青山美智子のレビュー一覧

  • 遊園地ぐるぐるめ

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    見立て写真家・田中さんの装画なので、見てるだけでも楽しいしちょっとおいしそうに感じたりもするけれど、読んでからまた章前後の装画を見直すと、なお味わい深い。
    (ただ装画を区切りで印刷するためか全体紙が厚めなんだな多分…)
    アレとアレとアレがそう着地するか! と最終章で楽しくなってしまったw

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    2026年07月03日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    とっても読みやすくて、あっという間に読んでしまった。にしてもやっぱり青山さんの本はいい本だ〜。
    遊園地っていつ行っても楽しいよね。
    ディズニーとかユニバとかはもう10年くらい行ってないけど、普通の遊園地なら数年前に行った。小さい時に行った時の楽しかった記憶を思い出しながらも、全然この年齢でも楽しめた。やっぱりいくつになっても遊園地は楽しいし、何回でも行きたくなる。

    今回も優しい気持ちになれた。
    ここで感想を長く書くのもあれなので、記録インスタに書こっと。

    アリガトウ、マタネ!

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    2026年07月01日
  • ほろよい読書 おかわり

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    シリーズ一巻目が好きだったので、大好きな一穂ミチさんの作品も入ったおかわりを。

    一穂さんのゾワっとする話も良かったのだけど西條さんの「タイムスリップ」を読んで一人で小洒落たおつまみと頂く日本酒が恋しくなって、それだけのために一時帰国したくなった。

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    2026年07月01日
  • いつもの木曜日

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    ネタバレ

    「肌をぴつぴつと熱く刺激してくる」
    ぴつぴつというオノマトペを初めて聞いた。

    メアリーと同じように、私もポジティブに過去を振り返ろう。
    とても苦しい時期を自分で乗り越えたこと。
    たくさんの人に助けてもらったこと、救われたこと。
    そして、猫がいるステキなお家に住んでいる日常に感謝し、幸せなことであると何度でも気付こう。

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    2026年06月30日
  • いつもの木曜日

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    それぞれの人物での小さな物語。
    なんとなく繫がりがあって、うんうんと思う節もあったり。
    各人物のテーマに合わせた背景やイラストがとても優しく
    読んでいて癒された。

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    2026年06月26日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    ネタバレ

    『遊園地ぐるぐるめ』は、アートと物語が互いに刺激し合いながら生まれた、まさに“二人の合作”ならではの魅力に満ちた作品だった。
    田中さんのアート作品を見て青山さんが物語を書き、その物語を読んで田中さんがさらにアートを作る――この創作の往復運動を知ったうえで作品を眺めると、視覚的な楽しさに加えて「この作品からどんな物語が広がるのだろう」という想像が自然と膨らんでいく。

    最初に登場する、ハンバーガーをメリーゴーランドに見立てたアート作品は、その発想の可愛らしさと柔らかい色合いに心がほぐれた。
    食べ物が遊園地の乗り物へと変身する世界観は、見ているだけで癒される。
    そこから物語が始まるという構成も、まるで絵本を開いた瞬間に物語が動き出すようでワクワクした。

    物語自体は、バイト先で知り合った大学生の二人が「ぐるぐるめ」で告白しようとする短編で、こちらも温かく、優しい余韻を残す内容だった。
    アートの世界観と物語の雰囲気がぴったり重なり、読んでいて自然と笑みがこぼれる。

    さらに、軽量スプーンと塩の小瓶で絶叫マシンを表現した作品、紙コップと割りばしでフードコートを作り上げた作品、丸い金網とウインナーでジェットコースターを表した作品、トウモロコシとフォークでスイングマシーンを描いた作品、サラミのピザとピザカッターで観覧車に見立てた作品など、どれも発想がユニークで、見ているだけで心が軽くなるような“癒し”があった。
    日常の身近なものが遊園地へと変わっていく驚きと楽しさが、ページをめくるたびに広がっていく。

    そして、それらのアートから生まれた短編物語もまた、どれも心温まるものばかりで、読後には満足感と優しい気持ちが残った。
    肩に力を入れず、リラックスして楽しめる――まさに“大人のための絵本”のような一冊だったと思う。

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    2026年06月21日
  • ほろよい読書 おかわり

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    一穂ミチさん目当てで読み始めた一冊。

    序盤は、読んでいる間はそれなりに気分が高揚して、まさにタイトル通り「ほろよい気分」にはさせてくれる。だけど、いざ読み終わってみると、あとに残る余韻があまりにもサラリとしすぎていて、どこか物足りなさが残る読後感だった。

    お目当ての一穂ミチさんの一編を読み終えたときは、思わず「やったね!」と心の中で思った。やっぱりこの作家の描くものは毒薬だ!「ほろよい」どころか悪酔いしそうな、人間の不穏な心理描写は健在で、この強烈な一杯は楽しめた。

    他にも、下戸だと言い出せない青年の葛藤を描いた一編には、男だからこそ「飲めない」と言えないリアルな空気感を感じて、身につまされるところもあり、そこまでは良かったのだが……。
    後半に進むにつれて、お酒そのものの捉え方に大きな疑問と物足りなさが募った。
    感情を吐き出すためだけでなく、嬉しいとき、お祝いのとき、純粋にその味を楽しむときなど、お酒にはもっとポジティブなパワーがあるはず。本作はお酒自体を好むというより「料理」や「その場の人間関係」を際立たせるための引き立て役として扱われている印象が強すぎる。

    女性作家陣によるアンソロジーということもあってか、お酒そのもののこだわりや深い味わいをじっくり描くよりは、シチュエーションや食とのペアリングに全振りの世界観。お酒そのものが主役の描写を期待していた身としては、少しがっかりさせられた。
    一穂ミチさんの“毒”は味わえたものの、お酒好きとしては深みや余韻がもう少し欲しかったな、と感じてしまう一冊だった。

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    2026年06月18日
  • ほろよい読書 おかわり

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    普段、読まない作家さんたちの短編集。
    酒飲みな私としては、外せないタイトル。
    思わず手にとってしまった。以前、同シリーズ読んだ時はエッセイが多かったような記憶が。今回は小説オンリー。酒飲みのストーリーは酒飲みにしか理解できない、いや下戸男子の話もあった。とりあえず読書しながら1人飲みが好きな私には、あっという間に、読み終わり。

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    2026年06月14日
  • 赤と青とエスキース

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    一枚の絵画をめぐる、五つの愛の物語

    短編五話が繋がって後半
    え?どういう事?
    また前半を読み返して
    おぉ〜っ そういうことかってなる笑
    レイとブーを応援してしまう
    登場人物がみんな素敵でほっこり
    誰かにおすすめしたくなります

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    2026年09月21日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    ミニチュア写真家の田中さんとの共著とも言える作品。
    このことを知ってから私の印象はガラリと変わった。
    知らずに読んでいたときは、「日常の些細な出来事から、自分のしていた行動や思考を反省し、先に進もう、楽しくやっていこう」というファンタジー系のいつものパターン(いい意味で)の度が増しているような気がして、数日前まで桜木紫乃を読んでいたのもあってその落差にモヤモヤしていた。
    でも読み終わって改めて各章の始めと終わりにあるミニチュア作品を見ると、実に内容にぴったりの作品で嬉しくなった。
    「遊園地ぐるぐるめ」はミニチュア作品も併せての連作短編集なんだ。
    ぐるぐるめの意味も結局わからないところがいい。
    小説として楽しかったポイントは、トマト抜きのサラリーマンが営業マンとして再登場したこと(連作短編集の醍醐味)と、各章のこれまでのシーンを振り返りつつその語り手が別の人になっていたこと。
    この点は小説として楽しかった。

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    2026年06月11日
  • 本の話はどこまでも 青山美智子さんが答える33の質問

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    インタビューに答える青山さんのお話は、『お探し物は図書室まで』の読み味のように柔らかく、あたたかい飲み物をいただいているような心地よさでした。
    特に、著作に込められた思いや、連作短編についての感覚が興味深かったです。
    あと、本の締めがとてもかっこいいです。

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    2026年06月10日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    「痛い人生設計を作る、ルノアールで」がすごく面白かった。

    私も高校、大学でこういう友達がいたのに、疎遠になってしまった。
    東京にきて、私立女子校と公立共学との格差を感じたのも思い出す。
    今なら大したことないよ、って笑えるのにあの頃は、教養の格差とか思っていた。

    でも今となっては、こういう雑多な環境で気の合う友達と過ごす時間がかけがえないものだとわかる。

    ルノアールっていうのもいい。
    ベローチェでもいいかなぁ。

    痛い人生設計を友達と笑いながら私も作りたい

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    2026年06月10日
  • ただいま神様当番

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    とても読みやすく、さらにほっこりと人生を前向きに捉えられる作品。

    いろんなことを考えすぎたり、周りと比較したり、たくさんのしがらみのなかで『私』が濁ってしまった時に『本当の私』に戻る手伝いをしてくれる、まさに神様だなぁと。

    やはり『本当の私』の声を聞くのが一番心地いいのだと感じさせてくれる。多幸感溢れる一冊。

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    2026年06月09日
  • 月の立つ林で

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    見えない紐が紡ぐ再生の物語です。――
    青山さんの静かなる輝きを感じました。

    単なる「心温まる癒やし系小説」の枠には
    収まらない。
    緻密に計算された構造美と、
    人間の普遍的な営みに対する深い肯定感に満ちた、
    秀逸な連作短編集です。

    本作が小説として極めて優れている点は、
    その構造の「循環性」にあると思います。

    一見すると、
    迷える人々がラジオの声に救われるという
    一方向の構図に思えますが、
    ある章の主人公が発した何気ない一言や
    小さな善意が、他者へと伝播し、
    巡り巡って全く見知らぬ次の章の主人公の
    背中を押していきます。

    目に見えない運命の紐を、
    極上のミステリーのように鮮やかに描き出す手腕には感嘆です。
    そうこの作品はミステリーなのです。


    さらに、
    タイトルにも冠されている「月」のモチーフの扱い方が実にお見事です。

    作中では、
    満ち欠けを繰り返す月の満ち干が、人間のバイオリズムや人生の機微に重ね合わせて描かれます。

    とりわけ印象的なのは、
    光を失ったように見える
    「新月」へのまなざしです。

    月が見えない夜、それは月が消えたのではなく、
    次の満ちが始まるための「準備と始まりの瞬間」。

    青山さんは、
    挫折や停滞を「終わり」ではなく、
    次なる豊穣へのプロセスとして全肯定しています。



    最後のエピローグにおいて、
    すべての伏線が美しく回収されて、
    ポッドキャストの配信者自身の物語へと
    収束していく構成は圧巻です。

    他者を癒やし続けていた存在もまた、
    実は不器用な一人の人間であり、
    網の目のように張り巡らされた他者との繋がりに救われていた

    『月の立つ林で』は、
    巧みなプロットの妙を愉しむ文学的エンターテインメントでありながら、
    読み終えた後に日常の景色を一変させてしまう力を持っている。

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    2026年09月08日
  • もの語る一手

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    青山美智子さん じんと心にきた。もし、シングルマザーで一人息子を育てていて、あんなこと言われてた泣いてしまう。頑張れー!息子!
    2話目 結局、どっちの方が実力あってどこから演技なの???

    将棋のルールも知らないけれど、やってみたくなりました。

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    2026年06月03日
  • 鎌倉うずまき案内所

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     年代の違う短編が繋がってくるところが面白く、長編を読んだような感覚になる。
     青山さんの小説に登場する猫のミクジや図書室の小町さんやうずまき案内所の外巻内巻きさんはミラクルを起こすマジシャンとは違う。きっかけを与えてくれる、身近なものとして描かれている。
     だって登場人物たちはみんな自分自身に持っている力で変わっていくんだもの。
     
     何かに行き詰まった時、ちょっと見方を変えてみたらいいんじゃない?っていうメッセージが込められていると思う。

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    2026年06月02日
  • 鎌倉うずまき案内所

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    青山美智子さんらしく、少しずつ登場人物が繋がっていたりしていました。まるでうずまきです。
    一つのきっかけにそれぞれの生き方は好転していきますが、どの転機も結局は身近な人から与えられるものであると感じました。
    少しほっとするような、でもちょっと心配も残るような人の心の温度を感じれる作品だなと思いました。

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    2026年05月29日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    こころに迷いがある人たちが、遊園地ぐるぐるめ に行き、ピエロと出会い、そこで小さな気付きを得る。
    その語りと登場人物たちの優しさ、ほほえましさ、そして、何よりミニチュア模型が、おとぎ話のような世界観を作っている。
    こころを休めたいときに読みたい本です。

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    2026年05月28日
  • いつもの木曜日

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    コーヒーブレイクを楽しむ様な、絵本の世界のような本でした
    『木曜日にはココアを』を読んでからまた手に取ってみよう

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    2026年05月25日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    オムニバスで書かれているストーリー。全て独立した話だけど、テーマとして喫茶店が存在する。
    こんな喫茶店、あったらいいなぁと思うほっこり優しいはなしの詰め合わせ本。

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    2026年05月22日