青山美智子のレビュー一覧

  • マイ・プレゼント

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    ショート・ショートですが詩に近いものも混ざっています。
    赤と青とエスキースがとても好みで、その後、ユア・プレゼント、マイ・プレゼントの順で読みました。
    青山美智子さんの作り出す言葉一つ一つが暖かくて、内容は短いけれど、大切にじっくり読みたいなと思わせてくれる本です。
    「昔ずっと覗いていられた」は、同じような経験をした事をちょうど最近思い出していて、お気に入りです。

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    2024年05月07日
  • ユア・プレゼント

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    一冊の中に48篇ありどれも心温まる。
    特に「ただあなたに笑ってほしくて」を読んだら来年から中学生になる娘が辛そうに見えたら渡してあげたい本だなと思いました。
    ページごとにあるアートもとても素敵で好みで何度も読み返したくなるショート・ショートです。

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    2024年05月07日
  • 赤と青とエスキース

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    一枚の絵が織りなす素敵な物語 一枚の絵が繋ぐ、ひと、想い。
    絵は好きな方なので、こんな風に心を動かす「絵」に出会ってみたいものだと思う。
    後味の良い、素敵な物語。

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    2025年12月06日
  • 猫のお告げは樹の下で

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    温かい手でそっと背中をさすってもらっているような、そんな優しさを感じる本でした。
    弱った時に読みたい一冊です。
    著者の他の作品も読んでみたいと思いました。

    #癒やされる

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    2021年09月27日
  • ビューティフルレイン

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    当日ドラマも見ており、感動した。
    アルツハイマーはお年寄りの病気とばかり思っていたが、これをきっかけに「若年性アルツハイマー」を知った。

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    2021年08月31日
  • お探し物は図書室まで

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    日常に元気をくれる

    バタバタと忙しくて癒されたかったのか、あらすじを読んで即決。
    ひとつひとつの物語の主人公は自分と重なるところはないのに、なぜかとても共感できました。
    彼らが図書室で出会った本とその「付録」に、自分なりの意味を見つけていく中で、生きるという大袈裟なものではなく、日常に元気をもらった感じがしました。
    人と人との繋がりの大切さを、これを書きながらこの本に教えてもらったんだと、改めて…
    繋がっていく物語です。

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    2021年07月25日
  • 木曜日にはココアを

    購入済み

    木曜日にはココアを

    人と人との繋がりが感じられるので、連作集がとても好きです。
    幸せが続いていく過程は、読者を幸せな気持ちにさせてくれました。

    #ハッピー #癒やされる #ほのぼの

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    2021年06月20日
  • ビューティフルレイン

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    ある日突然、若年性アルツハイマー病と診断される父親とその父親をひたむきに支えていく幼い娘の純粋な親子愛を描く。

    『ビューティフルレイン』は、ある日突然、若年性アルツハイマー病と診断される父親とその父 親をひたむきに支えていく幼い娘の純粋な親子愛を描くドラマ。
    木下圭介は、妻と死別して以来、工場の離れで幼い娘とふたり暮らし。
    下町の金属加工工場を支える腕のいい職人であり、少年野球チームの監督も務めている。
    圭介は、人情あふれる下町の仲間に囲まれて、娘と一緒に楽しく暮らしてきたが、ここ最近物忘れ が激しくなり、ある日突然、その原因は“若年性アルツハイマー"だと診断されてしまう。

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    2014年12月18日
  • 木曜日にはココアを

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    短編集なんだけど、各編がどれかと繋がっています。
    異なる視点についても、記載されてます。
    激情なことは、起きません。
    こういう小説好きかも。

    この本、この時代に26刷ってスゴい部数なのでは?

    読むの早い人だと2時間くらいで読み終わるかも。
    私は3-4時間くらいかかったかな。

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    2025年12月08日
  • チョコレート・ピース

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    物語ではなく詩集のような感じ。短編かと思ったが後でパズルのように話がはまっていく。挿絵ではなくどこか懐かしい写真も良かった!色々なチョコレートと恋愛が絡んでいて、いかにも青春!という感じ。

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    2025年12月07日
  • リカバリー・カバヒコ

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    アドヴァンス・ヒルに住む人たち。近くに住む人って、縁があるようなないような。私はこの本を読んでそれぞれの事情を知っているけど、登場人物たちはただの顔見知り程度。出会いって不思議だなと思う。
    サンライズクリーニングのおばあちゃん、良き老後っぽくてこんな風な年の取り方は理想だと思っていたけど、「和彦の目」でこんな事情があったとは‥。外から見ているだけでは分からないもんだな。
    各章の主人公の顔が何とも悩ましげ。

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    2025年12月08日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    6人の作家の短編集。
    大人気青山美智子さんはおもろいけどええ話すぎる印象やって、今回は思いっきりポエミー。
    そういうとこやぞ!と言いたくなった。いや、ええねんけどね。
    期待薄…と思いつつ次、『痛い人生設計を作る、ルノアールで』これは面白かった、人生まだまだこれから新しいこともできるんやな!と励まされた。
    著者は朱野帰子さんという方で同い年。同い年やからわかることてあるよね。

    そこから更に3連チャン喫茶店。喫茶店オムニバスやったっけ?とタイトルを見たけど、テーマは午後のご褒美のはず。
    作家てサテンしか行くとこないんかいと思った。どれも面白かったけどね。

    最後、これまた人気作家の小川糸さん。好

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    2025年12月05日
  • 木曜日にはココアを

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    優しい気持ちになれる本。
    12の短編でありながら、青山さんらしく小さな出来事、登場人物がそれぞれ繋がっていて面白い。
    自分に寄り添ってくれるような優しい言葉が散りばめられている。

    《正しい謙虚さというのは正しい自信だし、本当のやさしさは本当のたくましさ》
    《死ぬのにおびえるのと、生きることにおびえるのは同じだ》
    《好きな場所で、好きな景色を、好きな人と見て、好きなことを話す。》
    《思ったときに進まなければずっと止まったままで、それどころか、その願いは果たせないうちに気持ちごと消えていってしまうかもしれない》

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    2025年12月03日
  • 人魚が逃げた

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    人魚を探す王子様を通して、いろんな人の想いや心情が伝わってくる暖かい作品だった。
    夢は静か、君は確か
    詩的な題名もとても好き。
    なんだか勇気が出てくるお話でした

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    2025年12月02日
  • 木曜日にはココアを

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    マーブルカフェから始まる数珠繋ぎの物語。桜や新緑など、読んでいて色彩を感じられた。読み進めるごとに「なるほど!」となる登場人物が散りばめられており、最初と最後が繋がった時は安心感がありました。ただ、話の内容というよりは繋がりが面白かったという感じで、ほっこり感は私には合わなかった。

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    2025年12月02日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    6人の作家さんのアンソロジー♪
    喫茶店でのひととき、交錯する人間ドラマ。さらっと読めるのでコーヒー片手にオススメ!
    美味しそうなのはホットケーキ!ブラッドオレンジのホイップクリームが添えられてるの~。それからナポリタン!もちもちパスタと甘いケチャップソース~。

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    2025年12月01日
  • 木曜日にはココアを

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    あたたかいもじ

    タイトルに惹かれて読み始めた。冬にぴったりそうな雰囲気、心温まりそうな予感。一軒のカフェから始まるバトンを繋いでいる。最初は素敵だなと思ったが、シドニーに場面が変わった頃からかな?気持ちが離れてしまった。一周して、現実が見えた感じ。優しい文体で心温かくなる作品ではある。

    #癒やされる #ハッピー

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    2025年11月30日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    ネタバレ

    青山美智子の本かと思ったら違った。しかし新しい作家との出会いがあった。
    ■青山美智子「サロンエプロン」★★
    短い。この本における客寄せパンダ。
    ■朱野帰子「痛い人生設計を作る、ルノアールで」★★★★
    おもしろい!大谷翔平の人生設計を「痛い」という視点が最高。言われてみればそのとおり。いまだからなるほどすごいと思うが、これを普通の高校生が書いていたらたしかに痛い。学歴至上主義の編集者も痛い。これは作者の実話だろうか。こんな編集者ほんとにいそう。
    ■斎藤千輪「究極のホットケーキと紅茶占い」★★★
    ちょっとした日常系ミステリーの感じ。
    自力で解答にたどり着けなかった。悔しい。
    ■竹岡葉月「不純喫茶ま

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    2025年11月30日
  • 人魚が逃げた

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    こことここが繋がるのかぁと伏線回収したり、相手の感情を勝手に解釈してしまってすれ違ってしまう2人を見ているもどかしさ、こんな人生ってありがちよねと日常にいる人々の気持ちをそれとなく感じたりできる。アンデルセンの人魚姫ってどんな話だったっけなぁと全く思い出せなかったので改めて読んでみようと思った。

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    2025年11月30日
  • ただいま神様当番

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    ネタバレ

    OH MY GOD 電車内で読んでいたが、思わずニヤケ顔になってしまった。うまいことを言っていてこの英語教師大好きだ。

    個々人で違う考えがあること、当たり前のことだがなかなか分からない。
    個々人で違った神様の表現をしている文を読んで、自分の行動を考え、改めようと思った。

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    2025年12月02日