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西郷隆盛が座右の書としていたことでも有名な、幕末の儒学者・佐藤一斎の『言志四録』には、現代日本にこそ必要な人生の知恵が、簡潔かつ的確な言葉で言い表わされている。佐久間象山、吉田松陰、勝海舟、坂本龍馬、伊藤博文といった幕末維新の志士たちは、これに多くを学んだ。本書では、この『言志四録』から<学習法><仕事術><人間関係・リーダー論><人生論>に関する味わいたい言葉の数々をセレクト、わかりやすく解説する。日本が誇る「最強の人生指南書」のエッセンスを凝縮した1冊!
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Posted by ブクログ
印象に残った言葉 出来る人は大局観で考える 死を意識して目の前を一つ一つこなす 心と身体を一心同体 丹田を意識しプレッシャーを乗り越える 攻めの気持ちで受け、受けの気持ちで攻める
西郷隆盛の座右の書 言志四録 一読で理解する というよりも座右の書として何度も見返すべき本やと思います。 その中に書かれていることは 大局観を持つ そして目の前のことをコツコツとやる 普段から気にはしてますがなかなか難しいですねσ^_^;
「言志四録」は、西郷隆盛、佐久間象山、吉田松陰、坂本龍馬ら、幕末の志士がこぞって座右の書としていた。現代においても「最高の人生の指南書」と言われている。 本書は、東大卒、明大文学部教授である齋藤先生のフィルターを通して、原本から抜粋して解説してあり、分かりやすくまとめられている。 自分の行動基準...続きを読む、軸を改めて考えさせられた書である。判断に惑いを感じる折にもう一度読み返して、自分に染み込ませていきたい。
齋藤孝さんの噛み砕き方のわかりやすさったら!!! 佐藤一斎も「言志四録」も知らなかったけど、 層々たる歴史人たちが、心酔するのもうなずけます。 教育やマネジメントにも良いですね、きっと。 「攻めている方よりも守っている方が上である」。 深い!!!
本書は幕末の儒学者・佐藤一斎の『言志四録(げんししろく)』による現代風の解説である。一斎は昌平坂学問所のトップ、朱子学、陽明学など東洋思想学問に精通した学者で、弟子は佐久間象山、吉田松陰、勝海舟、坂本龍馬、伊藤博文、西郷隆盛など幕末維新の志士を持ち、これは心に響く短い言葉・東洋の叡智書だ。気になる言...続きを読む葉は、「『忙しい』の9割は無駄な仕事」(効率の悪い日本の会社組織)、「急ぎの文章ほどゆっくり考え返答する事」、「挫折や苦労や努力を惜しまず経験、壁を乗り越えた経験を持つ事。そして「己を知る」(自分の器量を悟る事)」、「第一印象を忘れず、直感力を大切に、先入観にとらわれず徹底して現象を「見る」、読み解いて記述してみる事(図化)」、「何事にも情熱を持ち、物事を疑い・疑問を持ちアウトプットを考えながらインプットする」、「心が塞いだ時は間違えやすい、人の言葉は拒まず、鵜呑みにしない、他人を受け入れる器量を持つ事(一呼吸する間を持つ)」、「物事を冷静に『視る』から『観る、察する』へ思考を変化させる」などだ。現代社会への教訓として仕事にも生活にも「これは」と思う言葉が詰まっている書籍だ。
【感想】 一斎が後半生の四十余年にわたり記した随想録「言志四録」。 指導者のための指針の書とされ、西郷隆盛の終生の愛読書だった。 本書の一文である「少くして学べば、則ち壮にして為すことあり 壮にして学べば、則ち老いて衰えず 老いて学べば、則ち死して朽ちず」は、ときの総理大臣である小泉純一郎も会議で述...続きを読むべたという。 この作品を一言で言い表すことなんて到底できないが・・・ 要するに「生涯学び続ける必要性」を謳っているのではないかな?と思った。 学び続け、学んだことを活かして準備をし、作戦を練った上で事に興す。 文中で1番気に入った文章はコチラ。 「最期のお迎えが来るその日まで、自分がやるべき事をコツコツとやり続ける。 休むのはお墓に入ってからでいいというくらいの気持ちで日々集中すれば、不安も恐れもなくなります。」 愚痴ったり、ゆっくりするのはお墓に入った後でいくらでもできる。 生あるうちは、走りきってナンボだなと読んでいて強く思った。 【内容まとめ】 1.新たな時代を切り開いた人々の活力。そして論語に見られる人生に対するブレない見方。 「言志四録」はこれら二つの要素を持ち合わせた、類まれなる書なのです。 2.人が仕事をするにあたって、成功する目安をつけてから着手すべき 3.利を興すは害を除くに如かず。 →利益になる仕事を始めるよりは、害になるものを取り除くに越したことはない。 儲けようとするより、害を減らすことを考えた方がうまくいく。 4.「予測力」が実力を左右する。 人が焦るのは、自分が思ってもいなかった事態に直面したとき。 人は焦った時に持てる実力を発揮できなくなる。 常に「想定内」であり、対処法はすでに考えている事が重要。 5.三学の教え 「少にして学べば、則ち壮にして為すこと有り。壮にして学べば、則ち老いて衰えず。老いて学べば、則ち死して朽ちず。」 →「少・壮・老」人生はいつでも学ぶべきときである。 6.人生の収支は、今日一日の積み重ね 昨日を送り、今日を迎え、今日を送って明日を迎える。 人間の一生は、長きを保ってもこのようなことを繰り返しているに過ぎない。 その日その日を慎むように生きねばならない。 1日を収支決算で考えたとき、あなたの今日はプラスだったでしょうか? 必ず毎日をプラスで終えるよう、何か工夫を凝らしましょう! 7.日々、やるべきことをやること。 最期のお迎えが来るその日まで、自分がやるべき事をコツコツとやり続ける。 休むのはお墓に入ってからでいいというくらいの気持ちで日々集中すれば、不安も恐れもなくなります。 毎日毎日、目の前のことを一生懸命やり続け、ある日さっとお迎えが来る。 それが理想の生き方・死に方ではないでしょうか? 【引用】 幕末の儒教者である佐藤一斎の著作「言志四録」は現代においても最強の人生指南書である。 新たな時代を切り開いた人々の活力。そして論語に見られる人生に対するブレない見方。 「言志四録」はこれら二つの要素を持ち合わせた、類まれなる書なのです。 p27 ・仕事を行うときは、自分の度量と才能から予測してやりなさい。 人が仕事をするにあたって、必ず自分の度量と才能と力量でその仕事を成し得るかどうかを計り考え、成功する目安をつけてから着手すべきである。 ただし、若いうちはこれが得意と決めてしまわず、色々な仕事にチャレンジすることをお勧めします。 どのような仕事でも、量をこなすことでうまくなっていくもの。 p39 ・攻めざるを以て之を攻むるは、攻むるの上なり。 →攻めている方よりも守っている方が上である。 守る者には余裕があって、攻勢に出る者はかえって力が足りない。 p42 ・利を興すは害を除くに如かず。 →利益になる仕事を始めるよりは、害になるものを取り除くに越したことはない。 儲けようとするより、害を減らすことを考えた方がうまくいく。 p51 ・過去よりも現在の過ちに目を向けよ。 →今の行いの結果を過去として見てみる。 未来の事についていいイメージを描くシミュレーションはよくするが、悪い結果を思い描くことをあまりしない。 あえて悪い結果をイメージし、それを過去のものとして見ることで、今の過ちに気付く事ができる! 「あの時もっとこうしておけばよかった」と思うようなら、今やっているやり方の間違いを認め、問題点を探し、改善すること! p62 ・出来るだけ高い視点を身につければ、道理が見えて迷う事がなくなる (着眼高ければ、則ち理を見て岐せず) 人が成熟するとは、自己中心性を離れる事だという教え。 より高い視点を持つことをいつも心がけていると、狭いところの議論では見えなかったものが見え、他の人が気づかない大切なポイントを提示することができる! 縦の視点と横の視点、両方を身につければ、それまでとは異なる「道理」が見えてくる! 自己中心性を離れるというのは、自分の視点に縛られなくなることを意味する。 p66 ・「予測力」が実力を左右する。 →事を幾先に見る 人が焦るのは、自分が思ってもいなかった事態に直面したとき。 人は焦った時に持てる実力を発揮できなくなる。 常に「想定内」であり、対処法はすでに考えている事が重要。 p95 ・聡明にして重厚、威厳にして謙沖(けんちゅう)。 →上に立つ者は、さとく明らかに物事を洞察し、おもおもしく穏やかであり、その態度は威厳があって、へりくだって、わだかまりがない。 p138 ・三学の教え 「少にして学べば、則ち壮にして為すこと有り。壮にして学べば、則ち老いて衰えず。老いて学べば、則ち死して朽ちず。」 →「少・壮・老」人生はいつでも学ぶべきときである。 p168 ・言を聴く時には虚心坦懐 人の話は心を空っぽにして受け入れるべきである。 私たちは、自分の考えや社会の常識といった先入観でもって、人の言葉を聞いてしまいがちです。 p172 ・アウトプットを考えながらインプットせよ →外から教えを受けたら必ず内側でチェックし、内側で工夫したことは必ず外で実際に試しなさい。 インプットの上手な人は、最初からアウトプットをするものは何かと考えながらインプットする。 p183 ・「言葉を選ぶのではなくて、言う相手を選ぶんですよ。」 ほとんどの人は「何を言うか」ばかりに気を取られていて、「誰にどう言うか」ということに頭が回っていない。 人間関係でトラブらないために大切なのは、言葉選びだけではなく、まずは人の見極め。 p235 ・人生の収支は、今日一日の積み重ね 昨日を送り、今日を迎え、今日を送って明日を迎える。 人間の一生は、長きを保ってもこのようなことを繰り返しているに過ぎない。 その日その日を慎むように生きねばならない。 1日を収支決算で考えたとき、あなたの今日はプラスだったでしょうか? 必ず毎日をプラスで終えるよう、何か工夫を凝らしましょう! p248 日々、やるべきことをやること。 最期のお迎えが来るその日まで、自分がやるべき事をコツコツとやり続ける。 休むのはお墓に入ってからでいいというくらいの気持ちで日々集中すれば、不安も恐れもなくなります。 毎日毎日、目の前のことを一生懸命やり続け、ある日さっとお迎えが来る。 それが理想の生き方・死に方ではないでしょうか?
論語の考えを元にしながら、佐藤一斎の独自の解釈をまとめた言志四録。西郷隆盛など、幕末の志士たちに広く読まれた書物を、齋藤先生が分かりやすく解説。心に沁みる文がいくつも見つかり、折に触れては読み返したい本です。
原文~現代語訳~著者視点の記述方法で、現代の実務に活用しやすく記されている。 佐藤一斉の「言志四録」からの抜粋だが、原本も読んでみたいと思う。
西郷隆盛が座右の書とし、幕末維新の志士たちもみなこれに学んだという佐藤一斎の『言志四録(げんししろく)』の解説書です。 少にして学べば、則ち壮にして為すこと有り。 壮にして学べば、則ち老いて衰えず。 老いて学べば、則ち死して朽ちず。(晩・60) って聞いたことありますよね。 それ...続きを読むに対して、 少年の時学んでおけば、壮年になってそれが役に立ち、何事か為すことができる。壮年の時学んでおけば、老年になっても気力の衰えることがない。老年になっても学んでいれば、見識も高くなり、より多く社会に貢献できるから死んでもその名の朽ちることはない。 と、現代語解説を載せ、さらに、齋藤 孝の「それぞれの人生の時期にはそれぞれの学ぶ意義がある」といった解説が載っているといったパターンで紹介してあります。 ★★★ うーん。でも、上の例で言えば、本当に佐藤一斎は、「それぞれの人生の時期にはそれぞれの学ぶ意義がある」と言うことを伝えたかったのでしょうか? 私は、単に「学び続けるといいことあるよ」と言っているような気がするのですが。 こんな調子で、微妙に齋藤 孝の解説が解説しすぎているようなところがあるのですが、それも、自分の解釈と比べれば楽しめるのでよしとしましょう。 「心を以て字無きの書を読むべし」(実際の社会から学ぶべき)とか、「学に於て多く疑有り」(学問を進めるにあたって疑問を持つことが大切)とか、「一の字、積の字、甚だ畏る可し」(始めることと、積み上げることが大切)といったとても心に響く言葉が多いので気に入りました。
勧められて読んだ。ふむふむという感じ。考え方を整理するには良い本だった。一日慎まずんば醜を身後に遺さん。
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