あらすじ
会話力とは人間の「総合力」である。意識をすれば上達も早い。質の高い情報交換をし、運と気が上昇する究極の日本語活用法を伝授する。ベースとして、オープンなバディとマインドを作ること。瞬時に相手と打ち解ける姿勢を持つこと。座を温めることがビジネスや地域社会等あらゆる状況で求められていることへの配慮が挙げられる。古典や名著に親しむ、新聞を読む習慣の大切さ、侮れない「後輩力」の指導まで会話力の守備範囲は広い
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Posted by ブクログ
私の尊敬する人は、相手を惹きつけ、面白く、かつレスポンスやリアクションに長けている人がいる。まさにこの本をそっくりそのまま書き写したような人だ。改めて言語化されると、なるほどなと学びにつながる部分が多かった。
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齋藤孝氏が、文字通り様々な角度から「会話力」を高めることを説いた一冊。
「会話力」のある芸能人や、学校のセッションなどの事例も豊富で、わかりやすくて参考になった。
Posted by ブクログ
自分をオープンにする
表情と身体はチアフルに
年上相手にも飛び込む
リアクションは大げさに
嫉妬心は吹き飛ばす
経験知を聞き出したい
福翁自伝と氷川清話
知的会話のパートナーをもつ
Posted by ブクログ
自分自身も会話の波に乗れなかったり、ぶった切ったりしまったり…人と話すのに苦手意識が有りますが、著者曰くすぐにできる事から少しずつ頑張れば上げられる会話力。
センスではなく意識や努力でも上げられるんだなと思うと少しずつ人と話す事に前向きになってみようと思いました。
この本で学んだ事を参考に話し相手には失礼ながらも練習相手としてお付き合いいただき話をしてみます。
①話す相手にはへそを向けて胸を開く、リアクションは少し大袈裟に、扉の開け閉め(最初と最後のお礼)は丁寧に…と言ったすぐ出来る事
②得意分野で披露できるネタを三つ用意しておく、カントの知情意に通ずる呼吸法…とこれから少し時間をかけて磨き上げる事
③会話力を上げる本の紹介、個人的には福翁自伝から読んでみようかな
Posted by ブクログ
コミュニケーション能力と会話力は少し違うのだろうか。正直、今の50代60代より、20代の方が会話力は上だと思います。周りを見ながらはなしていますし、会話として成り立ってますので。
Posted by ブクログ
<目次>
まえがき 会話部へのご招待
第1章 会話の構造~会話力は実は上達が早い
第2章 「会話身体」で人間関係力を磨く
第3章 情報交換とは「贈与」と「返礼」の精神
第4章 マインドフルネス~幸福感を味わう
第5章 活字力と「後輩力」で差をつける
第6章 「大人会話力」でパワーアップ
第7章 言葉遣いのセンスを古典と名作に学ぶ
終章 究極の「会話力」
<内容>
世の中でさんざん言われている「コミュニケーション能力」。それは会話力。会話は行ったりきたりなので、自分から話すばかりではなく、相手の話を「聴く」力が必要。さらに、会話はやりとりなので、話をつなぐ力も必要。そのためには「教養」が必要。また、精神的に「幸福感」であり、相手にもそれを与える力も。本伸びに書いたあるように、「会話力=人間の総合力」なのだ!
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印象に残ったもの
活字会話法
書くように話す
日本語は漢字を思い浮かべてから話すようになっている。話の受け手側は、ただ音声を認識するだけではなく、音声を頭の中でいったん活字に変換して理解している。
漢字仮名交じり文に変換することで中身の濃い会話、ビジネスシーンなどの込み入った会話も理解できるようになる。→新聞を読むことで、自然と人の会話を活字として頭の中に取り込む能力を体得できる。後は読書。
読書は会話の濃度を決める。
話し言葉よりも書き物の中の語彙は豊富。語彙をとにかく増やす!
経験知プラス新情報
新聞の見出しからしっかり読む。
要約力。話の本質を見抜く力。
チアフル
オープンマインド
リアクション大きめ
甘めえる力 相手の懐に入る力 後輩力
Posted by ブクログ
話す、とは簡単なようで難しい。
この本も難しいことは書いていないものの、全てを実践しきれるとは思えない。とりあえずできることから始めれば良さそうなので、氷川清話と福翁自伝を読んでみよう。
丹田や呼吸法などの件は、ランニングにも応用できそうな気がする。
Posted by ブクログ
会話力に資格はないけど、仕事でもプライベートでも大切なスキルですね。
会話力は生まれつきのセンスだから、センスのない自分には無理だ……と諦めずに、鍛練次第でなんとかなると齋藤先生は言ってくれています。
豊かな人生にするために取り組んでいこうと思います。
それにしても、齋藤先生の言葉は「太陽の匂いがする洗濯物」のように、いつも気持ちの良いものですね。
Posted by ブクログ
雑談力→要約力→クリエイティブな会話力
経験に基づく話を織り交ぜる
新聞は毎日、新書は毎週三冊は読む。
福翁自伝
ノートに読んだ本、みた映画をかく
Posted by ブクログ
本の構成そのものが題名の実践、となっている。これまでの著書で展開されてきた齋藤孝キーワードである「開かれた体」「祝祭」「丹田」に加えて、アドラー、マインドフルネスなどの新鮮なネタを加えている。「ひとと会話する」というだけで新書1冊を構成する粘りと読後のちょっとしたお得感は、齋藤孝ワールドならではだと思う。
Posted by ブクログ
齋藤孝さんの著書は、結論ファーストで序章から1章まで読むと、おおよそ本全体の概要が分かるものが多い印象があったのですが、本書はかなり総花的な印象を受けました。
会話力→コミュニケーション力そのものなので、コミュニケーション論になるからでしょうか。
呼吸に関する部分がかなり多いです。
Posted by ブクログ
・授業で「読んできた本について」「自分の好きなものについて英語で」を学生に1分間でプレゼンテーションさせる。最初は難しくても、数回やれば慣れてスイスイ。