青山美智子のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
心からの感謝をこめて…
≪あの本読みました?≫
はい 読みました!
様々なジャンルの本を紹介する テレビ番組で 作家さんの話を聴いて興味を持ち 読んでみました。
"絶対に人が死なない" "ハッピーエンドのひとつ手前の状態で" そして"短編集"!安心して読める素敵な条件に誘われて巡り合えた作品だと想います。
ある作品が中学受験の問題に採用された時のエピソードを知り 文章の一部を切り取った状態で 問われる難しさに衝撃を受けました。
本に限らず 映画・ドラマなど 作り手と鑑賞する側の受取り方が違ってしまうのは 多々あるのかな❓️ 人の数だけ答えがある..なるほど と納得出来るような 出来ないような..少し複雑な気持ちにもなりますが 小学生の教科書 金子みすゞさん の言葉[みんなちがって…]が 何度も 心に よみがえってきます。
この本に出会えて良かった。
ミクジ と 宮司さん にもありがとう🌟 -
Posted by ブクログ
久々にあのやっかいな神様に出会いたくて再読。
本当に青山美智子さんは、登場人物たちのつながりが素敵で、脇役がいなくて、心が温まる。
これから何度も読むであろう一冊。
"「あこがれて真似して学んで、自分を生きながら自分だけのものにしていくんじゃ。だけど、そのうち自分も誰かの前になにかを落としていることを知る者は、ほとんどいないかもしれんの」"
"「人はみんな、誰かがうっかり落としたりわざと置いていったりしたものとめぐりあって、やみくもに欲しがる。でも、ただ拾うだけでは本当に自分のものにはならないんじゃよ、決してね」"
"「私、最近思うんだよね。怖いものなんてない人より、本当は怖いのに立ち向かってく人のほうが、何倍も強いよ。それを勇気って言うんだと思う」"
"彼の優しさを受け取る人がひとりでもいるなら、それが私じゃなくても、ぷんぷくちゃんがこの世界に存在しててよかったなって思うんだ。毎日顔合わせる人を全否定しても、自分がつまんなくなるだけだしさ" -
購入済み
見えなくても存在する新月
美しいブルーと白の切り絵と猫のシルエットの表紙が一目見た時から印象に残って読んでみたくなりました。「月の立つ」とはどういう意味だろう?と思っていたのですが、読んでみてなるほど…と納得しました。
自分の生き方や周りの人との関係性、距離のとり方を見直すタイミングを、月が見えなくなる新月になぞらえてまた新しく掴んでいくお話し。各話ごとに主人公は異なるけど、みんなそれぞれどこかで繋がっている。まるで竹林の竹が地下の根っこでは繋がっいるように。
近くにいる人ほど本当の気持ちに気づきにくくなっているのかもしれないですね。勝手な思い込みで人を評価してしまう罠に私もはまりやすいので、主人公たちを見ながら正される思いがしました。気持ちが和らいで角がとれていくみたいな癒しを感じました。
月を見上げるのがますます楽しみになってきそうです。
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Posted by ブクログ
月にまつわるちょっとした話でつながる、現状に少しツキがない人たちを描く連作短編集。5章からなる。
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確かに、不調なときは眩い太陽よりも控えめで清浄な月に惹かれるというのはよくわかります。
だから、月に関するトリビアを各章のポイントに据えた構成は、とてもすばらしいと思いました。( もう敬服するばかりです。)
ポッドキャストの「ツキない話」という月に関するコンテンツが、そのポイントになっていました。ストーリーの2本の柱が、このコンテンツから作られているからです。
(「ツキのない」人たちを惹きつける「ツキない」話。こんな言葉遊びめいた符号もいいですね。)
柱の1つめは、各章の主人公たちについての物語です。
うまくいかない状況にあり、そこからなかなか抜け出せない。そんな現状に苦しみつつも、何とかしたいと模索する5人の主人公たち。
彼らが「ツキない話」の呟きを聴き、それを咀嚼するうちに自ら出口を見つけていく、そんな展開がとても心地よいと感じました。
そして2つめが、「タケトリ・オキナ」と「かぐや姫」の関係とその正体。
エンディングまでに正体が明かされることも神城父子と深く関わりがあることも予想はしていたけれど、期待以上のストーリーが用意されていてグッと感動してしまいます。
幻想的な月を扱いながらもファンタジーというよりヒューマンドラマとしての色が濃い作品でした。
青山美智子さんの多彩さが実感できてうれしかった。他の作品も早く読みたいと思いました。 -
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お熱いので、お気をつけください
人の縁というものはどこに隠れているのかもわからない。けれど、知らず知らずのうちに私たちは繋がっていることがある。なんて面白いんでしょう。
奇跡のような運命のような巡り合わせのお話を読み終わった後は、ホットココアを飲んだ時のような、ホッとした気持ちになりました。 -
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心がじんわりと温かくなるお話
全ての物事の始まりであるジャック・ジャクソンの描いたエスキースという絵、そしてその絵の元となったとある二人の出会いからお話は始まります。各話は独立した短編で構成されており、一見繋がりはないかのように思えます。しかしながら、各話、必ずエスキースという表題の彼の絵が出てきます。まるでそばで物語をそっと見守っているかのような、そんなちょっとした存在としか思えなかったこの絵は、エピローグで物語を繋ぐ大切なピースへと変わります。
全てが明らかになるその様は圧巻の一言で、物語を繋ぐと同時にブーとレイの二人の関係の終着点も描ききっています。
どこか臆病な二人がたどり着いた先。それを"エスキース"と共に見届けた満足感は、筆舌には尽くしがたいもののように思えます。これを読んだ後の充足感を、ぜひ一人でも多くの方が体験できたら、と思います。
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2度読みしたくなる一冊
プロローグで一気に伏線回収させられました。全ての人がどこかで繋がっていて心に残る作品です。読み終えたあと直ぐに最初から読みたくなりました。二人がいつまでも幸せでありますように。
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胸がいっぱいになりました
どんなことがあっても世界は美しいということを改めて実感しました。暖かくて素敵なお話でした。
カフェでいつもコーヒーのドリンクを頼んでいる私も
ココアを頼みたくなった。 -
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心がじんわり温まります
登場人物ひとりひとりの心情が、美しく、わかりやすい言葉で書かれていて、とても読みやすいです。読み初めから飽きる事なく、最後まで手が止まりませんでした。最後の手紙にはとても心があたたまり、幸せな余韻が残ります。久しぶりに疑ったり嫌な気持ちになったりしない本に出会えたことを嬉しく思います。