齋藤孝のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
本書は膨大な書物を読まなければならない学者である著者が考案した「速読・多読」の方法論を述べた本である。また、「速読・多読」の方法のみならず読書によって獲得出来る能力にも言及されている。
本をたくさん読みたいのが、読むのが遅く時間もあまり取れないので本書を手に取った。
著者は、読書によって新しい「概念」を獲得し、それを元にオリジナルの考えを出せるようになることが重要だと説く。
速読・多読はそのための手段であり様々な手法が紹介されている。以下に気になったものを幾つか列挙する。
・重要そうな部分に当てをつけ、そこだけを読む「二割読書法」
・引用して人に話すのだと意識して読む「引用ベスト3方式」
-
Posted by ブクログ
ネタバレ古典を紹介しつつ、部分的にそのエッセンスを紹介してくれる良著。ビジネスエリートかは不明であるが、確かに古典は人生の大事なことを教えてくれると思う。自分の知らなかった本に出会えるという意味で、良い本でした。
<メモ>
・古典を読む際には一冊の本をどれだけ吸収できたのかがポイント。どれだけ実際に使えるようになったかが大事。うまく引用できなければ、読んでいることにはならない。完全に理解していなくても引用を心がけてみるといい。
・古典は自分に引き付けながら読むことが大切。マイ古典にしなければ意味がない。
・仕事の種類よりその仕事を自分がどう思うかということが重要。
・私はできることとできないことを知っ -
Posted by ブクログ
ネタバレ戦後の詰め込み教育から平成のゆとり教育を経て、改めて教育方法の賛否が整理され始めているこの時代において、アクティブラーニングの重要性が叫ばれて久しい。抽象的にアクティブラーニングといってもいろいろな落とし込み方があるが、著者は明治時代以降昭和期における「生活綴方」の作文課題の重要性を提案する。更に時代をさかのぼり、日本が変革期にあった江戸時代から明治時代には、私塾・松下村塾から多くの賢人が輩出された事実を見逃してはならない。新しい教育とは、これまで一度も行われたことの無い方法ではなく、実は約200年前に既に行われていた方法の復活を目指すものであった。生徒の学びへの自主性の喚起の方法も、ただただ
-
Posted by ブクログ
<目次>
まえがき 会話部へのご招待
第1章 会話の構造~会話力は実は上達が早い
第2章 「会話身体」で人間関係力を磨く
第3章 情報交換とは「贈与」と「返礼」の精神
第4章 マインドフルネス~幸福感を味わう
第5章 活字力と「後輩力」で差をつける
第6章 「大人会話力」でパワーアップ
第7章 言葉遣いのセンスを古典と名作に学ぶ
終章 究極の「会話力」
<内容>
世の中でさんざん言われている「コミュニケーション能力」。それは会話力。会話は行ったりきたりなので、自分から話すばかりではなく、相手の話を「聴く」力が必要。さらに、会話はやりとりなので、話をつなぐ力 -
Posted by ブクログ
齋藤孝先生は私のモチベーターです。
この本も、すぐ実践できるものばかり。
(以下、私のまとめ)
①日常における体の使い方
②人に物事を要約して話せるようになるコツ
③ハイクオリティな文章の読み方、書き方
④創造的な日常を過ごすための心の持ち方
といった内容。
これまでの著作とオーバーラップする点はもちろんありますが、齋藤孝先生の他の本を読んでいる方も、初めての方も、納得できる内容だと思います。
特に体を動かすこと、動かし方はすごく大切だと思います。
「え、頭の使い方の問題で、体は関係ないでしょ」と思いがちですが、心を整えるのも、頭脳を冴えわたらせるのも、体のコンディションを整えてこそ。
-
Posted by ブクログ
歴史に限らず、あらゆる学問がそうではないかと思うのだが、そこで語られていることは「事実」というよりも「解釈」として受け取ることがなによりも「真実」に近付くコツなのではないかと思う。そして専門家の優れたところは「本当のこと」を語っているということではなく、それに少しでも近付くための方法を示していること、そのための解釈や提案をまとめてくれていることではないか。本書はそうした語部の解釈が物を言う世界史という分野を、教育に精通している齋藤が非常にコンパクトにまとめてくれている。
齋藤先生による世界史の視点は「5つのパワー」。モダニズム、帝国主義、欲望、モンスター、宗教。これらの概念説明を追っていくだ -
Posted by ブクログ
ア・オトナ・大人のための書く全技術
Page 7, Note (Yellow):
目次
Page 31, Note (Yellow):
ドンドン文章化→パソコンに打ち込む
Page 32, Note (Yellow):
素材をリストのように一覧化、見渡せるようにする。ONENOTEとGoogle driveの使い方だな。
Page 32, Note (Yellow):
パソコンがアイデアの集積場=ハードディスク→次のアイデアが湧く
Page 34, Note (Yellow):
読んだ人に感動を与える発見、新たな視点を書く
Page 35, Note (Yell -
Posted by ブクログ
全部読まなくて良い。本を最も読みたいと思うのは買った瞬間。魚のように、新鮮なうちに捌くべし、というのは忘れたくない心構えだ。本を買ったらただちに喫茶店・カフェへ行くという行動を取ることは合理的ということ。
面白そう、美味しそうなところだけでOK、人にその面白さやポイントが伝わればOK。つまり、重要なエッセンスを短時間で見つけることに集中すれば、本をサクサク読める。
師匠や友人に近い存在だという本。たくさんの師匠や友人に出会うためにも次から次へと読んでいきたいものだ。
20分で読もうと全力で読んだら、この本は28分で読み終わった。レビュー込みで38分。力を抜いて、よりエッセンスだけに集中し