齋藤孝のレビュー一覧

  • 10分あれば書店に行きなさい

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    会話力向上のため、知識を増やすためには新書を読めというのは著者の言い分。
    ノージャンルでの読書を心がけてはいるが、新書は避けがちだったような気がする。良質の本を3冊読めば大学講義の半年分に相当し、5冊読めば当該分野の体系知につながるとも著者は述べており、新書コーナーにもっと足を運ばなければと感じた。

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    2013年11月03日
  • 日本語の技法―読む・書く・話す・聞く─4つの力

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    ネタバレ

    ○明治大学教授である斎藤孝氏の著作。
    ○大人として必要な日本語力について、その技法や鍛え方について、実際の大学の授業等でも実践している方法を紹介。
    ○あらためて、日常生活(仕事、家庭など)で必要な日本語は、“なんとなく”使っているんだなぁということを実感。ついつい同じ言葉ばかり(同じ言葉しか)使っていないんだと気がついた。語彙の重要性を認識。
    ○方法論については、全てを実践するのは困難かもしれないが、意識してみたいと思う。
    ○日本語力=思考力であり、コミュニケーション力であり、人間力。あとがきにもあるが、“no Japanese,no Japanese"というのは、そのとおりだと共感

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    2013年11月01日
  • 上昇力! 仕事の壁を突き破る「テンシュカク」仕事術

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    「テン・シュ・カク」が「ホウ・レン・ソウ」に変わる仕事のKY
    〇 テン:テンション
    〇 シュ:修正
    〇 カク:確認

    うん!やっぱりなによりもテンションが大事!!
    常にテンション高めで、がんばろう!!

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    2013年10月27日
  • 人はなぜ存在するのか この答えがあなたを悩みや不安から解放する

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    不動の価値観はなかなか持てない時勢になってきています。

    敏腕と言われた経営者が晩節をけがしたり、高い評価を受けた商品やサービスが一転して叩かれたり。

    人間も同じでともすれば自分に自信を持てない時代になってきていると思います。神話や哲学の中で語られる存在(人間の生命についての死生観、といってもいいかも)、人間が存在している、と感じられる20のポイントからなっています。

    平易で読みやすい本です。再読するとまた違う感想がでそうな本です。

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    2013年10月26日
  • 最強の世渡り指南書――井原西鶴に学ぶ「金」と「色」

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    名前は知っていたけれど,こういう本を書いていることを知らなかった。原作を読む予習としては最適な本だと思う。また,それぞれの本のエッセンスが凝縮されていて,特にこれから社会に出て行こうとする若者に読んで頂きたい本です。

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    2013年10月21日
  • 頭がよくなる思考法

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    斎藤孝4冊目。今回のテーマは「困難にぶち当たった時にどうやって乗り越えてゆくか」という方法論。本書ではその方法として、フッサールから続く哲学の問題解決法"現象学"とプラトン、ソクラテスから西洋で綿々と続いている解決法"弁証法"の二つの方法の実用的な使用方法を解いて行きます。

    まず現象学から。人がものを見る時は物そのものを見るのでなく、その物に纏わりつく概念を見がちである。例えば、りんごを見たときにそれがりんごであると結論付けて終わりだ。そのりんごの赤が濃いだとか薄いだとか、凹みがあるかどうか、などは考えない事が多い。そうではなく、りんごそのものしっかり

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    2013年10月17日
  • 最強の人生指南書――佐藤一斎「言志四録」を読む

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    論語の考えを元にしながら、佐藤一斎の独自の解釈をまとめた言志四録。西郷隆盛など、幕末の志士たちに広く読まれた書物を、齋藤先生が分かりやすく解説。心に沁みる文がいくつも見つかり、折に触れては読み返したい本です。

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    2013年10月12日
  • だれでも書ける最高の読書感想文

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    自分自身を重ねながら読む。
    自分の心がどう動いたかを、自分の言葉で残す。
    本を読み終わったら、箇条書きのメモをつくる。
    自分の書きたい事をどんどん挙げる。➡これは下書きよりも大事
    その中でも一番伝えたい事は何か考える。
    大事だと思う事に優先順位をつける
    いちばん伝えたい事から書く
    なぜ、○○したのか
    どうして○○したのか
    という疑問を自分に突きつけて答えていく
    ビフォー、アフター
    読む前はどういう印象だったか
    読んで見てどうだったか
    ターニングポイントになったのはどこ、あるいは何か
    フツウじゃない点を掘り下げる
    本のあらすじを読んでポイントをつかむ
    からだで読み、自分が感じとった身体の感覚を書

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    2013年09月28日
  • 座右のゲーテ~壁に突き当たったとき開く本~

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    先日の奥トレで交換してもらった1冊。ゲーテのことは名前は知っていましたが、こんなに多才で本質的なアドバイスの数々を残してくれているとは、とフムフムと思いながら読んでました。読んで印象に残ったことの一つに、「いい芝居ができて、観客が来てる限りは短い間をおいて上演を続ければいい」と言うアドバイス。確かに、奥トレでもいろいろ自分のやったことのないことにチャレンジを続けてきたけど、それが良かったのかは考える部分がある。新しいことと言うよりは型を決めながらやった方がいいかなという気もしていたタイミングだったので、すんなり得心できる考え方でした。

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    2013年09月25日
  • なぜ日本人は学ばなくなったのか

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    日本人のアメリカ化は深刻だな。
    そして自分もその中の一人というのをかなりかんじました。 肝心なことを忘れているな。

    日本人が伝えてきた「学ぶ心の伝統」を自分も伝えていかなければならない。 まずは自分が学ぶ精神を改めてから…

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    2013年09月23日
  • 必ず覚える! 1分間アウトプット勉強法

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    勉強=実践。練習のための練習では意味が無い。確かにその通りだと感じた。私は普段から、勉強方法には苦労してきた。というのも、知識の詰め込みは不得意ではないが、人前で内容について話すとなるとそうもいかない。短期的な知識の詰め込みは記憶に定着せず、結構時間をかけて再定着させていた。アウトプットを意識した勉強方法を意識することで、知識の定着期間を長引かせる一分間アウトプット勉強法をぜひとも活かしていきたい。

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    2013年09月19日
  • 若者の取扱説明書 「ゆとり世代」は、実は伸びる

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    若者に対して、同調圧力 残されたくないという感覚によって、若者が行動するように仕組むのはなるほどと思った また、ホメ不足なため、生徒の少しの違いでも気づき、褒めるように意識することでやる気を出させることができるのだとも感じた

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    2013年09月08日
  • 人はなぜ学ばなければならないのか あなたが「学ぶ」ことの意義を語ろう

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    学ぶということを総合的にまとめてある。良い本だと思います。個人的には、人生は廻る輪のようにからの学ぶに共感します。具体的には、この世をどのように捉えるかです。斎藤さんは学者なので、より具体的に学ぶを例示してます。

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    2013年09月01日
  • 図解 養生訓─「ほどほど」で長生きする

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    養生訓の基本は欲望をほしいままにしない(恣にしない)

    内なる欲望(飲食、好色、眠り、言葉をほしいままにする欲、七情の欲)
    外からやってくる邪気(風、寒さ、暑さ、湿り)
    七情の欲とは感情のこと(喜び、怒り、憂い、思い、悲しみ、恐れ、驚き)
    これらが身をそこなう

    心配事は振り落とすように軽くジャンプする
    手足をブラブラさせて巡りをよくする
    アロマオイル

    ヨーグルトで腸内の世話をする

    「たのむ」自信過剰を慎む
    ほしいまま=恣を忍=節制に変える
    身体の内なる声に耳を傾ける
    何を食べたいのか、何をしたいのか、身体の声を聞く

    バランスのとれた食べ方、同じものを食べ続けない、幕の内弁当
    腹八分目、

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    2013年08月29日
  • 現代語訳 論語

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    1.概要
    孔子が述べたことをまとめた本「論語」の現代語訳版である。


    2.感想
    長い間、人々に読まれている本としていつか読みたいと思っていたが、現代語訳があるということを知って手を伸ばしてみた。

    翻訳の是非は別として、このように読書のハードルを下げてくれた訳者に感謝したい。

    さて、内容であるが、孔子は極めて人間としての本質を大切にされている方だということがわかった。どんなことをするときもどのような人と接する時も「礼」を大切にしながら生きることが大切であるということが伝わってきた。

    また、常に学び続けることも大切だと訴えている。

    そして、すべてを貫くのが「中庸」という考えだろう。ただ、

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    2013年08月23日
  • 若者の取扱説明書 「ゆとり世代」は、実は伸びる

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    まじめでおとなしいゆとり世代とどうつきあい、どう育てていくのか取扱説明書という形でまとめてある。決してしかったりけなしたりすることなく、期待感を持って励まし認め、明確で具体的な指示をする。少しできたことをほめ、経過を観察しながら達成具合を確かめる。なかなか手のかかる性に合わない育て方であると思った。

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    2013年08月18日
  • 10分あれば書店に行きなさい

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    自らを「書店好き」と自認すする著者がオススメする書店の活用法や、
    書店の棚を見て回る際の独自の視点などが書かれた新書です。

    斎藤孝さんといえばテレビでもおなじみの大学教授ですが、
    三色ボールペン活用術など仕事や勉強に役立つノウハウを提供するとともに、
    物の考え方を分かりやすく丁寧に教えてくれる方でもあります。

    その斎藤さんは大の書店好き。
    神保町の古本屋街にせっせと通い、書店にも毎日通い、
    世界一の書店滞在時間と豪語されるぐらいです。

    この本では書店に毎日10分は通うことを推薦していて、
    そのための書店の利用方法や回り方などを、
    分かりやすく丁寧に説明しています。

    例えば「書店はただ漫

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    2013年08月18日
  • 日本語力と英語力

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    斎藤兆史の英語論を初めて読んだが、とくにエリート教育と大衆教育のけじめに関しては蒙を啓かれた。「自由とは使える技が多いこと」「質が高く、抵抗感があるものを用意せよ」というのも参考になる。

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    2013年08月14日
  • 古典力

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    古典を読むための十カ条が参考になった。古典をどんどん読んでみたくなる。著者は気持ちを盛り上げていくのがうまい。

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    2013年08月10日
  • なぜ日本人は学ばなくなったのか

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    日本の近代教養主義の復権を願う内容です。
    『読書論』で語られていた、宗教的道徳観を養うのは難しい日本において、
    読書により様々な思想に触れる習慣が精神性に大きく影響を与えた
    というのはなるほどなぁと思いました。
    少しリンクする部分もある学びについての考察です。
    歴史的背景も交えながら日本近代の学びの在り方について考察されています。
    かつてはすべての学問として哲学・思想が基礎となっていたんですよね。
    知に対する憧れを取り戻せたら、日本の未来も変わるかも。

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    2013年08月07日