齋藤孝のレビュー一覧
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今の職場、転職して1年目なので先輩に教えていただく機会が多いのですがその先輩の言っていることがまあ分からない(地獄)
私も質問して掘り下げようとするのですが、それも上手く伝わらず自尊心が傷つく日々(修羅)
困り果ててこの本を手に取った次第です
先輩の説明がどうしてわけの分からない説明になっているのか分かったし(ある分野に詳しすぎる人はそれ故に普通の人にとってどこが分からないか分からないため説明するのが難しいらしい)、逆に「この人は話が上手いな」と感じたその理由も分かって感激しました
小学校から大学に至るまで、説明する側だった先生達の工夫も知ることができた
ヨーロッパの文化を学ぶ授業でクラス -
Posted by ブクログ
2002年出版の本書。私の手元にあるのは22刷で2007年に出版されたもの。齋藤孝の著書は柔らかいものが多いが、この頃だからなのか岩波新書だからなのか、本書は気合い入れて書いている。読書に対する、また本に対する熱い思いが伝わってくる。
「読書の効能」や「読書の指南」はいいとして、読書力を養成するために、「文庫100冊、新書50冊」という具体的な目安を提示しているのが良い。また、巻末の本の紹介も良い。齋藤孝は「読書のススメ」を何冊か書いているが、彼の言いたいことは本書で尽くされているのではないか。
本書の出版から20年以上経つが、活字文化は復興しそうにない。この感想を仕事帰りの電車内で書いている -
Posted by ブクログ
日々難しい顔をして仕事をしている上司や、お腹が空くと不機嫌になる父親に勧めてみたい一冊。
知り合いに勧められてオーディブルで聴きました。気持ちが明るくなるような考え方が載っているかな?と期待していたのですが、少し違う印象を受けました。
どうして不機嫌ではいけないのか、不機嫌を解消するにはどうしたらいいのか、といったことがメインで書かれているのですが、その方法が意外でした。
まずは身体をほぐすことや、とりあえず拍手することのような、動きをともなうことが多く書かれていています。これなら難しいことを考えずにすぐ実践できるので、やってみたいと思いました。 -
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Posted by ブクログ
著者の「気づき」の定義は、「周りの状況や出来事に対して、新たな理解や洞察を得て、ハッとすること」である。この気づきは、何かに注意を向けない限り、生まれない。気づきは、多ければ多いほど、仕事で結果を出すことができるし、人生も楽しくなる。本書では、どうすれば「気づきが多い人」になれるかを解説されている。
当事者意識を持つこと、チャレンジすることなどから、気づきを得ることができる。インプットは多ければ多いほうがよい。その他にも、著者のご経験に基づいた気づきを得る考え方や方法、効果などについて解説されている。気づきに対して意識的になる(気づきのスイッチを入れる)ことで、新たな発見があって「充実して -
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本書は、2021年5月に出版された『本当に頭がいい人の思考習慣100』を改題して新書化されたものである。頭がいい人は、得た知識を頭の中で整理し、再構築し、体系化できる。情報の整理力があるから、正しいアウトプットができる。頭がいい人は結果として求められる成果を出すことができると思う。いくつか参考になる点があったので、取り入れていきたいと思う。
・難しい問題は小分けにして考える→小さく分解して段取りを組む
・リフレクションタイム(振り返り)を挟んでインプット→繰り返す
・問題を「より大きな問題の一部」として捉える→木を見て森を見ずにならない
・「具体的かつ本質的」な回答を目指す→求められるテー