齋藤孝のレビュー一覧

  • なぜ日本人は学ばなくなったのか

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    「教養」という言葉自体に対して、日常生活とは遠く、空論のように私ですら直感的に思ってしまうこと…これは確かにレベルが落ちているのだろうなぁ。流行の勉強会も、知への欲求というより、スキル獲得が主流に思えます。難しい(?)哲学には手が出ないとしても、大きな社会観や問題意識は持ち続けたいものです。

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    2012年08月27日
  • 使える読書

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    齋藤先生の読書の幅の広さがわかる一冊。人がどこに感じるか、を意識した上で読むとこれはこれでまた印象が変わって面白いというのは納得です。雑誌の連載だったということでこの自由奔放さがあるのだろうけど、読書の話を書いていると本当に楽しそうだなぁと。自分の思いもあるにしても、読んでいて楽しさを感じるわけです。

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    2012年08月21日
  • 人間関係力 困った時の33のヒント(小学館101新書)

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    齋藤先生の真骨頂。キーワードから名言を引っ張り出して様々な歴史上の人物のエピソードを語る。それぞれにきちんと考察も入っているし、そのまま応用できるできないはともかく非常にためになる。坂口安吾の話とか大学の授業でも言っていたよなぁと機能のことのように思い出せるのはやっぱり印象が強かったんだろうな。やっぱり小学館新書はそれなりのクオリティを維持しながら出している感じがします。

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    2012年08月21日
  • 結果を出す人の「やる気」の技術 “特訓”式モチベーション術

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    苦しいことを特訓モードで、ゲーム感覚でやっていく。
    どんなことでもとりあえず2週間を目安にやってみる.
    いまこの瞬間を大切に生きていく。

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    2012年08月19日
  • 1分で大切な仕事を片づける技術

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    たった1分をいかに大事に考えて行動するか!
    1分の使い方次第で仕事のこなす量や質までも変わってくる。
    斎藤先生のわかりやすいハウツー本。

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    2012年08月13日
  • なぜ日本人は学ばなくなったのか

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    第5章:薄い人間関係を志向する若者たち
    興味深かった。

    教養を身につけることは、今の社会を知ること。
    自分たちを知ること。
    これからの未来を考えることにつながると思う。

    薄っぺらい話しかできない人間にはなりたくない。

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    2012年07月22日
  • NHK「100分de名著」ブックス 福沢諭吉 学問のすゝめ

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    実は読んだことなかったので、改めて書かれている内容を知ってその斬新さに驚いた。
    原文→現代語訳→解説という流れが簡潔でよいけど、全文網羅されてるわけではない。

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    2014年11月09日
  • 日本人の心はなぜ強かったのか 精神バランス論

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    著者は、戦前に比べ日本人の心は格段に弱くなったと主張する。たとえば自殺者は、もう13年連続で3万人を超えている。その背景の一つには、心の肥大化があるのではないか。この本の副題は精神バランス論である。心の肥大化とは、心と精神と身体(習慣)のバランスが崩れて、心の働きが相対的に大きくなり過ぎたことをさす。

    心と精神はまったく別物だ。心は個人的だが、精神は、共同体や集団によって共有される。民族の精神のような大きなものもあれば、会社や学校の精神もあり、多かれ少なかれその精神は、所属する個人に内面化される。

    人間は、心と精神と身体(習慣)の三つにより成り立ち、それらがバランスよく伸びることで真っ直ぐに成長できる。

    ところが昨今は、心の問題がバランスを欠いて大きくなり、思い悩んだり仕事が手に付かなくなったり、体調を崩してしまうことも多い。逆にいえば、それだけ日本人は、精神と身体が弱っているのだ。精神や身体もしっかり機能していれば、心だけが異様に大きくなって余計なことで思い悩むことは少なくなる。共同体に共有される精神や、身体に身に付いた習慣にまかせておける部分が大きいからだ。つまり心の土台がしっかりするからだ。

    日本人の心が肥大化したのは、敗戦を境にして、かつての精神や身体の継承が途絶えたからだといわれる。「日本的なるもの」の多くが捨て去られ、以前は共同体によって共有されていた諸々の精神は失われ、個人的な心が肥大化した。頼るべき精神がなく、悩みやストレスばかりが大きくなるところに日本人の心の危機がある。

    戦前の日本人の精神性を圧倒的に担っていたのは儒教だった。戦前の教育の柱とされた「教育勅語」にも「父母に孝に、兄弟に優に、夫婦相和し、朋友相信じ‥‥」など、儒教的道徳観が盛り込まれていた。過度に神聖視され国家主義体制のために利用されたが、内容的には道徳心を説いた部分が多い。ところが戦後になると、過去の「忌わしい記憶」として全面的に排除され、これに限らず日本古来の「精神」はおしなべて国家主義と批判された。

    しかし、言うまでもなく儒教的精神そのものが好戦的でナショナリズムに結びつくわけではない。儒教的道徳心が浸透していた江戸時代が軍国主義だったわけでもない。江戸時代の子どもたちは寺小屋で『論語』を素読し、その精神を感じ取っていた。が戦後は、素読自体が頭ごなしの非民主的な教育とされた。『論語』を中心とする儒教教育全体を捨てたことは、精神の半分以上を捨てたことになり、儒教教育の喪失は日本人にとってマイナス面の方が大きかったと齋藤はいう。

    儒教や武術のように古来から精神の形成に一定の役割を果たしてきたものを禁じられると、その結果、個人の感情や気分が一気に肥大化する。共有できる精神を持たない民族は弱い。それが露わになったのが、経済成長が一段落した1970年以降だという。戦前の教育を知らない世代は、精神や身体といった土台が緩んでしまい、その分、心が膨らんでしまった。日本人は概しておとなしく、不安定な心を抱えるようになったというのである。

    かつての日本人は、精神の領野と身体(習慣)の領野を切り離せないものとして発達させていた。禅の修行でも、座禅ばかりではなく、作務と呼ばれる日常の作業のなかで無心を学ぶことが大切だといわれる(日常工夫)。また、手作業が心を和らげることは、最近の研究でも実証されつつあるという。体内にあるセロトニン神経系が、リズムカルな運動によって活性化され、心を安定化させるというのだ。

    職人の仕事もそれぞれに固有のリズムを持っている。職人気質で一つの仕事に徹する人生も、人の心に深い安定を与える。それが○○道として自覚されれば、禅的な求道の「精神」を生きることになり、心の安定はさらに深まる。職人がその「道」を究めようとする姿勢は、日本文化の深い「精神」に通じており、これも日本人の心の強さを形づくっていた重要な要素だ。

    『論語』などの素読も、リズムカルに声を出す「作業」であると同時に、古典の「精神」を呼吸することにつながり、日本人の心を強くしていた大切な要因で、これはとくに齋藤が強調する方法だ。彼の本『声に出して読みたい日本語』はベストセラーになったから知る人も多いだろう。

    このように、それぞれの「精神」を生きる手段を豊富にもっていた日本人は、もともと強い心を持っていた。だったらそれを取り戻せばよい。一昔前の日本人がふつうに実践していたことを復活させればよい。それだけで日本人は元通り強くなれると、著者はいう。

    本の後半ではそのためのノウハウがいろいろ紹介されている。ただこの本は、コミュニケーション論など彼の他のの著作に比べると、具体的な方法の部分が少し魅力に乏しい感じがする。他の本では、これはと思えるような画期的なノウハウがいくつも紹介されているが、この本にはそれが少ないのだ。その点は少し残念だったが、今の日本人の心に何が欠けているのか、充分な説得力をもって語りかける本だ。

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    2013年09月22日
  • 日本人は、なぜ世界一押しが弱いのか?

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    日本人は「押し」が弱い。それは悪いことか?著者の「自分が押しの弱いことを認めて、それを良さとして活かして、成功する道を見つけよう」という主張に元気づけられる。日本人の「押しの弱さ」が悪いことではないと信じられるのに十分なくらいたくさんの成功例が挙げられているので、著者の主張は疑いない。特に「サッカーから学ぶ日本人の勝ち方」は印象的だった。私たち日本人が、ここから学べるものは多い。スポーツだけでなく、ビジネス・芸術など幅広い分野の「日本」に触れることで、日本人の押しの弱さを痛感させられるが、それは誇れるものとして受け止められるはずだ。

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    2012年06月28日
  • 必ず覚える! 1分間アウトプット勉強法

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    学習内容を1分で口に出して相手に伝えると記憶に定着しやすい。

    授業で生徒にさせてみたいな、と思いました。

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    2012年06月24日
  • 図解 論語─正直者がバカをみない生き方

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    とても読みやすい本で、論語をわかりやすく解説してくれています。紀元前から良いとされているが、今でも変わらず良いことであるとされているので、孔子という人物がいかに凄いかということを実感します。。。

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    2012年06月23日
  • 日本人は、なぜ世界一押しが弱いのか?

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    ネタバレ

    内田樹「日本辺境論」に近い。日本人はアフリカで生まれた人類の中でも最も弱いが故に住む場所を追われてこの最果ての地に辿り着いた。著者はその遺伝的とも言える「弱さ」を受け入れることを主張する。

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    2012年06月11日
  • 論語力

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    斎藤氏が解説する論語。
    「中庸」「礼」「仁」についてはとても詳しく書かれている。
    また、プラトンの書との共通点・相違点なども説明されていて思しろい。
    著者の文章はいつもわかりやすい。本書でも然り。

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    2012年06月05日
  • 使える読書

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    ネタバレ

    遠心力で読む。
    一度、著者の脳の動きに自分を添わせる。寄り添わせてもらって加速する。大気圏外に脱出する。これがネタにする読書というもの。

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    2012年06月05日
  • 座右のゲーテ~壁に突き当たったとき開く本~

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    シンプルかつ、ぐっと響くような名言を丁寧にわかりやすく解説してある本でとても読みやすくて良い。
    悩んでいる時に、ふらっと読んでみると何かヒントが見つかるかもしれない、そんな作品だと思う。

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    2012年05月31日
  • 声に出して、わかって、おぼえる! 小学生のための論語

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    子供にも教えてやろうかなと思ってとりあえず買ってみた論語の本。
    著者は博学者 斎藤氏。
    小学生3年生からなら十分読めそうな内容ではあったが、大人が見返してもためになります。
    忘れていたことを思い出させてくれる。

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    2012年05月23日
  • ナポレオンで仕事上達

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    ツイッターでsho-ya先生に勧められて読んだ本。
    仕事のやる気がでると聞いて、あわよくば…と思って読んだ。
    斎藤先生のパワーにはいつも感心させられる。
    私も頑張ろうと思えた。
    人生の目的を見失っちゃいけないな、とも思った。

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    2012年05月14日
  • 最強の人生指南書――佐藤一斎「言志四録」を読む

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    西郷隆盛が座右の書とし、幕末維新の志士たちもみなこれに学んだという佐藤一斎の『言志四録(げんししろく)』の解説書です。

     少にして学べば、則ち壮にして為すこと有り。
     壮にして学べば、則ち老いて衰えず。
     老いて学べば、則ち死して朽ちず。(晩・60)

    って聞いたことありますよね。

    それに対して、

     少年の時学んでおけば、壮年になってそれが役に立ち、何事か為すことができる。壮年の時学んでおけば、老年になっても気力の衰えることがない。老年になっても学んでいれば、見識も高くなり、より多く社会に貢献できるから死んでもその名の朽ちることはない。

    と、現代語解説を載せ、さらに、齋藤 孝の「それぞれの人生の時期にはそれぞれの学ぶ意義がある」といった解説が載っているといったパターンで紹介してあります。

    ★★★

    うーん。でも、上の例で言えば、本当に佐藤一斎は、「それぞれの人生の時期にはそれぞれの学ぶ意義がある」と言うことを伝えたかったのでしょうか?

    私は、単に「学び続けるといいことあるよ」と言っているような気がするのですが。

    こんな調子で、微妙に齋藤 孝の解説が解説しすぎているようなところがあるのですが、それも、自分の解釈と比べれば楽しめるのでよしとしましょう。

    「心を以て字無きの書を読むべし」(実際の社会から学ぶべき)とか、「学に於て多く疑有り」(学問を進めるにあたって疑問を持つことが大切)とか、「一の字、積の字、甚だ畏る可し」(始めることと、積み上げることが大切)といったとても心に響く言葉が多いので気に入りました。

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    2012年05月01日
  • 最強の人生指南書――佐藤一斎「言志四録」を読む

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    勧められて読んだ。ふむふむという感じ。考え方を整理するには良い本だった。一日慎まずんば醜を身後に遺さん。

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    2012年04月30日
  • NHK「100分de名著」ブックス 福沢諭吉 学問のすゝめ

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    『天は人の上に人を造らず…』で有名な著書ですが
    幕末の時代に生きた福沢の思想、哲学が凝縮されている1冊のように思いました。

    幕末とは違えど時代の転換点に生きる我々にとって大切なのは、自分がどう生きていくのか…。
    坂本や高杉、西郷や勝といった政治や武士とは違う志士としての心を感じました。

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    2012年04月30日