青山美智子のレビュー一覧
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ネタバレ理世さんが「すてき」と言ったのは
ティファニーが、ではないと思うのだがどうだろう。
友治がずっと先走りすぎている感じでハラハラした。
着古しのシャツワンピと自分で思っていたものが
娘からはきちんと手入れして大事に着ていると
見てもらえているというのはなんだか心温まる描写。
冗談めかして言われたとしても、
酒も飲まずスポーツ観戦もしないで何が楽しいのか
と言われたら、
本も読まずに頭使わないでよく真人間のような顔で生きていられますね
と思ってしまう。
読めば3分で終わるような短い文章を何日もかけて書き
しかしその3分の間にその一行で人生が変わる人もいる。
それが創作という行為の良いところだと -
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ネタバレ2026.04.日の出公園にある,体の悪いところを触ると回復するという伝説のリカバリー・カバヒコと呼ばれているアニマルライドと新しくできたアドヴァンス・ヒルズというマンションに越してきた人達にまつわるつながりのある5編の短編集.第1話:転校してきて成績が大きく下がったが,また頑張ろうとする小学生の奏斗の話,第2話:娘の幼稚園のママ友に馴染めない紗羽の話,第3話:好きだった同僚について悩み,耳の不調をきたしたちはるの話,第4話:足に自信がなくくじ引きでのリレーの選手に選ばれたくないために足を引きずって歩いていたら本当に足が痛くなってしまった勇哉の話,第5話:日の出公園のすぐそばにあるサンライズ・
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ネタバレ最初は臆病で孤独な男女が、留学先で期限つきの恋をする── 男の友人は、彼女をモデルに絵を描いた
タイトルは「エスキース」
様々な人の物語に「エスキース」はあった
やがて、絵が結ぶえにしがエスキースに対応する本当の物語になっていく
全部のエピソードのタイトルが「赤と青」がモチーフ
主人公の名前も
人間は変わっても、絵の中のモデルは若いまま
絵は誰かの人生を変えていく
読書が苦手な方にもおすすめしやすく
読書って楽しい!と思えるような本だった
最後まで読むと伏線と回収がわかって楽しい
作中登場するベテラン漫画家さんが大きな賞をとって報われていたのがわかり嬉しかった -
Posted by ブクログ
青山さんの小説を久しぶりに読んだ。これまで読んだ作品は主人公が前向きな設定のものが多かったので、人生のつまづきに重きを置いた今作は、新鮮な気持ちで楽しむことができた。人と比べて自分はどうなんだろう、頑張ってこなかったわけではないのに(むしろそれなりに努力もしてきたし、今もしているのに⋯)という主人公達のプライドや葛藤、焦りから、周りの人たちをラベリング化して距離をとってしまう流れまで、青山さんらしい優しい表現でするすると語られていた。特に最終章は青山さんの真骨頂。あらゆる点が、つながる、繋がるー。月の満ち欠けと同じように、日常は繰り返される。その循環のなかで、日々、たくさんの小さな点が生まれ、