青山美智子のレビュー一覧
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1章1章、優しく切なく、そして最後には心暖まる物語で語られており、各章ごとに物語は完結しているように見えていてもその実、根本ではペインディング・ナイフで描かれた赤と青が特徴的な絵画「エスキース」で繋がっていることが分かるようになっている。赤いブラウスと青い鳥のブローチ。登場人物や主役は違っていても、絵画「エスキース」がその人たちの心を写し出してきたことも分かる。
第1章、メルボルンから始まるレイとブーとの「期間限定のお付き合い」は、1年間の期限間際になって「レイを描きたい、エスキースでいいから」と言うブーの友人の売れない画家の手によって、本来下絵にすぎなかったはずのエスキースを1枚の完成された -
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温かい手でそっと背中をさすってもらっているような、そんな優しさを感じる本でした。
弱った時に読みたい一冊です。
著者の他の作品も読んでみたいと思いました。 -
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購入済み
日常に元気をくれる
バタバタと忙しくて癒されたかったのか、あらすじを読んで即決。
ひとつひとつの物語の主人公は自分と重なるところはないのに、なぜかとても共感できました。
彼らが図書室で出会った本とその「付録」に、自分なりの意味を見つけていく中で、生きるという大袈裟なものではなく、日常に元気をもらった感じがしました。
人と人との繋がりの大切さを、これを書きながらこの本に教えてもらったんだと、改めて…
繋がっていく物語です。 -
Posted by ブクログ
ある日突然、若年性アルツハイマー病と診断される父親とその父親をひたむきに支えていく幼い娘の純粋な親子愛を描く。
『ビューティフルレイン』は、ある日突然、若年性アルツハイマー病と診断される父親とその父 親をひたむきに支えていく幼い娘の純粋な親子愛を描くドラマ。
木下圭介は、妻と死別して以来、工場の離れで幼い娘とふたり暮らし。
下町の金属加工工場を支える腕のいい職人であり、少年野球チームの監督も務めている。
圭介は、人情あふれる下町の仲間に囲まれて、娘と一緒に楽しく暮らしてきたが、ここ最近物忘れ が激しくなり、ある日突然、その原因は“若年性アルツハイマー"だと診断されてしまう。