青山美智子のレビュー一覧

  • 人魚が逃げた

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    本を読むのは好きなんだけど、好きな作家が読む速度に合わせて次々と新作を出してくれるわけではない。だから、友人の話や編集者の話など、面白そうな作品に詳しそうな人からの情報は、本を選ぶのに重要。

    なんか良い話しで、それが作品全体に少しずつリンクしていて一冊の小品集を構成している。
    そんな作品を何度か読んで、でも、私としては一度でいいなと思っても、なぜかまた同じ作者の本を読んでいる。
    本書はそんな本屋大賞ノミネートの常連作家の作品。
    ほんのりと良い話だなと思うけど、次はもう良いなと思ってしまう。
    とても素敵なお話です。

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    2025年11月12日
  • お探し物は図書室まで

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    ネタバレ

    ★★★☆☆星3【不思議な力を持った司書案内人】ベテラン司書の小町さゆりさんに銭天堂の紅子さんを重ねてしまった!!人を見る力?なのかな、悩める人を良い方向に導く。なんて素敵な力なんだ!現在人生迷い中なので小町さゆりさんに会ってみたい。行列ができそうですね!

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    2025年11月12日
  • 木曜日にはココアを

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    人はやはり繋がって生きている。そして、その人にしかない物語がある。その物語の中には、色々な人が登場する。人は影響を受け合いながら自分の物語を豊かにしていくのだと感じた。

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    2025年11月12日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    青山さんと田中さんのコラボ連作短編集。山中青田遊園地「ぐるぐるめ」、まるで絵本のような、ほっこり可愛らしいお話。一等は決められないなー。

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    2025年11月11日
  • リカバリー・カバヒコ

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    心に余裕がなければ、正しく判断出来ない。その余裕をもたらす物は、人それぞれだろう。
    それにしても、リカバリーカバヒコ とは、よく言ったもんだ。

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    2025年11月11日
  • 人魚が逃げた

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    今生きている人たちの葛藤やもがきがあり、そこに王子が絡むことによって霧が少し晴れて光がさしてくるそんなお話。

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    2025年11月10日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    ネタバレ

    今回の作品も、ホッコリしました。

    結乃「つまり、食材と場の組み合わせの問題なのよ。人と同じよ。いるところや立場が変われば、キャラクターも、相手に対する想いも違うっていうか」
    ⬆今回の好きなフレーズ。

    割り箸の話も好きでした。

    青山美智子さんの素敵な作品に出逢えて感謝です。
    ありがとうございます。

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    2025年11月09日
  • チョコレート・ピース

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    大好きな作家さんの一人。

    タイトルの通りチョコレートにまつわるショートストーリー12編が1章(box1)に詰められていて、2章(box2)には1の各話に登場した主人公以外の人物視点となって書かれている。
    色とりどりのショコラが一つの箱に詰まったギフトを想像させる。

    恋愛だったり、友情だったりといった短い話が続いていくのだが、青山さんの作品で度々感じる琴線に触れるような話はなく、淡々と読み進めた。
    box1の最後の話では、さすが青山さんらしい、点と点が線で繋がる見事な伏線回収となっていたが、感動を覚えるほどでもなく、ほほう。と感心する程度。

    少し物語が若すぎて、きれいすぎて、私にはささらな

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    2025年11月09日
  • ただいま神様当番

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    心温まるお話でした。日常に疲れた時に読むのにピッタリです。
    神様当番を通して、皆んなが前向きに成長していく姿が良かったですね。神様はキッカケしか与えないけど、なかなかいい役割果たしてました。
    あっという間に読み終わってしまうので、もう少し一つ一つの幸せな時間を堪能したかったかもです。

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    2025年11月05日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    田中達也さんのミニチュアアートと青山美智子さんのコラボ連作短編集。

    いつものように安心してサクッと読めます。心がほっこり温かくなる文章と田中さんの遊び心溢れる楽しいアートがウキウキさせてくれました。

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    2025年11月04日
  • リカバリー・カバヒコ

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    確かにいい話ではあるんだけどもうちょいガツンとくるような深さが欲しかったというわがままだけ置いておきます

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    2025年11月04日
  • 鎌倉うずまき案内所

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    ファンタジーだけどお話の内容は身近なもので、それぞれの主人公に感情移入できる
    ト音記号の巻が読んだ後爽やかで良かったな

    他の話で前に見た登場人物の背景、過去未来がわかるのが楽しい。伏線にハッとする
    ちゃんと乃木ちゃんは言ってる「言うとほんとになる」って

    巻き寿司の巻のクロソロイドかっこよかったな
    花丸の巻もよかった…創作をするひとにとって勇気の出る話だったな
    自分の感性を大事にしていきたいな

    年表で答え合わせしながらその場面を振り返ってみるなど、読んだ後も何回も楽しめる

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    2025年11月03日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    いつものハートフルなお話。行間多めでさっと読めたけどなんかいつもより軽い感じ。
    遊園地のピエロの箇所はちょっとファンタジー。
    元女子バスケ部受験生4人話と大学生の男女の初々しい話が良かった。

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    2025年11月03日
  • 赤と青とエスキース

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    oasisがWORLDツアーで今、メルボルンにいて、そういえばメルボルンが舞台の小説を読んだっけと思い出した。

    当時は絵画を扱う小説にハマっていて、
    こちらもそれきっかけ。
    恋愛メインだから、当時のわたしにはサラリと読まさってしまったのだけど、とは言え青山美智子さん。伏線回収はお見事です。

    メルボルンの若手画家が描いた1枚の「絵画」。
    それが日本へ渡って30数年、その絵画は「ふたり」の間に奇跡を紡いでいきます。
    美術の知識がある方には、より一層楽しめる小説なのではないかと思いました。2022年本屋大賞第2位。

    海外でoasis観てみたいな。ノリがすごそう。

    【本文より】
    私はね、人生

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    2025年11月02日
  • 月の立つ林で

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    読みやすくて、毎度ゆったりとした気持ちで読書ができた。登場人物たちの暗い気持ちを描いているのに、終始嫌な気持ちにならず、青山先生は言葉紡ぎがとてもお上手なのだろうなと感じた。ただ、他の方も書いているけど、ラストが少しファンタジー感がありすぎて、もう少し現実味のあるほうが私は好きだったかな。

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    2025年10月31日
  • ほろよい読書 おかわり

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    前作が読んでいて心地よかったのでこちらも購入。
    今回も良い感じのサクサク感で読み進められました。
    奥田さんの中学生の姪との物語が1番好きだった。どうして男女で普通に友達として仲良くしてはいけないのか?なぜみんな「付き合う」ようになるのか?10代前半の子どもがピュアに熱く向き合う姿に、私もそう思った時期があったなあと。あくまで私の場合ですが、大学生くらいになると、ふたたび男女の距離が友情として近づくことも増えるから、そのことをあの姪ちゃんに教えてあげたくなった。笑

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    2025年10月31日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    いつものようにほんわかとして、最後にみんな繋がる連作短編集。
    青山さんのいつものパターンと知りながらも(若干マンネリ?)、安心して読める安定の形です。
    若いカップル、老夫婦、4人家族、ピエロなどいつものいいキャラ。

    そこに加え、ほんわかしたミニチュアジオラマ作品とのコラボが良い。

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    2025年10月29日
  • 猫のお告げは樹の下で

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    人の描写が細かくてどんな人物か容易に想像できるのはいい反面、その人物に興味がないと、興味のない人の話を聞くのが苦痛のように読み進めるのに時間が掛かった。そこだけマイナス点。全体的に気持ちのいい終わりの話がよく素敵な短編集。

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    2025年10月28日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    喫茶店から始まった短小説 そういえば最近は喫茶と言う店も少なくなり、ほとんどファミリーレストランと言う名前 喫茶店と言うなじみの店で、ゆっくりコーヒーでも飲みたい気分だが店がない、時代と共に変わって行くのか本の上だけの喫茶店かも。

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    2025年10月22日
  • 赤と青とエスキース

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    青山さんの本って二度目に読むとさらに深く理解出来るので、また借りようと思う。
    正直、レイの若かりし、留学時代に懐かしさを覚えるしら漫画家の師匠の気持ちに共感するけど、イマイチ感動しなかった。
    もう一度時間を取ってゆっくり読みたい

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    2025年10月21日