青山美智子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ青山美智子先生の本は本当にどれもあたたかい。いつもの朝、同じバス停、同じ時刻に並ぶ5人の乗客に次々「神様」がお当番を勝手に任せていく連作短編集。
神様は左腕に取り憑くんだけど取り憑いた相手の感情と同期するから、神様の「お願いごと」はその相手が心から感じなければ達成されない。うまくできてる!
OLの咲良ちゃんの章で、泣き出した神様を、「そうだねつらいよね」って強く抱きしめてあげるシーンが好き。それって咲良ちゃん自身がしてほしかったことで、自分で自分を抱きしめてあげるのって大事なことだよね。
あと、最終章の主人公・零細企業社長の福永さんが、バス停の面々に、印籠みたいにして腕の「神様当番」を見せつけるシーンも良い!答え合わせみたいにみんなで「なーんだ笑」って笑い合うの最高にほっこり。私が神様の「おとしもの」拾ったら、いったいどんなお願い事されるのかなあー。