齋藤孝のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
昨今のベストセラー作品で同じタイトルで別の作品がありますが、あえてこちらの作品を読んでみました。私も職業柄、営業をしているので、聞く力の大事さというのは日ごろから痛感してますが、改めて、本を読んでみると、さらに大事さがよく理解できます。
私もそうですが、ついつい相手の話の腰をおって、自分の話をしたがってしまう傾向があるということは認識はしているので、聞き手に徹するというのは非常に難しいのですが、この本を読んで自分にできるかなぁ?と改めて思うのでした。
ただ聞き手に徹するのではなく、相手の言いたいことの本質を理解するように聞くことが大事だということが更に大事だと分かり、聞き手に徹するのだけでもひと苦労なのに、こんな高度なことまでできるかなぁと正直、自信はありませんが、気にはかけていきたいと思いました。 -
Posted by ブクログ
斎藤孝先生の本は、いつも背中を押してくれる本が多い。
インターネットをはじめとする情報環境の激変は、世界中の知、情報にアクセスすることを容易にした。だが、膨大な情報の海に飲み込まれて、自分の立ち居地が分からなくなっていることが、実は多いのではないか。トラフィック量が膨大となった流れの中にいることで満足して、考えなくなっていることに原因がある。要は、「足場」が必要なのだ。「心の重心」を保つことが大切なのだ。長い時間に晒されてきた古典は、それを助けてくれる。だから、「マイ古典」を作りなさいと斎藤先生は言う。
『カラマーゾフの兄弟』、『千夜一夜物語』、『嵐が丘』、『生物から見た世界』、『オイディプス王』、『君主論』など、50編の古典が紹介されている。いやいや、それではおさまらなくて、おまけの50冊も(笑)。どうも、紹介したい本はたくさんあるようだ。だから合計100冊。
ボクは『カラマーゾフの兄弟』の解説の最後に共感する。「人生の意味より、人生そのものを愛せ!」 -
Posted by ブクログ
ネタバレ読むことが億劫になる古典
有名な古典の解説をしていくれています。ドストエフスキー、デカルト、ゲーテ、ルソーの作品などなど。理系出身ではなかなか読もうとしない作品ばかりですが、その本の世界観や、どう心構えで読んだらいいのかなどが分かります。その情報を得られただけでも、一段と読みやすくなると思います。
まずは、デカルトの「方法序説」、マキアヴェッリの「君主論」(これは再読ですが)からいってみようと思います。
これから古典作品を読みたいと思っている人は、一読する価値があります。
『多様な価値観を理解し需要するには知性が求められる。数々の古典を自分のものとしていくことで、この知性が鍛えられる。自分の好き嫌いや快不快だけで判断せず、背景や事情を考え合わせ、相手の考えの本質をきちんと理解する。この不可民のある思考力が知性だ』(本文引用)
自分の知性の限界を感じてるから、古典を読もうと思っているのだと再認識しました。