのだろうと想像しました。
    名言が多すぎて、初めて読書メモをつけました

    5章から成る小説だけどちょっとずつ世界が繋がっていて、他の主人公の成長が垣間見れる場面が多くてほっこりします。
    よくある人生の悩みがテーマになっているからこそ、全ての話に共感し、時には涙し、感情移入できました。
    読むと生きる勇気が湧いてくる、そんな作品です。

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    2025年11月25日
  • リカバリー・カバヒコ

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    やはり青山さんの本、一気読み。読みやすく伏線もばっちり回収されます。人間誰しもが持つ、負の感情、それをいかに良い方へ回復させるか、上手な解決法を優しく教えてくれる本。カバヒコLOVE。

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    2025年11月24日
  • お探し物は図書室まで

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    青山美智子さんの本はいつもタオルケットをそっとかけてくれるような、そんな優しさがある。
    僕はアニメなどのコンテンツを見ると、こんなうまくいくはずがない、現実はこんなに甘くないといつもそんな目で見てしまう。
    青山美智子さんの本を読むときも、なんというか
    小町さんのような存在がいない、ファンタジーの外にいる僕たちの悩みは解消されないんじゃないかと思うことがある。
    でも、同時にこうも思う。
    大事なのはそこじゃないんじゃないか、と。
    この人にはこれ、この人にはあれ、みたいな人それぞれ悩みもその先を照らす光も違うんだ、というのが青山美智子さんの本たちが教えてくれていることなんじゃないか、と。
    この本では

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    2025年11月24日
  • いつもの木曜日

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    心が汚れてしまった時に読むと浄化されます。木曜日にはココアをのスピンオフ作品で絵本のように可愛い色、田中達也さんのミニチュアが文章を彩ります。全員がポジティブで素敵。

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    2025年11月24日
  • 月の立つ林で

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    もうこういうので(いや、こういうのが)いいんですよ、今の私にとっては。
    人が傷ついたり苦しんだりするような話ではなく、綺麗すぎるかもしれないけど純粋に読んでいて気持ちが良い文章とストーリー。
    そして油断していたら急に涙を誘うような展開。
    老若男女どなたにでもおすすめ出来ます。

    これで私は間違いなく青山さんの作品が好きだと認識しました。

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    2025年11月23日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    ピエロが最高!最後は笑顔で「ぐるぐるめ」からさようなら。
    ホロっとさせられ、やっぱ青山さんの話は好きだなー。
    田中さんの遊園地も最高です。

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    2025年11月23日
  • 木曜日にはココアを

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    職場のストレスで気持ちが溢れだしそうだった時、
    尊敬する人のバイブルだと聞いて速攻帰りに買って読んだ本
    そんな出会い方も思い出になった

    おどろくほど読みやすいのに
    胸がいっぱいで読むのに時間かかる
    20pの短編なのにどうして毎回こんなに響くのか
    文字、言葉の持つエネルギーの壮大さを実感する

    短編同士の世界がちょっとずつ繋がっていて
    笑みがこぼれた
    単に面白みを加えるというだけの意味ではなく、
    より物語を自分の身近に感じられる、人と人との繋がりを鮮明にさせる魔法なのだと思った

    やっぱり小説って良い
    自己啓発本が論理的に記述していることを、
    シンプルな言葉で直接的にでなく、間接的に暖かくじん

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    2025年11月23日
  • 赤と青とエスキース

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    『赤と青のエスキース』は、一枚の絵を起点に物語が静かに広がっていく構成がとても魅力的でした。
    最初はただのスケッチのように見えるその絵が、登場人物たちの人生や感情と少しずつ結びつき、まるで連鎖反応のように物語が展開していく様子が面白く、読み進めるほどに引き込まれました。
    特に、作品全体を通して散りばめられていた「赤」と「青」の意味が、最後に美しく回収される瞬間には強く心を動かされました。単なる色の対比ではなく、登場人物たちの想い、痛み、希望が色として象徴的に描かれ、それがラストでひとつに重なることで、物語に深い余韻が生まれていました。

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    2025年11月23日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    なんて素敵で心温まる物語なんだろう。
    どの話もすごく素敵な話ばかりで、あっという間に読み終えてしまった。

    作中に出てくる老夫婦の話好きだなぁ…将来こんな風に歳を取りたい。

    トマトのおじさんこの人やったんか…(笑)

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    2025年11月23日
  • 赤と青とエスキース

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    “一枚の絵画”は全てを見ていた!!
    思い出の詰まった絵画って素敵ですよね~

    絵画のタイトル『エスキース』に込められた意味
    絵画をきっかけに動きだした人たちが
    思わぬ形で繋がっていく、、、

    最後まで目が離せない作品でした!


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    2025年11月23日
  • 赤と青とエスキース

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    読もう読もうと思って、なかなか読めなかったのだけど、やっと読めた。
    ニ章の話が特に好きだった。
    エピローグを書くか書かないか、読者の解釈に委ねるのかどうか、好みが分かれるのかなぁって思ったけど、私はとても清々しい気持ちで読み終えることができたので満足。
    まさか、そこにユリさんが・・・が一番の驚き。

    好きを仕事にした人たちの苦悩も、歳を重ねながら折り合いをつけて、
    最終的に、これだってものになったらいいよねと思う。

    絵は、死すことはない。
    画家が果てたとしても、見る人がいる限り未来永劫に生き続ける。

    芸術の秋だし?美術館にでも行こうかなぁ。

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    2025年11月23日
  • お探し物は図書室まで

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    この作者の本は初めて買ったのですが、とても読みやすかったです。

    わたしも小町さんに本を選んでほしい!

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    2025年11月22日