齋藤孝のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本をゆっくり読むことの利点、ゆっくり読む方法などが書かれていた。でもこの本のメインは、第4章の齋藤さんの本のおすすめコーナーじゃないかなと思う。(ページ数的にもこの章が一番多い)ガチの読書家がおすすめするラインナップは正直言ってつまんなそうと言うか、敷居が高いなと感じるものが多かったけど、いつか興味が出たらチャレンジしてみたい。
本を読んでて、あまりにも面白いと読むのをやめてしまう時があるって前半の章で書かれてて、めっちゃ分かるーーとなった。少しだけ読んで「おもろ!むり!もったいない!」って言って閉じた本がわたしの手元に幾つかある。たくさん読むことを読書の目的にしちゃうと読書の楽しみ方激減しち -
Posted by ブクログ
ネタバレ知的生活を送ることに憧れていたけれど、たまに本を読むくらいしか実践できていなかった。この本を読んで知的生活へのさらなるモチベーションを得た。
私たちの周りは様々な娯楽に溢れていて、YouTubeやSNSなどの受動的に楽しめるものについ意識が移りゆく。今ほとんどの娯楽が簡単に手に入るため、後で思い返しても記憶に残りにくい。本を読むのには想像力を要するので脳に負荷がかかるが、想像力を膨らませながら読んだ本を感想としてアウトプットするのは知的生活の質が上がるのを実感した。本だけではなく、何度もアウトプットしようとしてきた事を次こそ途中でリセットせずに続けようと思った。
最近本物に触れたいという思いを -
Posted by ブクログ
ネタバレあらためて教養の大切さに気づかされた。特に印象的だったのは、最後のまとめ部分で述べられていた「教養の面白さや大切さに気づくと、世界がとても楽しく、明るく見え、時間が足りないと感じるほど人生が充実する」という言葉だ。この一節を読み、自分の中にも強く共感と感動が生まれた。
本書で紹介されている分野の中でも、私は音楽・哲学・文学・芸術については知識が浅く、これまで深く触れてこなかった。しかし、その中でも特に文学と哲学には以前から興味があり、この本をきっかけにまずは本を読むところから始め、それぞれの魅力を少しずつ感じられるようになりたいと思った。
教養は、すぐに成果が見えるものではないかもしれない