齋藤孝のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
自らを「書店好き」と自認すする著者がオススメする書店の活用法や、
書店の棚を見て回る際の独自の視点などが書かれた新書です。
斎藤孝さんといえばテレビでもおなじみの大学教授ですが、
三色ボールペン活用術など仕事や勉強に役立つノウハウを提供するとともに、
物の考え方を分かりやすく丁寧に教えてくれる方でもあります。
その斎藤さんは大の書店好き。
神保町の古本屋街にせっせと通い、書店にも毎日通い、
世界一の書店滞在時間と豪語されるぐらいです。
この本では書店に毎日10分は通うことを推薦していて、
そのための書店の利用方法や回り方などを、
分かりやすく丁寧に説明しています。
例えば「書店はただ漫然と回るだけはだめ」と書かれていて、
平台や棚を毎日見ることで変化に気づき興味を覚え、
それが脳の活性化や知的好奇心を刺激するんだと書かれています。
【目次】(「BOOK」データベースより)
序章 書店の潜在能力を、あなたは知らない/第1章 書店で知性と精神力を磨け/第2章 書店はアイデアの宝庫/第3章 コーナー別・書店の歩き方/第4章 書店をもっと使い倒す「裏技」/第5章 「心のオアシス」としての書店/第6章 本への投資を惜しんではいけない/終章 分水嶺の時代
また、電子書籍やネットでの情報収集に比べて、
書店で本をパラパラと見ることがどれだけ情報収集になるか、
本を読むことでどうのような効果があるのかなども書かれています。
本好き・書店好きの私にはひとつひとつの内容が「そうだよな~」と頷くことばかりで、
興味深く一気に読み通してしまいました。
新書の読み方や選び方なども書かれているほか、
書店で本の背表紙や目次、あとがきなどを見ることによって、
どれだけ短時間で情報収集が出来るかということなども書かれています。
これは非常に参考になりました。
さらに「ストレス解消のための書店めぐり」という内容に関しては、
私自身がストレスを感じたときに書店で心を和らげていますので、
なるほどそのとおりなんだよなと強く共感を得ました。
本好き・書店好きの方にはぜひ読んで欲しい一冊ですし、
本に縁がないけれども読まなくてはいけないなという方にもオススメです。 -
Posted by ブクログ
≪目次≫
第1章 コツを掴めば、今の若者は驚くほど伸びる
第2章 若者たちは意外とがんばれる
第3章 日本の組織には、『褒めコメ」が足りない
第4章 若者との〝異文化”コミュニケーション
第5章 タイプ別・「困った若者」の処方箋
第6章 若者たち自身が考える、「若者のトリセツ」
≪内容≫
ご自身の授業などから見た、今どきの若者への対処法。実際に体験し、また授業で対処しているので、具体的であり、効果も高そうである。また、最後にその授業での、若者自らのコメントが付いているので(あまりに没個性的だったが)、必要なそこも読んでほしい。
具体的には
①全員発表 ②数人のワーク ③徹底的に褒める
④明確な評価基準を出す ⑤全員がレジメを作る ⑥ブレスト
⑦褒め言葉=センス・伸び具合 などなど -
Posted by ブクログ
思考をワザ化する方法を、現象学と弁証法に基づいて解説。
現象学では、思い込みをかっこ( )に入れて保留する。先入観をやめる
ということ、フッサールの言葉で「世界は主観的であり、客観的世界は存在しない」と言い切るほど、現実は一つでないから多元的に重層的に物事を観ることをうたっている。
一方弁証法は、一つの命題と反命題があれば、お互いを否定するのではなくより良い高い次元を目指す方法。
なので、矛盾や否定を受け入れる事、相反する考えを足がかりにしてアイデアを出すこと、なとをうたっています。
実際問題、頭でわかっていてもそれを実行にうつさなければ意味がないので、この二つの方法論を常に意識して物事をとらえ判断できるように
していたきたいと思います。 -
Posted by ブクログ
評議の議論を考えるのにぴったり。複数の意見をコーディネートしながら結論を導く型の議論でのファシリテーターを念頭の一つにおいている。読んでて具体的に反省点が思い浮かぶ。タイトルと一致してるかはともかく、こんな本を探してた。
乗り降り自由を可能にするのも議論の整理次第。対案をさっと出す、意見を上手にすくい上げて行く、板書を活用する技術を磨いて、ああ、もっとがんばらなきゃな。
全員が参加感と貢献感のある多面的な議論をつくして結論を出すことは、被告人にとっても、事件全体にとってもあるべき姿と思うので、より、毎回そのような評議になるよう努力です。 -
Posted by ブクログ
何をするにも段取りがしっかりしていればなんとかなるものです、という本。だけど、その「段取りのよさ」というのが大事で、そもそも技術の上達というのは段取り力の向上なんだなぁと思った。
すべてに当てはまる「汎用性」と云う意味においては、いままで斉藤孝さんの本を読んだ中ではベストの一冊だなぁと思います。斉藤孝一杯でてるけど何を読んだらいいの? といわれたら(そんな人おらへんやろー)間違いなくこの『段取り力』を推します。
ただ、野村監督における「考えて野球せい」であり、教育心理学における「意図の明確な指導」である問題なので、目新しさはないです。
が、「段取り」に特化したまとめ方は秀逸です。役にたったたたないはともかくとして、一度通過しておいていい一冊。