青山美智子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
文が難しくないのですぐに読み終わった。
連作短編集は各話がしつこいくらい関係していて読みにくかったりリアリティに欠ける本も多いけれど、この作品はちょうどいい具合で良かった。
40代で子供が巣立ちの時を迎える、今まで母であり妻であった自分には何もなかったのか、これからどうすればいいのか、という話はまさに私も同じ立場。家を整えるのも好きだからやってたし、目にははっきり見えなくてもそれがいい影響を周りに与えていたと思いたい。
人魚姫の話、王子がでてくるとこ、エピローグを読むとおとぎ話のような少し現実離れしたような物語。おとぎ話と現実を生きる人の話がバランス良い。 -
Posted by ブクログ
昔からある小さな公園にある
アニマルライドのカバヒコ
自分の体の治して欲しいところを触ると治るという
呼び名はリカバリーカバヒコ カバだけに
青山美智子さんの世界は優しさに溢れていて
決して押し付けられない正しさに溢れている
第4話の「勇哉の足」
整体師さんが身体も心もほぐしてくれる中で
「目の前のことに集中する」という言葉をくれる
簡単なように見えて、難しいけど確かに効果的なこの言葉を私も色々考え過ぎてしまう時に唱えようと思う
少しずつ重なる全てのお話しに寄り添う
ニッコリ笑った顔をしているカバのアニマルライドを
私も触れるとしたらどこにしようかと考えるのも楽しい1冊 -
Posted by ブクログ
町田そのこの何かの本が好きだったから、表紙を見て読んでみた。
結果、2作目の一木けいさんの文章が好みだった。
恋の初期の末期は見間違いで、恋の終わりのはじまりは虚無らしい。
脚本家という設定に合った感性と語彙で恋の始まりから終わりまでの感情が細かく描かれていた。男に非がある(浮気)のにどうしてここまで傷つかないといけないんだ。その後男が美談として話してたのもふざけんな、と思う感性も自分と一致していた。
一作目は「姉ちゃん」の用法をうまく使った短編ミステリーみたい。
三作目は、主人公もアベサチも男性からひどい扱いを経験した2人で、トピックに馴染みがなく(あってはいけないが)受け入れがたかった