齋藤孝のレビュー一覧
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ポイントは、文が「上手いか、下手か」にあるのではなく、「人を動かすか、否か」にある。齋藤先生独自の視点で、文章の表現について学べる。
<印象に残っているフレーズ>
「書く」ときの考える力は、2つある。
*新しい認識を得る力 *文脈を繋げる力
論を再構成して、自分で書いてみること。
<能動的知識>、<受動的知識>
前者は活用できるもの、後者はそうでないもの。
大学の講義は、圧倒的に後者ではないかと
読みながら、頭の片隅で思っていました。
他にも「他者の力で自分を広げる」といった言葉がとりわけ印象深い。この本を読んで、「引用」というものがいかに大切であるか、改めて、認識した。特に、一例として -
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Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
『福翁自伝』には、福沢の人生訓や、転機からチャンスをつかんだときのエピソード、いわゆる「生きる指針」が詰まっている。
本書ではその『福翁自伝』をはじめ、彼のいくつかの著書をテキストとして、私たちがいま福沢の生き方から何を学べるかをクリアにしていく。
[ 目次 ]
1 独立の章(精神はカラリとしたもの 喜怒色に顕わさず ほか)
2 修業の章(書生流の議論はしない 大事なのは「意味を解す」こと ほか)
3 出世の章(人生をデザインする まず相場を知る ほか)
4 事業の章(なぜすぐにやらないのか 時節柄がエラかっただけ ほか)
5 処世の章(雑事を厭わず 大切なのは健康とお金 ほか -
Posted by ブクログ
20100610今日もおたふくです。齋藤孝先生の本をネットで見つけたので、早速本屋に直行しました。帯&目次を見た時、この本は買うべきだという、なんとなくの雰囲気に駆られ買いました。これまで、日本史や、ましては論語などとは全く接点が無かったため、読むスピードがあがりませんが、なんとか読み進んでいます。しかし、内容は、非常に勉強になると言うか、考えさせられるキーワードが満載です。まずは、ドックイヤーしてるので、一回読み終わってから、じっくりと考えて見たいと思います。読み終わりました。これまで、論語など全く、近づこうとしてきませんでしたが、生きていく上でのいろいろなタメになるノウハウが凝縮されていて
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Posted by ブクログ
名言だけでなく、簡単ではあるが人物の紹介がされているのがいい。ひとりひとりの量も短すぎず、長すぎず、読みやすい。自分が手本とできそうな生き方を探すのにも役立った。
・散歩の間は自分の頭を自由自在にしておける。1日のうちで、これら孤独と瞑想の時間こそ、気がかりもなく、障害もなく、僕が完全に自分であり、自分に打ち込める時間である。自然が欲した通りの自分であると、僕が真実言いうる時間である(ルソー)
・ファーブルは50歳を過ぎて村はずれに引っ越し、昆虫観察に没頭した。55才で「昆虫記」第1巻を刊行。86才で最終巻を刊行した。
・ダーウィンは、支出を出納帳に、仕事を日誌に記入し、読んだ書籍は自分 -
Posted by ブクログ
ネタバレナポレオンは3時間しか寝ない!
ということくらいしかナポレオンについて知らなかったが
それ以外にも真似すべき点が多く驚いた。
学んだことは以下の3つ。
①仕事を好きになる
好きな仕事を探すのではなく、今やっている仕事を好きになること。
これはどんなことにも当てはまり、好きなことをやっていてもその上達には必ず好きでない退屈なこともかなり多くやらなければいけない。この本曰く、99%は地味なことに力を注がなければならない。それなら、今やっている全てのことを好きだと自分に思い込ませることで、仕事の効率もUPし、疲れを感じないで済む。
ただ、好きだと自分に思い込ませるのが難しいことかと思う。
その