青山美智子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
田中達也さんのミニチュア作品が好きで手に取った短編集。
美味しそうなご飯といきいきとしたミニチュア人形たちの作る遊園地の1日を記した作品。
一つの作品をテーマに繋がっている短編なので読みやすかった。いろんな人生を送ってきた人たちがその1日だけを楽しむためにやってくる場所。そこが遊園地なのだなと。
全ての短編と収録されている全ての写真に出てくるピエロのお話がとても良かった。別の日のピエロの1日も見てみたい。
"猫はいいな、とピエロは思いました。
だけど、猫になりたいのではありませんでした。
あこがれるのと、なりたいのとは、違うのでした。"
この愛おしいピエロが迎えてくれる、どこかにある「ぐるぐるめ」多分気づいていないだけできっと行けるのではないかなと思わせてくれる本だった。
遊園地でご飯を食べたいなぁ。 -
Posted by ブクログ
平成の終わりから物語が始まって、更に平成の始まりの瞬間へと未来から過去へ時代を遡りながら描かれる6篇の短編集。
観光客で賑わう鎌倉の街並みを舞台に、双子のおじいさん案内係と摩訶不思議な所長が悩みを抱えた人々を救う物語。
どの短編の主人公も抱えてる悩みや立場は違うもののどれも身近な悩みで、あるある分かるわかると頷きながら感情移入しながら読んで、たどり着いた答えにぐっと来て…。
記憶の中の鎌倉の街並みはいつも活気があって賑やかだけど、うずまき案内所の中は静かでほんのりとしたファンタジーの空気。その対比がまたいい。
うずまきのようにぐるりと、周り巡り繋がるストーリーはメモ必須。過去から現代へ読む順番を入れ替えて読んでも新しい発見があって楽しそう。
個人的に心が疲れた時は青山さんの本に手が伸びることが多いけど今回もドンピシャ、癒やされました。久しぶりに鎌倉の街を歩きたくなってしまった。 -
購入済み
知らなかった
昭和元年と昭和最後の年は共に7日間しかなかったなんて‥
他にも面白い小説は沢山あるけれど
そんな小説に疲れたとき、ふと読みたくなるお話ばかりを書かれています
口コミ常時4点以上なのも納得
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Posted by ブクログ
大好きな青山美智子さんが『本』のことについてお話されている作品。
本のこと、青山さんご自身のことなどについて根津香菜子さんが問いかけ、それに青山さんが答えていくという内容の作品でした。
知らなかったこと、今まで思いもしなかったことなどがいっぱい。
青山さんの作品に対する想いとか周りの方々や読者の方に対する感謝の気持ちがすごく伝わってきました。
海外で出版された際のお話はすごく興味深かったです。
普段はあまり読まない物語以外の作品でしたけど、すごく素敵な『本』でした。
これからも全ての『本』を大切にしていきます。
ありがとうございました!