齋藤孝のレビュー一覧

  • 日本人の心はなぜ強かったのか 精神バランス論

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    現代人の「心」の肥大化を止めるには「精神」と「身体」の領域を大きくしてバランスをとる必要がある
    便利すぎる代償として心の病が大きくなってしまった現代にこのテーマはかなり核心をついた内容なのではないでしょうか?

    古き良き昭和の時代には「根性」と呼ばれていたものがいつの間にか「格好悪い」対象になってしまい合理的・効率的・科学的根拠・・・そんなものに囚われすぎているのかもしれない

    この作品で言われている「心」は欲望であり「精神」は忍耐・我慢にも思える
    後半の「身体」は正直不要にも感じてしまい「心」と「精神」の2つ間での精神バランス論でもよかった

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    2012年01月26日
  • 最強の人生時間術

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    時間のバランス感覚の提唱。まずは時間感覚を養うためストップウォッチを使ってみたくなった。そして、時短だけではない、生きている実感を味わうための時間感覚への緩やかな移行。そのための準備は、人との関わり合い方も見つめ直す必要を感じた。

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    2012年01月19日
  • 誰も教えてくれない人を動かす文章術

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     すべてのブロガーが、「文章において凡庸さは恥である。」という認識を共有できたら、WEBの世界はどれほど面白くなるだろうか。と考えてみたりもする。
     個人的には、「読む力」をつけるために、段取りを整え、独自の視点で書く訓練を実行したいと思う。

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    2012年01月12日
  • 凡人が一流になるルール

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    齋藤孝を読み慣れた上で読んだが、内容的にはいつも通りの齋藤孝で、それほど驚きをともなう読書はできなかった。
    しかし、渋沢栄一やフォード、エジソンの伝記について読んだことは初めてだったしその人生のエッセンスを得られた事は非常に大きい。
    座右の書をもつ。自国に誇りを持つ。暗誦で記憶力を鍛える。時空を超えて偉人に私淑する。道具はいつも手元において置く。複数の仕事を同時並行させる。など素晴らしい内容は多い。

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    2012年01月02日
  • 「できる人」はどこがちがうのか

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    『上達の普遍的な論理』の基礎的な三つの力を挙げ、その説明がなされている。またその三つの力を活かしながら自分にあったスタイルを探し、自分のスタイルへ統合していくための先人達の例が幾つか挙げられている。個人的にスポーツの例には分かりにくいものもあったが、普段から自分が無意識に実践できていること、共感できることがたくさんあり、時々読み返しながら自分のスタイルを築いていきたいと思った。

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    2012年01月08日
  • アイディアを10倍生む考える力

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    齋藤孝メソッドが濃縮されている1冊。
    ある意味齋藤孝の色々な本で言ってる内容がここでまた使われているようなものでもあるが、それが逆に復習みたいな効果になってより内容が定着して良いものになった。

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    2011年12月31日
  • 使える!『徒然草』

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    受験時に頭に詰めていた時とは異なる視点で、物語を読むというよりは、ハウツー本の感覚で読み進めた。
    著者の主観性が強いと感じる一方で、適度に客観的視点を入れ込んでおり、すっきり読めた。

    『十を捨てて、十一に就くことは難し』
    肝心なことは先延ばしにするべからず。二本の矢を持たずべからず。

    本当にこれだ!と思った瞬間に取捨ができるかが人生を決めると思った。決断を下すための知識と経験を、今からしっかり積み上げようと思う。

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    2012年05月16日
  • 子どもたちはなぜキレるのか

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    大好きな身体論について書いてある本。
    きれるきれないはこれから子供を育てる立場になった時に必要かもしれないが今はそんなに。ただ、身体論については様々な引用を用いて抽象的な事柄ながら明快に述べている。

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    2011年12月10日
  • 論語力

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    現代の社会をリクエスト社会と称し、自己実現とリクエストの交差点を導く、それを論語から読み取るための手引書である。論語は読んだことがなかったこともあり、本書と同時に手を出してみたい!

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    2011年12月08日
  • 友だちいないと不安だ症候群に効く授業。

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    ネタバレ

    友だちづきあい、いじめ問題について書かている。
    友だちづきあいがなく、孤独を感じる時は、自分を高める時期であると発想を転換することで自分の世界を深める努力をする。
    当たり前のことではあるが、状況をマイナスに捉えず、ポジティブに捉えることで自分の成長へのエネルギーにかえていくことの重要性を学んだ。

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    2011年12月03日
  • 結果を出す人の「やる気」の技術 “特訓”式モチベーション術

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    どのしたらやる気がわいてくるのか常日頃悩んでいたのですが、
    根本的にそこが違っていたみたいです。


    ①やる気のスイッチをいれる
    「脳のメカニズムとしては、やる気があるからできるのではなくて、刺激を与えることでやる気のスイッチが入る」そうである。
    つまり、やるきの出ないときこそ、とりあえずやってみるということが大事。
    やっているうちにだんだんとやる気が出てくるもので、そのやる気がでるまでは多少辛くても「特訓」と思って我慢しなければいけない。


    ②やる気を持続させる
    「自分が予想していたよりもうまくいっている」と脳に感じさせることが大事。
    よくスポーツなどでいわれる「ゾーン」の状態に入ること。

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    2011年12月02日
  • 「頭がいい」とは、文脈力である。

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    やはり「頭がいい」とはこういう事だよなと僕が思っていたことが丁寧に書かれていた。文脈を捕らえる、考える、そして繋ぎ、散し、またもとの場所に戻る。解ってはいたのだけれどもいざ言葉にしようとしたり文章にしようとするとうまく文脈にすることが出来ない。
    僕の中で否定的であった暗記をするだけの勉強も実は脳を訓練する為に必要で基本であるという事。何事も基本を手を抜くと応用できないんだろうな。

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    2011年11月19日
  • 結果を出す人の「やる気」の技術 “特訓”式モチベーション術

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    宮本武蔵や亀仙人の修行など、とっつきやすいテーマが多いので、読みやすい。ポイントもつかみやすかった。

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    2011年11月13日
  • 論語力

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    論語の考えを現代の生活に置き換えてわかりやすく解説してあり読みやすい。
    マッカーサーが指摘した明治と昭和の軍人違いに論語の素読が関わっていたかもしれないという考え方は興味深い。

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    2011年11月03日
  • 勝ちにいく身体

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    「風の大地」原作の坂田氏と齋藤先生のトーク。子供と親の考え方について色々参考になる話を知ることが出来ました。特にやさしいようでシビアで恐ろしい「社会」というものは、小さいときから触れさせて方が良いもよう。

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    2011年10月30日
  • 疲れにくい心をつくる すすっと瞑想スイッチ

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    集中かつリラックスしている状態。それはつまり、悟りの境地。悟りの境地を会得するために、瞑想してみよう。

    呼吸を軸に。吸うより吐くが大事。

    ジョギングで肩甲骨をわざと上下に揺らす。体内にたまったものがほぐれる。さらに、二回吐いて二回吸うと瞑想状態に入れる。

    自分の瞑想スイッチをつくろう。
    ・空を見上げる
    ・キャンドルに火を灯す
    ・風に身を任せる
    ・コーヒーを淹れる


    目次
    第1章 いつでもどこでも瞑想スイッチ
     1分間で心の垢をとる
     もともと日本人は瞑想が得意だった
     「心の質」を維持するということ ほか
    第2章 自分の「瞑想スイッチ」を探せ
     好きな絵を見る
     レモンの重さを感じる

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    2011年11月13日
  • 結果を出す人の「やる気」の技術 “特訓”式モチベーション術

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    目標に向かって取り組むモチベーションを長続きさせる方法、それはゾーンまたはフロー状態をいかに作り出せるかである。特訓や修業はとてもいいきっかけになる。自分を追い込む・期間を区切る・日常性を断ち切る・空間環境を作る・おてほんを見つける・質より量でハードルを下げてみる、こういう方法でゾーンに突入しやすくなる。

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    2011年10月15日
  • 最終指令 ミッション!パッション!ハイテンション!!

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    子供に読んでもらおうと借りたら自分に役立った。
    パッション=受難…そしてメラメラと燃える情熱。
    なるほど、である。

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    2011年10月08日
  • 「頭がいい」とは、文脈力である。

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    タイトル通り、頭がいいとは、文脈力であることを教えてくれる本です。
    特に印象に残ったのは、「社会的に価値をもつことが、本当の頭のよさだと私は思います。」の個所です。社会的に価値をもつことの追及は、個人レベルでの道さがしと同義であると思います。文脈力とは、奥深いものです。

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    2011年10月04日
  • 新聞で学力を伸ばす

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    齊藤孝先生が説く新聞と学力に関する本です。学力云々よりも『地頭』を鍛えるツールとして、そして情報をじっくり思考するために、新聞はあるものだと考えております。

    最近よく齋藤孝先生の本を読んでいるな。自分は。それはさておき僕は一時期株取引をやっていた関係から主要四紙はもちろんのこと、専門紙や業界紙やその他もろもろの新聞を20紙以上一日に読んでいたことがございまして。それでも勝てないものは勝てませんでしたけどね。まぁ、そんなむちゃくちゃなことは現在で流行っておりませんが現在でも日経新聞。スポーツ紙、ブロック紙、地元紙を合わせて4紙は読んでいます。

    この前ここでも紹介したライフネット生命の社長が社

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    2011年10月03日