青山美智子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ一人ひとりの日常は別々に進んでいるようで、いつの間にか誰かの日常と触れ合い、小さな出来事が別の誰かへとつながっていく。そんな人と人とのつながりを、優しく温かな文章で描いた作品だった。
誰かにとっては何気ない一言でも、別の誰かにとっては心に残る大切な言葉になることがある。そのことに改めて気づかされた。
普段、自分の言葉が相手にどう届いているのか深く考えることは少ないけれど、この本を読んで、言葉には思っている以上の力があるのだと感じた。
だからこそ、無理に気の利いた言葉を探すのではなく、自然と誰かの心を少しでも温かくできるような言葉をかけられる人でありたいと思った。
読み終えたあと、日常が -
Posted by ブクログ
最近なんだか疲れていて、癒されたくて手にとりました。
青山美智子さんっていったい人生何周目なんでしょうか?
うんうんと共感したり、はっと気づかされたり、日々に忙殺されて忘れていたことを思い出させてくれたり、優しく導いてくれる、そんな作品が多いように思います。
連作短編集ですが、すべてが少しずつ繋がっていて、そこに気づくのも嬉しくなります。
あらすじは本紹介にありますので、割愛するとして、司書の「小町さゆり」さんのキャラがすごいたってる笑
図書室に訪れるそれぞれの心の声が、ベイマックスみたいだとか、らんま1/2のパンダ早乙女玄馬みたいだとか。
レファレンスコーナーのL字カウンターに埋まるくら -
Posted by ブクログ
「阪急電車」を彷彿とさせる、たまたまそこに居合わせた人たちの物語。
5人それぞれの物語ではあるのだけど、実は街ですれ違っていたり、接点があったりして、読み返しても面白い。
1番に感じたのは、人は皆それぞれのバイアスを通して物事を見ているのだなぁということ。
同じ出来事や発言も、個々のバイアスによってポジティブになったりネガティブになったりしている。
そう思うと自分自身もポジティブでいた方がいいよなぁと思うけど、それがまた難しい。
最後の最後に、ファンタジー要素が一気に強くなり、それはそれで夢が広がってとてもよかった。
銀座という街に少し親しみが湧いた。