齋藤孝のレビュー一覧
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西郷隆盛が座右の書とし、幕末維新の志士たちもみなこれに学んだという佐藤一斎の『言志四録(げんししろく)』の解説書です。
少にして学べば、則ち壮にして為すこと有り。
壮にして学べば、則ち老いて衰えず。
老いて学べば、則ち死して朽ちず。(晩・60)
って聞いたことありますよね。
それに対して、
少年の時学んでおけば、壮年になってそれが役に立ち、何事か為すことができる。壮年の時学んでおけば、老年になっても気力の衰えることがない。老年になっても学んでいれば、見識も高くなり、より多く社会に貢献できるから死んでもその名の朽ちることはない。
と、現代語解説を載せ、さらに、齋藤 孝 -
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大学生の知的レベルの低下が叫ばれて久しい。しかしそれよりも日本人の知的レベルが落ちいているのではないかと著者は言う。特に強調するのが、読書量の低下である。自分もそれほど大学時代に本を読んだ方ではない。しかし、明らかにそれとは比較にならないくらいまわりの人は本を読んでいない。
さらに思考能力のレベルの低下も著しいように思う。そもそも議論・討論・対論の方法さえ未熟である。論理力が弱いことも感じる。
今の日本の学校教育に必要なのは書く力と技術、議論する力と技術、読書力である。これらは教える方にも技量が求められるが、皮肉なことにこれらの能力を一番持っていないのが日本の教師である。書く力がないから書 -
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ゲーテの言葉は孔子の言葉と重なることが多い。
「人間が自分に与えることのできる最も驚くべき教養は、他の人たちは自分のことなど求めてはいないということである」
これは「人の己れを知らざるを患えず、人を知らざるを患えよ」と重なる。
他人が自分のことを全く求めない、気にしないということは所属欲求、名誉欲求が充足されないという欲求不満につながる。反面、人は他人の目を気にしないでもいいことも意味する。だから自分の思うがままに生きていい。世の中にあなたを必要とする場所も役割も存在することはない。陳腐な言い方をすれば「あなたがいなくても地球はまわる」。
あなたは地球にとって、宇宙にとっても無価値な -
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単に本を読むのではなく、3色のボールペンで、著者のメッセージの読み取りや客観性と、自分にとっての主観的な部分を明確にし、買った本を自分(オリジナル)の本に変え、血肉に変える方法論。
青と赤で客観的に、
青はそこを読めばある程度の内容が分かるところ。
赤はその本のテーマに即した、重要なところ。
緑は主観的にひく。
自分が面白い!と思ったり、関心があるところに引く。
本には練習問題のようなものや、参考例があり、自分の今のレベルが明らかになる。
これが習慣になれば、読書だけでなく、感覚的に人との会話や、テレビの内容なども分類出来るようになると思われる。
この習慣をいかして、インプット力が上 -
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1分間アウトプット勉強法
1分間は限られているように思う時間ですが、
CMやラジオ番組を観てもわかるように十分な時間です。
十分な時間とするには、
ポイントを抑える。言いたい所(エッセンス)だけを取り出す。
それには、単純にダラダラと
インプットした情報を取り出すのではなく、
昔の「素読」のように
常にアウトプットを強力に意識し、集中すること。
そして、ものごとに対して
自分なりの視点を入れて獲得(インプット)し、
自分が何を「おもしろい」と感じているかを相手に伝えること。
そうすることで限られた時間を有効活用することができる。
これは、勉強に限らず全てにおいて活かせる1分間活用術です。