青山美智子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ミニチュア写真家の田中さんとの共著とも言える作品。
このことを知ってから私の印象はガラリと変わった。
知らずに読んでいたときは、「日常の些細な出来事から、自分のしていた行動や思考を反省し、先に進もう、楽しくやっていこう」というファンタジー系のいつものパターン(いい意味で)の度が増しているような気がして、数日前まで桜木紫乃を読んでいたのもあってその落差にモヤモヤしていた。
でも読み終わって改めて各章の始めと終わりにあるミニチュア作品を見ると、実に内容にぴったりの作品で嬉しくなった。
「遊園地ぐるぐるめ」はミニチュア作品も併せての連作短編集なんだ。
ぐるぐるめの意味も結局わからないところがいい。
-
Posted by ブクログ
ネタバレマスターが「夢はかなったところから現実だから。俺、夢が好きなの。だからもういいんだ」と言ったとき、最初は夢がかなうと夢じゃなくなってしまうようで、少しさみしい気持ちになった。でも、その後の「俺の役割って、すごい力を持ってるのに埋もれちゃってるヤツを引っ張り出して、世の中に伝えたり広めたりすることだから。好きなんだよなあ、夢が現実になる一歩前の感じ」という言葉を読んで、画家になりたいけれどなかなか一歩を踏み出せない人たちに、「夢で終わらせないで、その夢は現実になるよ」と伝えているように感じた。
途中の友達が不倫相手で結婚したいと話すシーンはあまり好みではなかった。不倫を正当化してる人を見ている -
Posted by ブクログ
ネタバレ青山美智子さんの作品4冊目!
各章の主人公達が皆んな同じタケトリオキナが発信する月のポッドキャストを聴いてる。それぞれの主人公がポッドキャストの月の話を少しキッカケにして日常生活で抱えた壁を乗り越えていくお話。
たとえ目立たなくても、自分で無意識のうちに真面目に取り組んでいたことが知らない誰かの役に立ててる事もあるんだと感じれた作品だった。最後、タケトリオキナの招待が明かされるシーンと朔ヶ崎さんが救急医療相談窓口で登場したシーンは、鳥肌が立って興奮して一気読みしてた笑笑 物語が進むにつれて、どんどん皆んなが繋がってきて最後大きく皆んなが繋がっていく展開が良かった!