齋藤孝のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
渋沢栄一の本はいくつも読んだが、斎藤先生の想いが詰まったこの本は、本当にわかりやすかった。
渋沢が倒幕、クーデター直前で辞めていてことや、そこから数年で幕府に重用される運の良さと能力の高さ、3大メガの全ての設立に関わるほどの地位にありながら、決して財閥は作らなかった「お金は仕事の残りかす」という考え方に胸を打たれた。
逆境は必ずある。人為的な逆境なら反省して悪い点を改め、自然的な逆境なら、自分に与えられた仕事に黙々と取り組むしかない!
道理に則って一身を終始するならば、成功失敗のごときは愚か、それ以上に価値ある生涯を送ることができる!成功や失敗を超えていけ!!!