齋藤孝のレビュー一覧

  • 齋藤孝の速読塾――これで頭がグングンよくなる!

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    ネタバレ

    本をたくさん速く読むことが目的ではなく、新たな概念や気づきを得るのがゴール。

    読書により、先入観や凝り固まった自分の考えに固執しないための知性を養うことが大切。

    1冊の本に固執せず、その著者やテーマに関係する本を横断的に読み、背景にある系譜を芋づる式に紐解いて行くと、多面的に理解が広がる。

    速読は、目的ではなく、結果にしか過ぎない。
    本に対する正しい向き合い方や読書の意義がわかったときに、自然に見に付いているものである

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    2019年03月30日
  • 「言葉にできる人」の話し方~15秒で伝えきる知的会話術~(小学館新書)

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    上手なアウトプットをするための程よい言葉選びの指南書。わかりやすくコンパクトに相手に伝えるためにきわにキーワードを絞ったり、ベストの受け答えは難しくとも、ベターな受け答えを導き出すヒントが書かれていて楽しく読めました。日々の会話に生かしていきたいと思います

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    2019年03月20日
  • 使える!『徒然草』

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    現代のビジネス書とほぼ同じことが書いてある。
    兼好法師がつれづれに書いた取り留めのない話ばかりかと思っていたから驚いた。今も昔も人生の真理は変わらないんだな。面白い。
    グッときたフレーズは、
    「偽りても賢を学ばんを、賢といふべし。」
    本心でなくとも、賢い人の真似をすることは大事である。

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    2019年03月19日
  • 「文系力」こそ武器である

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    なるほど、と納得できることばかりだった。ただ闇雲に文系、というものを賛美するのではなく、その定義や持っている強み、求められる資質、そしてそれを高めていく方法が体系的にまとめられている。伝えたいことが論理の流れに沿ってスッと入ってくるあたり、さすがだなと思った。
    これまで曖昧に感じていた文系らしさ、というものを言葉で整理してくれた一冊。

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    2019年03月14日
  • 10分あれば書店に行きなさい

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    私はこの齋藤孝さんにお会いしたことがある。わざわざ東京の明治大学にまで足を運んで会いに行った。

    それくらいに一時期傾倒したし、今でもそれは続いている。

    生きていると嫌なことがたくさんあるけど、それが「書店に行くと、本から得られる刺激によってネガティブな感情が上書きされて消える」と齋藤孝さんは言う。

    私もこれを何度も体験している。色んな本をパラパラめくって読んでいるうちに、脳がいっぱいになって、ネガティブな感情が追い出されるのだ。

    でも、意識的に「嫌なことを消すために書店に行こう」とやったことはなかった。この本を読んでみて、今度からそうしよう、と思った。

    この本で提案しているのはただ一

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    2019年03月03日
  • 知性の磨き方

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    齋藤孝が主に近代の知識人をベースに、知性を磨くにはどうすれば良いかを説いた一冊。

    夏目漱石、福澤諭吉、西郷隆盛、西田幾多郎、柳田国男、折口信夫などの言動をもとに書いてるので、説得力があった。

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    2019年03月03日
  • 頭のよさはノートで決まる

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    これまでの斎藤さんの著作で読んだことがあるような内容もありますが、ノートに書くという軸でうまくまとめられてあります。学びになったことは、……。

    ・いつもノートをカバンに入れておく。
    ・三色ボールペンを使う。
    ・ノートは1冊にする。
    ・本をノート化する。
    ・教える立場で書くと、吸収度が上がる。
    ・段取りノートを取る。
    ・ノートを書いて眼力をつける←「意味の含有率が問題」
    ・心配事はノートに書く。
    ・タイトルをつければ、アイデアを書き込みたくなる。
    ・毎テーマを常時20持つ

    といったところです。
    本をノート化するという点では、個人的には目次に書き込むことがいいか? と考えました。

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    2019年02月25日
  • 図解 言志四録──学べば吉

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    西郷隆盛の座右の書と言われる儒学者佐藤一斎が、40年あまりに渡って
    書いたとされる語録集の書です。

    指導者のバイブルと言われています。
    現代社会においても、その内容を活かすことができる含蓄を含む教えは
    今こそ学ぶべきです。

    二つほど紹介します。
    「春風を以って人に接し、秋霜を以って自らを慎む」
    ・・・・人と接する時は「あの人はいつも春風のようだね」と言われる
    ことを目指すべきだ。

    「真勇は怯の如く、真知は愚の如く、真才は鈍の如く、真巧は拙の如く」
    ・・・・真の勇者は慎み深いから臆病者のようだし、真の知恵者はよく
    考えるから愚者のようだし、真の才人は容易にその才を示さないから
    鈍者のようだ

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    2019年02月18日
  • 「意識の量」を増やせ!

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    意識の量を増やせ!ってどうゆうことなのかと思ったら
    要は質よりも量、常日頃様々なことにアンテナを張り巡らせろということ(らしい
    意識高い系とは全く違う「意識の量多い系」ってことですかね(たぶん
    ベテランと新人の例で言うならば、どんだけ場数を踏んできたかってこと
    そこでちゃんと自分の糧になっているという事だと思う
    自己啓発系の本は普段読まないのだけど、これは良いなと思った。
    胡散臭くないから。はっはっは
    自意識メタボ。この言葉凄く好き。

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    2019年02月18日
  • 齋藤孝の 知の整理力

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    さすが齋藤孝先生!
    正攻法です。当たり前ですが。。。

    ただこの本はとても読みやすい。
    なぜなら著者によって大事なところに
    すでにラインが引かれているから!

    なんて丁寧な作り!笑

    この本の中で齋藤孝先生もおススメされていますが
    内容をインプットするには
    大事なところにラインを引いてしまうのが
    手っ取り早い!
    だがひとつ間違えると後で読み返すのに
    苦労するほどラインだらけで
    意味がわからなくなってしまう場合も。。。

    やりがちな失敗ですね。

    なので付箋利用が無難かなと思いましたが
    読書に限らずネットやテレビとの付き合い方など
    他にも様々なインプット、アウトプットの方法が
    記載されていました

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    2019年02月17日
  • ネット断ち

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    著者とタイトルに興味を持ったので、購入して読んでみた。

    買いてあることは至極ごもっともだが、実行するのは難しいだろうな、というのが率直なところ。

    それはさておき、本書はブックガイド、しかも良質なブックガイドでもある。

    ただ後半を読んで、結局のところ自分も俗物に過ぎないのかとハッとさせられた。

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    2019年02月17日
  • 齋藤孝の速読塾――これで頭がグングンよくなる!

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    齋藤孝さんの本は読書力に続いて2冊目。
    読書力と被っている内容が複数あった。
    さまざまな速読法が書かれており実践してみようと思えるものも複数あったが、具体例が自分には馴染みのないものが多くわかりにくかった。
    これから読書をしていこうとモチベーションが上がる一冊。

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    2019年02月06日
  • 図解 菜根譚─バランスよければ憂いなし

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    最初に読む菜根譚としてはいいと思います。もっと詳しく菜根譚を知りたくなりました。
    ただ、斎藤さんの解説?がずれてる点が多々あり、違和感を感じました。

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    2019年02月06日
  • 新版・会議革命 不毛な会議・打ち合わせをなくす技術

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    デスクの配置・体を動かす・場のつくり方など、生産性のある会議を行うにはどうしたらいいかが具体的に述べられています。

    第二部のメソッドはあまりにも大々的すぎて実際に導入できる会社は少ないのではないかと思ってしまいましたが、前半部分についてはどの会社でも導入できる方法論や心構えが紹介されているため、社会人であれば万人に参考になると思います。

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    2019年01月22日
  • 大人の語彙力「言いまわし」大全

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    沢山の熟語や慣用表現が出て来る。音として理解しているにしても、書くとなるとかなり難しい。

    これらの語彙を使いこなせたら、話が上手い人と言われる事間違いないだろうが、これ見よがしな使い方は逆効果。



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    2019年01月18日
  • 最強の人生指南書――佐藤一斎「言志四録」を読む

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    【感想】
    一斎が後半生の四十余年にわたり記した随想録「言志四録」。
    指導者のための指針の書とされ、西郷隆盛の終生の愛読書だった。
    本書の一文である「少くして学べば、則ち壮にして為すことあり 壮にして学べば、則ち老いて衰えず 老いて学べば、則ち死して朽ちず」は、ときの総理大臣である小泉純一郎も会議で述べたという。

    この作品を一言で言い表すことなんて到底できないが・・・
    要するに「生涯学び続ける必要性」を謳っているのではないかな?と思った。
    学び続け、学んだことを活かして準備をし、作戦を練った上で事に興す。

    文中で1番気に入った文章はコチラ。
    「最期のお迎えが来るその日まで、自分がやるべき事を

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    2019年01月15日
  • 現代語訳 福翁自伝

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    福沢諭吉の(口述速記による)自伝。その齋藤孝さんの現代語訳。本の帯にあるとおり「『学問のすすめ』より面白い 日本最強の自伝」だった。抄訳なので、ぜひ原典を読みたいと感じた。

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    2019年01月13日
  • 自分で決められる人になる! 超訳こども「アドラーの言葉」

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    アドラーの伝えたいことが、こども向けに簡潔に書いてあり10分足らずで読める。何度も繰り返し読んでこのポジティブな考え方を身に付けたい。

    ・勇気と自信とリラックス。この3つがあればどんなことでも乗り越えられる。

    ・苦しいことを乗り越える、決めたことをやりとげる、少しでも状況を良くしようとする勇気を持つことで自分を好きになる

    ・羨望はいいけれど嫉妬はダメ。羨望はあの人みたいになりたいと思うこと。

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    2025年11月14日
  • 大人の対応力

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    齋藤孝さんの本は誰にでもわかりやすく、嫌味がなくて好きだ。2019年の課題は、「大人の対応力」を身につけるにしようと思う。面白がる余裕をもつ、いつも笑顔で上機嫌は実践したいなあ。白黒はっきりしようとしない……はまだまだ時間がかかりそう。

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    2019年01月05日
  • 1分で大切なことを伝える技術

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    こうした本では、まず「1分で大切なことを伝える」ことのメリットを挙げて、読者に興味を持たせてから、どうやって実現するか説明していくパターンが多い。ところが本書は、まえがきで何故1分かを説明しただけで、本文は1分の感覚を養う方法から始まる。そして、「1分で伝える」ことの多様な具体例を挙げての説明の中で、「1分で伝える」ことの意味、メリットを提示している。この展開は、ポイントを絞って、効果的に伝えようという、本書のテーマにも通じる著者の意図が感じられる。

    途中からは、「1分で大切なことを伝える」の意図の先にあるコミュニケーションの方法に話が広がっていく。「1分で大切なことを伝える」ことを意識する

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    2019年01月03日