齋藤孝のレビュー一覧
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ネタバレ喫茶店にはやる気スイッチをオンにする力があると学んだ。
またそのスイッチをオンにした時に"なにをするのか"が明確である人ほど、物事が捗りやすい。
時間を濃く過ごし、より成果が得られるのだ。
そして新たな気持ちで何かに取り組むにも適している場所だ。
わたしが特に興味深かったのは懸案事項の項目である。
わたしが仕事をする上で自分に足りないと感じた事は、
周りに違和感をおぼえること、である。
事前知識が何もない、自分で考えてから取り組んでいないから、
"周りがしていることは正しい。"とそのまま受け取ってしまう。
でもそれは自分の意見がないことと同義であると知 -
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ネタバレ齋藤孝さんには、雑談を主題にした著作がいくつもあります。雑談というのは、簡単なようで難しい。しかし齋藤さんは5つのルール(中身がなくて良い、挨拶+α、さっと切り上げる、結論やオチは必要ない、訓練すれば上手くなる)と9つのテクニック(相手の見えているところを褒める、まずは同意肯定する、質問で切り返す、相手8自分2で聞き役に回る、質問には一問二答で返す、相手との共通点を探して覚える、時事ネタはすぐに使う、日常の疑問はそのまま使える、話題を連想して広げる)を自論として持っていてこれまでの著作でも共有しています。
本書は4つのテーマ、101の実際にありそうなシナリオで5つのルールと9つのテクニックを -
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ネタバレ普段何気なくしている呼吸を見つめ直す機会になった。
スポーツでも生活でも何気ないところと
呼吸はすごく密接に関わっている。
当たり前だけど振り返れた。
日本は息の文化があったと書いていて
禅も武道も確かに息と精通している。
そして、無性に弓道をしたくなった。
作者の言う
三・二・十五の呼吸法も試してみると
何かスッキリしたような心地がした。
"大きな世界と自分という存在はつながっているのだ」ということを呼吸はわからせてくれる"
と書かれていた。
呼吸は動物も植物も、きっとすべてのものがしている。
呼吸をすることですべての生命の力を感じることができて
そこからパワーをも -
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毎日、2時間かけて電車に通ってると肩がぶつかったり、舌打ちされたり、
不機嫌になってる人も見てつられてしまう。
自分も気をつけなきゃと思っているが機嫌を良くすると言うのが本当に難しい。
私の父親は外面が良いが、家では仏頂面で常に機嫌が悪く、そのせいで家の空気も悪くなる。
本書のタイトルのように、まさに不機嫌は罪である。
自分も不機嫌で仏頂面にならないよう時々読み返したい本である。
本書で勧められていた
空気を大きく吸って、2秒間息を止め、なるべくゆっくり吐くというのを嫌なことがあったとき、寝る前などにするようになってから
不機嫌のスイッチを切れる感覚がわかってきた気がする。
本書はこういった -
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感情を整理するコツ、ヒントが得られると思う。短時間で読めます
■感情の棚卸し
→心がざわついたら紙に書き出す
→執着をやめる「来るもの拒まず、去るもの追わず」
→仕事のできる人は潔く感情を分別できる。コントロール不能への執着を捨てる潔さ
愚痴ることは、整理して話す点で「感情の棚卸し」になっている。仏壇へ報告も同じこと
■気になった言葉
・「君子の交わりは淡きこと水のごとし」
・「小人の交わりは甘きこと醴(アマザケ)のごとし」
(荘子)
・ネガティブ感情は「人間らしさの証し」と開き直る
・心に「北極星」となる存在を持つ
・八木重吉「草にすわる」