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Posted by ブクログ 2022年03月07日
一気に書き方が変わったと言うか小説から歴史になった。
作者の意見もたくさん入るというか、史実と見解と小説が交互にやってくる。お陰で読み進められるのだけど、あまりにロシアの地名も歴史もナポレオンのことも知らなすぎて興味が出てきて、途中Wikiで調べたり地図で場所を確認したりして読む。
全巻読み終わった...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年12月01日
何不自由無く遊んで暮らす大富豪の青年がいて。優しく純粋な大富豪は、パーティ三昧な無為の中で人生に悩んでいます。
大富豪の心の友、大親友の青年は、親の代からの誇り高き軍人、高潔で有能な高級士官。ナポレオンと祖国との戦争に巻き込まれながら、天真爛漫な美少女と運命の恋に落ち、婚約。
美少女の兄も軍人。...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年09月26日
トルストイによる戦争論から始まる第三巻。
三巻は戦争とそれに伴う政治思考が多いです。
ロシア人名についてのメモ。
❖名前に男性形と女性形がある。
⇒名字の場合、(ボルコンスキィ家の場合)父と兄「ボルコンスキィ」、妹と妻「ボルコンスカヤ」
名前の場合、男性「アレキサンダー」、女性「アレキサンドラ」。...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
切れ目なく続く展開と交差の連続。
瀕死のアンドレイと、一度は彼を裏切ったナターシャの再開があまりに美しく、震えた。
導かれるまま、いやらしくもない、劇的な場面の応酬で、☆五つ。
指導者がすべての手綱を握っているかのように思われがちだが、そうではない、抗いがたい何かによって時代が動いていく。
指導者...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月11日
ナポレオンのロシア遠征、ボロジノの会戦からフランス軍のモスクワ入城までが第3巻の主要な舞台だ。ボロジノの戦いを第三者的な目で見るピエール、彼の心の中にはナターシャがいるが、その行動は因循だ。一方、ナターシャの放埒な行動に傷ついたアンドレイは軍隊に戻りクトゥーゾフと共に戦いに臨む。瀕死の重傷を負ったア...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月05日
3巻はそのほとんどを戦争シーンが占めており、登場人物がそれぞれに生き生きと動き詩的な美しさを感じる2巻に比べると、やや退屈に感じてしまった(それでもすごいんだけど!)。
トルストイは「戦争」の中で何度も何度も、「歴史とは一人の人物や一つの原因が作るのではない」と強調する。これがあったからこうなった...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年07月13日
1812年、ナポレオン軍のモスクワ侵入を描く全編中のクライマックス。国土は焼かれ生活は破壊されるが、ボロジノの会戦に示されたロシア民族のたくましい潜在力が無敵のフランス軍を打ち破る──。
この巻ではまさに戦場でのリアルな情景が描かれていて、読んでいて胸が苦しくなる場面も多かった。
最後の方での、ア...続きを読む
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