あらすじ
■すべての情報は3色に分かれる!
読解力の向上を図り、さらにはコミュニケーション力を鍛える実践的読書法として、
かつて一世を風靡したのが、ベストセラー作家・齋藤孝による「3色ボールペン方式」だ。
赤・青・緑の3色方式は、からだに身につける「技」であり、技は脳を真に鍛える。
本書はそれを「情報活用術」として昇華させたものである。
■【3色ボールペン方式の効用】
◎会議資料などのテキストを瞬時に咀嚼して理解できるようになる
◎あらゆる情報ソースからアイディアを引き出して活用することができる
◎主観と客観を明確にコントロールできるようになる
◎感覚や発想が鋭敏になる
◎メモを取る力が劇的に向上する
など
■本書で提唱する3色方式情報術は、きわめてシンプルだ。
情報を読むとき、あるいはメモなどに書き留めるときに、
3色の色分けをする。その3つの色とは、赤・青・緑である。
赤―客観的に見て、最も重要な箇所
青―客観的に見て、まあ重要な箇所
緑―主観的に見て、自分がおもしろいと感じたり、興味を抱いたりした箇所
「3色ボールペンメソッド」を身につけると、最終的には3色ボールペンがなくても、
あらゆる情報を瞬時に峻別できるようになる。
IT(情報技術)・AI(人工知能)が発達する情報化社会において、これほど強力な思考の武器はほかにない。
※本書は2003年6月に角川書店(現・KADOKAWA)から刊行された
『三色ボールペン情報活用術』を改題・加筆および再編集したものです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
赤 特に重要
青 まあ重要
緑 面白い
このアンテナを張って全ての事象を色分けしたら、ぐっと解像度も理解力も上がりそう。
読み始めてから早速実践している。
Posted by ブクログ
3色ボールペンを使うことで頭の切り替えのトレーニングになることは勿論のこと、ただ読むだけの読書ではない、再びレベルアップ出来る読書の技化を知ることが出来た一冊。
今までに齋藤先生の本を読む中でも3色ボールペンの使い方に触れた本を読んで来たが、今回この本を読んでより深みのある3色ボールペンの活用術を知ることが出来た。
今後から自分のものとしていけるように日々の読書の中に組み込んでいきたい。
Posted by ブクログ
読んですぐに3色ボールペンで仕事の反省ノートを作りました。改善点が明確にわかり、このあとどう行動すれば精度の高い仕事が出来るか、実際に行動にうつしやすくなりました。
私の周囲の仕事が出来る人は、頭の中の情報が整理されていて、改善策もしっかりもっている。かつ、それを上手に相手に伝えられる印象です。情報を仕分けることを癖づけることで、その人たちに近づくことができるかも、と思わせてくれた一冊でした。
Posted by ブクログ
多機能ボールペンを日々愛用してるのだけど、どうしても青の使用に偏り、緑の使用頻度がほぼなくなってしまう。もっと多機能ボールペンを活用できないかと思い手に取った本。
客観的に重要な事柄を赤と青で、主観的に重要な事柄を緑でマークしていく方法を基本に、本や資料を読むときのマーキングからスケジュールの記載にまで応用する。すべてが著者と同じ考えてはない(本は読み返したら気になるところは変わってると自分は思うなど)が情報整理として有用に思う。
実践をイメージしてみると自分は緑の使い方に戸惑う。主観と重要度の低い客観との区別を曖昧にしてるのだろう。メリハリをつけながら情報を読むことを少し実践してみたい。
Posted by ブクログ
齋藤孝さんの文章って読みやすいと改めて。単なる技術を伝えているわけではなく、情報との向き合い方、みたいなことを教わった。感性も鍛え、アイディアを生み出せるように、今目の前の文章を、3色ボールペンを使って読んでいきたい。
Posted by ブクログ
本は購入する派だけど直接書き込むのは嫌だな…。
資料とかには積極的に書き込んでいきたい。
頭の中を整理するにはもってこいの方法だと思う。
早速ボールペンを探しにいこう。
Posted by ブクログ
以前、読んだ時は、まだアナログが主流だった。今回はデジタルが浸透した中で3色ボールペンの使い方を紹介している。
とても良いと思いつつ、本に直接書き込む事は抵抗があるので実際にできて