齋藤孝のレビュー一覧
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1分という一見短いような時間を軸としたコミュニケーション全般について述べた本。
具体的には、ものごとの知識を伝えることや、プレゼンテーション、またビジネス上での叱る、褒める、教える、といったことについて、1分で伝えるということ、またそのノウハウを語っている。
著者いわく、時間とは人々の共有の資源であり、必要以上の浪費は相手にとっても自分にとっても不利益である。また、なぜ1分かというと、1分という時間は、考えを伝えるのに十分な長さがあり、また、長さがなんとなくの感覚で把握しやすいためである。
個人的には、知識の伝え方である「川のフォーマット」が面白かった。これは、知識の習得を川を渡ることに、習得 -
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ゲーテやゴッホ、夏目漱石の様な歴史上の人物から漫画のセリフまで、心に響く名言を70集めた本。
全ての言葉に響くものがあるが、特に映画「アメリ」の「人間には人生を失敗する権利がある」と言うセリフを説明する中で、著者が「義務ではなく権利。発想の転換で行動する勇気が出てくる」と言う個所が今の自分には一番響いた。
その他、自分が気に入った名言
・悔しくて苦しくて頑張ってもどうしようもない時も君を思い出すよ。
10,000回ダメでへとへとになっても、10,001回目は何か変わるかもしれない
(Dreams Come True 何度でもより)
→量か積み重なればあるところで「量質転化」が起き -
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細分化アウトプット
難しい問題も細分化して見出しをつけることで吸収度が高まる。そしてそれを1分程度でアウトプットすることで効率が高まる。
アウトプットの重要性は、自分なりに実践し手いるつもりでいるが、細分化はまた新しい考え方であった。
時間を区切ってアウトプット
時間を細かく区切って読む→メモ作成→アウトプットを実施することを何度も繰り返す。まとめる力をつけ、アウトプットもすることで吸収力が高められそうである。しかし、実際にやってみると難しく、時間がうまく使えないことに気づいた。
ストーリー性と感情移入
要素を三つ程度に絞り込んでおもしろい話を作る。これはすべての教科にあてはまるものでは -
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ネタバレ・どんな仕事も、取り掛かるときが一番面倒。喫茶店の良いところは「ちょっとだらけた公共性」。家のソファのようにゴロゴロすることもなく、かといってコーヒーなどの飲み物もあってリラックスもできる。
→家でゴロゴロしないためだけでも、喫茶店に来る価値がある。
・喫茶店でインターネット検索を避ける。インターネットの検索は「確かな情報を確保できない」「検索やネットサーフィンで時間が消費される」。「水平思考を促す」ネットサーフィンを頼りすぎるとコピペをするだけでレポートが書けてしまう。思考が深まらない。
→水平思考の部分に共感した。気づいたら検索して答えを探してコピーして解決している自分がいる。
☆喫茶