青山美智子のレビュー一覧

  • 鎌倉うずまき案内所

    Posted by ブクログ

    「鎌倉うずまき案内所」に迷い込まされた人々のお話し。
    現在から過去へと続くお話しで、あっ!この人さっきの章で出てきた‼と人を探す事も楽しめました。

    親子関係に弱い私には心に刺さる文がありました。
    2013年の「親は子どものことを何も決められないんだ。ただ見守ることしか」「みんなと同じじゃないと不安になったのは」「寄り添ってなんかいなかった。後ろから追い立てて〜上から指図して〜」

    成人した息子が、滅多に実家に帰ってこないのは、あの時の私がいけなかったからなんだろうな。

    私に所長からのアドバイスは何だろうと思ってしまいました。

    0
    2025年12月13日
  • リカバリー・カバヒコ

    Posted by ブクログ

    2023年出版。234ページ。5話の小編から成るが、それぞれは独立。但し、人物関係が縦糸として全体を繋げる構成。
    ペンキが剥がれまくったカバのアニマルライドをタイトルとしているが、これは別にファンタジーでは無く。過ぎ行く時間の中で、人の関係を繋ぐ媒介物。
    バッドエンドは無し。好転を描く為に、苦しい・暗い状況が描かれるが、妙に描写がしつこかったり生々し過ぎて読み疲れるといったこともなく。←これはとても大切! カバのキャラ設定が活かされていて、重い描写シーンでも重苦しくなり過ぎない。
    最終章で、あぁそうだったんだ!と、更に暖かな気持ちに。読んで良かったです。有難う。

    0
    2025年12月12日
  • 人魚が逃げた

    Posted by ブクログ

    銀座で人魚を探す王子様?
    設定が面白くて可愛らしくて、先が気になってスイスイ(人魚だけに) 読んだ!
    ジャックジャクソンの名前が人気の水彩画家として出てきたのが胸熱!(「赤と青とエスキース」を先に読むのがおすすめ)
    銀座で交錯する人たちに焦点を当てて、章ごとに主人公が変わるのが面白い。



    ネタバレ





    12歳年下の友治くんが、彼女に見合うようにとずっと見栄を張って嘘を重ねて付き合ってきたことを告白できるといいし、ありすさんも「ずっと大好きだったしこれからも一緒にいたい」って素直に言えるといいな。

    銀座の街を楽しむアンデルセン童話のキャラクターたちがチラホラ紛れ込んでたのが最後に分

    0
    2025年12月12日
  • リカバリー・カバヒコ

    Posted by ブクログ

    青山さんらしい優しいお話だなあと。5編の短編小説集だが、どの話もある公園のカバにつながっている。

    勉強に悩む少年やママ友関係に躓く新米お母さんなど、なにかしらの悩みをもつ人たちが登場する。

    じんわり「はあ~・・・癒される」という読後感を求めている方はぜひ!私はついでに整体にも行きたくなった。2時間くらいであっという間に読める。

    この青山さんの「読みやすさ」は実はすごいことだと思う。情報量はそれなりにあるのに。。言葉に無駄がなくすっきりしている、それでいて言葉足らずではない匙加減、心情も深く伝わってくる。中学受験などの国語の題材に使われることが多いそうだが分かる気がする。

    0
    2025年12月12日
  • 木曜日にはココアを

    Posted by ブクログ

    青山美智子さん自身がとても心の清らかな優しい方なのだろうなと思いました。
    みんながどこかで繋がっていてそれぞれの幸せを手にする。そんな人と人との繋がりがホットココアのようにとても温かかったです。

    0
    2025年12月11日
  • お探し物は図書室まで

    Posted by ブクログ

    青山先生のファンなので、偏りのある意見かもしれませんが、どれも勇気付けられる短編でした。労働者にとって働くことは時に理不尽な経験をするものだと思いますが、無理に頑張る必要もなければ、今できることをすることこそが素晴らしいのだと、励まされる一冊。

    0
    2025年12月10日
  • 赤と青とエスキース

    Posted by ブクログ

    とっても暖かく心地の良い文章と表現と情景と連なる物語に心癒され、いつまでも長く浸っていたい時間がこの物語にはあります。

    0
    2025年12月10日
  • 月の立つ林で

    Posted by ブクログ

    これぞ青山美智子。そんな小説だった。人間そのものを描くのが本当に上手な作家だと思う。置かれた環境も、悩みも違う5人がツキない話というポッドキャストを介してつながり合い、そしてそれぞれの人生が重なっていく。人の悩みなんて、自分の中で作り上げているもので、本当のところなんてわからない。捉え方次第で、人生はより良いものにできる。そんな軽やかな気持ちにさせてもらった

    0
    2025年12月09日
  • いつもの木曜日

    Posted by ブクログ

    「木曜日にはココアを」に登場した人たちの、“その前”の時間が描かれている物語。
    いわゆるアナザーストーリーというよりも、どちらかというと前日譚のような一冊だと感じた。

    「あの人に、こんな過去があったんだ」「このとき、こんな気持ちでいたんだ」と驚きと同時に、心の奥にそっと触れるような感覚があった。これまで断片的に見えていた感情や選択が、静かに補完されていくようで、登場人物たちがより身近に、愛おしく思えた。

    街の小さな喫茶店を軸に、それぞれの人生がやさしく重なり合っていく。派手な出来事はないのに、人の心のあたたかさや、ささやかな勇気がじんわりと胸に残っていく。

    読み終えたあと、誰かに少しだけ

    0
    2025年12月09日
  • 人魚が逃げた

    Posted by ブクログ

    一気に読めばだいぶ面白いと思う。まちまちで読んでしまったので、中盤の間伸び感が退屈だった。まあ普通に面白いか

    0
    2025年12月09日
  • 鎌倉うずまき案内所

    Posted by ブクログ

    時代は回っているし
    その出来事があるから今がある
    決して無駄だったわけでも失敗だったわけでもない
    そもそも失敗なんてものはない
    だから自分と関わってくれた人に、関わってくれる人に、悩みや、辛さや、幸せを与えてくれた人にどんな人にも感謝をしたい。
    あなたがいたからあなたとの人生があったから
    だから今私はそう思い、ここにいる

    無駄なことなんて何一つもなかった。



    初めは全く前に進まない本だった。
    少しフィクションが過ぎる
    だが、読み終わったときのフッと軽く、そして納得感のある感じは青山先生ならではだと思わされた。

    0
    2025年12月09日
  • 鎌倉うずまき案内所

    Posted by ブクログ

    「ナイスうずまき」
    昭和、平成、令和
    「はぐれた」人達にうずまきを…
    読み終わってから答え合わせのように再読
    優しく、心穏やかにしてくれる

    ラスト二人の漫才?

    0
    2025年12月08日
  • お探し物は図書室まで

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本好きな私に刺さる言葉がいっぱい

    私も人生を変える本にいつか出会ってみたいな。

    誰かにとって大切な一冊になる本との出会い出会いから始まる新たな人生。

    読んだ人が自分自身に紐づけて何かを得る。
    役に立つか、モノになるかではなく心が動くこと自体が大切。

    前ばかり見てると視野が狭くなる悩んだ時にふと見方を広く変えてみよう。

    横向きの世界には何が見えるだろう目に映る日々をワイドビューで豊かに味わう。

    0
    2025年12月08日
  • 木曜日にはココアを

    Posted by ブクログ

    焦るな、わたし。立ち止まっても、その時にその時のベスト、いやベターを見つけていける、そんな自分を抱きしめていきたいと、思える物語。

    0
    2025年12月08日
  • ただいま神様当番

    Posted by ブクログ

    自分の当たり前は、他者の当たり前ではないよね。だから、人はぶつかる時もある。だから、分かり合える時もある。建前が必要な時もあるけど、いつか自分の本音と手を繋げるといいよねと思えた物語。

    0
    2025年12月08日
  • 赤と青とエスキース

    Posted by ブクログ

    関わり合うって難しい。特に学生の頃の、移ろいやすい心の置き場はどこにあるのか、わからない。だからこそ、どこかを探そうとするのかもしれない。言葉の繊細さが形作る、「人」という形に触れられる物語。

    0
    2025年12月08日
  • 月曜日の抹茶カフェ

    Posted by ブクログ

    前作はまだ読んでいませんが、文句なしに心温まる1冊。
    1つ1つのお話はとても短いけれど、どれも繋がっていて、1つ欠けたら未来が変わっていたかもしれない。日常って小さな奇跡の連続なんだなと思う。

    マスターが言っているように
    誰かを幸せにしていることに本人が気付いていないのが1番いい。
    自分に起こるいいことも悪いことももしかしたら、誰かの幸せのきっかけになっているかもしれない。そんなふうに思って毎日生きていきたい。

    0
    2025年12月07日
  • 月曜日の抹茶カフェ

    Posted by ブクログ

    やっぱり青山美智子さんの作品は、読みやすさだけじゃなくて、心の温度をそっと上げてくれるところがすごい。どの物語にも “人生の中で長く持っていたい言葉” があって、読み返すほど大切なものが自分の中に積み重なっていく。

    今回もたくさんのことを教えてもらったけど、その中でも特に強く響いたのは──
    “ささいな言葉でも、人の人生を動かすきっかけになりうる” ということ。

    誰かが何気なく言った一言が誰かを救ったり、前に進む勇気になったり、世界の見え方を変えたりする。
    そしてそれは、自分が放つ言葉にも同じだけの可能性が宿っている。

    だからこれからは、相手の言葉も、自分の言葉も、軽く扱わず、大切に抱きな

    0
    2025年12月07日
  • 木曜日にはココアを

    Posted by ブクログ

    4.1

    すべての話がちょっとずつ繋がって、最後にまた戻ってくるのが、読んでいてとても楽しい。

    装丁のミニチュアもしっかりと本を表現していて可愛らしい。

    ホットココアを飲んでいるような気分にさせてくれる一冊です。

    0
    2025年12月07日
  • 赤と青とエスキース

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    文章がとにかく綺麗だった。最後、ジャックで話を締めるのがよかったし、今までの物語が全部回収されて読んでて気持ちよかった。

    0
    2025年12月07日