齋藤孝のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ・どんな仕事も、取り掛かるときが一番面倒。喫茶店の良いところは「ちょっとだらけた公共性」。家のソファのようにゴロゴロすることもなく、かといってコーヒーなどの飲み物もあってリラックスもできる。
→家でゴロゴロしないためだけでも、喫茶店に来る価値がある。
・喫茶店でインターネット検索を避ける。インターネットの検索は「確かな情報を確保できない」「検索やネットサーフィンで時間が消費される」。「水平思考を促す」ネットサーフィンを頼りすぎるとコピペをするだけでレポートが書けてしまう。思考が深まらない。
→水平思考の部分に共感した。気づいたら検索して答えを探してコピーして解決している自分がいる。
☆喫茶店にわざわざ何百円もお金を払うのは、コーヒーではなくて空間を買っているから。「リラックスできてなおかつ生産的な」空間で前進するための思いを張り巡らせる。
→空間にお金を払う考え方はすごくしっくり来る。コーヒーの良しあしと客付が比例しないのはこの空間が暗に意味しているね。
・ただ、ストップウォッチを押すだけで、勉強ははかどる。問題集を何分で解けるかなど。なぜなら、人間はラップタイムを縮めたいと思う生き物だから。記録すると意識が高まるのも同じこと。
→受験勉強の時にストップウォッチ持っていたのは間違いじゃなかった。
☆情報をインプットする段階から、アウトプットまでデザインされないとインプットの制度も高まらない。
→読む本も近いうちにアウトプットする内容のものからの方がいいかも。実践しないとすぐ忘れる。
・手帳には、いつ誰と逢うかだけでなく、「何をしゃべる」も併せてメモしている。人に会って話をするときに、ある程度話題を事前にラインナップしておけば雑談の精度があがる。良い雑談には相手にとって有益な情報がある。
→昔のころのほうが会う前に話題を考えてた。最近、喋れると思い込んで怠惰になってきてるのかも。
☆買った本の「自分のもの」にできているか。内容についていつでもどこでも人に説明できればその本は身についているといえる。
→この説明行為ができるためにも、読んだか読んでないかにフォーカスするだけでなく、内容を説明できるかが重要。実用書をたくさん読んでても、アニメや漫画ほど話題にでてくるわけでもないし、自分の中でしっかり消化できるほうが重要。
・間違いを視覚化することで、同じ間違いをしなくなる。仕事も予習、復習することで、弱点と向かい合える。
→仕事の反省を書きたいが、職場では恥ずかしくてかけず、家ではもうあまり仕事のことを考えたくない。どうやって解決させるか。
・深夜のファミレスで人生を学ぶ。他人の会話に聞き耳をたてていると、携帯で話している女の子がいた。その子の口調やロジックの展開など、若い子の頭の中身を十分に学習させてもらった。
また、男女のカップルからは、まったく面白いジョークでも笑いあえれば会話が成立することも教わった。
→人の振り見て我振り直せの精神で、聞いてみるのも面白い。
斎藤孝さんの喫茶店活用本。コーヒーは、空間を買っている、ちょっとだらけた公共性が集中できるなど、自分が喫茶店が好きな理由を具現化してくれた。ほかにも、少し話は逸れてた気もするが、本の消化の仕方、間違いの治し方なども参考になった。
斎藤さんの本は、頭では思ってるけどなかなか人に伝えづらいこと、言葉にしづらいことを文字化してくれるので頭がとても整理されて良い。 -
Posted by ブクログ
読んでいて、自分もやっている余計な一言が書かれていてドキリとした。
気を抜くと出てしまう余計な一言。
今後も気をつけねば。。
一見、余計な一言には見えない「頑張れ」。
これは、言わないように気をつけていた。
自分がこの言葉に追い込まれたことがあるから。
言葉は、一度口に出したら回収ができない。
慌てて、それを訂正したところで、その言葉が出たという真実は消えない。
そして、言った方は忘れても、言われた方はずっと覚えている。
言葉はコミュニケーションの最大の武器であると共に、最大の落とし穴でもある。
少しだけでも、自分の発する言葉に気を使うようにしようと、思った。 -
Posted by ブクログ
・誰と過ごしているのがいちばん楽しい時間ですか?35歳は自分の生活において大事な存在との関係を、新しく築いていく年齢。
・今、いちばん信頼している人は誰ですか?この問いの真の意図は「あなたは成人してからも親に依存していまえsんか?」というところにあります。自分を庇護してくれる存在、一方的に与えてもらう関係性ではなく、お互いのコミュニケーションと絆が結ぶものを「信頼」と呼ぶのが大人。
・今現在の自分だけをみよう。30代になったら過去の自分ではなく、今の自分で勝負していけるようになりたい。今現在やるべきことにベストを尽くせていない人ほど過去の栄光を引き合いに出したがるが、みっともないので潔く棚卸ししてしまいましょう。過去は現実を動かす要素にはなり得ない。賞味期限切れの要素はきれいさっぱり整理して、今現在の自分の価値をいい形で出していく。そのための見直し作業が、35歳の「棚卸し」の大きな役割。
・最近、何かをあきらめましたか?ギブアップする諦めではなく、「明らかに見きわめる」ことができるようになると、自然な流に逆らうような無理をしなくなり、迷わなくなるので判断が速くなり、ラクにたくさんのこ物事をこなしていくことができるようになります。
・今、転職を考えていますか?あなたは、仕事に何を求めますか?(自分自身の向上や自己実現>社会貢献>やりがい>職場の将来性>収入>待遇)幸せなのは自己実現より他者実現。自分が仕事に何を喜びとして何に価値を置くか。そこに合致した道であれば、納得感、満足感はあります。
・仕事の量が増えるとワクワクしますか?仕事は「獲り」にいくと楽しくなる。
・会社の警備員の人と雑談していますか?ほんのちょっとしたことでも言葉をかけるということは、相手に意識をもつ余裕があるということ。そういう気遣いのできる人は、細やかな意識でいろいろなところに目配りできる人。仕事の上でもひと味違う形で表れ、「任せられる人間だ」という評価を受けます。仕事ができるかどうかは、意外とそういうところでも見られているものなのです。
・突然の異動や転勤を、前向きに受け止めていますか?異動や転勤は新しい自分を見出すチャンスだと捉えるべき。自分では思ってもみないようなことを求められても、それによって自分の幅が広がっていきます。世の中にはいろんなアプローチがあって、それぞれがそれぞれの分野で仕事をしているのです。自分にできることをどんどん広げていきたいという気持ちを持ち続けている人は、刺激に対して柔軟です。それは生きる上での「構え」の問題。あんまり固定観念を持たないで、新しい環境、新しい職場を面白がってしまうのが、結果として自分を成長させます。自分がやりたいことができるのが仕事ではなくて、その場その場で好奇心をもってそれにチャレンジでき、そこを楽しめればいい。固着しないことで新たな刺激が受けられると考え、すっきり引き受けて気持ちよくやりたいものです。
・中堅社員の心得by松下幸之助「会社で働く社員の心構えとして、私が機会あるごとに強調してきたことがあります。それは、会社で月給をもらって働いているといういわゆるサラリーマンとしての考え方をもう一歩飛躍させて、自分は社員としての仕事を独立して営んでいる事業主だと考えたらどうか、ということです。」
・転職しても成功していく自信がありますか?転職するのも、独立するのもいいですが、その前に、今ここでベストを尽くしましょう。どうにも気持ちが定まらない人は、いったん「自分はここで生きていく」という覚悟を持ってみたらどうでしょうか。キャリアを積むというのは、それまでの人生でやってきたことをもとに、自分を更新していくこと。ゼロにしてリセットするのではなく、現状の更新なのです。いつでも独立できるチカラを持ちましょう。いつでも独立できるチカラを蓄えていたら、かえって今ここにいることの意味も見えてきます。
・「自分はこれでやっていく」と自信をもって言えることは何ですか?
・「今、これがあると幸せだ」と思える瞬間はいつですか?人生で何をいちばん大切だと思い、何に価値を感じるかは、環境や人との出会い、年齢によって変わっていきます。「自分は今、これがあると幸せだ」と感じるものを明確にさせておき、それにどう変化が生じているかをときどき再確認してみてください。
・今、自分が何のために何をしているかを把握できていますか?船を操縦する人が船酔いして困った、仕事にならないという話は聞いたことがない。つまり、自分でコントロールできる状況であれば、酔わないし疲れもない。
・区切りのいいところで、今日のタスクを終えていませんか?コンスタントに新しいものを生み出す意識を継続させていくには、ちょうど区切りのいいところまでやりきるよりも、「もうちょっとやりたい」というところでやめておく。そうすることで、翌日すっと取り掛かれるのです。「今日をどう終わらせるか」だけでなく、「明日どう始めるか」。次の展開を考えること。
・身銭を切る自己投資をしていますか?自分へ投資し続けることをやめてしまうと、人間、頭打ちになります。
・自分の健康を支えるための「習慣」を持っていますか?
・世阿弥も35歳について考えていた。「この時期は、過去に自分がやってきたことをよく自覚し、また将来どうやって行ったらよいか、そのやり方などもさとる時期である。もしこの頃真の花を究めなかったならば、この後天下に名人として認められるということは、まず難しいであろう。」by世阿弥。35歳でやるべきは、今現在を人生の祝祭として寿ぎ、「棚卸し」をして自分の商品価値を確認し、35歳からの人生を充実させていくことを考えることです。人生の祝祭感覚を身に付けた人は、常に自分が迎えた年齢を楽しんでいけるはずです。それが世阿弥のいう「時分の花」ではなく、「真の花」を咲かせるということではないでしょうか。 -
Posted by ブクログ
著者は、東京大学院教育研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。
著書に「声に出して読みたい日本語」「15分あれば喫茶店にはいりなさい」等多数。
モチベーションの上がる環境。それはどこにあるか。最も身近でリーズナブルな場と言えば、まず書店である。誰もの気軽に訪れられる空間だが、そのポテンシャルに気づいている人は意外に少ない。書店とは、ただ本や雑誌が雑然と並んでいる場所ではない。
本書はまず書店に行く行為自体を習慣化することをおすすめしている。わずかな空き時間や待ち合わせの際はもちろん、通勤・通学の途中ちょっとした気分転換を図りたいとき、何かのアイデアが必要なとき。モチベーションが下がってきたときなど、サッと近所の書店に立ち寄ってみるのである。わずか10分でも毎日通い続ければ、知的かつ精神的に大きな変化が現れることが約束されるのである。
本書の構成は以下の8章から成る。
①書店の潜在能力をあなたは知らない。
②書店で知性と精神力を磨け
③書店はアイデアの宝庫
④コーナー別・書店の歩き方
⑤書店をもっと使い倒す裏ワザ
⑥心のオアシスとしての書店
⑦本への投資を惜しんではいけない
⑧分水嶺の時代
著者自身が公言している、全世界でも書店での滞在時間はトップクラス。心から書店が好きで、書店に育ててもらったと言ってもおかしくないほどの書店愛がたっぷりな著者の思いがぎゅっとつまった一冊。
読後の感想としては、ただただ、本が読みたい。
本だけではなく、その集合体である書店とその効用に述べた本書には共感できることも多い。
数年前に本書に出会っていても変わった人もいるもんだという感想くらいしかわかなかったかもしれないが、今になればうんうんと頷き、読み返そうとする折り目がたくさんついた一冊となった。
本が好きな人は数いるが、いろんな楽しみ方がある中でその方向性が似ており、突き詰めて著者の思いを感じながら今週末は書店にでも繰り出してみたい。 -
Posted by ブクログ
★☆★【 読 了 】★☆★
齊藤孝『若者の取扱説明書』
いわゆる「ゆとり世代」を想定とした、若者との接し方の解説書。
著者の経験と取り組みを紹介しつつ、若者の特徴、どうすれば彼らを成長に導けるのかということを分かりやすく解説している。
考え方がわからないとかダメだとかいって諦めるのではなくて、よく理解して「若者」に接すれば予想以上の能力を発揮するようだ。
著者の想定する若者の心理についても、なにも「ゆとり世代」や「若者」に限ったことではないなと感じた。
自分自身にも「ゆとり世代」要素は当てはまることもあると感じた。
「最近の若者は」というのは古代より延々と脈々と言われてきていることなのだ。
他者に対する見方を変える必要があると感じた。
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【内容(「BOOK」データベースより)】
真面目だが消極的で反応がうすく、「どうにか無難にやり過したい」という考え方が主流。ゆとり教育を受けた、1980年代後半から200年代前半生まれの「ゆとり世代」にはそんな傾向が見られる。若者の教育に20年以上携わってきた著者も、彼らを目の当たりにした当初は失望しかけたこともあった。しかし彼らの「自分だけ取り残されたくない」という感情をうまく使って力を引き出す「逆手指導ステップ」を編み出したことで、失望は希望に転換した。本書はそのメソッドのほか、「注意する時は『肯定→アドバイス→肯定』」「本音を知りたければ紙に書かせる」などのコツを伝授する。
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【著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)】
齋藤/孝
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。著書に『声に出して読みたい日本語』(草思社文庫、毎日出版文化賞特別賞受賞)、『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス、新潮学芸賞受賞)など多数
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【目次】
第1章 コツを掴めば、今の若者は驚くほど伸びる
第2章 若者たちは意外にがんばれる
第3章 日本の組織には、「褒めコメ」が足りない
第4章 若者との“異文化”コミュニケーション術
第5章 タイプ別・「困った若者」の処方箋
第6章 若者たち自身が考える、「若者のトリセツ」
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