青山美智子のレビュー一覧

  • チョコレート・ピース

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    2025年出版、173ページ。題名に伴った章立ての構成が独特。あれ?ほんの数ページ単位の超小編の集合?? それぞれは美しくも切ない、かと言って非日常でもない小編だけど。相互に関連性が見えなくて、続けて読むと何だか疲れるな...と思い、別の本と平行させながら読んだのだが。後半に入って、あぁそういう仕掛けだったんだ!と分かってからは、俄然、小説として面白くなり一気に読み進め、読み終えた。

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    2026年08月28日
  • 赤と青とエスキース

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    レイとブーのエスキースから始まった恋物語。エスキースで繋がった4つの短編集かなと思っていましたが、最後の4つ目で見事な伏線回収でした。
    3つ目まではやや盛り上がりにかけるなぁと思っていましたが、最後の伏線回収で赤と青のエスキースというタイトルがぴったりな作品だな思いました。

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    2026年08月28日
  • 赤と青とエスキース

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    ネタバレ

    『こういう人がいいっていうんじゃなくて、この人がいいって思えたら、それが完璧な組み合わせだと思いますよ。人ってみんな、ひとりしかいないんだから。』

    「エスキース」という水彩画の周りで起こる人々の連作短編集。
    それぞれの章が心動かされる内容だった。
    レイとブー、空知と村崎、砂川とタカシマ。
    それぞれの関係やそれを見守るエスキース。
    色々な場所で起こる出来事は、エスキースに刻まれ生き続ける。

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    2026年08月26日
  • 猫のお告げは樹の下で

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    青山さんの本は温かいお話ばかり☺️
    今回もおもしろかった!
    どんな展開になるかワクワクしながら読んだ!

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    2026年08月26日
  • お探し物は図書室まで

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    ネタバレ

    本を開いた瞬間から、すーっと言葉が心に馴染んでいく感覚がありました。文章がとても軽やかで読みやすく、夢中になってページをめくっているうちに、あっという間に物語の終わりを迎えていました。大きな事件が起きるようなドラマチックな起承転結があるわけではないのに、読み終えた後はじんわりと温かく、ほっと肩の力が抜けるような優しい余韻が残ります。日々の生活で少し心が疲れてしまったときに、そっと手に取りたくなるような大切な一冊になりました。

    図書室の司書である小町さゆりさんの佇まいは、どこか『不思議駄菓子屋 銭天堂』を思わせる不思議な魅力と存在感があり、物語全体に懐かしく温かい空気を与えてくれています。この本をきっかけに、昔大切にしていた絵本をもう一度読み返してみたいという愛おしい気持ちが芽生えています。

    各章ごとに主人公が変わる連作短編の形式をとっていますが、それぞれのストーリーが完全にブツ切りになっているわけではなく、登場人物たちが少しずつ交差し、伏線が優しく回収されていく構成も非常に鮮やかでした。物語の結末はどれも主人公たちが一歩前を向き、ハッピーエンドへと向かっていくため、読後感が本当に爽やかです。

    特に自分自身の姿を強く重ね合わせてしまったのが、第二章のひなです。彼女の考え方や性格に深く共感しながら読み進めていたのですが、作中で語られた「世界は何で回っていると思う? 信用で回っているんじゃないか」という言葉にはハッとさせられました。今までそんな視点で考えたことがありませんでしたが、日常で買い物をすることや、誰かと約束をして会うことなど、すべての営みの根底には確かに「信用」が存在しているのだと、深く納得させられる大きな学びがありました。

    一方で、第三章のストーリーは自分とは異なる価値観に触れる時間となりました。子どもが生まれたことでキャリアが思うように進まなくなってしまい、我が子を素直に可愛いと思えなくなってしまう主人公の葛藤には、もどかしさやイライラを感じる部分もありました。しかし、そうした率直な感情を通して、これまで知ることのなかった誰かの切実な悩みの内側に触れ、「こういう気持ちを抱える人もいるのだ」と視野が広がるような感覚を覚えました。
    また、第三章に登場する「どんな本もそうだけど、そのものに力があるというよりかは、あなたがそういう読み方をしたというそこに価値がある」という言葉は、私の心に深く刺さりました。本の中に書かれた事実をそのまま受け取るだけでなく、自分自身の経験や感性を通して解釈し、自分だけの宝物を見つけ出していく。読書とはまさに、自分だけの宝探しのような素敵な時間なのだと教えてもらった気がします。

    そして、物語の中で最も私の心を揺さぶったのが、第4章のニートの青年を描いたお話でした。具体的な言葉で表すのが難しいほど胸に迫るものがあります。いちばん泣けました。物語の終盤に登場する「俺は今生きている」というシンプルな一文を目にした瞬間、全身に鳥肌が立つほどの強い衝撃を受けました。
    登場人物たちがそれぞれの場所で、自分の足で踏み出していく姿に背中を押される、本当に愛おしく心に残る名作です。

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    2026年08月23日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    「ぐるぐるめ」この言葉の意味をあらゆる場面で考えさせられたことか。
    遊園地の別名、アトラクションからの由来、人生での悩みの歯車、ピエロの生き方、恋愛・仕事の空回り…「ぐるぐるめ」の意味をそれぞれの主人公から考えさせられた。

    世の中には「ぐるぐるめ」というほんのわずかな時間があり、イメージの世界とリアルの世界の狭間にあって、どちらにも自由に行き来できる素敵なスポットーという一文に触れた時、私にとっての「ぐるぐるめ」は「本の世界」だ!と思った。イメージの世界とリアルの世界の狭間にあるスポットーその「ぐるぐるめ」を行ったり来たりする中で高揚や興奮を覚えるのが本の世界、私の大好きな空間だ。

    最後の観覧車の章、あれれ?今までの話が「ぐるぐるめ」で戻ってきた?

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    2026年08月22日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    遊園地の中での心温まるストーリーがたくさん。それがいつも繋がってるのが青山さんの素晴らしさ。
    ちょっと笑顔とちょっと涙が出る話。

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    2026年08月21日
  • 鎌倉うずまき案内所

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    受け取る方の解釈で、同じ助言でも
    違う未来になりうるのだなぁ。
    対象と向き合う、気付きが未来を変える。

    気付きと共に意識が変わって
    見えてた世界が変わるような体験は
    うずまき案内所に行かずとも出来るはず。
    問題にぶつかった時に思考を変える
    見方を変える癖をつけたいなー。

    とはいえ、外巻さん内巻さんには会ってみたいし
    人生の壁にぶち当たった時に助言は欲しいし
    お助けの飴玉だって欲しいな。

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    2026年08月21日
  • 月曜日の抹茶カフェ

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    めちゃくちゃ優しい本。
    疲れた胃に沁み入るお粥のような優しさ。

    連続短編小説だから、色んな話があるけど
    フラれた彼の話が好きだったな。

    周りの視線ばかり気にする彼が変わっていく様。
    どこか自分に重ねる部分や重ねたい部分があって印象に残ってる。

    あと、和菓子屋の孫とおばあちゃんのやりとりは、グッと来て泣きそうになった。こう言う話弱いんよなぁと思った。

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    2026年08月21日
  • マイ・プレゼント

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    イラストがとても綺麗で感動しました。
    個人的には、
    「ひどいことをされた、許さない」というのと
    「ひどいことをしてしまった、申し訳ない」というのと
    ずっと抱えて生きていくとしたら
    どちらがよりしんどいだろう?は考えされた。
    恋慕も好きだった。誰かを応援する想いが自分のパワーになるって、本当に不思議。そんな素敵な現象を初めて知った。うん、とっても分かる。

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    2026年08月20日
  • 赤と青とエスキース

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    エピローグで全てが綺麗にまとまる素晴らしい構成はもちろん、一つ一つの描写の美しさも絶品だった。色彩とエスキースのストーリー的な意味づけは絶妙だった。額縁職人の話は、作中の絵画に対してはもちろん、小説全体としても完璧な結婚を体現する額縁的な役割として印象的だった。

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    2026年08月15日
  • 猫のお告げは樹の下で

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    心に残る素敵な言葉が沢山ある物語だった。
    読んでいてあったかくて、癒された。

    *お気に入り*
    種って本来は、勝手に飛んでいって親の知らないところで勝手に咲くもんでしょう。

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    2026年08月15日
  • 猫のお告げは樹の下で

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    青山美智子さんの連作短編集。神社にいる猫から葉っぱに書かれたお告げをもらう。そこに書かれた言葉は本人しか見えず、その言葉は一見すると何を言っているかわからない。しかし、その言葉の意味をわかったとき、悩みは解決に向かう。その悩みが誰しもが感じたことがありそうな悩みで、その解決に向かう感じもハートフルであたたかい気持ちになりました。

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    2026年08月12日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    ネタバレ

    オーディブルで聴いた。

    短編集。
    『痛い人生設計を作る、ルノアールで』
    がかなり好きです!
    よんに元気を貰いました。
    痛いと思われる人生設計を、自分の子供が、痛いって思わないように自由に人生設計できたら良いなと思った。

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    2026年08月28日
  • 猫のお告げは樹の下で

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    [五枚目]マンナカ が特によかった。

    誰かにとっての中心は誰かにとっては端っこかもしれない、っていうのが印象的だった。
    青山さんの書くこども視点でのお話、好きだなあ。
    私もミクジからありがたいお言葉もらいたい!

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    2026年08月10日
  • チョコレート・ピース

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    サクッと、甘くてほんのり苦い
    短いお話が繋がっていた。
    素敵な表現がたくさん。
    チョコレート食べながらまた読みたい。

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    2026年08月09日
  • チョコレート・ピース

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    ネタバレ

    おしゃれ
    友達に勧められて読みました。
    BOX1.2の構成からなり、BOX1では主人公、BOX2ではその登場人物からの両面から語られる12篇の短篇。
    私は同じ物語のBOX1と2を行ったり来たりしながら読みましたが。
    短編ではなかった!繋がってた!って最後は驚き、おりゃれだなと思いました。

    前も思ったけど、青山さんのお話は暖かい。

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    2026年08月08日
  • もの語る一手

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    将棋というものを深く知るわけではないけれど、その奥深さや、指す人間が持つドラマなど、いろんな視点で物語は紡げるんだなぁとどの話も素直に面白かった。

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    2026年08月07日
  • 月曜日の抹茶カフェ

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    前作に引き続き、人と人との温もりを感じれる素敵な小説やった!

    たーだ!一気に読めず、ちょっと日にちを空けつつ読むと登場人物がおりすぎて誰が誰かわからんなった。ページ戻って名前確認したり、ストーリー再確認したりせんとこれ誰やったけ??現象が起きてくる笑

    前作とお馴染みメンバーも登場してたり、こことここも繋がったんや〜とか感じれてよかった!それにしても、マスターお顔広すぎるし多才すぎ!!笑 いいご縁を人々に繋げてくれるええおっちゃんさすがでした♪

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    2026年08月06日
  • チョコレート・ピース

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    様々なチョコレートを題材とした短編集になっていますが、最後まで読むと一人の女性の物語となっています。学生時代に心に秘めた想い、社会人で憧れる先輩、心許せる友だちや同僚とのつながり。心温まる物語です。
    二部構成として、サイドストリーを楽しめるところがとても面白かったです。

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    2026年08月06日