齋藤孝のレビュー一覧

  • 人はなぜ学ばなければならないのか あなたが「学ぶ」ことの意義を語ろう

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    学生が本を読まなくなってきているという。大学生でも一ヶ月に一冊も読まない率が高いらしい。最も果たして大学のレベルか?と疑問に付したくなる大学も多いが、それでも上位の大学でも似た状態は起きているのだろう。
     もちろん学ぶことは学生時代だけでなく一生の話である。大学生くらいの年齢なら本を全く読まないこともことによれば肯定的に是認できる状況もあるかもしれない。しかし、社会人になってから一ヶ月に一冊も読まないというのはあきらかに愚かである。おそらく知的怠惰というレベルを通り越して、何らかの精神疾患があると言わざるを得ない。

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    2012年04月29日
  • 三色ボールペンで読む日本語

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    単に本を読むのではなく、3色のボールペンで、著者のメッセージの読み取りや客観性と、自分にとっての主観的な部分を明確にし、買った本を自分(オリジナル)の本に変え、血肉に変える方法論。

    青と赤で客観的に、
    青はそこを読めばある程度の内容が分かるところ。
    赤はその本のテーマに即した、重要なところ。

    緑は主観的にひく。
    自分が面白い!と思ったり、関心があるところに引く。

    本には練習問題のようなものや、参考例があり、自分の今のレベルが明らかになる。

    これが習慣になれば、読書だけでなく、感覚的に人との会話や、テレビの内容なども分類出来るようになると思われる。

    この習慣をいかして、インプット力が上

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    2012年04月18日
  • 必ず覚える! 1分間アウトプット勉強法

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    1分間アウトプット勉強法
    1分間は限られているように思う時間ですが、
    CMやラジオ番組を観てもわかるように十分な時間です。

    十分な時間とするには、
    ポイントを抑える。言いたい所(エッセンス)だけを取り出す。
    それには、単純にダラダラと
    インプットした情報を取り出すのではなく、
    昔の「素読」のように
    常にアウトプットを強力に意識し、集中すること。
    そして、ものごとに対して
    自分なりの視点を入れて獲得(インプット)し、
    自分が何を「おもしろい」と感じているかを相手に伝えること。

    そうすることで限られた時間を有効活用することができる。
    これは、勉強に限らず全てにおいて活かせる1分間活用術です。

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    2012年04月18日
  • NHK「100分de名著」ブックス 福沢諭吉 学問のすゝめ

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    福沢諭吉とはどんな人物で、どういう考えを持っていたかがよくわかるものだった。福沢諭吉という人物の持つ面白さに目覚めさせられました。

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    2012年04月15日
  • コミュニケーション力

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    以下のコミュニケーションに関する定義を読んだだけでも価値のある一冊であった.
    「コミュニケーションとは、意味や感情をやり取りする行為である」、「情報を伝達するだけではなく、感情を伝え合い分かち合うこともまたコミュニケーションの重要な役割である」、「情報のやり取りだけではなく、感情的にも共感できる部分を増やし、少々の行き違いがあってもそれを修復出来るだけの信頼関係をコミュニケーションによって築いておくべき」

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    2012年04月10日
  • 日本人の心はなぜ強かったのか 精神バランス論

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    江戸・明治の頃の日本人像から、日本人は本来 強い心を持つ民族と解説。そして現代で強い心を持つ方法を紹介。人は「身体」「心」「精神」のバランスで生きているという論に目から鱗。現代の日本人は「心」だけが肥大して、生き方が迷妄している。良書。

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    2012年03月31日
  • 最強の人生時間術

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    付箋がたくさんついたのはやはり「効率的時間術」のところ。自分の時間が大切なのはもちろん、人の時間をうっかり“泥棒”しないように。
    もうひとつは「手帳」の活用。手帳にその日の出来事や感動も書きとめ、一日の「プラス」「マイナス」を清算してちょっとだけ「プラス」で終わらせる。そうすると「ちょっとだけプラス」が積み重ねられた人生の記録が残る、とのこと。イイネ!

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    2012年03月29日
  • 座右の諭吉~才能より決断~

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    本来、学習はテキストを仲立ちにした自己形成だ。
    授業の中核はテキスト選びにある。


    その通りだと思った。
    本当にいい本を与えたら生徒は勝手にそこから学んでくれる。大切なのは、いい本と出会うきっかけを提供することだ。

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    2012年03月26日
  • 齋藤孝のざっくり!世界史――歴史を突き動かす「5つのパワー」とは

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    ネタバレ

    知人に薦められ、借りる予定をしていたが、その知人が渡英し1年間帰ってこないというので、我慢できずに購入した本(笑)

    レビューに入る前に。
    2008年に発売された本なので、まだアップルがマイクロソフトに完全に負かされたと表現されている部分があり、現代における変化のはやさを感じた。だって、いまはアップルという巨大モンスターが人々の潜在的ニーズを探り当て、見事に大成功しているじゃないですか!たった4、5年前とこんなにも情勢が変わっていくのは、グローバリズムの象徴か。つまり、これと同じ原理でいけば、4、5年後の世界がどうなっていくかは、わからんということですな。

    では、蛇足から入ってしまいましたが

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    2012年03月18日
  • 最強の人生時間術

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    今まで、基本的には時間をいかに効率的に使い、忙しくすることが美徳だと考えてきました。でも、自分の今の年齢のことを考えると、ただそれだけではなく、これからの人生をいかに充実させていくか、ということも考えながら、時間を過ごしていけない・・・と考えさせられました。

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    2012年03月13日
  • ストレス知らずの対話術 マッピング・コミュニケーション入門

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    マッピング。赤青緑のボールペン。直角二等辺三角形。自分はこういう性格の人間だと説明するより、自分はこの映画が非常に好きなんだ、この本に感動する人間なんだと言うほうがはるかに自己アピールになる。会話での引用。あこがれにあこがれる。

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    2012年03月08日
  • 齋藤孝のざっくり!世界史――歴史を突き動かす「5つのパワー」とは

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    学生時代にさぼったので、世界史、日本史にうとい自分。タイトルに惹かれて購入。本のタイトル通り5つの「パワー」を軸に説明されており、非常におもしろかったです。少しお利口になりました。

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    2012年03月07日
  • 勝ちにいく身体

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    ネタバレ

    教育についてプロゴルファーの坂田氏と学校教育の専門家である齋藤 孝の両者が、身体感覚という目線を通してアプローチしていく対談本。
    両者とも子供への教育を、内容は大きく異なるが塾という形で教えているので、その道のプロであり、そのためにこの対談においてなされる教育論は見事。
    メインテーマに、型というものを通して立ちれる場所を作ることによる効用というものがあり、僕にとってこの事は非常に盲点でありとても納得のいくような まさに目から鱗の内容であった。しかもそれに身体意識的な理由付けというものがなされているために本当に深いところで腑に落ちる感覚を味わえる。教育について悩む人にはまさにオススメの一冊。

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    2012年03月05日
  • 現代語訳 福翁自伝

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    「学問のすすめ」に続けて、「福翁自伝」も読んでみた。すべてを見習うことは難しいにしても、自分にもできそうな考え方・心がけは真似してみたい。そう思わせるくらい、人間・福澤諭吉という人は、現代においてもなお、魅力溢れる人物だと思った。

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    2013年10月10日
  • 齋藤孝のざっくり!世界史――歴史を突き動かす「5つのパワー」とは

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    著者の主観がかなり入っている。

    世界史を勉強しなかったんで、独自の見解ではあるが、ざっくり理解するにはいい。

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    2012年02月25日
  • 一瞬で伝える「わかりやすさ」の技術

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    ”資料の「見せどころ」を手書きで示す”アナログが逆に効果的になるんだなあと感心。翌日の資料でやってみようと思ったが、あまりにインパクトありすぎて、ついついデジタル化してしまった(笑)

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    2012年02月11日
  • 最強の人生時間術

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    人生における時間の使い方のポイントを学ぶために読んだ本です。

    この本で学んだことは、

    ・生活全体を見渡し、一分一秒を争ってやる場面と、緩やかに過ごす場面を区切ることが必要である。効率をずっと考えると疲れるため、メリハリをつける。

    ・一日30分程度歩くという時間はなかなか生み出せないしムダなようだが、人生最大の利益である生きている時間を延ばしていることと心得る。

    ・手帳は今年と去年のものを二冊セットで持ち歩く。前年のものを見ることで見通しがたち、やるべきことを前もって予測できる。

    という点です。

    そして、この本で学んだことを生かすため、

    ・手帳は今年、去年のものを持ち歩くき、去年の

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    2012年02月10日
  • 人はなぜ学ばなければならないのか あなたが「学ぶ」ことの意義を語ろう

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    わかりやすい言葉でなぜ「学び」が必要であるかを齋藤流に解析した本。
    文字が大きいし、難しいことは全然書かれていないので、学生さんでも読みやすいと思う。
    学びによって自分自身を知り、そして他者を知ることが学ぶことの大きな成果でありプロセスらしい。
    1人でただ黙々と本を読むだけじゃダメなんだな…。
    難しくない分、今の自分をより深めるにはどうしたらいいか…ということを考えられる1冊だと思います。
    内容は少ないかもだけどね(笑)

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    2012年02月06日
  • なぜ日本人は学ばなくなったのか

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    旧制高校に憧れた著者は現代のアニメとロックに明け暮れ、「教養」を軽視する若者を「バカ」と切り捨てる。
    しかし、その奥底には日本を思い、若者に学ぶ喜びを知って欲しいという、熱い想いを感じ取ることができる。
    あとがきの中にとても共感する言葉があった。
    「占いや他人からのはげましだけに頼って、心の天気の心配ばかりしていても、本当の晴れは来ない。心の晴れは、技がもたらす。」
    「空気は読むものでなく、つくるものだ」
    「自分を支えてくれる『技』を磨き、その技で他の人を幸福にすることを生きがいとしてくれたまえ」
    日々、大学教員として、学生を鍛え、直接向き合えない人のために本を書き続ける著者の言葉だから、心に

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    2012年02月03日
  • 必ず覚える! 1分間アウトプット勉強法

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    勉強した事柄を、その場の文脈に合わせてアレンジして的確に話す」という実践が頭脳を鍛える。練習のための練習では、意味がない。本番こそが必要な力を鍛えてくれる。重要なのはそれぞれの知識に“見せ場”をつくらせること。

    一分間アウトプットをワザ化することによって、「勉強=実践」という強力回路を身につける。

    2012.01.27 斜め読み

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    2012年01月27日