トルストイのレビュー一覧

  • アンナ・カレーニナ 3

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     “自由と束縛。愛ゆえの苦悩。”というキャッチコピーがまさに。時代を、国を、こえていきますね、このテーマは。
     アンナとヴロンスキーもそうですが、個人的にはリョーヴィンとキティの側の方が面白い…。とにかく、ものすごく感情移入できる。人心理描写が絶妙で。これは、今の私だからこそ面白いんだろうな。今の彼と出会う前に読んでも、たぶんこういう感想はなかった。これを、結婚した後で読んだらまたすごく面白いんだろうな…!

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    2013年02月28日
  • アンナ・カレーニナ 4

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    2008.11
    やはりアンナとヴロンスキーには好感を持てない。幸福→不幸への転落も、あの壮絶なラストも、自業自得としか思えない。特にヴロンスキーは、最初どれだけキティを苦しませたことか。

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    2009年10月07日
  • アンナ・カレーニナ 1

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    「人間のこわさ」が物凄くリアル。抉る感じでも、皮肉ってる感じでもない。ただ、登場人物の挙動と心情をありのままに書くことが、こんなにおそろしいのかと思った。腹黒い、んではないんです。誰もがそういう意味での「腹」を持っていることが、こわい。そして何より、それに共感してしまう自分、そういった純粋な騙しあいに爽快感すら感じでしまう自分がこわい。人間って本当にこわいと思う。

    物語としての続きもとても気になる。昼メロもいいとこです。どこでも修羅場です。笑

    そして、情景描写というか、比喩がとても素敵。面白かったり、きれいだったり、思わず付箋をつけてしまう行がたくさんありました。ただ、たまに喋りすぎという

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    2013年02月28日
  • クロイツェル・ソナタ 悪魔

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    基督教と言う背景ゆえに行き着いた結論なのか。
    そのストイックさ、性に対する極端なまでの抑制は何を生むのか。
    自分の内部での闘いはいつまで続くのか。
    彼はその禁欲の果てに何があると見たのか。

    08/5/27

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    2014年05月04日
  • クロイツェル・ソナタ 悪魔

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    嫉妬のため妻を殺した男の告白を通して、惨劇の理由を迫真の筆に描き、性問題に対する社会の堕落を痛烈に批判した『クロイツェル・ソナタ』、実在の事件に自身の過去の苦い経験を交えて懺悔の気持をこめて書いた『悪魔』。性的欲望こそ人間生活のさまざまな悪や不幸、悲劇の源であるとして、性に関するきわめてストイックな考えと絶対的な純潔の理想とを披瀝した中編2作。

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    2009年10月07日
  • 光あるうち光の中を歩め

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    豊かな生活の中で幸せではないユリウスとキリスト教の世界で幸せそうなパンフィリウス。宗教色が強い。2人の会話でどう人生をすすめるかのヒントを得られるかもしれない。とはいえ内容は難しかった。

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    2025年09月28日
  • 戦争と平和 (五)

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    どんどん内容が難しくなる。

    アンドレイが死んだとあるが、二度あることは三度あるから、まだ生きてそうな気はする。
    なにかの拍子にまた出てくると思う。

    エレンが死んだが、私は次のように思った。
    ざまあみろ。
    エレンのことが嫌いだから、これでよかった。

    そうか、ナポレオン軍は寒さだけでなく、食料不足もあって壊滅に向かってたのか。
    勉強になる。
    食べ物は、大事だ。

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    2025年09月19日
  • 戦争と平和 (四)

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    1〜3巻と比べ、難しいと感じた。
    ロシア帝国の地理に暗いからだろう。
    (簡単な地図が載ってるのだが、それでも理解が追い付かない。)

    世界史の教科書などでは、ナポレオン軍は寒さにやられて敗北と載ってるが、
    この本ではフランス軍の死傷者が多くなり、それによってナポレオン並びにフランス軍の士気が低下し敗北色になったとある。

    それとも、次巻で寒冷による敗北を迎えるのかな?

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    2025年09月02日
  • アンナ・カレーニナ 1

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    ロシア系の登場人物、覚えにくい。
    オブロンスキー、ヴロンスキー、しまいにはぽっと出でオヴァンスキーみたいな人物も出てきたり。笑
    題になってるアンナ・カレーニナが出てくるまで、何が繰り広げられているんだ…とちょっと苦しかった。
    競馬の場面の描写は、自分が騎手になったかのようで夢中になって読んでしまった。

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    2025年07月16日
  • 戦争と平和 (五)

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    ある者が報われる一方、ある者は辛い立場に立たされることになり、本当に世界とは繋がっているのだなと。
    トルストイがこれまでのどの巻にも増して語っていた。

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    2025年06月19日
  • 戦争と平和4

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    ナポレオンは軍の中核であったものの、実際に敵を殺している人たち(殺したいという意志を持って殺している人たち)はもはやナポレオンの命令だからではなく、自分たちがやりたいからやっているという指摘があった。登場人物を介してではなく、トルストイの語り手としての戦争批判が目立ち始める。

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    2025年06月10日
  • 戦争と平和2

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    ニコライが急に賭け事で大金を失うシーンは、これまでのニコライが順風満帆で、周囲から愛されていただけに見ているのが辛かった。

    悪い仲間たちの雰囲気に乗せられて警察に追放されるところ、愛のない結婚をしてしまうところ、フリーメイソンにハマってしまうところ、どれもピエールの危うい自我を象徴している。

    文学好きとしては、現時点でまだ本作の魅力が分かりきっていないので、悔しい。自分も戦争と平和が好きって言いたい。

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    2025年05月29日
  • 戦争と平和 (三)

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    面白かった…!やはり戦争と平和はここまで来ないと良さがわからないかもしれぬ。
    毒親と子の関係、いろんな恋愛などが描かれていて人間ドラマがめちゃくちゃ重厚。
    マリアが可哀想。ソーニャ賢い。ピエール(';ω;`)

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    2025年05月12日
  • 戦争と平和(一)

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    名前がわからない
    ボルコンスキイは、アンドレイ公爵のこと?
    ロストフは?
    とにかく、1巻読み終わった!ナポレオンが、ロシアやドイツ、オーストリアを潰滅させてところまで。

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    2025年04月13日
  • アンナ・カレーニナ 2

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    名作を読もうシリーズ。とっつきやすさから光文社の新訳文庫で。3部はアンナがメインじゃないため少し退屈さを感じてしまいました。ごめんなさい。

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    2025年01月22日
  • アンナ・カレーニナ 1

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    名作を読もうシリーズ。とっつきやすさから光文社の新訳文庫で。村上春樹の「眠り」という短編で主人公がむさぼり読んでいた小説。そのころから気になっていたものを10数年越しで。

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    2025年01月22日
  • アンナ・カレーニナ 3

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    名作を読もうシリーズ。とっつきやすさから光文社の新訳文庫で。アバンチュール先から子供に会いに戻るアンナ。

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    2025年01月22日
  • アンナ・カレーニナ 2

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    当時のロシアの女性の立場がどのようなものだったのか、学ぶことができました。不貞は肯定できないけど、アンナもカレーニンも、難しい選択だなあと。1巻よりは少し読みやすかったです。
    リョーヴィンとキティの両想いになるときのやり取りがかわいかったです。

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    2024年12月17日
  • イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ

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    二つの中篇が合わさっていて、
    前半書かれていたのは題名であるイワンイリイチが死に進んでいく様を感情の流れと共に表現したもの

    後半は妻に対しての疑義が膨らんでいく様相


    共通して言えることは感情の揺らぎをとことん生々しく掘り起こしているところ
    自分に向かっても他者に向かっても逡巡する感情がなんとも言えない気になる

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    2024年12月12日
  • アンナ・カレーニナ 4

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    裏表紙にかなりのネタバレが書かれているので気をつけてください。

    3巻後半からどんどん難しくなっていって理解が追い付かなくなってきました。

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    2024年10月05日