齋藤孝のレビュー一覧
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なかなか面白かったです。僕はマルチタスクが苦手なので、複合力や複合行動というと少し抵抗がありました。しかし、途中から「工夫する力(工夫力)」と置き換えて読み進めていくと、とてもスムーズに頭に入ってきました。
今後参考にしていきたい考えは三つあります。
一つは、「より~」という思考のクセを身につけることです。どんなことを取り組むにしてもより良くできないか?という思考は重要かと思います。
二つ目は、「今、なんのためにそれをやっているのか?今、何を工夫してやっているか?」を意識することです。これに答えられるようにすると、今取り組んでいる物事に対しての意識がはっきりする。マインドフルネスにつながるなと -
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十人十色の「孤独論」とあるが、実際に20人近くの知識人、著名人による寄稿の寄せ集めなので、ダイジェストとしての読み応えはあるが、全てが皮層的で浅い。なんだか格言や至言を探し出したり、その言葉の周辺を少しだけ肉付けしたような文章。それでも思考のきっかけを得たり、脳内に連鎖して考えさせられるのだから、読書は面白い。複数人分を読んで、余韻で考えるのが、私自身のオリジナルな「孤独論」というわけだ。
人は、社会的分業をしているために完全な自給自足にはなり得ない。また、直接会話をする相手がいなくても、本や看板など、目に入る日本語は、その集団に帰属している証拠。ゆえに言葉が分からぬ海外での孤独感は一層強ま -
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ネタバレ私自身、この本を通じて、言葉ひとつで相手に与える印象がどれだけ変わるか、そしてそれが如何に大切かを感じました。
特に、言葉を豊かに使いこなすことは、単なる情報の伝達だけでなく、相手に敬意を表したり、感情を細やかに伝えたりする手段となります。
この本に記された数々の表現は、日常生活やビジネスシーンでのコミュニケーションを豊かにし、また対話をより洗練されたものにする手助けをしてくれることでしょう。
ただし、あまりにも堅苦しい言い回しは場面を選ぶ必要があり、日常的なコミュニケーションでは相手が理解しやすい言葉を選ぶことが重要だと再確認しました。
最終的には、この本が私にとっては、言葉の選び方 -
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いい質問とはどんなものかを知ることができたので、今後は闇雲に質問しようとはしなくなるだろう。質問探しは、自分だけが知りたいことではなく、相手が話したいこと、みんなが聞きたいことを軸にやってみようと思う。質問の精度も、具体/抽象 × 本質的/非本質的の地図を使って上げていきたい。
質問がよい対談の例がいくつも紹介されていたが、これに関しては自分にはいきなり実行するのは無理だ…と感じるばかりだった。思考をその場で整理できないと瞬時に対応できないし、結局自分の考えを持っていないと質問への回答に対応できない。
私がコミュニケーションの場において欲しかったのは質問力ではなく、瞬発力と察しの良さだなとい -
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ネタバレラッセルの幸福論のまとめ。
不幸を感じるのは、人間だから。いろいろ考えすぎてしまう。動物の観点から見れば不幸なことはなにもない。
不幸の大きな原因は、退屈であること。
内側から外側へ目を向けること=自分内部ではなく、外を見る。ペシズムは内側を見るから生まれる。
退屈の反対は快楽ではなく、興奮。
濃厚は狩猟に比べて退屈である。農耕社会は、退屈をもたらした。
退屈を受け入れる=退屈に見えても、自分自身が充実を感じること。
無駄な心配をしない。解決につながらない心配は無駄。
自我を肥大させず、広大な宇宙の一部とみなす。
恐怖心と向き合う勇気が必要。
人と比較したらきりがない。英雄を目指すとしたらナ -
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ネタバレ数学大事だよなぁということで購入
正直なところ、自分には響かなかったかも
それだけ自分が数学が苦手なのかな
以下概略
①微分
微分とはある瞬間の変化率(変化の勢い)
微分的な思考で身の回りの変化を捉えてみる
これまでの変化率に惑わされずに今ココの傾きをみて今後を予想
これまでの傾きが続くわけではないので、その時の勢いを見極める
加速度=変化の度合い
F=ma
スタートするときには、エネルギーが必要、ただ加速してしまえば省エネで続けられる
②関数
何かを入力すると、別の何かに変換して出力
あるものを〇〇スタイルに変換する考え方
アップル風とか
スナックのカラオケ✕ボックススタイル=カラオケボ