青山美智子のレビュー一覧

  • 人魚が逃げた

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    5本とも凄く素敵なお話だった!
    1つ目の元芸能人の男の子の話に出てくる12歳年上の大人っぽい彼女さんが、5つ目の主人公になっててとても激アツ展開だった
    「物語は最後まで分からないもの」っていうこの本のテーマに沿ってたなと思う
    ロマンチックで人との繋がりとか出会いとかを大切にしたいと思える本だった

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    2025年11月17日
  • 赤と青とエスキース

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    ドロドロもハラハラも飽き飽きもせず読み進められる本。人との自然の流れに抗わない人間の本かなと…
    心静かに読め、最後に頷きと納得。私には素敵だな、良いなと思えた本。

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    2025年11月16日
  • お探し物は図書室まで

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    ネタバレ

    この作者さんの本は初めて読んだが、一言で言うととても読みやすかった。登場人物の心情描写が無駄なくリアルに描かれていて、共感できるシーンが多かった。個人的に、カステラ作りをきっかけに自分の生活をちょっとずつ豊かにしていく朋香の章と、自然淘汰の社会に居場所を見つけられなかった浩弥が変わっていく章が印象的だった。また、小町さんがレファレンスする彼らの抱える悩みとは一見かけ離れた1冊の本が、1人1人の推察力・行動力によって、結果的に意味のあるものになっていき、彼らの人生を後押しする些細なきっかけになっているのが素晴らしいと思った。
    ただ、前提として主人公たちの心の中に潜んでいた、ある対象への熱意、夢中

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    2025年11月15日
  • 猫のお告げは樹の下で

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    どの話も心がほっこりして、とても癒されました。
    個人的には6枚目のスペースが良かった。
    神様の入るスペース。新しく良いものを入れるには、出すのが先。ネガティブな感情を抱えたら、自分のスペースをきれいにすればいいって言葉が胸に来ました。自分のスペースが狭いと思う思い込みのブロックを捨てる、生きていく上で大事なことを教えてもらった気がします。
    ミクジと会いたいな。

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    2025年11月15日
  • お探し物は図書室まで

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    司書の小野さんがセレクトしてくれる本が、相手に気付きをあたえ、前向きにさせてくれる。

    司書の小野さんが超能力者かと思う程、相談相手の悩みを解決してくれている。
    新しい道に行く、このまま今の場所で頑張る等、登場人物によって様々です。
    一章~五章で主人公が違い、様々な悩みを抱えています。初めは小野さんセレクトの本の意味が分からないけど、読み進めて行くと面白い関連性が見つかります。
    そして、登場人物が何だかんだ言ってどこかで繋がっているのがより面白さを引き立てているように感じます。
    読みやすくて、心が軽くなるような物語になっています。(登場人物と同じような悩みに共感してしまうかもしれません)

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    2025年11月15日
  • 月の立つ林で

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    ネタバレ

    青山美智子さんの作品は、優しい。

    5つの話が、登場人物の知らない糸(意図)でつながっている。
    こういう作品、好きだなあ。
    程よい感動。

    ある章をラーメン屋で読んでて、少し涙ぐんでしまいました。

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    2025年11月15日
  • リカバリー・カバヒコ

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    ほっこりできる連作短編集。

    医学的な治療が効かない身体の痛みや異変って、確かにあるよなぁと共感しました。

    全体を通してとても読みやすかったです。

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    2025年11月15日
  • リカバリー・カバヒコ

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    ネタバレ

     都市伝説が入ったエンタメ小説でした。アドヴァンス・ヒルというマンションの近くにある公園の中の遊具カバヒコに対する5話の短編集でしたが、グッとくるものがあって泣きそうになりました。
     間接的に自発的に行動させる、このことがカバヒコ効果なのかもしれません。個人的には5話目が一番感動しました。でも他の話も素晴らしかったです。
     アドヴァンス・ヒルというマンションの住人のストーリー、印象に残りました。

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    2025年11月15日
  • 人魚が逃げた

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    軽くあっという間に読めました。
    ある日曜日、歩行者天国の銀座で人魚が逃げたと王子様が探しているとSNSで話題になり、その王子様に出会ったことで、前に進めた人たちの話しで構成されています。
    5章の終わりに王子様の正体がわかるのか…と思いきやエピローグでわかります。
    5章の王子様が王子様の正体でも良かったなぁ

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    2025年11月15日
  • 赤と青とエスキース

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    ネタバレ

    一つの作品を通して少しずつ時の流れを感じさせる、物語性、構成がとても素敵でした。

    それぞれの視点て読み進めるにつれて薄れていったレイとブーの胸が締め付けられるようなお別れの記憶から、ラスト一気に引き戻されました。

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    2025年11月13日
  • 月の立つ林で

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    青山さんの作品特有の、物語と人との優しい繋がりが温かく、やはり人としての在り方や考え方について再度考えさせられた。

    自分も気づかないうちに誰かの助けになれているのだろうか。

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    2025年11月13日
  • 月の立つ林で

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    人との不思議な縁や繋がりを描いている、青山美智子さんの本を読みました。このお話は、大切なもの、こと、人や離れてる人のことを月に例え、その距離感の大切さを表しているお話だと思いました。印象的な言葉は、「あたりまえのように与えられ続けている優しさや愛情は、よっぽど気を付けてないと無味無臭だと思うようになってしまうものなのよ。」です。人と人との愛情は、気をつけないと気付かないことがあるということを、改めて思ったので、自分の教訓にします。

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    2025年11月13日
  • リカバリー・カバヒコ

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    様々な人がそれぞれ抱えるモヤモヤした気持ち。それがトンネルを抜けたように晴れて前向きに。カバヒコのおかげ!?
    立場の違う人たちの気持ちにも想像力を働かせたくなる。すべての人に寄り添った優しい話でした。

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    2025年11月13日
  • 月の立つ林で

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    想像通りすごく読みやすかった。
    様々な人の生活が最終的に次々と結びついていく構成のものは、ドラマやアニメが映画化された映画のように不自然にきゅっとラストまでもっていったなぁというか
    読んでいる途中これも伏線なんだろうなぁと分かってしまうし、その伏線がどんどん勢いを増してきらきらしていく感じが苦手だった。
    でもこの本はわりと穏やかにラストを迎えることができて読んだあと気持ちがふわっとした。
    青山さんが書かれた赤と青とエスキースが好きで、手にとってみたけれど読んで良かった。
    この本も綺麗なお話しだった。

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    2025年11月13日
  • リカバリー・カバヒコ

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    可哀想な話があまり好きではないのでどの話も序盤はちょっとシンドい。

    しかし、色々あってまぁ、、、、って感じです。

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    2025年11月13日
  • 赤と青とエスキース

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    ネタバレ

    メルボルンの若手画家が描いた絵画「エスキース」を巡って繋がる連作短編集。点と点に見えた物語が繋がっていく流れは心地良く、所々に散りばめられた赤と青が長い時間をかけて合わさる姿は芸術作品を眺めているようだった。周りの人たちも丁寧に描かれ、どの手がひとつでも離れていたら、ここにはたどりつけなかったはずなのに、当の本人たちはそれに気付いてなくて人生は面白い。ジャック目線のプロローグで、額縁職人の空知さんと再会できたことを知れて良かった。ブーとレイの本番は50歳を過ぎたこれからだが、温かい未来が待っていると思う。

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    2025年11月13日
  • 月の立つ林で

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    よかったです。
    読んでてほっとする、優しい物語です。

    普段、月のことを意識することはあんまりなくて、月の満ち欠けに名前と意味があることを初めて知りました。
    新月は新しい時間のスタートのタイミング。
    なんか、素敵だなと思いました。
    たまには天気がいいときに、夜空を眺めたいなと思いました。

    ツキない話、どこかで配信されてないかな〜。
    わたしも聴きたい。

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    2025年11月12日
  • 月の立つ林で

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    色んな人の行動が、巡り巡って知らない人の幸せや笑顔につながっているのかな、と思うとちょっとステキだなと思いました。

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    2025年11月12日
  • 人魚が逃げた

    購入済み

    定期的に

    アンデルセン童話は読みませんが
    他の方の小説は読んでいる自分が
    定期的に読みたくなる著者さん

    田舎暮らしですが東京へ出た時に
    この本に出てくるスポットの
    銀座巡りをしてみようかと思いました。

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    2025年11月12日
  • リカバリー・カバヒコ

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    ネタバレ

    シンプルであったかい、当たり前の世界が続いてました。どれもすごく近い物語で、優しくほっこりなれます。定期的に帰ってきたい本だなぁと思いました。

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    2025年11月12日