齋藤孝のレビュー一覧
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テレビでおなじみの齋藤孝教授。著書もはんぱでないが初めて読んでみた。本屋の正面に「コメント力」「段取り力」「質問力」が3つ並んでた。ぱらぱらめくるとどれもなるほどと思い3冊買ってしまいました。まずは「コメント力」です。
コメントとはただの発言、会話ではなく相手が話した事や、映画・演劇・音楽を鑑賞した後、事件のあった後などに、一言、ふた事言う切れ味のいい発言のことを指すそうです。おおむね外国人は例えばアカデミー賞の授賞式など、気のきいた受賞の言葉を言うのに、日本人はなかなかできない。だがコメントは今や日常生活には必須。TVのゲストタレントはもとより面接、社内での会話、家族の中でも重要。というこ -
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日本人は心ばかりが肥大化し、精神と身体と心のバランスが昔に比べて崩れてしまっている、と著者は指摘する。
心の肥大化に関しては自分のことを言い当てられた気がしました。感情や気分そのものを自分自身と勘違いしてしまうのは現代故の現象なのだと思いました。
近代以降の文明は精神中心の文化だ、と一般的に言われるが、もしかすると中心になってきたのは精神ではなく、心なのかもしれない。
精神を強くするために提示されたことは、自分の興味(心に煩わされないもの)と自分を支える読書に集約される思う。
10秒間体操については、呼吸法と肩甲骨、拍手くらいは意識してみようと思いました。 -
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ネタバレ・日本人=勤勉?
かつては、日本人と"勤勉"は必ずセットだった
現在では学ぶ意欲が衰退し、"おバカ"をウリにする番組も目立つ状況
世界的に比べても、明らかに学力は下降している
生きる力は、学ぶ意欲とともにある
バブル経済の1980年代に日本人の学びへの意識が変わってしまった
・リスペクトの精神
なぜ学ばなくなったのか、それはリスペクトの精神が失われたから
リスペクト:
自分より優れたものがあることを認識し、それに畏怖や畏敬の念を持つこと
何かに敬意を感じ、あこがれ、自分自身をそこに重ね合わせていく心の習慣
リスペクトの精神が失われ、バカでもいいじ -
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Posted by ブクログ
著者は、戦前に比べ日本人の心は格段に弱くなったと主張する。たとえば自殺者は、もう13年連続で3万人を超えている。その背景の一つには、心の肥大化があるのではないか。この本の副題は精神バランス論である。心の肥大化とは、心と精神と身体(習慣)のバランスが崩れて、心の働きが相対的に大きくなり過ぎたことをさす。
心と精神はまったく別物だ。心は個人的だが、精神は、共同体や集団によって共有される。民族の精神のような大きなものもあれば、会社や学校の精神もあり、多かれ少なかれその精神は、所属する個人に内面化される。
人間は、心と精神と身体(習慣)の三つにより成り立ち、それらがバランスよく伸びることで真っ直ぐ